完全粉ミルク育児のメリット・デメリットを紹介!

完全粉ミルク育児とは?

完全粉ミルク育児とは?
離乳食が始まるまでの赤ちゃんは、母乳もしくはミルクを飲んで大きくなります。母乳のみで育てる場合は「完全母乳育児(完母)」、ミルクのみで育てる場合は「完全ミルク育児(完ミ)」、母乳とミルクを組み合わせて育てる場合は「混合育児」と呼びます。体質的に母乳の分泌が少ないママや持病があり薬を飲まなければいけないママ、早めに仕事復帰を考えているママなど体質や家庭環境に合わせて完全ミルク育児を選択するママも多くいます。

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授乳中のママたちから聞いた「赤ちゃんの授乳あるある」を集めてみました。「赤ちゃんがおっぱいを手で押してくる」など共感できるエピソードを紹介しています。ママに人気の「お悩みあるある」や「育児あるある漫画」も紹介していますので、息抜きにどうぞ!
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完全母乳育児、混合育児、完全ミルク育児をしている人はどれくらいいる?

完全母乳育児、混合育児、完全ミルク育児をしている人はどれくらいいる?
新生児~生後3ヶ月の赤ちゃんがいるママは「完全母乳育児」「完全ミルク育児」「混合育児」のどれを選択しているのでしょうか?授乳・離乳の支援ガイドに1985年、1995年、2005年、2015年の4回に渡って赤ちゃんの栄養方法について調査したデータが掲載されているので、ご紹介します。

生後1ヶ月の赤ちゃんへの栄養方法調査(1985年、1995年、2005年、2015年)

回答項目 1985年 1995年 2005年 2015年
母乳育児 49.5% 46.2% 42.4% 51.3%
混合育児 41.4% 45.9% 52.5% 45.2%
完全ミルク育児 9.1% 7.9% 5% 3%

生後3ヶ月の赤ちゃんへの栄養方法調査(1985年、1995年、2005年、2015年)

回答項目 1985年 1995年 2005年 2015年
母乳育児 39.6% 38.1% 38% 54.7%
混合育児 32% 34.8% 41% 35.1%
完全ミルク育児 28.5% 27.1% 21% 10.2%

4回の調査結果を見ると、2015年が生後1ヶ月、生後3ヶ月ともに母乳育児の割合がもっとも高くなっています。昔は母乳より粉ミルクの方が栄養があると言われていたようですが、現在では考え方も変化し、母乳育児を選択するママが増えているようですね。生後3ヶ月の栄養方法を見てみると、1985年、1995年では約28%前後の赤ちゃんは完全ミルク育児で育てられたという結果になっています。この世代は、現在20代半ば~30代半ばになっていますが、粉ミルクで育ったから健康状態に問題があるとは聞いたことがありません。

どのくらいのママが完全母乳育児で赤ちゃんを育てている? 粉ミルクでの育児にデメリットはあるの?
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赤ちゃんは母乳で育てた方がいいというのはどのママも聞いたことがあるでしょう。では、どのくらいのママが実際に母乳育児をしているのでしょうか? 母乳に粉ミルクを混ぜて赤ちゃんに飲ませたり、ミルクで育児をするのはダメなのでしょうか? いろいろな事情を持つママのために母乳育児、混合育児、ミルク育児について調べてみました。
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母乳が出なくて子供に十分に飲ませてあげられない。そんな悩みで辛い思いをしていませんか。母乳の量はコントロールできるものではなく、出る・出ないはママのせいではないのです。助産師の池田なおみ先生に原因や対処法について聞きました。
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赤ちゃんの授乳に母乳とミルクを併用する混合育児(混合栄養)は、母乳とミルクのいいとこ取りができる方法といえますね。実際はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 授乳の量とタイミングについても解説します。

完全粉ミルク育児でママが不安に思うことを解説! 母乳神話はウソ? ホント?

完全粉ミルク育児でママが不安に思うことを解説! 母乳神話はウソ? ホント?
これから完全粉ミルク育児や混合育児を選択しようとしているママにとって大きなハードルとなるのが「赤ちゃんにとって、母乳が最善の栄養である」「母乳で育てないと子供に悪影響がある」といった「母乳神話」ではないでしょうか? この母乳神話は本当なのか調べてみました! ぜひ参考にしてみてくださいね。

完全粉ミルク育児は栄養不足、免疫力不足になる?

完全粉ミルク育児は栄養不足、免疫力不足になる?
母乳には赤ちゃんの免疫を高める効果のある「ラクトフェリン」が含まれており、古くから「母乳を飲んでいる赤ちゃんは免疫力が高い」とされてきました。しかし今は研究が進み、粉ミルクには母乳とほとんど変わらない成分が含まれるようになっています。さらに赤ちゃんはママのお腹の中にいるときからもらっている免疫成分もあります。

まれに「生後6ヶ月頃まではママからもらった免疫力があるから安心」ということを「生後6ヶ月まで母乳を飲まないと免疫力が低くなってしまう」と間違って解釈している人もいますが、母乳か粉ミルクかで赤ちゃんの免疫力が大幅に異なることはありません。ただし通常産後3日~5日間分泌される「初乳」はそれ以降に分泌される成乳よりも高い免疫物質が含まれており、赤ちゃんの免疫力を高める効果があります。初乳はたった数滴でも効果があるものなので、「赤ちゃんにあまり初乳を飲ませられなかった」というママも安心してくださいね。

【助産師監修】ママの初乳はいつからいつまで出るの? 成分や量、利点、カロリーなど詳しくご紹介
【助産師監修】ママの初乳はいつからいつまで出るの? 成分や量、利点、カロリーなど詳しくご紹介
出産後に初めて出る母乳は初乳と呼ばれ、新生児にとって大切な栄養成分や免疫を含むものです。初乳はいつからいつまで、どのくらいの量出るものかや、成分、初乳を与えることの利点、初乳を上手に与えるためにできることなどをご紹介します。

完全粉ミルク育児はアレルギーになりやすい?

完全粉ミルク育児はアレルギーになりやすい?
過去の「授乳・離乳支援ガイド」では、「母乳は乳幼児期のアレルギー予防に一定の効果がある」という研究結果が紹介されていました。しかし2019年に改訂された「授乳・離乳支援ガイド」では「母乳にアレルギーの予防効果を示す確定的な根拠はない」と明記されています。「授乳・離乳支援ガイド」が改訂されたのは2007年以来12年ぶりのことで、いきすぎた母乳信仰にストップをかける大きなきっかけにもなっています。粉ミルクは母乳に近い栄養成分が含まれているので、赤ちゃんに安心して飲ませることができますよ。

粉ミルクは何を基準に選んだらいいの?注意点と選ぶポイント
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粉ミルクは月齢や赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんに合ったものを選ぶ必要があります。でも種類が多すぎてどれを選んだらいいのか迷うものですよね。そこで、粉ミルクの種類や選ぶ時の注意点、そして選ぶポイントについてご紹介したいと思います。

完全粉ミルク育児は赤ちゃんの肥満リスクが上がる?

完全粉ミルク育児は赤ちゃんの肥満リスクが上がる?
粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんは肥満になりやすいイメージをお持ちのママもいるかもしれませんが、規定量を守っていれば粉ミルク育児の赤ちゃんが太りすぎることはありません。母乳だけで赤ちゃんを育てている場合、体重があまり増えないと粉ミルクを足すように指導されることから、「ミルク=体重を増やすもの」というイメージがついたのかもしれませんね。

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ぷくぷくした赤ちゃんのほっぺたは、ほおずりしたくなる可愛さですよね。しかし、検診や外出先で出会ったほかの赤ちゃんと比べて、「太りすぎ?」「痩せすぎ?」と気になるときはありませんか?そんなときに便利なのが「カウプ指数」です。この記事では、カウプ指数について見ていきましょう。

完全粉ミルク育児は愛情不足になる?

完全粉ミルク育児は愛情不足になる?
赤ちゃんが母乳を飲まないからといって、愛情不足になるとは言えません。また、赤ちゃんが母乳の分泌量は愛情の多さではなく体質によるものです。赤ちゃんが小さいうちから完全粉ミルク育児を選択することを迷っているママのなかには「赤ちゃんが愛情不足になってしまうかも」「赤ちゃんへの愛情が足りないから母乳が分泌されないのでは?」と考えているママもいるでしょうか。完全粉ミルク育児ではパパやおじいちゃん、おばあちゃんなどママ以外の人から授乳をしてもらえるので、いろいろな人からの愛情を感じることができる子になると自信を持っていて大丈夫ですよ

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完全ミルク育児のメリット

完全ミルク育児のメリット
日本には古くから「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養である」という母乳信仰があるため、どうしても母乳育児の良さに目がいきがちですが、実は完全粉ミルク育児にはメリットがたくさんあります。完全粉ミルク育児を選択することを迷っているママはぜひ参考にしてみてくださいね!

ママ以外でも赤ちゃんに授乳ができる

ママ以外でも赤ちゃんに授乳ができる
前述したとおり、完全粉ミルク育児はママ以外も授乳することができます。育児の負担はどうしてもママのほうに傾きがちですが、粉ミルクであればパパも授乳することができるため、パパが積極的に育児に参加してくれるきっかけになるかもしれませんね。

ママが休む時間を確保しやすい

ママが休む時間を確保しやすい
一般的に粉ミルクは母乳よりも腹持ちが良いと言われています。そのため、完全粉ミルク育児の赤ちゃんは授乳間隔が安定することが多く、ママが休む時間を確保しやすいという特徴があります。産後ママの体調がすぐれないときも、粉ミルクであれば誰でも授乳できるため、しっかり休んで体力を回復させることができますね。

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なかなか寝ない赤ちゃんがいる一方で、長時間寝る子もいます。睡眠は子供の成長に大切なため、ちゃんと眠れているのか心配になりますよね。では、赤ちゃんにとって最適な睡眠時間はどのくらいなのでしょう?寝る時間が短い・長いといったお悩みとあわせてご紹介します。

赤ちゃんが粉ミルクを飲んだ量がわかる

赤ちゃんが粉ミルクを飲んだ量がわかる
粉ミルクは哺乳瓶で飲ませるため、赤ちゃんがどれくらい粉ミルクを飲んだかは哺乳瓶のめもりを見て確認することができます。しかし母乳育児の場合、スケールを使用しないと赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めたか確認ができません。授乳量を確認するためには授乳前後にスケールで赤ちゃんの体重を計る必要がありますが、空腹でぐずっていたり、お腹いっぱいになって寝ている赤ちゃんの体重を毎回計るのは大変ですよね。粉ミルクであれば飲んだ量が一目瞭然なので、赤ちゃんに栄養が足りているかどうか不安になることも少ないのではないでしょうか。

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ピジョン(pigeon)は哺乳瓶やベビーカーなど赤ちゃんの育児に関するグッズを製造・販売しているメーカーです。なかでも哺乳瓶はその種類の豊富さ・使いやすさから産院で使用されることも多く、ママの信頼が厚いことで知られています。ピジョンの哺乳瓶の種類や使い方、メリットデメリットを解説します。
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ママの体調が悪い時やおっぱいトラブルが起きた時など、赤ちゃんに直接母乳をあげられない時もありますよね。そんな時には、ピジョンの「母乳実感ちくび」が役立ちます。特徴やサイズ、どのような時に活用できるのか、一緒に使える哺乳びんについてご紹介します。
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母乳に足りないビタミンDを粉ミルクから摂取できる

母乳に足りないビタミンDを粉ミルクから摂取できる
母乳にたくさんのメリットがあるのは事実ですが、一方で近年完全母乳育児の赤ちゃんに増えているのがビタミンD不足による「くる病」です。くる病は骨の変形や成長障害を起こす病気で、その原因の多くがビタミンD不足によるものです。粉ミルクにはビタミンDが配合されているため、ビタミンD不足によるくる病を予防する効果があるのです

ママの食事やお酒、服薬制限がない

ママの食事やお酒、服薬制限がない
完全粉ミルク育児であれば、ママが摂取したものが赤ちゃんに移行することがありません。完全母乳育児だと風邪を引いた場合であっても薬を飲めないことがあるため、風邪がなかなか治らず、ママの体調が悪いなか赤ちゃんのお世話をしなければならないなど、大変なことが多くあります。完全ミルク育児であればアルコールやカフェイン、服薬制限がなく過ごせるのが大きなメリットの1つですね

外出先で授乳室を探さなくても良い

外出先で授乳室を探さなくても良い
粉ミルクであれば、飲食店や友人の家など、人目を気にせず授乳をすることができます。母乳をあげるときは、人目が気になるのでなるべく授乳室であげたいですよね。外出先で赤ちゃんが空腹でぐずった場合、すぐに授乳をしてあげたいところですが、完全母乳育児だとそうはいきません。機嫌の悪い赤ちゃんを抱えながら授乳室を探すのはとても大変ですよね。粉ミルク育児であればお湯と粉ミルク、哺乳瓶があればすぐに作ることができ、人目を気にせず授乳ができる点は粉ミルク育児のメリットですよね

おっぱいトラブルが少ない

おっぱいトラブルが少ない
母乳をあげているママは、乳腺炎やおっぱいに傷ができるなどのトラブルも多いです。ママの母乳の分泌が良くても赤ちゃんが上手に母乳を飲むことができないと、乳腺が詰まり乳腺炎になってしまいます。乳腺炎になると、おっぱいが痛いのはもちろん、発熱や体の痛み、寒気などの症状が出ることもあります。赤ちゃんに歯が生えてくると、乳首を噛まれて傷ができることもあります。こうしたおっぱいトラブルが少なく、常に安定した量を授乳できる点は粉ミルク育児の良いところですね

おすすめ乳頭保護器6選 使い方からソフト・ハードタイプの違いまで詳しく解説
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授乳中に赤ちゃんに噛まれて乳首が傷ついた、乳首が合わないのかうまく飲んでくれない、乳首がとにかく痛い…そんな悩みがある時は「乳頭保護器」を使用してみませんか?ママの乳首を保護して、授乳負担を軽くしてくれる便利な乳頭保護器についてご紹介します。

卒乳が楽だったと感じるママが多い

卒乳が楽だったと感じるママが多い
赤ちゃんが1歳前後になると卒乳を考えるママが多いと思います。完全母乳育児の場合、寝かしつけ時や機嫌が悪い時におしゃぶり代わりにおっぱいをくわえさせたりしていることがあるため、なかなか卒乳をしづらい傾向があります。粉ミルク育児の場合、栄養補給以外の目的で授乳することがないため、離乳食が進んでいくのと同時に自然と卒乳できるケースが多いですよ。

卒乳のタイミングはいつ? 方法やコツ、ママのおっぱいケアも紹介
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赤ちゃんが大好きなママのおっぱいをやめるのは、大変なことですよね。ママのおっぱいをすんなりやめられたという子供もいれば、卒乳させるのに苦労したママもいます。赤ちゃんのタイミングで自然に卒乳させてあげたいと考えるママも多いようですが、卒乳するタイミングはいつ頃なのでしょうか。卒乳の方法やコツなどをご紹介します。

完全ミルク育児のデメリット

完全ミルク育児のデメリット
完全粉ミルク育児のメリットをたくさん紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。メリットとデメリットを考えながら、自分に合った育児方法を見つけてみてくださいね。

粉ミルクの費用がかかる

粉ミルクの費用がかかる
母乳育児と比べると、粉ミルク育児はお金がかかってしまいがちです。粉ミルクのほかにも、哺乳瓶や乳首、消毒のための道具などをそろえる必要があるからです。粉ミルクの値段や赤ちゃんが飲むミルクの量にもよりますが、ピーク時は1週間でミルク缶1缶を消費する時期もあり、1ヶ月8000円~1万3000円程度かかると言われています

粉ミルクを作る手間があり、授乳までに時間がかかる

粉ミルクを作る手間があり、授乳までに時間がかかる
粉ミルクは、お湯を沸かしたり、粉ミルクを赤ちゃんが飲める温度まで冷ましたりする手間と時間がかかります。使い終わった哺乳瓶は消毒をする必要がありますよね。

やっとの思いでミルクを作ったら「機嫌を損ねて赤ちゃんがミルクを飲んでくれない…」というママの声もあります。そんな調乳のストレスを軽減させたいママは、調乳ポットで調乳用のお湯を事前に準備しておく方法や、調乳の手間がない液体ミルクを使用してみるのも良いでしょう

液体ミルク「アイクレオ」と「ほほえみ」の違い! 液体ミルクを飲ませる時に知っておきたいポイント
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日本でも江崎グリコと明治から液体ミルクの販売が開始されましたね。液体ミルクは外出時や災害時などに便利と言われていますが、粉ミルクに比べるとどんな点で便利なのでしょうか。液体ミルクの特徴やメリット・デメリットについても紹介していきます。
哺乳瓶の消毒方法は煮沸、レンジ、消毒液、どれがいい? 消毒はいつまで必要?
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赤ちゃんの哺乳瓶は免疫力が弱い赤ちゃんが毎日口にするものなので、消毒が必要です。消毒方法によって手順や所要時間が異なりますが、どの方法がいいのでしょう? 煮沸消毒、電子レンジ、消毒液で消毒する方法や消毒後の保管方法、いつまで哺乳瓶の消毒が必要なのか、解説します。

授乳した時間や量を記録する必要がある

授乳した時間や量を記録する必要がある
赤ちゃんが欲しがるだけ与えても良い母乳と違い、ミルクは前回の授乳から3時間以上開けなければならないという決まりがあります。またミルクは、1回に授乳できる量も決まっています。そのため、いつ、どのくらいの量を授乳したのかを記録するという必要があり、手間だと感じるママもいるかもしれません。

【助産師監修】赤ちゃんの授乳時間が知りたい! 長い時や短い時、切り上げるタイミングは?
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母乳は粉ミルクと違い、赤ちゃんがどのくらいの量を飲んでいるのかを目で確認することが難しいですよね。授乳時間が長いと飲みすぎではないか、授乳時間が短いと十分な量が飲めていないのではないか心配しているママはいませんか? 授乳時間の目安や長い時、短い時の対処法をご紹介します。
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育児日記や育児アプリがおすすめなのは「子供が初めてハイハイをしたのはいつだっけ?」、「初めて歩いたのは?」などの記録が残せること。育児をはじめるとあっという間に時間が過ぎてしまうので育児日記や育児アプリで子育ての思い出を残してみませんか?

外出時に「哺乳瓶・お湯・粉ミルク」分の荷物が増える

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おむつや着替えなど、赤ちゃん連れの荷物はただでさえ多いものですが、粉ミルク育児の場合はそれに加えて哺乳瓶やお湯、粉ミルクを用意しておく必要があります。ママ一人で赤ちゃんを抱っこしながら、これらの荷物を持つのはとても大変です。旅行や荷物を増やしたくないときは、使い捨て哺乳瓶を使い、外出先で捨てて帰ることができれば少し荷物を減らすことができますよ。

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「使い捨て哺乳瓶」を知っていますか? 外出時や赤ちゃんを預けるときに便利なだけでなく、今では災害時の備えとしても注目されているベビー用品です。「もしも」に備えて母乳育児をしているママもぜひ用意しておきましょう。選ぶポイントやおすすめアイテムをご紹介します。
マザーズバッグの種類と選び方、機能的でおしゃれなマザーズバッグ12選
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赤ちゃんとお散歩に行く時、おむつやミルクなどあれこれバッグに詰め込むと、意外と荷物がかさばるものです。そこで、そろそろマザーズバッグを買いたいと思っている人のために、マザーズバッグの選び方についてご紹介したいと思います。
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ママになると子育てや家事に大忙しですが、毎日使うものだからこそ、マザーズバッグはお気に入りのものを持ちたいと思うものですよね。そこで、おしゃれなセレブママにおすすめのマザーズバックにおすすめのブランドを20アイテムご紹介したいと思います。

母乳育児に比べて寝かしつけに苦労することもある

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前述した通り、粉ミルクの場合は授乳間隔や規定量が決まっているため、夜に赤ちゃんが目を覚ましてしまった場合にすぐに授乳することができない場合があります。母乳育児の場合、ママが赤ちゃんに添い寝をしながら授乳する「添い乳」ができますが、完全粉ミルク育児の場合はそれができません。粉ミルク育児の場合は抱っこで寝かしつけることが多くなると思いますが、毛布やぬいぐるみなど赤ちゃんのお気に入りのグッズを入眠グッズとして使用するのも効果的ですよ。

子供の寝かしつけにおすすめな方法 上手に寝かせるコツとは?
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産後の育児の悩みで多いのが赤ちゃんの授乳に関することです。添い乳は危険性やデメリットも指摘されるものの、ママの体に負担が少ないためつい繰り返す人もいるでしょう。添い乳をする時の注意点や添い乳のメリット・デメリットをまとめました。

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ママの仕事復帰など、家庭環境に合わせてこれから完全粉ミルク育児にしたいと考えている場合、計画的に完全粉ミルク育児に移行していくことをおすすめします。完全母乳育児のママが完全粉ミルク育児にする場合、いきなり母乳をあげるのをやめてしまうとおっぱいが張って辛い思いをしたり、乳腺炎になってしまう可能性があります

また、完全母乳育児の赤ちゃんは哺乳瓶に慣れていないことが多いため、まずは赤ちゃんが哺乳瓶でミルクや搾母乳などを飲めるかどうか確認してくださいね。母乳は赤ちゃんが飲むほどどんどん作られてしまうので、もしおっぱいが張ってしまって辛い場合は圧抜き程度に搾乳するようにすると自然と母乳の量が減っていきます。また、おっぱいトラブルを避けたい場合は母乳外来に通うのもおすすめですよ。

母乳育児の頻回授乳が正直つらい…混合育児にすべき? 授乳間隔をあけるコツは?
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母乳育児は赤ちゃんとのスキンシップの時間が楽しい一方、昼夜問わずの授乳生活に正直疲れてしまうこともありますよね。中には1日20回の頻回授乳をしているママも。なぜ赤ちゃんの授乳間隔があかないのか、その理由をご紹介します。頻回授乳でよくあるトラブルの対処法も紹介いたします。
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母乳パッドは素材によって特徴が異なるので、購入前に選ぶポイントを知って、ある程度商品を絞っておいた方が安心です。「母乳パッドは絶対に必要?」「どうやって使えばいいの?」母乳パッドに関するママたちのお悩みも解説します。
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赤ちゃんが産まれて母乳が出始めると、搾乳する機会があります。しかし、初めてのママはどのくらいの間隔で搾乳すればいいのか、母乳の保存方法や搾乳器の選び方にも悩むでしょう。搾乳の基本的な知識からおすすめ搾乳器まで、詳しく解説します。

ストレスをためないで、ママと赤ちゃんに合った授乳方法を選ぼう!

ストレスをためないで、ママと赤ちゃんに合った授乳方法を選ぼう!
「母乳で育てたい」と思っていたママにとって、完全粉ミルク育児はできれば選びたくない育児方法だと思います。また、「赤ちゃんには母乳が一番」という世間のイメージも完全粉ミルク育児のママにとっては大きなストレスですよね。ママがどうしても完全母乳育児にチャレンジしたいのであれば、頑張ってみるのも良いと思いますが、やはり1番大切なのはママがストレスを溜めず、笑顔でいられることです。ママが納得できる方法で、赤ちゃんとママに合った授乳方法を選べると良いですね。

ひょっとして育児ノイローゼ? 症状と原因、予防法や対処法を解説!
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子供が泣き止まない、ミルクを飲まない、ご飯を食べない、夜寝てくれない…。そんな子育ての不安や孤独、イライラから育児ノイローゼにかかる人は少なくありません。育児ノイローゼの症状や対処法などについて、筆者の実体験も踏まえて解説します。

まとめ

まとめ
この記事を読んでいるママの中には、完全粉ミルク育児に対してマイナスイメージを抱いているママもいるかもしれません。混合育児を選択した筆者自身も感じていました。しかし完全粉ミルク育児にもメリットはいっぱいありますし、何より赤ちゃんが問題なく成長できるのであれば完全母乳育児にこだわる必要はないのではないでしょうか。ぜひストレスのない方法で赤ちゃんとの授乳タイムを楽しんでくださいね。

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哺乳瓶ウォーマーのメリットや使い方の注意点! 選び方やおすすめ5選も紹介
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哺乳瓶ウォーマーは哺乳瓶にお湯を入れた状態で調乳に最適な温度のままストックしておくことができ、粉ミルク作りを楽にしてくれます。哺乳瓶ウォーマーは、液体ミルクや母乳の温め直しにも便利です。哺乳瓶ウォーマーの選び方やおすすめ、使い方の注意点も紹介します。

はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!