シャボン玉液の作り方。割れないシャボン玉を作る工夫とアイテム

シャボン玉液の作り方

シャボン玉液の作り方
シャボン玉液の作り方は簡単です! シャボン玉液を入れる容器を用意し、水と洗剤を準備して混ぜ合わせます。でもここで大事なのがどのような洗剤を使うかということ。実際に使うものをご紹介していきたいと思います。

シャボン玉液の作りで用意するもの

用意するもの
用意するものは、容器と水、そして洗剤ですが、それぞれにポイントがあるのでひとつずつ見ていきましょう。

シャボン玉液の作りで用意するもの1:容器

まずは、シャボン玉液を入れる容器を用意します。使い捨てのプラスチックのコップが便利ですが、風にあおられると倒れてしまう可能性もあるので、安定感があるものを選ぶのがベスト。使い終わったガラスのドレッシング容器をきれいに洗って使ってもいいですし、100均のプラスチックのコップは持ち手がついているのでシャボン玉専用として使うのにもおすすめです。最初にシャボン玉液を入れる容器を準備しましょう。

シャボン玉液の作りで用意するもの2:水またはぬるま湯

容器を準備したら、次はいよいよシャボン玉液を作っていきます。シャボン玉は水分の中にホコリや不純物が含まれていると割れやすくなってしまうので、水は一度沸騰させてからさまして使うのがポイントです。水またはぬるま湯を200ml程度用意して、あらかじめ準備しておいた容器に入れます。

シャボン玉液の作りで用意するもの3:食器用洗剤

次に入れるのは食器用の洗剤です。液体タイプの洗剤には水にも油にもなじむ界面活性剤が使用されていますが、この原理を使用してシャボン玉は作られます。そのため、界面活性剤が30%以上含まれているのを使いましょう。洗剤を使用する量は水200mlに対して、食器用洗剤を10ml程度です

シャボン玉液の作りで用意するもの4:混ぜる棒

水またはぬるま湯に洗剤を入れたら、泡がたたないようにゆっくり全体をかき混ぜましょう。優しく全体が混ぜ合わさるように、容器の中で「の」の字を書いて混ぜます。これから吹くストローで混ぜてもOK!透明なので分かりづらいという人は、色がついた液体洗剤を使うと混ざったかどうかチェックすることができます。混ぜ終わったらストローをシャボン玉液につけて吹いてみましょう。

ひと工夫で割れないシャボン玉も可能

ひと工夫で割れないシャボン玉も可能
シャボン玉液の作り方は非常に簡単です。材料も家庭にあるもので準備できますし、材料をそろえてすぐにシャボン玉で遊ぶことも可能! でも、作っては消え、そして割れてしまうので子供が飽きてしまうことも少なくありません。

ここからは応用編として割れないシャボン玉液の作り方をご紹介したいと思います。上記の水またはぬるま湯に液体洗剤を混ぜるというところまで終わったら下記の材料を入れます。途中までの作業は一緒なので多めに作って違いを見ても面白いのではないでしょうか。準備ができたところで早速見ていきましょう。

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:ガムシロップ

まずは家庭にもあるガムシロップです。シャボン玉液が割れてしまうのは、水分が蒸発して、周りの膜が薄くなってしまうためです。でも、ガムシロップは膜の蒸発を防ぐ働きがあるのでシャボン玉が割れにくくなります。混ぜる割合はというと、水:ガムシロップが4:1になるのが目安。
【全体の目安となる量】
水200ml:食器用洗剤10m:ガムシロップ:50ml

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:砂糖

ガムシロップがない場合には砂糖で代用することができます。水100mlに対して砂糖は5gを使いますが、溶けやすくするため、ぬるま湯で溶かして混ぜ合わせるとすぐに遊ぶことができます。
【全体の目安となる量】
水200ml:食器用洗剤10m:砂糖:10g

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:洗濯のり

次は、洗濯のりについてです。今では見かける機会が少なくなりましたがドラッグストアーにいけば買うことができます。この洗濯のりを水またはぬるま湯に混ぜれば、割れないシャボン玉液の完成です。洗濯のりを使う量は、水8:洗濯のり1の割合です。8:1というのは分かりづらいので下記で具体的な分量について最後に記載しています。

ごく少量でも割れないシャボン玉液を作ることができるのでぜひやってみてください。「少量しか使わないならもったいないのでは?」と思うかもしれませんが、洗濯のりは、スライムや、スーパーボール、スノードームなど子供のおもちゃも作ることができる万能アイテムです。余った洗濯のりで何を作ろうか考えるのも楽しいのではないでしょうか。
【全体の目安となる量】
水200ml:食器用洗剤10m:洗濯のり:25ml

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:はちみつ

次ははちみつについてです。はちみつはガムシロップや砂糖と同様、周りに薄い膜を作り、水分の蒸発を防ぐ効果があります。分量はというと、砂糖と同様に少量でOK!ガムシロップも砂糖もないという場合は、はちみつで試してみてはいかがでしょうか。
【全体の目安となる量】
水200ml:食器用洗剤10m:はちみつ:小さじ1杯程度

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:グリセリン

ここからは、ママが持っているアイテムについてです。グリセリンは、食品添加物や保存料として使われている他、化粧品の保湿剤などに含まれている成分です。グリセリンを混ぜる分量は水:洗剤:グリセリンが1:1:3の割合です。余ったグリセリンは入浴剤や化粧水、ハンドクリームとしても使えます。
【全体の目安となる量】
水100ml:食器用洗剤100m:グリセリン:300ml

割れないシャボン玉づくりにおすすめ:ヒアルロン酸

グリセリンと同様、保湿効果が期待できるヒアルロン酸は、シャボン玉の水が蒸発するのを防ぐ効果があります。混ぜる分量は小さじ1杯程度でOK! ヒアルロン酸が含まれている化粧水でもできるので、今使っているスキンケアアイテムをチェックしてみてみましょう。
【全体の目安となる量】
水200ml:食器用洗剤10m:ヒアルロン酸:小さじ1杯程度

おまけ:永遠に割れないくるくるレインボー

永遠に割れないシャボン玉も作ることができます。竹ひごにホログラムテープを丸くつけたもので、竹ひごを回すとシャボン玉のようなきれいな円を描くことから、子どもたちに人気があります。きれいな丸い輪は見ていても飽きず引き込まれていきます。簡単に作れるので、こちらもぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。

ホログラムテープ

七夕やクリスマスやパーティーなどのイベントの飾りつけなどで使用するホログラムテープ。

シャボン玉づくりの水と材料の分量割合は?

水と材料との割合は?
いろいろな材料をご紹介してきましたが、シャボン玉づくりの基本になるのは水またはぬるま湯と液体洗剤で、水200mlに対して液体洗剤が10mlです。これに素材をブレンドしていきますが、作っているメーカーや配合されているものによって、分量に違いが出てきます、あくまでも目安なので、親子で実験しながら、割れにくいベストな量を調べるのも楽しいのではないでしょうか。



次のページではシャボン玉づくりに便利なアイテム、シャボン玉液の保存期間、遊ぶときの注意点をご紹介します。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!