1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの成長とお世話! 食事量の目安や遊び方は?
目次
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの成長目安
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの平均身長や体重、授乳回数はどのくらいでしょうか。成長の目安を確認していきます。
平均身長と平均体重
男の子 | 女の子 | |
---|---|---|
身長 | 70.3~79.6cm | 68.3~77.8cm |
体重 | 7.6~11kg | 7.1~10.4kg |
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんは出生時から身長はおよそ1.5倍、体重はおよそ3倍になります。ほかの子と比べて小さかったり大きかったりすると心配になるかもしれませんが、成長度合いに個人差が出る時期なので成長曲線内であれば気にする必要はありません。
授乳・ミルク、離乳食の回数と量
赤ちゃんが1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろになると1日の栄養は離乳食がメインになります。1日3食の離乳食が定着し、食べられる食材や食事のレパートリーも増えてくる時期です。
赤ちゃんが大人と同じ物を食べたがるかもしれませんが、まだ乳歯も生え揃っていないため大人とまったく同じ食事にするのは望ましくありません。1歳0ヶ月では消化能力が未発達で噛む力も弱いため、食材は歯ぐきで噛める固さにしてください。また、3回食で足りないようであれば栄養補助としておやつを与えてもいいでしょう。おやつは小さなおにぎりや蒸し芋などがおすすめです。食事に影響のない量にしてください。
食材 | 内容 |
---|---|
ご飯または軟飯 | 約80~90g |
主菜 (どれか1~2品) |
肉や魚:約15~20g 豆腐:50〜55g 卵:全卵の1/2〜2/3 乳製品:約100g |
野菜・果物類 | 約40~50g |
睡眠の特徴
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんは1日に約11~13時間ほど寝るようになります。お昼寝は1日1回の生活リズムになり夜はしっかり眠れるようになるので朝までぐっすり寝てくれる子も増えますが、小刻みに起きる子もまだまだいます。
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんは体力がついてくる時期なので、日中は外などで思いっきり体を動かせるようにしてあげましょう。個人差はありますが、日中にたくさん体を動かすことで生活リズムが整ってよく寝てくれるようになる子もいます。
排便の特徴
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろはうんちの形ができて固くなり始める時期です。1日の排便回数は1~3回ですが、個人差があるので2~3日に1回しかうんちが出ない赤ちゃんもいるでしょう。うんちをする時はあまりいきまず、普通の固さであれば心配いりません。赤ちゃんが苦しそうにしている場合はマッサージをしてケアしてあげてください。便秘が続くようであればかかりつけの病院を受診しましょう。
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの発達と特徴
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんはできることが一気に増える時期です。どのようなことができるようになるのか確認してみましょう。
指先がさらに器用になる
指をさしたり親指と人差し指で物をつまんだりと、指先を使った細かい動きができるようになります。そのほかスイッチを押す、本をめくる、簡単な積み木遊びをするなどいろいろな動きができて遊びの幅が広がります。
2~3歩ほど歩き出す子がいる
個人差はありますが一人歩きを始めるのは1歳前後といわれており、1歳6ヶ月くらいまでにほとんどの子供が一人歩きできるようになります。赤ちゃんがなかなか歩き始めなくても、つたい歩きやたっちができれば心配いりません。また、一人歩きを始めたら行動範囲が一気に広がるので注意が必要です。怪我や誤飲などの事故が起こりやすくなるので、たばこや電池など危険な物を片づけて赤ちゃんから目を離さないようにしてください。
コーナークッション 透明24個セット
赤ちゃんが家具の角にぶつかって怪我をするのを防ぐアイテムです。透明なので家具の質感を生かせます。強力な粘着テープを使用していますが、剥がす時も簡単に剥がせて家具も傷めません。
自分でご飯を食べようとする
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんは、手づかみ食べが上手になりスプーンやフォークに興味を持ち始めます。まだ上手にスプーンなどを使えないのでこぼしてしまいますが、自由に食べさせてあげましょう。
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんは物を落としたり投げたりするのが楽しくなる時期なので、わざとスプーンを投げたり食べ物を落としたりします。食後は食べこぼしで悲惨な状況になりパパママは泣きたくなることもあるかもしれません。手づかみ食べをしたり、わざと物を落としたりすることで、赤ちゃんは「手を離すとスプーンは落ちる」「食べ物を握ると形が変わる」ことなどを学びます。少しでも片づけが楽になるように床にブルーシートや新聞紙を敷くなどして対策し、気持ちを落ち着けられるといいですね。
1歳0ヶ月の赤ちゃんにおすすめ食事グッズ1:エジソンのフォーク&スプーンmini
持ち手部分が赤ちゃんが握りやすく滑りにくい加工をしています。スプーンの先は平らで食材をすくいやすく、フォークの先は溝は入っていて麺類がすべりにくいなど、赤ちゃんが上手に食事できる工夫をしています。食器洗い乾燥機での洗浄や煮沸消毒が可能なので常に清潔にできます。
1歳0ヶ月の赤ちゃんにおすすめ食事グッズ2:食べこぼしマット
赤ちゃんが食べこぼして困るなら、テーブルや床にマットを敷いておくといいでしょう。こちらは表面に撥水加工をしていて、汚れてもサッと拭けばきれいになります。洗濯機で丸洗いもできます。テーブルクロスとしても床用のマットとしても使え、子供が大きくなってからもお絵かきや工作、ピクニックなどに使えます。
意味のある言葉を発する子もいる
だんだんと言葉を覚えるようになり、ただ真似をするのではなく「ママ」「マンマ」など言葉の意味を理解した上で言葉を発するようになります。赤ちゃんが単語をうまく言えなかったり間違えたりしている時は、優しくゆっくりと正しい言葉を教えてあげましょう。赤ちゃんはパパママの言葉を聞いて徐々にいろいろな言葉を覚えていきます。
少しずつ言葉を理解し始める
赤ちゃんが1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の時期は、あまり言葉を発していなくてもパパママが言う簡単な言葉を理解できるようになります。パパママが「ちょうだい」と言うと持っている物を差し出す、「おいで」と言うとこちらに来るなど、周囲の言葉に反応していれば言葉を理解しているといえます。
少しずつ自我が芽生える
自我が芽生え始め自己主張するようになり、何でも自分でやりたがるようになります。うまくいかずに赤ちゃんが大声を出したり泣いて怒ったりすることもあるでしょう。そんな時はすぐに手伝ったり怒ったりせずに、温かく見守ってあげてください。自我の芽生えは心の成長にとって大切な過程なので、うまくできたら思いっきり褒めてあげるなど子供のやる気を大切にしてください。
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの育児のポイント
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんをお世話する時のポイントを解説します。
予防接種を受ける
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)を過ぎると再び予防接種がめじろ押しになります。
赤ちゃんの年齢 | 受けられるワクチン |
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1歳0ヶ月ごろ(誕生日を過ぎたら早めに) | ・麻疹・風疹混合(MR):1回目 ・水ぼうそう(水痘):1回目 ・おたふく風邪:1回目 |
1歳1ヶ月ごろ(前回から4週間以上空けて) | ・ヒブ:4回目 ・肺炎球菌:4回目 ・4種混合:4回目 |
1歳6ヶ月ごろ | 水ぼうそう(水痘):2回目 |
ワクチンは同時接種することも多いので、かかりつけの小児科と相談し忘れずに予防接種を受けてください。予防接種のスケジュールを管理する便利なアプリもあります。
おすすめアプリ:予防接種スケジューラー
1歳児健診は任意
1歳児健診ではおもに身体測定や栄養状態、運動の発達状況、言葉の理解度などを確認します。1歳6ヶ月健診と3歳健診は受診が義務づけられている定期健診ですが、1歳児健診は任意健診のため実施の有無は自治体によって異なります。自治体が1歳児健診を実施している場合は、保健所などで行われることが多いです。自治体の1歳児健診と日程が合わない場合は、小児科でも受けることができるので各自で予約しましょう。
1歳児健診は任意のため、小児科で1歳児健診を受けた場合にかかる費用は自費になることが多いようです。診察料は大体2000円~5000円くらいが相場になります。
次のページでは、1歳0ヶ月(生後12ヶ月)ごろの赤ちゃんにおすすめの遊びやおもちゃ・絵本などを紹介します!