赤ちゃんの離乳食の情報まとめ 離乳食の基礎知識からお役立ちアイテム、いつからどの食材を食べさせていいのかを紹介!
目次
月齢別、赤ちゃんの離乳食の進め方 各食材を生後何ヶ月から食べさせてもいい?
離乳食は生後5ヶ月~1歳半頃までの期間で進めていきます。離乳食は初期・中期・後期・完了期の4つの段階に分けられていますが、もっと細かく見ていくと離乳食開始から1ヶ月ごとを目安に離乳食も徐々にステップアップしていきます。月齢ごとに離乳食のスケジュールやレシピ、食べる量の目安などを関連記事で紹介しています。
離乳食で食べられる食材は? いつから食べられる?
赤ちゃんの月齢によって食べられない食材もあるので、離乳食を進める際は使う食材に注意しましょう。離乳初期・中期・後期・完了期で食べられる食材をまとめました。
離乳食初期から食べられる食材
種類 | 食材 |
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炭水化物 | 米(10倍がゆ)、食パン、うどん、そうめん |
タンパク質 | かれい、ひらめ、たら、しらす |
野菜・いも類 | 大根、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、なす、トマト、とうもろこし、きゅうり、キャベツ、じゃがいも、さつまいも、ほうれん草 |
果物 | バナナ、いちご、りんご、もも、みかん、スイカ、メロン、なし |
卵・乳製品 | かたゆでした卵黄 |
離乳初期から食べられる野菜はたくさんあります。ほうれん草は茎の部分は使わず、歯の部分を使うようにしましょう。離乳初期に卵黄を赤ちゃんに食べさせる際は、20分以上ゆでてしっかりと熱が通った卵の卵黄を、ほんの少量だけあげるようにしてください。
離乳食中期から食べられる食材
種類 | 食材 |
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炭水化物 | 米(5~7倍がゆ)、コーンフレーク |
タンパク質 | 鮭、まぐろ(赤身)、ツナ缶、レバー、鶏肉 |
野菜・いも類 | ピーマン、もやし、里芋、いんげん、きのこ |
果物 | ぶどう |
卵・乳製品 | 卵(卵黄1〜全卵1/3)、ヨーグルト、チーズ |
海藻 | 焼きのり、ひじき |
離乳中期からヨーグルトが食べられるようになります。ヨーグルトは乳製品なので、アレルギーが出ないか注意しましょう。チーズは、「リコッタチーズ」「カッテージチーズ」「粉チーズ(パルメザンチーズ)」が離乳中期から使えます。野菜や鶏肉など、赤ちゃんが飲み込みにくそうであれば、片栗粉でとろみをつけてあげましょう。
離乳食後期から食べられる食材
種類 | 食材 |
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炭水化物 | 米(5倍がゆ~軟飯) |
タンパク質 | あじ、いわし、さんま、豚肉・牛肉(赤身) |
野菜・いも類 | ねぎ、にら、山芋 |
卵・乳製品 | 卵(全卵1/2) |
海藻 | わかめ |
離乳食後期から豚肉や牛肉の赤みが食べられるようになります。歯が生えていない赤ちゃんは噛み切ることができないので、細かく切って食べさせてあげましょう。噛み切りにくい貝類やお刺身などの生魚は消化に悪いので、あげないように注意してください。山芋も離乳後期からあげることができますが、口のまわりがかゆくなったりアレルギー反応がでることがあります。
離乳食完了期から食べられる食材
種類 | 食材 |
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炭水化物 | 米(軟飯〜ご飯) |
タンパク質 | ハム、ウインナー、エビ、カニ、あさり、しじみ |
卵・乳製品 | 卵(全卵1/2〜2/3) |
離乳完了期は、ハムやウインナーなど加工食品をあげても構いませんが、無添加、無塩せきのものを選びましょう。エビやカニは甲殻アレルギーを持っている赤ちゃんは、反応してしまうので注意が必要です。