【任意接種】赤ちゃんの予防接種はいつから? 任意接種の種類とは

赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種とは?

赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種とは
任意接種ワクチンは、定期接種の予防接種とは違い、接種するかどうか接種を受ける側(赤ちゃんなら保護者)が決めることができるワクチンです。自己負担がない定期接種とは違って、任意接種のワクチンに健康保険は適用されません。費用は基本的に自己負担となります。しかし、自治体によって接種費用の助成が受けられるところもあります。一般的には赤ちゃんは1歳までという定義ですが、当記事では2歳未満までの子供を赤ちゃんとしています。

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赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種の種類

赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種の種類
任意接種にはいくつか種類があります。それぞれの種類の症状について説明していきます。

ロタウイルス

ロタウイルスは通常2日間の潜伏期間をおいて発症し、主に乳幼児に急性胃腸炎を引き起こします。主な症状は下痢、嘔気、嘔吐、発熱、腹痛です。通常は1~2週間で自然に治癒しますが脱水症状ががひどくなるとショック、時には死に至ることもあります。通常は発熱と嘔吐から症状が始まって24~48時間後に水便がでるようになります。

おたふくかぜ

おたふくかぜの代表的な症状は発熱と片側または両側の頬、あごの下の辺りが腫れることです。体の中に侵入したムンプスウイルスは、鼻や喉の器官の粘膜や首などのリンパ節で増殖し、血液の流れにのって全身に広がります。ムンプスウイルスが感染しやすい部位の1つが、唾液腺。唾液腺ではムンプスウイルスを排除しようとする免疫機能が働いた結果炎症が起こり、唾液腺のある顔の周りが腫れ痛みが出たり発熱したりします。そのほかには頭痛や倦怠感、食欲低下など、風邪に似た症状が現れることがあります。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身がだるいなどの症状が普通の風邪よりも早く感じられるのが特徴です。併せてのどの痛みや鼻水、咳などの症状も見られます。赤ちゃんは稀に急性脳症を伴うことがあります。

ロタウイルスワクチンには2種類がある

ロタウイルスワクチンには2種類がある
一口にロタウイルスワクチンといってもそれには2種類あります。ロタリックスとロタテックです。それぞれ接種する回数やメリットの違いがありますのでどのようなワクチンか説明していきます。

ロタリックス(RV1)とは

ロタリックスはロタウイルスの中でも最も体内に入ってしまう可能性が高い、G1P型というウイルスにだけ対応できる1価ワクチンです。また、交差免疫性といって、ロタリックスのワクチンに含まれているウイルスに対する免疫をつけることによって、型が似ている他のウイルスにも防御反応を示すことができる要素も含まれています。そのため他のウイルスに対しても免役を作ることができるわけです。具体的には、G2P[4],G3P[8] G4P[8],G9P[8]型にも効きます。

ロタテック(RV5)とは

ロタテックは、G1,G2,G3,G4,P[4]という、5つの成分を含んでおり特に体内に入ってしまう可能性が高いウイルスである、G1P[8], G2P[4], G3P[8], G4P[8]の全てを抑えることができます。

赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種スケジュール例

赤ちゃん(2歳未満)の予防接種における任意接種スケジュール例
任意接種にいくつか種類があるのは説明してきましたが実際どのようなスケジュール間隔で接種すればいいのか例をあげていきます。スケジュール間隔を最初に知り、予防接種の全体像を把握することで接種漏れを防ぐことができます。ご覧の通り1歳になると比較的スケジュール間隔が緩やかになりますので「タイトだな」と心配しないでくださいね。また、このスケジュール間隔は国立感染症研究所が公表している標準的な接種期間を目安にしています。

関連リンク

国立感染症研究所 日本の定期/任意予防接種スケジュール

生後2ヶ月

ロタウイルス(1価か5価のどちらかを接種)

・ロタウイルス1価①
4週間隔で2回接種します。遅くても生後3ヶ月半過ぎまでに一度目を接種しを生後半年までに接種を完了する必要があります。また、生後半年以降は接種することができません。

・ロタウイルス5価①
4週間隔で3回接種します。遅くても生後3ヶ月半過ぎまでに一度目を接種し、生後8ヶ月までに接種を完了します。また、生後8ヶ月以降は接種することができません。

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生後3ヶ月

ロタウイルス(1価か5価のどちらかを接種)

・ロタウイルス1価②
もしくは
・ロタウイルス5価②

生後4ヶ月

ロタウイルス(1価か5価のどちらかを接種)

・ロタウイルス5価③

生後6ヶ月以降

インフルエンザは生後6ヶ月以上で12歳まで(13歳未満)では2度ずつ接種します。10月ごろに一度目を接種し、およそ2~4週間(できれば4週間)あけて二度目を接種しましょう。

1歳0ヶ月

インフルエンザ②
おたふくかぜ①
おたふくかぜは1歳のお誕生日がきたら一度目を接種することができます。二度目は一度目の接種から2~6年たったら接種するのがおすすめです。

赤ちゃん(2歳未満)の任意接種におけるスケジュールのポイント

赤ちゃんの任意接種は毎日の忙しさから忘れてしまうこともあるでしょう。忘れてしまうと接種の期間が過ぎてしまうこともあります。それを防ぐために定期接種で病院に行った時に任意接種の予約をしておきましょう。予約をしたら忘れないようにメモをしてわかりやすい場所に保管しておいてください。予め大体の接種時期をカレンダーに書き込んでおくこともひとつの手です。

任意接種とはいえ受けなくてよいとは言えない

任意接種とはいえ受けなくてよいとは言えない
任意接種の費用は決して安くないものもあります。予防接種をしても感染症にかかってしまうことはありますし「本当に受けないといけないの?」と思うかもしれません。しかし予防接種をしておくと感染症にかかったとしても重症化することはないといわれています。子供が無事に育っていくために守る義務があるパパママにはぜひ任意接種を前向きに検討してもらいたいと願っています。費用については、各自治体に相談してみると助成を受けられる可能性がありますので相談してみてくださいね。

まとめ

予防接種における任意接種の種類と接種のスケジュール間隔について説明してきました。忙しいママパパにとって予防接種の定期接種はプレッシャーになりますよね。そこに併せて自己負担のある任意接種も合わさってきますので大変な気持ちはとてもわかります。しかし1歳を過ぎるとタイトだったスケジュール間隔が割とゆったり目になります。1歳になるまでが少し大変なだけだ! と割り切って子供の身体を守る定期接種、任意接種を受けさせてあげてくださいね。