ドーナツ枕で赤ちゃんの絶壁頭や寝はげを予防できる? ドーナツ枕の選び方やおすすめ5選を紹介

ドーナツ枕は赤ちゃんの絶壁や寝はげに有効

ドーナツ枕に期待できる効果は?
ドーナツ枕には、デリケートな赤ちゃんの頭を優しく守ってくれる効果があります。それぞれドーナツ枕の効果についてみていきましょう。

ドーナツ枕の効果1:赤ちゃんの頭の形の歪みや絶壁になるのを予防したり改善する

赤ちゃんの頭の形の歪みや絶壁になるのを予防したり改善する
生まれてすぐの赤ちゃんの骨は柔らかく、1歳半ごろまでに徐々に硬くなると言われています。ねんね期の赤ちゃんは頭が床についている時間が長く、後頭部が平らになってしまったり、斜めになってしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんの頭があまりにも平らになってしまうことを「絶壁」という言葉で表現することもありますよね。真ん中がくぼんだ形をしているドーナツ枕は、ねんね期の赤ちゃんの頭をきれいな丸い形にするのをサポートしてくれる役割があります。

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ドーナツ枕の効果2:赤ちゃんの向き癖を予防したり改善する

赤ちゃんが寝ている時の向き癖を予防したり改善する
赤ちゃんがいつも同じ方向を向いて寝ていると、赤ちゃんの頭の形は床についている時間が長い部分が平らになったり歪んだりすることがあります。一度赤ちゃんに向き癖がついてしまうと、なかなか直すのが難しいですよね。ドーナツ枕は赤ちゃんの頭が向き癖があるほうに向かないようにサポートしてくれるので、向き癖予防にも効果的です。

向き癖の予防にはタオルでも代用でき、赤ちゃんの向き癖のあるほうと逆のほうを向くように、背中の下に丸めたタオルをはさむ方法もおすすめです。赤ちゃんの吐き戻し防止のために、いつも横を向かせて寝ているという場合は、毎回赤ちゃんを横に向かせる方向を変えるなど工夫をすると良いでしょう。ただし、タオルが赤ちゃんの顔にかかると、窒息の恐れもあります。必ずパパママや大人が見守っている状態で使用するようにしましょう。

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ドーナツ枕の効果3:赤ちゃんの寝はげを予防する

赤ちゃんの寝ハゲを予防する
赤ちゃんが首を動かすようになると、後頭部がこすれてはげてしまうことがあります。赤ちゃんの寝はげはこの時期にしか見られない愛おしい姿ではありますが、気になるママも多いですよね。ドーナツ枕は赤ちゃんの頭にかかる圧力を分散してくれるので、寝はげ防止にも効果的です

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赤ちゃんにドーナツ枕は必ず必要?

赤ちゃんにドーナツ枕は必ず必要?
前述した通り、赤ちゃんの頭の骨は時間をかけて少しずつ硬くなっていきます。もし赤ちゃんの頭の形が歪んでしまっても、赤ちゃんが座って過ごす時間が増えれば自然と丸くなっていくことが多いのであまり心配する必要はありません

ドーナツ枕を持っていなくても、パパママが小まめに寝ている赤ちゃんの顔の向きを変えてあげたり、丸めたタオルを背中の下に置いてあげたりすることで向き癖を予防することもできます。ドーナツ枕は育児に絶対に必要ということはありませんが、「上の子がいて小まめに赤ちゃんの顔の向きを変えてあげられない」「手軽に向き癖を直したい」というパパママは検討してみると良いでしょう

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ドーナツ枕の選び方

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一口にドーナツ枕と言っても、対象月齢や素材などで違いがあります。ドーナツ枕を使う時は、赤ちゃんにピッタリのものを探してみてください。

ドーナツ枕の選び方1:赤ちゃんの頭の形に合う形や大きさ

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ドーナツ枕は新生児から使えるものも多いですが、生後2ヶ月、生後3ヶ月からしか使えないものや対象年齢が生後4ヶ月~生後12ヶ月と種類が豊富にあります。赤ちゃんは月齢によって頭の大きさや体つきがまったく異なるため、赤ちゃんの頭の形や大きさに合わないものだと効果が十分に発揮されません。ドーナツ枕を購入する時は、対象年齢や枕の形や大きさもチェックしてみてくださいね。成長に合わせて枕の高さを変えられるタイプのドーナツ枕もありますよ!

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ドーナツ枕の選び方2:素材

ドーナツ枕の選び方2:素材
枕は赤ちゃんのデリケートな肌が直接触れるものなので、素材にもこだわりたいですね。赤ちゃんの肌着でもよく使われる「コットン生地」は吸水性、通気性が良くドーナツ枕としても安心して使える素材です。特に仕上がりまで化学処理をおこなっていない「オーガニックコットン」は自然派のママにもおすすめです。

タオル生地とも呼ばれる「パイル生地」は汗を吸いやすく、暑い時期にもピッタリの素材です。手洗いはもちろん、洗濯洗いができるものが多いので、小まめに洗えるのも魅力の1つですね。そのほか、体圧分散性に優れた「低反発素材」や通気性が抜群の「メッシュ素材」、防ダニ加工がされた素材など機能性で比べてみても良いでしょう。「表はパイル生地、裏はメッシュ生地」など、複数の生地を組み合わせたドーナツ枕も売られていますよ。

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ドーナツ枕の選び方3:洗いやすさ

ドーナツ枕の選び方3:洗いやすさ
大人と比べて赤ちゃんはとても汗っかきです。赤ちゃんは吐き戻しなども多いため、「小まめに洗濯ができるか」もドーナツ枕選びの大切なポイントです。ドーナツ枕の本体をそのまま洗えるのはもちろん、カバーを取り外して洗えるタイプも便利ですね。カバーは洗い替え用に2~3個ストックしておくといつも清潔に保てて安心です

ドーナツ枕の選び方4:デザイン

ドーナツ枕の選び方4:デザイン
ドーナツ枕は、ドーナツ型の丸い形をしたものが一般的ですが、王冠の形をしたものや動物の形をしたものなど可愛くておしゃれなデザインのドーナツ枕もあります。ドーナツ枕の素材や機能性はもちろん、ママ好みのデザインを選んでも良いでしょう。

次のページではドーナツ枕の注意点やおすすめのドーナツ枕を紹介します

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!