【管理栄養士監修】生後11ヶ月は離乳後期! 赤ちゃんの離乳食のスケジュールや進め方のポイントは?

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管理栄養士 土谷千絵

管理栄養士 土谷千絵

管理栄養士 離乳食アドバイザー。乳アレルギーの我が子がきっかけで食選力を伝授中。子育て経験を活かしながら出張作り置きサービス「シェアダイン」にて離乳食つくりおきプランでママたちのサポートをしている。土谷シェフに出張作り置きを依頼したい方はこちら

生後11ヶ月の赤ちゃん向けの離乳食の注意点は? 調理と栄養面に注意!

離乳食のポイントは? 生後11ヶ月は調理と栄養面に注意!
生後11ヶ月は離乳後期の後半なので、生後12ヶ月以降の完了期(パクパク期)に切り替える準備を少しずつ始めましょう。食材をカットした時の大きさや味付け、栄養面など、赤ちゃんの食べる様子を見ながら離乳食を進めていくのがポイントです。

生後11ヶ月の赤ちゃんの成長と育児のポイント! 身長や体重は? 離乳食の回数と量は?
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生後11ヶ月の離乳食の注意点1:鉄分不足に気をつける

生後11ヶ月の離乳食の注意点1:鉄分不足に気をつける
離乳後期は鉄分不足になりやすいため、注意が必要です。

母乳のみで栄養補給している赤ちゃんは特に鉄分不足になりやすいです。離乳食が始まると同時に母乳の分泌量が少なくなるママは珍しくありません。粉ミルクなどで栄養補給したくても、完全母乳で育った赤ちゃんは哺乳瓶を受け付けないケースが多いのです。

鉄分不足は脳の細胞機能の低下を招き、精神運動発達の遅れに影響する可能性があるため、離乳後期はレバーや赤みの肉魚を積極的に取り入れましょう

鶏レバーは比較的臭みが少なく扱いやすいのでおすすめです。また、おやつにプルーンを取り入れたり、青のりや鮭フレークを混ぜたおにぎりなども手軽に補給できます。

乳幼児における鉄欠乏性貧血の有病率

生後11ヶ月の離乳食の注意点2:赤ちゃんが離乳食を丸飲みしないポイント

丸飲みしないポイント
生後11ヶ月になると、離乳食を手づかみで食べる機会が増えるため、赤ちゃんが丸飲みしない調理方法にしましょう。食材は固すぎず、柔らかすぎず、適度に噛んで食べられる調理方法がいいですね。

目安の硬さは指で軽く押して潰れるくらいのバナナの硬さです。食材が細かすぎると噛む練習にならないので、大きさも7㎜角くらいを目安にしてみましょう

赤ちゃんに「もぐもぐするんだよ!」とママが口をしっかりもぐもぐして見せることも、丸飲みを防ぐ方法です。赤ちゃんの成長に合わせて食材のサイズを大きめにカットした時など、初めての形態を食べさせる場合は、パパママが不安に感じることもあるでしょうか。離乳食をあげる時は赤ちゃんから目を離さず、飲み込めるまで見守るようにしましょう

【管理栄養士監修】離乳後期(カミカミ期)の進め方! 栄養バランスの良い離乳食メニューを心がけよう!
【管理栄養士監修】離乳後期(カミカミ期)の進め方! 栄養バランスの良い離乳食メニューを心がけよう!
離乳後期はカミカミ期とも呼ばれ、食材を歯茎で噛んで食べたり、手づかみ食べを練習する時期です。離乳中期から離乳後期にステップアップすると、離乳食のメニューはどのように変わるのでしょうか。離乳後期の進め方のポイントや、離乳後期から食べられる食材などをご紹介します。

生後11ヶ月の離乳食の注意点3:味付けは薄味を目安に調理

味付けは薄味を目安に調理
離乳後期の後半になると食べられる食材が増えるため、大人の料理から取り分ける調理スタイルが便利です。取り分け離乳食の場合は「薄い味付け」を意識して調理しましょう。

例えば、大人の料理の味付けする前に一旦具材を取り出し、用途に合わせて具材を切り分け、ストックしておいただし汁や野菜を煮込んだだけのスープ等で少し煮込めば完成です。少量調理をする場合は小鍋を使うと便利ですよ。

天然のだしで取っただし汁や野菜を煮ただけのスープは冷凍ストックしておくと便利です。お湯だけとは違った旨味も加わり美味しく仕上がります。

生後11ヶ月の赤ちゃんの離乳食スケジュールは?

時間 離乳食(授乳)
6:00 授乳(1回目)
10:00 離乳食(1回目)+授乳(2回目)
14:00 離乳食(2回目)+授乳(3回目)
18:00 離乳食(3回目)+授乳(4回目)
就寝前 授乳(5回目)

上表は、1日のスケジュールを比較表へまとめたものです。離乳後期の離乳食は「1日3回」の3回食が基本です。授乳は1日2回で、離乳食を十分に食べられていない場合は離乳食後も授乳をして栄養を補いましょう。

生後11ヶ月の赤ちゃんの授乳やミルクの量

生後11ヶ月の授乳やミルクの量
授乳が母乳だけなら、赤ちゃんが飲みたいだけ与えても問題ありません。ミルクやフォローアップミルクの場合は「1日2回+離乳食後に3回」が目安です。生後11ヶ月の赤ちゃんといっても、離乳食を毎回完食するとは限りません。離乳食を嫌がる時は、母乳やミルク、フォローアップミルクで足りない分を補ってあげましょう。

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生後11ヶ月の赤ちゃん向けの離乳食の量と食品の固さはどれくらい?

生後11ヶ月の離乳食の量と食品の固さはどれくらい?
離乳食作りをしていると「量はどれくらいまでOK?」「固すぎるかな?」といくつも疑問が出てきます。生後11ヶ月の離乳食の量や食品の固さは、どれくらいを目安に与えるといいのでしょうか。

生後11ヶ月の離乳食の大きさと固さ

食材 固さ 大きさ
おかゆ 5倍がゆ
※後半は軟飯へ
ご飯粒が5割残る程度
野菜 バナナぐらい
※歯茎で潰せる
5~8mm
潰すとほぐれるくらい 缶詰のシーチキンくらい※ポロポロ
しっかり茹でる 魚と同じくらい
豆腐 もめん豆腐より絹豆腐 7mm

上表は、この時期の離乳食の量や食品の固さを上表へまとめたものです。離乳食後半の後期の生後11ヶ月は、様子を見ながらおかゆから軟飯に変え、生後12ヶ月あたりから始まる離乳完了期に近づけるのがポイントです

赤ちゃんの1日の離乳食の目安量

食材 目安量
おかゆ 90g
※軟飯は80g
野菜 30~40g
15g
15g
豆腐 45g
2分の1
乳製品 80g

離乳後期の前半より少しずつ量を増やすのがポイントです。ただし、赤ちゃんによって食事量の違いや食べムラがあるので、食べ切れる量の離乳食を作りましょう。

次のページでは生後11ヶ月の赤ちゃんにおすすめの離乳食レシピをご紹介します。

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