2歳児の成長や発達! イヤイヤ期やトイレトレーニングの付き合い方、おすすめの遊びを紹介
目次
2歳児の平均身長や平均体重を0歳、1歳児と比較してみました
男の子 | 女の子 | 身長 | 体重 | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|---|
出生時 | 48.7cm | 2.98kg | 48.3cm | 2.91kg |
1歳0ヶ月〜1歳1ヶ月未満 | 74.9cm | 9.28kg | 73.3cm | 8.71kg |
2歳0ヶ月〜2歳6ヶ月未満 | 86.7cm | 12.03kg | 85.4cm | 11.39kg |
2歳6ヶ月〜3歳未満 | 91.2cm | 13.10kg | 89.9cm | 12.50kg |
厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査報告書」より抜粋
2歳児の平均身長は出生時の約1.7倍、平均体重は約4倍
我が子の成長が周囲に比べてどのくらい成長しているのか、気になるところですよね。母子手帳にも記載されている身体発育曲線を成長の目安にしているパパやママも多いのではないでしょうか。2歳児になると、出生時の身長約50cmから約85cmになっています。出生時から比べて2歳児は身長は約1.7倍、体重は4倍に成長するのです。赤ちゃんの時と比べると2歳児は非常に重くなるので、抱っこの時に腰を痛めてしまったママもいるのではないでしょうか。
2歳から3歳までの1年間では、身長が約8cmも伸びます。まだ届かないだろうと思っていた高い場所に、手が届くようになったりすることもありますので、物の置き場所にも十分に気をつけたいところです。同じように体重も約2kg増えます。かわいい我が子の成長が順調であることを願ってやまないからこそ、平均値を気にしすぎてしまうママもいることでしょう。子育てが初めての第一子だったり、周囲に年齢の近いお子さんがいなければ、なおさらのこと平均値が気になってしまうところですが、成長には個人差があります。
もし、平均値との差があったとしても定期健診で特に何も言われなければ大丈夫です。平均値は、あくまで目安として考えましょう。平均値を気にしすぎるあまり、自己判断で食事を極端に増減させることは絶対にしないでください。もし、どうしても心配であれば、かかりつけ医などの病院の先生に聞いてみることをおすすめします。
2歳児の歯の生え具合
2歳半頃までには乳歯が生えそろう
歯が生え始めたら毎日の歯磨きが必要です。小さいうちから歯を磨くことがあたりまえという習慣を身につけることが、とても大切です。個人差がありますが、2歳半頃までに、乳歯が生えそろう子が多いでしょう。2歳になった頃から自分でも歯を磨かせてあげましょう。子供は鏡が好きな子が多いので、鏡をみせながら歯磨きをすると興味をもつ子もいます。
歯磨きの絵本を見せたり、歯磨きのときに流す音楽を決めて、この曲が流れてきたら歯磨きをするなど、楽しい雰囲気で行うことが歯磨きを嫌がらない子になってもらうポイントのひとつです。子供が自分で磨いたあとは、パパやママが必ず仕上げ磨きをして、子供の歯の状態を常にチェックすることも大事です。人に歯磨きをしてもらうと、やり方によっては意外な場所が痛いということに気づくことがありますので、もし可能であれば、パパとママがお互いに歯を磨きあい、歯磨きをしてもらう子供の気持ちを体感することもおすすめです。歯茎を指でガードしながらやさしく仕上げ磨きを行いましょう。
2歳児の言葉の発達
言語能力の発達の目安は2語文が話せるようになること
2歳児の言葉の発達には特に大きな個人差があります。同じ2歳児でも男の子と女の子では差があります。「ママ、いた」「マンマ、たべる」「ワンワン、ばいばい」などの意味を持つ2つの言葉でつくられた文を話すことができるのが、2歳児の言葉の発達の目安となります。言葉の発達は個人差がとても大きいので、もし、2語文が話せなかったとしてもすぐに専門医を受診しなければと焦る必要はありません。
言葉の発達の遅れである原因と考えられているのは、「未熟児・多胎児である」「中耳炎など耳の病気を持っている可能性があるか」「視線があわないなど発達障害や自閉症の可能性があるか」「テレビやビデオを見ている時間が長すぎないか」ということがあります。また、「言葉に対する興味がない」こともあります。
言葉の発達が心配なパパママは、テレビの視聴時間を2時間以内にするということから始めてみませんか? 見てもいないのにつけっぱなしになることも多くなってしまうテレビですが、子供の言葉の発達を促せるように、できるだけ子供の普段の過ごし方を見直してみることも大切なことです。どうしても言葉の発達の遅れが心配ということであれば、専門の機関に相談してみましょう。
2歳児の運動能力の発達
2歳児になると飛んだり跳ねたり、登ったり、走ったりと忙しく動き回ることが多くなり、運動能力が成長したことがわかります。運動能力の発達も大きな個人差があり、腕の力が強い子は鉄棒にぶら下がったり、足のバランス感覚が優れている子はボールを蹴ることができるようになったり、子供によって発達する部分が異なりますが、それぞれいろいろなことができるようになるので、遊びの幅も広がります。
「長距離を歩ける」「転ばないで走れる」「階段の昇り降りができる」ということが2歳児の運動能力の成長の目安になります。2歳児は運動能力も大きく成長する時期なので、運動能力の発達を促すことにも繋がるように、毎日お外遊びをさせてあげることも大切です。長距離を歩くことができるようになるので、お散歩も楽しいですね。
2歳児の手先の発達
2歳児になると手先が器用に使えるようになってきます。履きやすい靴なら自分で履けるようになったり、靴下や靴を自分で脱げるようになってきています。そのため身の回りのことを自分でやってみたくなる時期です。気になる成長の目安は、「スプーンやフォークが使えるようになる」、「渦巻状の丸がかけるようになる」、「紙をちぎることができる」、「ハサミを使って2cmくらい切ることができるようになる」など、細かい作業もできるようになってきます。小さなものも指先でつまめるようになっていたりと大人がかんがえているよりも器用になっています。開けられないと思っていたカギを開けてしまい一人で外にでてしまうということも考えられますので気を付けましょう。
2歳児の食事量やまだ食べられない食材
2歳児は1日900キロカロリー~1,000キロカロリーが必要
2歳児は活発に動き回る量も増えることから、今までと比べて食欲が旺盛になってきます。食事にも個人差がありますが、男の子のほうがよく食べる傾向にあります。食べ過ぎな子は肥満が気になったり、逆に食が細くてあまり食べたがらない子もいるため、食事量に悩むママも多いのではないでしょうか。
2歳児の1日の食事量の目安は、女の子で900キロカロリー、男の子で1,000キロカロリーとなっています。ママ世代にあたる20代~40代の女性食事基準は2,000キロカロリーなので、ママの1/2の量を目安に考えるとわかりやすいかもしれませんね。子供は成長期のため、タンパク質やカルシウムをとることがとても大切です。タンパク質はの摂取基準は「肉薄切りを1枚程度(約30g)」「魚厚めなら1/3程度(約30g)」「卵1個」です。カルシウムは「牛乳コップに1杯」「ヨーグルト1/2個」が目安です。成長期にはどれも欠かせない大切な栄養素です。
大まかな目安をしっていると献立が立てやすくなるので、ぜひ活用してみてください。また、食事量には個人差があるのであまり気にしすぎず大らかに考えることも大切です。基準を気にしすぎて食事を楽しめなくなることはとても残念なことなので、深刻になりすぎないようにしましょう。お住いの市町村で子供の栄養相談が受けられるので、気になるようでしたら一人で悩まずに専門家に相談してみましょう。
2歳児が食べられない食材
2歳児は大人と同じ食事が食べられると勘違いする方もいますが、幼児食期になります。食べることができない食材は、「たこ、いか、貝類」です。噛み切ることが難しい食材は必ず小さく切って大人が見守りを行いながら少しずつ食べるようにしましょう。のどにつるんと入ってしまう食べ物で、のどに詰まらせやすい「餅」や「こんにゃくゼリー」も注意が必要です。細菌に感染しやすい生もの類「刺し身、生卵」は心配でしたら与えず、もう少し大きくなってから食べさせてもいいですね。
アルコールが含まれている「粕漬け」、「唐辛子、スパイス、わさび、コーヒー、紅茶、炭酸飲料」も刺激が強い食べ物ですので、幼児期を卒業した学童期であっても注意が必要です。「漬物、いくら、たらこ、インスタント食品」は塩分が多いので控えめにしましょう。脂質の多い「お肉の脂身」なども無理に食べさせる必要はありません。
2歳児との過ごし方
子供は、太陽と共に起き、太陽と共に寝るというリズムが理想的だと言われていますが、パパとママも仕事や家事などで忙しい生活環境ではなかなか難しいことですね。できる限り2歳児も早寝早起きのリズムを整え理想的なタイムスケジュールで生活していく習慣を身につけましょう。
早寝早起きで生活リズムを整える
2歳児に必要な睡眠時間は何時間必要なのでしょうか? 2歳児の睡眠時間は理想的にはお昼寝を含めて1日11~14時間です。朝は7時頃までに起きると考えると、夜は20時頃までに寝るのがいいですね。早起きをして太陽の日を浴びるとセロトニンが分泌される影響で良質な睡眠がとれると言われています。
睡眠不足は子供の体験不足・経験不足につながると考えられています。睡眠不足で常に眠たいという状態は、日中の集中力が欠けてしまい、何をしても子供の中の体験や経験として残らなくなってしまうのです。パパとママも忙しく、なかなか早めに寝かせることが難しいところがあるかもしれませんが、できるだけ理想の睡眠時間を確保できるようにルーティンとしてリズムを作っていきましょう。
幼稚園に通うための練習を始める
2歳児の頃から幼稚園に慣れるように少しずつ生活リズムを整えていくと、いざ通園がスタートしてもママの不安が軽くなりますね。幼稚園は午前中に遊ぶことが多いです。まずは、午前中にたくさん遊ぶようにすることから初めてみましょう。幼稚園はお昼寝もないので、お昼寝なしの生活に慣れさせることも大切です。お昼寝しないと子供の機嫌が悪くなることもあるので、その時は夜早めに寝かせるようにしてゆっくりと慣らしていくと負担が軽くなりますよ。
2歳児とのおすすめの遊び方
2歳児は運動量も増え、手先も器用になってきているので、いろいろな遊びができるようになってきます。自分でできることが多くなっているため自己主張も強くなっていますが、見守りは必要です。パパとママも子供とのコミュニケーションをとる良い機会ですので、一緒に楽しみましょう。
2歳児のおすすめの遊び方:屋外遊び編
公園の遊具で遊ぶ
2歳児には、ブランコや滑り台、お砂場がおすすめですが、ブランコはまだ一人で乗ることができない場合が多いです。ブランコから落ちないように見守りが必要です。子供が怖がるようなら無理やりのせないようにしましょう。滑り台の階段は子供が一人で登れるものもありますが、パパとママが近くで見守ることが安心ですね。お砂場では、お砂場セットなどを持っていって穴を掘ったり、いろいろな形を作ったりと楽しめます。
特別なおもちゃを用意しなくても紙コップをもっていくなど、工夫次第でいろいろと楽しめます。最近は、安全対策のために年齢別に遊べる遊具が設置されている公園も増えてきました。同じ年代の子供同士で遊ぶことができ、高さなども考えられているので、怪我をするリスクも少なく、パパとママも安心して遊ばせることができます。公園によって特徴が違いますので、同じ公園だけではなく、違う公園へ行ってみるなども楽しいですね。
植物や虫と触れ合う
お外にでると、自然に触れることにより子供の興味がたくさん引き出されますね。お花が咲いていい匂いがしたり、葉っぱが落ちていたり、そこに虫が隠れていたりして、五感が刺激されます。大人の目線では気づかないことも、子供の目線ではとても素敵な世界にうつっていることでしょう。パパとママは子供の安全に気を配りながら、子供が興味を持ったものをできるだけ止めないで、ゆるい広さをもって見守ることも大切です。
ボールやストライダー、シャボン玉などで遊ぶ
男の子は乗り物が好きな子がほとんどではないでしょうか。活発な女の子も乗り物が大好きですよね。そんな子に楽しんでもらえるストライダーはおすすめです。乗り物遊びで有名な三輪車も楽しいです。ボールやシャボン玉などをお家から持っていって体を思いっきりつかって遊ぶのも成長や発達にとてもいい影響をあたえます。遊具やおもちゃを使わない追いかけっこも、手軽に行うことができる遊びです。子供の足腰が強くなる遊びであるとともに、お友達とのコミュニケーションにもつながりますので積極的に取り入れていきましょう。
2歳児のおすすめの遊び方:室内遊び編
お家遊びの代表といえば、お絵かき、おままごとが上げられます。お絵かきは、2歳頃から「ぐるぐる」から「円」を描けるようになります。おままごとは男の子女の子に関係なく、コミュニケーション能力をひきだす遊びです。子供独特の世界観があるので、パパとママは世界観を崩さないようできるだけ口を出さずに見守りましょう。
また、手を上手につかい子供の想像力を高める粘土遊びや、購入のハードルがありますが、簡易アスレチックなどもおすすめです。簡易アスレチックは、雨の日でもお家で体を動かす遊びができるのでおすすめです。遊ぶ時だけ出せる片付けが簡単な簡易アスレチックも販売されているのでいろいろと見てみるとおもしろいですよ。ティシュの箱や新聞紙など家にある身近なものを使っていっしょにおもちゃを考えることも親子で一緒に遊ぶことができ、コミュニケーションがとれるのでおすすめです。
2歳児におすすめのおもちゃ
2歳児におすすめのおもちゃ1:タカラトミー なみなみボール とれるかな?!ドキドキクレーンゲーム ディズニーキャラクターズ
対象年齢:2歳〜
クレーンゲームのおもちゃです。可愛いディズニーキャラクターのボールが可愛いですね。自分でコインを入れてレバーを操作するので、子供にとってはとても魅力的ではないでしょうか。ボールを取れるようになったら、チャレンジボタンで、取るボールの色や数を指定され、その通りに取ることに挑戦できます。音声は日本語と英語が選べるので、言葉の学習にもつながります。
2歳児におすすめのおもちゃ2:gg tsumiki
対象年齢:2歳〜
お家型のケースにいろんな形の積み木が計41個入っています。丸、星、四角、三角、階段のような形など、大きさや形の種類が豊富なので、おままごとをしたり、乗り物を作ったり、とにかく積み上げたりと遊び方も無限大ですよ。木目が見えるような優しい色で塗装されており、温かみのあるデザインも魅力です。お片づけをする時は、ケースの内側に点線があるので、この形の積み木はここ! とパズルとしても遊ぶことができます。
2歳児におすすめのおもちゃ3:アンパンマン キッズタブレットJr.
対象年齢:2歳〜
アンパンマンと一緒に「ひらがな」「カタカナ」「数字」が覚えられるタブレット式のおもちゃです。イラストにも文字と絵がセットになっているので、子供が文字や言葉を覚えやすい工夫がされています。問題を出題され、ボタンを押して回答していくので、子供が自分で操作をするのも簡単です。音声録音機能がついていたり、アンパンマンのキャラクターがおしゃべりしてくれたり、楽しく文字や言葉を学習できそうですね。
2歳児におすすめのおもちゃ4:ボーネルンド かんてんネンドstudio
対象年齢:2歳〜
食品素材の「寒天」を使用した粘土なので、アレルギーの心配がなく遊ぶことができます。万が一子供が粘土を口に入れてしまっても、にがりが防腐剤の代わりとして使われているので、粘土の苦味を感じて食べたり飲み込んだりすることも防ぐことができます。はっきりとしたカラフルな色が、子供にぴったりですね。はじめは粘土でうまく遊べないかもしれませんが、丸めたり、伸ばしたり、形を作ったりと、パパママが一緒に遊んであげるといいですね。
2歳児におすすめのおもちゃ5:DJECO(ジェコ) ビーズ ビークル
対象年齢:2歳〜
大きめのビーズを紐に通す遊びです。簡単そうに見えますが、慣れない子供にとっては、小さな穴に紐を通す行為は難しく、ビーズ通しで遊ぶことで指先の感覚を養うことができます。
2歳児におすすめのおもちゃ6:バイキングトイズ ミニチュビーズ バイキングシティロード ストックホルム
対象年齢:-
スウェーデン生まれの、車のおもちゃです。家や道路を組み合わせて、街づくりをして楽しみます。車のおもちゃは、BPAフリーの安全性の高いプラスチックを使用しているので、子供に遊ばせるのも安心です。素材も丸みがあり柔らかく、落としても子供が怪我をしないところも魅力です。
2歳児におすすめのおもちゃ7:オスカー&エレン ピクニック クーラーバッグ
対象年齢:2歳〜スウェーデン生まれのおしゃれなおままごとセットです。全てハンドメイドで作られており、色合いも可愛らしく温かみを感じます。布製なので軽く、付属のピクニックバックに収納して持ち運びにも便利です。
2歳児におすすめのおもちゃ8:KAWAI ミニピアノ
対象年齢:-
32健のミニグランドピアノです。屋根が開かないタイプですが音程も正確に出るところと、小さい子供でも弾きやすいところが特徴です。子供がいたずらして壊れにくい工夫もされています。プレゼントにもぴったりなおもちゃです。
2歳児におすすめのおもちゃ9:アンパンマン はじめてのジグソーパズル ステップ2
アンパンマンのピースが大きめのパズルです。子供が大好きなアンパンマンの絵柄なので、子供も楽しくパズルデビューができそうですね。始めは大きめのピースでも難しいかもしれませんが、だんだん回数を重ねるとできるようになりますよ。
2歳児におすすめのおもちゃ10:アンパンマン うちのこ天才ブランコパークDX ボール付き
対象年齢:2歳〜
室内で遊べるアンパンマンシリーズの遊具です。組み立ても簡単で、ブランコとジャングルジム、滑り台、鉄棒で遊ぶことができます。インテリアにも馴染みやすい、柔らかいカラーリングも特徴です。雨の日や下の子が生まれてなかなか外に行けない時でも室内で楽しく遊ばせてあげることができますよ。
2歳児のイヤイヤ期はどう対処する?
魔のイヤイヤ期は大人にとっても不安要素のひとつです。今まで順調に進んでいた子育てが、イヤイヤ期を迎えることですっかり自信をなくしてしまうママもいることでしょう。一般的にイヤイヤ期は、自我が強くなってくる1歳~3歳頃までに見られることが多いといわれていますが、まったくなかったりする子供も、少なからずいることから個人差が大きく関係しているといえます。子供なりにいろいろと考えているものですが、それを上手に伝える手段がない子供にとって、その気持ちを自分なりに伝えようとすることが、大人にとっては理不尽な主張に感じてしまい、パパやママのイライラに繋がったりします。
不機嫌な状態がいつまで続くのか終わりがみえないこともあり、よけいに鬱々としてしまうこともあると思いますが、イヤイヤ期はいつか終わるのです。今だけだと割り切ることも大切なことです。イヤイヤ期は子供が年齢的に順調に成長している証拠です。イヤイヤ期の子供に向かって一緒に怒ったり、無視するなど突き放したりせずに、子供の主張を受け止めてあげましょう。子供もパパとママを信用しているからこそ、自己主張しているのだと考えると少し気持ちが楽になりませんか?もちろん子供が危ないことをしたり、やってはいけないことをしたら、パパとママが子供にしっかりと伝えることも大切です。どうしても伝わらないときは、パパママが折れて一度距離をおいて頭を冷やしたり、時には諦める潔さも重要です。
2歳児のトイレトレーニングはどうやって進めるの?
トイレトレーニングはいつから始めるべきか?気になるところですね。だいたい1歳半~3歳の間に始める家庭が多いようです。子供が自分で意思表示できるようになったらスタートしてみましょう。トイレトレーニングの進め方として、まず初めに、トイレ・おしっこ・うんちを理解できるような絵本を読み聞かせる方法もおすすめです。また、おしっこやうんちをわかってもらう方法の一つとして、オムツ交換のときに「おしっことうんちしたからオムツが気持ち悪いね」と常に声をかけ、本人に意識してもらうことも大事です。
次に、トイレに行く習慣をつけることです。おしっこやうんちに行きたいなと感じたら、自分でトイレに連れて行ってと言えればいいのですが、最初はむずかしいでしょう。まずは絵本などでトイレがなにをするところなのかをわかってもらいましょう。今度は、おまるや便座に座わらせてみましょう。便座に座ることに慣れたら、トイレで排泄させてみましょう。トイレを嫌がる場合は、焦りは禁物です。思うように順調に進まないとついイライラとしてしまいがちですが、トイレトレーニングを始めておむつが取れるまでの期間は、1週間、3ヶ月、1年など個人差があるので、パパとママも焦らずに、子供のペースに合わせてゆったりとした気持ちで進めることが大切です。
まとめ
2歳児を育てているとイヤイヤ期に突入したりと、子育ての困りごとが多くなる時期です。その分ママもストレスを感じることも多いでしょう。ですが、振り返ってみると一瞬で過ぎ去ってしまったと感じられるとてもかわいい時期のひとつなのです。この時期ならではの出来事を楽しんで過ごせることが、ストレスをためないことにもつながりますので、無理しすぎないように自分らしい子育てスタイルで楽しんでくださいね。