母乳を搾乳するときの注意点! 搾乳間隔や保存方法、保存できる期間など紹介

母乳を搾乳することのメリット

母乳を搾乳することのメリット
母乳を搾乳するメリットは少なくありません。赤ちゃんの睡眠リズムを気にせずにいつでもおっぱいをあげることができたり、母乳がつまることで起こる乳腺炎を予防できたり、おっぱいを吸うことが苦手な赤ちゃんにも母乳育児ができたりなど、育児をするママの大きな手助けになります。

母乳を搾乳する時のポイント

母乳を搾乳する時のポイント
母乳を搾乳するにはいくつかのポイントがあります。そのポイントについて説明していきます。

母乳を搾乳する間隔は2~3時間ごとがおすすめ

母乳を搾乳する間隔は基本的に普段赤ちゃんにあげている間隔と同じで構いません。大体、3時間ごとに搾乳するのが一般的です。あまり間隔が空きすぎたら母乳が詰まってしまい母乳の出が悪くなってしまいますので意識しておきましょう。母乳を出すホルモンのプロラクチンは2~3時間事に搾乳するたび分泌量が急上昇することから、搾乳の間隔は短すぎても長すぎても良くありません。

手で搾乳するときのポイント

手で搾乳するポイントですが、おっぱいには「ここを押すと母乳がたくさん出る」というポイントがあります。一般的にそのポイントは、乳輪の輪郭あたりにあります。乳輪が大きな人はこのポイントが乳輪の輪郭より内側にあり、乳輪が小さな人は乳輪の輪郭より外側にあります。そこを見つけて、人差し指と親指で少し圧迫すると母乳がよく出ます。

搾乳器で搾乳するときのポイント

搾乳器で搾乳するポイントは、インターネットやママ友のクチコミなどで自分に合う搾乳器を探すことです。人によって搾乳器の合う合わないがあるからです。搾乳器を使う前には乳頭をマッサージして柔らかくしておきましょう。そうすることでより母乳の出がよくなり多くの母乳を搾乳できるようになります

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搾乳した母乳の保存方法とは

搾乳した母乳の保存方法とは
搾乳した母乳の保存方法は、冷蔵庫保存と冷蔵庫保存があります。それぞれの方法によって保存のポイントが違います。それについて説明していきます。

冷蔵庫で保存する

冷蔵母乳の保存期間は、3~4日ほどです。しかし、衛生面などを考慮すると、できる限り24時間以内に飲ませたほうがいいとされています。母乳は栄養が多く含まれているため細菌も発生しやすいことが理由のひとつです。特に夏期は外気温が高いので長く置きすぎず早めに飲ませる方がいいでしょう。冷蔵庫に入れる時はなるべく冷蔵庫の奥の方に入れて外気にあたらないようにしましょう。

冷凍保存する

冷凍母乳の保存期限は、-20℃の環境で3ヶ月以内です。ただし、冷蔵保存と同じように冷凍庫の中でも手前の方は普段の開閉に伴い温度が変化しやすいため冷凍庫の奥の方に入れて保管するようにしましょう。搾乳した母乳を冷凍するときは、期限が過ぎたものを赤ちゃんに与えないように搾乳日時がわかるように記載することが大切です。

搾乳器の種類とそのメリット・デメリット

搾乳器の種類とそのメリット・デメリット
搾乳器には、手動と電動の2種類があります。それぞれのメリットとデメリットについて説明していきます。

手動の搾乳器とそのメリット・デメリット

手動の搾乳器のメリットは経済的なところです。1度搾乳器を購入するとあとの維持費はほとんどかかりません。また、搾乳器自体も電動搾乳器より安いため経済面を重視するママには大きなメリットです。デメリットは、電動搾乳器よりも時間がかかることがあり手が疲れてしまう点です。3時間ごとに搾乳を行う必要があるので、手が腱鞘炎になってしまう可能性があります。

電動の搾乳器とそのメリット・デメリット

電動の搾乳器のメリットは、なんといっても速さです。おっぱいにあてるだけであとは勝手に搾乳してくれるので、赤ちゃんのお世話や家事で忙しいママにはとても助かります。また、電動の搾乳器は両方のおっぱい同時に搾乳できるものもありますので、より早く搾乳できます。デメリットは、音がしてしまうこと。搾乳器にもよりますが機械音がなってしまうので赤ちゃんが寝ているときに使うと起こしてしまう可能性があります。赤ちゃんがいない部屋で搾乳をしなければなりませんのでその点は不便かもしれませんね。

搾乳しても母乳が出てこない…。その時できることとは

搾乳しても母乳が出てこない…。
手動や電動の搾乳器を使っても、上手く母乳が出てこない場合があります。その場合も対処法はいくつかありますので説明していきます。

おっぱいを温めて血行を促進する

温かいタオルをおっぱいにあてて温めるようにしましょう。温めると母乳が通る管が拡張し、母乳がでやすくなります。さらにタオルで温めた後におっぱいマッサージをするとより効果的です。これは助産院や産婦人科でも行われていることがある方法です。ただしカイロなどで暖めるのはおっぱいがやけどしてしまう可能性があるので、カイロを直接おっぱいにあてないように注意しましょう。

母乳をつかさどるホルモン「オキシトシン」の分泌を促す

オキシトシンというホルモンは、母乳の分泌を促すものです。例えば、赤ちゃんの泣き声を聞く、赤ちゃんの写真を見ながら赤ちゃんのことを考える、赤ちゃんが生まれた時のことを想像して周囲の人と話すなどをするとオキシトシンが活発に出て、搾乳のときに母乳が出やすくなります。このオキシトシンはママに幸福感や恍惚感を与える力があり、“しあわせホルモン”と呼ばれています。

リラックスしながら温かい飲み物を飲む

赤ちゃんが寝静まったあとなどゆっくりした時間に温かい飲み物を飲みましょう。冷たい飲み物は体を冷やしてしまいます。体が冷えてしまうと新陳代謝が悪くなったり血行が悪くなったりします。母乳は血液で作られていますので、体が冷えると母乳の生成に影響を及ぼします。またリラックスすることも忘れないようにしましょう。旦那さんと生まれた赤ちゃんの話などをすると、力も抜けてよりリラックスできるのではないでしょうか。

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搾乳の間隔、保存方法や保管期限を知って母乳育児を楽しもう

搾乳の間隔、保存方法や保管期限を知って母乳育児を楽しもう
母乳は栄養満点で赤ちゃんの成長に大切な役割を果たしています。しかし、母乳育児をしていると赤ちゃんに吸われることで乳首が痛くなったり、母乳が詰まり硬くなってしまうこともあります。正しい間隔や保存方法、保管期限を知り搾乳をしておくと、直接授乳ができないときでも赤ちゃんに母乳を与えることができますので、もっと気軽に母乳育児を楽しむことができるのではないでしょうか。

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まとめ

搾乳について説明をしてきました。母乳がでる、でないに関わらず赤ちゃんと過ごす時間は貴重で大切な期間です。年配の方など周囲の人から、母乳育児についてプレッシャーに感じるような言葉を言われるかもしれません。しかし母乳についてもそれ以外でも育児において絶対にこうしなければならない! といったような正解はありません。搾乳器などの力を借りて自分らしく気楽に楽しく育児をしていきましょう。