赤ちゃんが離乳食を食べないのはなぜ? 食べてくれない原因と8つの対策方法を紹介!

赤ちゃんに離乳食を食べさせる目的は? 何歳からどんな風に進めていく?

離乳食の目的は? 何歳からどんな風に進めていく?
母乳やミルクしか口にしなかった赤ちゃんが大人と同じ食事を食べられるようになるためには、固形物を噛んで飲み込む練習をしなくてはなりません。そのための赤ちゃんの食事の練習期間に食べるのが離乳食です。赤ちゃんの初めての離乳食トレーニングは生後5~6ヶ月の頃から始まり「離乳食初期」、「離乳食中期」、「離乳食後期」、「離乳食完了期」の4つのステップを2ヶ月ごとに進めていきます。

最初はドロドロになるまですり潰した離乳食からスタートし、徐々に固形の離乳食を増やし、赤ちゃんが1歳くらいになれば大人と同じ食事を食べられるようになります。離乳食についての詳しい進め方は下記の記事で紹介しているので、そちらを参照してください。

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離乳食を食べる赤ちゃんと食べない赤ちゃんがいるのはなぜ?

離乳食を食べる子と食べない子がいるのは何で?
赤ちゃんは一人ひとり違っていて当たり前です。成長スピードも違えば性格もまるで違います。育児本を見ると「離乳食開始は生後5ヶ月頃から」と紹介されていたとしても、赤ちゃんによっては離乳食を始めるにはまだ早い可能性もあります。そのため月齢にとらわれず、赤ちゃんの様子を見て、少しずつ離乳食を進めることが大切です。赤ちゃんが離乳食をなかなか食べてくれない、という時には無理やり食べさせるのではなく、赤ちゃんが食べたくなるような方法を試してみましょう。それでも食べない場合には「この子はまだ食べたくないんだな」と赤ちゃんの個性を尊重してあげてください。赤ちゃんが離乳食を「たくさん食べる」、「少ししか食べない」はただの個性でしかなく、食べなくても心配する必要はありません。

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赤ちゃんが離乳食を食べなくても大丈夫なの?

離乳食を食べなくても大丈夫なの?
筆者の周りにも赤ちゃんが離乳食を食べないと悩むママがたくさんいました。ただ、どの赤ちゃんも今はみんな元気に育っていっています。1歳までは母乳やミルクの栄養で赤ちゃんに必要な栄養素はカバーできるため、赤ちゃんが離乳食を食べないからといって神経質になる必要はありません。0歳児の離乳食はそれ自体の栄養摂取よりも「噛む」、「飲み込む」といった食事の動作習得が目的なため、離乳食が食べられなくても栄養失調になったり成長に害があるということはありません。

赤ちゃんが離乳食を食べない時の対策!

赤ちゃんが離乳食を食べない時の対策!

離乳食を食べない時の対策1:離乳食開始時期が適切かどうか見直す

赤ちゃんには哺乳反射(ほにゅうはんしゃ)という固形物を舌で押し戻そうとする反射行動が備わっています。これは成長と共になくなっていく本能ですが、なくなるタイミングは赤ちゃんによって差がありますが、生後6ヶ月頃まで哺乳反射が残る赤ちゃんもいます。生後6ヶ月未満で離乳食が進まないような場合には、赤ちゃんの口にスプーンを入れてみて、舌で押し戻されるかどうかを試してみましょう。スプーンが舌に押し戻される場合は赤ちゃんにまだ哺乳反射が残っているということです。その場合、2週間程期間を空けて、改めて赤ちゃんの離乳食を再開してみてください。

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離乳食を食べない時の対策2:授乳から離乳食までの間隔を見直す

離乳食を食べない時の対策2:授乳から離乳食までの間隔を見直す
赤ちゃんもお腹が空いていない時にはご飯は食べたくありません。そのため、授乳から離乳食までの間隔が短い場合には、少し時間を空けて離乳食を食べさせてみるようにしましょう。また、日中はたくさん運動をさせて、赤ちゃんのお腹を空かせてあげることも大切です。ただ、あまりお腹が空きすぎると赤ちゃんの機嫌が悪くなり、離乳食を食べない場合もあるでしょう。その場合には満腹にならない程度に授乳をして、赤ちゃんの機嫌を落ち着かせたうえで離乳食を食べさせてみるといいでしょう。

離乳食を食べない時の対策3:食材の硬さや大きさ、味付けを変えてみる

離乳食を食べない時の対策3:食材の硬さや大きさ、味付けを変えてみる
離乳食は初期、中期、後期、完了期までの4つのステップで進めていきます。育児本にはそれぞれのステップでの食材の硬さや大きさ、味付けなどが目安として掲載されています。そのため、多くのパパママはその目安に合わせて離乳食を進めようとしますが、これはあくまで目安に過ぎず、赤ちゃんごとに進め方は違って当然です。

赤ちゃんの成長や離乳食の進み具合は一人ひとり異なるため、モリモリ食べるのであれば食材の硬さや大きさをステップアップさせてみたり、逆に食べづらそうであれば細かく刻んだり、とろみをつけて食べやすくしてみるなど様子を見ながら調整してください。また赤ちゃんは味覚が敏感なため、月齢によっては濃すぎる味付けを嫌がる場合もあります。その場合には調味料を抑えて薄味の味付けを試してみてください。

離乳食を食べない時の対策4:スプーンや食器を変えてみる

離乳食を食べない時の対策4:スプーンや食器を変えてみる
赤ちゃんによってはスプーンが舌や口に触れる感覚が嫌いだったり、スプーンのサイズが大きくて口に入れづらかったりするため、離乳食を食べない場合があります。そういった場合は離乳食の食事内容を変えるのではなく、スプーンやフォークなどの食器を変えてみるのもいいかもしれません。赤ちゃん用の食器はたくさんあり、キャラクターや可愛いイラストが描いてあるものも揃っているため、赤ちゃんが気にいるデザインのスプーンやフォークなどの食器を使ってみてはいかがでしょうか。

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離乳食を食べない時の対策5:パパママが食べている姿を赤ちゃんに見せる

赤ちゃんはパパママが美味しそうに食事をしていると、食べることに興味を持ち、離乳食に手を伸ばすということがあります。赤ちゃんにとっては離乳食をはじめたばかりの頃はどれも初めて食べるものばかりで、食べ物への警戒心があります。パパママが食べて「美味しいよ」、「食べて大丈夫なんだよ」と手本を見せてあげることも大切です。

何よりも赤ちゃんとパパママが食事を通じてコミュニケーションを取ることで「食事は楽しいことだ」と感じさせてあげることが重要です。赤ちゃんと一緒だと落ち着いて食べられないため、ついパパママと赤ちゃんの食事の時間をわけがちですが、離乳食が進まないようであればパパママも一緒に食事をしてみるのも効果的ですよ。

離乳食を食べない時の対策6:赤ちゃんが座る椅子や角度を変えてみる

離乳食を食べない時の対策6:赤ちゃんが座る椅子や角度を変えてみる
赤ちゃんは複数の事を同時にできません。そのため、例えば椅子から体がずり落ちてしまったり座りづらかったりと姿勢が不安定だと、座ることに集中してしまい食事がおろそかになってしまうこともあります。そういう時は椅子の高さや角度を調整してみるのも効果的です。腰がすべって椅子に埋もれないよう、体は起こして食べ物が目に入るような体勢にしてあげましょう。それでも椅子を嫌がる場合はパパママの膝の上に座らせて離乳食を食べさせてみてはいかがでしょうか。

離乳食を食べない時の対策7:食事の環境を整える

離乳食を食べない時の対策7:食事の環境を整える
食事中、テレビがついていたりおもちゃが出ていたりなど、食事以外に興味を持ってしまうものが赤ちゃんの視界に入っていませんか? 赤ちゃんはいろいろなものに興味を示すため、食事中は食事だけに集中できるような環境を整えることも大切です。

離乳食を食べない時の対策8:ベビーフードをあげてみる

離乳食を食べない時の対策8:ベビーフードをあげてみる
市販のベビーフードはさまざまな種類があり、アレルギー品目にもしっかりと配慮されています。赤ちゃんの月齢ごとにご飯や野菜、お肉などの硬さや大きさも調整されているため、赤ちゃんも無理なく食べることができます。手作りのご飯と比べると多少味は濃いですが、塩分量などはしっかりと制限されているため心配はありません。ママが毎日違ったメニューを考えて作るのは手間も時間も掛かります。赤ちゃんもいつもと違う味に興味を持つこともあるため、たまにはベビーフードをあげてみるのもおすすめですよ。

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まとめ:赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくても焦らなくて大丈夫


成長する赤ちゃんの体を作ってくれるのが日々の食事です。赤ちゃんが離乳食を食べてくれないとパパママが心配になるのも仕方ありません。ただ、無理やり離乳食を食べさせようとしても赤ちゃんは食べてくれないでしょう。「いろいろ対策を試してみたけれど、まったく離乳食を食べない」という赤ちゃんでも、1歳までは母乳やミルクで、赤ちゃんに必要な栄養はある程度カバーできます。悩みの多い離乳食問題ですが、赤ちゃんのペースに合わせてじっくり付き合っていきましょう。子供は気まぐれなので、突然食べ始めるということもよくあります。ただ、1歳を過ぎても離乳食を食べてくれないという場合には、成長や栄養面について問題がないか小児科で相談してみると安心ですね。