吐き戻し防止枕って何? 選び方やおすすめ、授乳クッションやタオルで代用する方法も紹介

赤ちゃんの吐き戻しはどうして起こるの?

赤ちゃんの吐き戻しはどうして起こるの?

赤ちゃんの消化器官は未発達なので吐き戻しが起きやすい

消化器官が未発達な赤ちゃんは、授乳後に吐き戻してしまうことが良くあります。赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻したあと元気そうであれば、そこまで心配する必要はありません。

赤ちゃんの吐き戻しで注意が必要なのは、赤ちゃんが噴水のように吐いた後にぐったりしているなどの異変がみられる場合です。赤ちゃんが頻繁に吐き戻していて、赤ちゃんの体重が増えない、授乳後の呼吸がおかしい、顔色が悪いといった様子が見受けられる場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。

関連記事

いくつ共感できる? 授乳中のママたちに聞いた「授乳あるある」
赤ちゃんの授乳時間が知りたい! 長い時や短い時、切り上げるタイミングは?
赤ちゃんの授乳間隔の目安ってどれくらい? 授乳でよくあるトラブルと対処法
母乳育児の頻回授乳が正直つらい…混合育児にすべき? 授乳間隔をあけるコツは?

赤ちゃんの吐き戻しには溢乳と吐乳がある

赤ちゃんの吐き戻しには溢乳と吐乳がある
授乳後に赤ちゃんの口の端からミルクがこぼれるような吐き戻しのことを溢乳(いつにゅう)と言い、溢乳は赤ちゃんの生理的な現象で1歳前後には治まるとされています。赤ちゃんが腹ばいになることが増えると、お腹が圧迫されて吐き戻しが増えることもあります。

赤ちゃんが勢いよく母乳やミルクを吐くことを吐乳(とにゅう)と言い、赤ちゃんが噴水のように吐き戻すこともあります。赤ちゃんの吐く量や回数が多かったとしても、体重が増加しおしっこが出ていれば、きちんと母乳やミルクを飲めているので心配しなくても大丈夫です。

関連記事

0歳~6歳の幼児の平均身長と体重は? 小学校に上がるまでの子供の成長の目安を紹介!
赤ちゃんは1歳までにどのくらい成長するの? 月齢ごとの平均身長と平均体重、発育ペースは?

吐き戻し防止枕ってどんなもの?

吐き戻し防止枕ってどんなもの?

吐き戻し枕の傾斜で赤ちゃんの吐き戻しを防止する効果が期待できる

未発達な赤ちゃんの胃はとっくり状になっています。とっくりが横向きになっていると、少しの刺激でこぼれてしまいますよね。授乳後は赤ちゃんのとっくり状の胃に母乳やミルクが入っている状態なので、中身を戻さないようにするために、授乳後は赤ちゃんの頭を高くすることが有効です

吐き戻し防止枕は、傾斜のある枕で、赤ちゃんの腰あたりから徐々に赤ちゃんの頭の位置が高くなる作りになっているのが特徴です。吐き戻し枕は、赤ちゃんの吐き戻しや鼻詰まりを防止する効果もあります。

関連記事

新生児の赤ちゃんに枕は必要? 絶壁や吐き戻し防止におすすめの枕、タオル枕の作り方などを紹介
ドーナツ枕で赤ちゃんの絶壁頭や寝ハゲを予防できる? 選び方やおすすめ5選を紹介

吐き戻し防止枕はいつからいつまで使えるの?

吐き戻し防止枕はいつからいつまで使えるの?
傾斜が付いた吐き戻し防止枕は、頭から背中あたりを支える形状で赤ちゃんの首に負担を与えないため、新生児から使うことができます。一方、赤ちゃんの頭だけをのせるタイプで高さのある枕は首や気管の負担となることがあるため、ある程度首がすわった生後3ヶ月頃からの使用が目安です。

生後5ヶ月~生後6ヶ月頃になり赤ちゃんが寝返りを始めると、ころころと移動して枕から離れてしまうこともあります。吐き戻し枕から赤ちゃんがずれてしまうと、吐き戻し防止の効果は発揮できません。吐き戻しは赤ちゃんの成長に伴って治まってくるので、吐き戻し防止という役割では、吐き戻し防止枕の活用期間は短いでしょう。吐き戻し枕を通常の枕として使う場合は、長く使っても良いですね。

関連記事

生後1ヶ月の赤ちゃんの成長とお世話! 発熱時や肌トラブルなどの対応方法を紹介
生後2ヶ月の赤ちゃんの成長とお世話のポイント! 母乳回数や予防接種の予定は?
赤ちゃんが寝返り返りができるのはいつ? 練習は必要? うつ伏せの注意点も紹介

吐き戻し防止枕は絶対に必要?

吐き戻し防止枕は絶対に必要?
吐き戻し対策のために赤ちゃんをずっと抱っこしているのは、パパママにとって体力的にも精神的にも負担になってしまいます。吐き戻し枕があれば、傾斜のある枕の上に赤ちゃんを安心して寝かせておけるので、パパママの負担を軽減してくれるでしょう。吐き戻し防止枕は絶対に必要というわけではありませんが、赤ちゃんの吐き戻しを防止したり、赤ちゃんの吐き戻しに悩むパパママの負担を和らげてくれるというメリットがあります

吐き戻し防止枕で劇的に赤ちゃんの吐き戻しが改善されたというパパママもいれば、吐き戻し防止枕を使っても効果が見られなかったというパパママもいるようです。吐き戻し防止枕を使っても、必ず赤ちゃんの吐き戻しを防止できるわけではない点は覚えておきましょう。

関連記事

ひょっとして私、育児ノイローゼ? 症状と原因、ストレス軽減、予防法や対処法について

吐き戻し防止枕の選び方

吐き戻し防止枕の選び方
吐き戻し枕を購入する前に、吐き戻し枕の選び方のポイントをおさえておくと良いでしょう。

枕タイプ、クッションタイプで選ぶ

枕タイプ、クッションタイプで選ぶ
吐き戻し防止枕には、枕タイプの吐き戻し防止枕とクッションタイプの吐き戻し防止クッションがあります。赤ちゃんの頭の下に敷く枕タイプはなだらかな傾斜になっており、赤ちゃんの姿勢を崩すことなく頭を支えられます。枕タイプの吐き戻し防止枕は、呼吸を妨げないので安心して使うことができますが、吐き戻し防止枕の傾斜でどうしても吐き戻し防止枕から赤ちゃんが滑り落ちてしまうこともあります。

クッションタイプの吐き戻し防止クッションは、枕のように頭の下に敷くのではなく、クッションの上に赤ちゃんを寝かせます。中央がくぼんでいる吐き戻し防止クッションは、自然と赤ちゃんの頭の位置が高くなるため吐き戻しが防止できます。赤ちゃんの居場所としても優れている吐き戻し防止クッションですが、赤ちゃんを寝かせられるだけの大きさがあるのでどうしてもかさばります。吐き戻し防止クッションは、吐き戻し防止枕のような手軽さがないのがデメリットだといえるでしょう。

丸洗いできると衛生的

丸洗いできると衛生的
赤ちゃんの枕は、汗や吐き戻しでどうしても汚れてしまいがちです。吐き戻し枕を清潔に保つために、こまめに吐き戻し防止枕や枕カバーを洗濯したり、吐き戻し防止枕にタオルを敷いたりして対策をしましょう

赤ちゃんが睡眠中ずっと使用する枕は、どうしても赤ちゃんの大量の汗が染み込みやすいため、吐き戻し防止枕のカバーだけでなく中身も洗えるとより衛生的に使えますよ。吐き戻し防止枕が洗濯機で丸洗いできるタイプだと、手間が掛からずお手入れも簡単なのでおすすめです。

関連記事

おすすめの乾燥機付き洗濯機5選! 共働き家庭に人気の時短家電の選び方とは?

履き戻し枕を使う時の注意点

履き戻し枕を使う時の注意点

窒息の危険があるので赤ちゃんから目を離さない

赤ちゃんは、吐き戻したものが赤ちゃんの喉に詰まって窒息してしまう危険性があります。赤ちゃんに吐き戻し防止枕を使っているからといって、赤ちゃんから長時間目を離すことはとても危険です。

赤ちゃんが寝がえりをうってうつ伏せになり、口と鼻が塞がれて窒息してしまう事故も起きています。吐き戻し枕を使う時も、赤ちゃんをパパママの目の届くところに寝かせたり、パパママが寝る時は赤ちゃんに吐き戻し防止枕を使わないなど、赤ちゃんの安全を最優先で考えましょう

関連記事

赤ちゃんによく起きる事故と場所や年齢別の安全対策を紹介!

おすすめの吐き戻し防止枕5選

吐き戻し枕のおすすめ1:サンデシカ スリーピングピロー

素材:(表地)綿100%(裏地)ポリエステル100%
サイズ:約50×35×7cm

なだらかな10度の傾斜が赤ちゃんの吐き戻しと鼻詰まりを防いでくれます。吐き戻し防止枕の横幅を広めにとっているので、赤ちゃんが寝返りしても枕から落ちません。

吐き戻し枕のおすすめ2:吐き戻し防止枕

素材:(本体)ポリエステル80%、綿20%(中材)高反発ウレタンフォーム(中綿)ポリエステル100%
サイズ:約35×50×8cm

こちらの吐き戻し防止枕は、取り外し可能な中材や調節可能な中綿で、赤ちゃん期だけでなく幼児になっても使えます。吐き戻し防止枕ごと丸洗いできて清潔さを保てるのも嬉しいですね。

吐き戻し枕のおすすめ3:吐き戻し防止スリーピングピロー

素材:綿100%
サイズ:約50×35×7cm

しっかり汗を吸うコットン100%の枕カバーは赤ちゃんにも優しい肌触りです。枕カバーは取り外して洗濯できます。

吐き戻し枕のおすすめ4:吐き戻し防止クッション

素材:綿100%
サイズ:-

綿100%の素材でできた枕カバーなので、赤ちゃんの肌に優しい吐き戻し枕です。吐き戻し枕の15度の傾斜で、赤ちゃんの母乳やミルクの吐き戻しを防止するのに効果があります。

吐き戻し枕のおすすめ5:ロトトクッション ごきげんねんね&吐き戻し防止ベビークッション

素材:(クッション・カバー)ポリエステル100%(その他)綿100%
サイズ:約67cm×67cm

吐き戻し防止クッションとして使用するほか、バウンサーとして腹ばいの練習用としてなど幅広く使えます。持ち運びできるのでさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

吐き戻し防止枕はタオルと授乳クッションでも代用できる

吐き戻し防止枕はタオルと授乳クッションでも代用できる
吐き戻し防止枕は、家にあるタオルや授乳クッションでも代用可能です。吐き戻し防止枕のように、タオルを折りたたみ10度くらいの傾斜になるように調整すれば完成です

授乳クッションを使う場合は、赤ちゃんの頭の部分が高くなるように、授乳クッションとタオルで傾斜をつけます。その場合タオルを2、3枚くらい使用し、赤ちゃんが授乳クッションに頭を乗せて横になった時に丁度いい傾斜になるよう調整してくださいね。授乳クッションとタオルで傾斜が調整できたら、最後に大きめのバスタオルを授乳クッションと傾斜を調整したタオルにかければ、吐き戻し防止枕の完成です。

関連記事

赤ちゃんに授乳クッションは必要? 抱き枕は使える? 使い方からおすすめの授乳クッションまで紹介

どうしても吐き戻しする赤ちゃんへの対策

どうしても吐き戻しする赤ちゃんへの対策
吐き戻し防止枕以外で、赤ちゃんの吐き戻しによる汚れや、吐き戻しへの対策方法を紹介します。

スタイやガーゼを二重にして極力洋服の汚れを回避する

スタイやガーゼを二重にして極力洋服の汚れを回避する
赤ちゃんが吐き戻すと、どうしても首回りが汚れてしまいます。赤ちゃんを1日に何回も着替えさせるのは大変なので、できるだけ洋服が汚れるのは阻止したいところですよね。吐き戻しで赤ちゃんの洋服が汚れるのが気になる時は、赤ちゃんの洋服の襟にガーゼを挟んだり、スタイを二重につけたりする方法がおすすめです

吐き戻しでガーゼやスタイが汚れたらサッと取り、すぐに新しいものを付け替えることもできるので、赤ちゃんの洋服を着替えさせる手間を削減することができます。赤ちゃんにスタイを重ね付けするときに、下側のスタイを防水仕様にしておけば、洋服の汚れはほぼカバーできるでしょう。スタイと首の隙間をガーゼで埋めることで、吐いたものが首をつたって洋服の中に入ることも防ぐことができます。

関連記事

よだれかけを賢く選ぼう! 月齢別、タイプ別のおすすめスタイ11選
これでもう迷わない! 月齢別赤ちゃんの服装の選び方
コンビ肌着って何? 短肌着や長肌着との違い、コンビ肌着の選び方やおすすめ8選を紹介

赤ちゃんのげっぷが出ないまま寝かせる場合は横向きにする

赤ちゃんのげっぷが出ないまま寝かせる場合は横向きにする
赤ちゃんは母乳やミルクを飲む際に空気も一緒に飲み込んでしまいます。授乳後に赤ちゃんにげっぷをさせるのは、赤ちゃんのお腹の中の空気を出して、吐き戻しを防ぐためでもあります。なかなか赤ちゃんのげっぷが出ない時もあるので、赤ちゃんのげっぷが出てないうちに寝かせるときは、赤ちゃんが吐いたものが喉に詰まらないよう、赤ちゃんを横向きに寝かせるようにしましょう

しかし、SIDS(シッズ)と呼ばれる乳児突然死症候群という病気は、発症率を下げるとして仰向け寝が推奨されています。また、赤ちゃんを横向きで寝かせると、赤ちゃんが動いた拍子にうつ伏せの姿勢になってしまうことも考えられます。赤ちゃんを横向きで寝かせるときも、パパママは赤ちゃんに目が届くところにいるようにしてください。

関連記事

赤ちゃんのげっぷ出しはいつまで必要? 出し方や出ない時の対処方法

まとめ

まとめ
吐き戻し防止枕は、赤ちゃんの吐き戻しに関する悩みを全て解決してくれるわけではありません。しかし、重なる吐き戻しに悩む場合は、取り入れることでパパママがきっと楽になれますよ。新生児期を過ぎているなら、吐き戻し防止枕として使用できる期間が短いかもしれないので、赤ちゃんの居場所になるクッションタイプや年齢に合わせて調整できるような枕を選ぶことをおすすめします。赤ちゃんに合わせた枕を選ぶことで、吐き戻し防止枕の活用の幅が広がります。