離乳食の豆腐はいつから? 量は? 種類別の使い方や月齢別レシピも紹介
目次
豆腐レシピおすすめ5選【離乳後期(9~11ヶ月)向け】
離乳後期になると、豆腐の大きさも7~8mmの角切りほどになります。混ぜたり和えたりするだけでなく、豆腐の存在をしっかり感じさせるメニューも食べられます。
鶏と豆腐の鶏団子スープ
ころころした鶏団子が赤ちゃんでも食べやすそうです。赤ちゃんの離乳食用レシピと大人用のアレンジレシピが一緒に紹介されています。赤ちゃんの離乳食だけを作るのは大変なので、大人用も一緒に作れると便利ですね。
鶏と豆腐の鶏団子スープ|【Nadia | ナディア】レシピサイト
お豆腐おやき
手づかみ食べにぴったりな豆腐を使ったおやきです。水分の代わりに絹ごし豆腐を使うことで、しっとりふわふわに仕上がります。3時のおやつにちょうど良さそうなメニューですね。
豆腐ヘルシー水餃子
手づかみで食べることができる水餃子のレシピです。茹でた後は冷凍できるので作り置き食材としても活躍してくれます。その時々で、食べさせたい野菜を加えてアレンジしてみましょう。
豆腐と野菜のあんかけ
野菜をたくさん食べさせたい時におすすめのメニューです。あんかけなので、このままご飯にかけてもおいしく食べられますね。茹でた野菜を冷凍しておけばすぐに作れます。
しらすと豆腐のお焼き
手づかみ食べにおすすめの、柔らかもっちり食感のおやきです。べたっとしないので、手づかみで食べても周りがそんなの汚れないのが嬉しいポイントです。多めに作って冷凍しておくのも便利ですね。
しらすと豆腐のお焼き|【Nadia | ナディア】レシピサイト
豆腐レシピおすすめ5選【離乳完了期(12~18ヶ月)向け】
離乳完了期となる1歳以降からは、豆腐も1cm四方の角切り、ひと口大サイズになります。ある程度の大きさがあるので、茹でてから切っても切ってから茹でてもOKです。料理の幅も広がりますね。
豆腐のごまサラダ
サラダといっても、野菜はちゃんと加熱しているので安心です。柔らかく煮込むと、奥歯で噛む練習にもちょうどいい一品になります。野菜だけでなく豆腐もしっかり主張したサラダです。
かぼちゃのしっとり平パン
甘いかぼちゃと豆腐で作る、おやつにもちょうど良さそうなしっとり平パンのレシピです。ほっくりとした甘味が特長のかぼちゃは、栄養価も高く離乳食づくりの強い味方ですね。
かぼちゃのしっとり平パン|パルシステムの育児情報サイト~子育て123~
豆腐とひじきの中華あん
いろいろな味付けを楽しめるようになってきた離乳完了期におすすめのレシピです。乾燥ひじきで不足しがちな鉄分も摂れます。ご飯にかけて丼にしてもおいしそうですね。
豆腐のコーングラタン
育児用ミルクを使った豆腐グラタンのレシピです。コーンとミルクの甘い風味は赤ちゃんにも好まれる味です。簡単に作れるのに、栄養も摂れてママもうれしいですね。
マーボー豆腐風
辛みのないマーボー豆腐風なら赤ちゃんでもおいしく食べられます。とろみがついているので食べやすく、お肉や豆腐でボリュームも出せるので、なにかと重宝するメニューですよ。
離乳食に使える豆腐の種類は?
離乳食で使う豆腐は絹ごし豆腐が一般的ですが、豆腐には、絹ごし豆腐以外にも木綿豆腐や焼き豆腐、高野豆腐、玉子豆腐などいろいろな種類がありますよね。離乳食にはどのように使えばいいのか、豆腐の種類ごとに見ていきましょう。
木綿豆腐
豆乳ににがりを加えてそのまま固める絹ごし豆腐と違い、木綿豆腐は穴の開いた型に木綿の布を敷いて水分を抜きながら押し固めます。そのため、絹ごし豆腐よりも水分が少なく固くなります。
型崩れしにくいしっかりとした食感が特長ですが、固さがあるため絹ごし豆腐に慣れてから食べさせる方がいいですね。目安としては、離乳中期以降からです。木綿豆腐の外側の固い部分は取り除いてから与えるようにしましょう。
焼き豆腐
焼き豆腐は、直火であぶって表面に焼き色を付けた豆腐のことです。焼き豆腐には崩れにくいというメリットがあるため、すき焼きなどの鍋料理でよく使われます。
普通の豆腐より固いため、離乳食として与えるなら生後9ヶ月以降頃の離乳後期にしましょう。わざわざ焼き豆腐を与える必要性はないので、大人が食べる機会があるなど、タイミングが合えば与える程度でOKです。
高野豆腐
高野豆腐は乾物なので、絹ごし豆腐や木綿豆腐と違って買い置き保存ができるのが嬉しいポイントです。高野豆腐は、離乳初期~離乳中期と離乳後期以降では違った使い方をします。
■離乳初期~離乳中期:すりおろす
高野豆腐は絹ごし豆腐と同じタイミング、離乳初期の後期頃から食べることができます。離乳初期の後半はほんの少し、絹ごし豆腐に慣れ、2回食に進む中期頃から本格的に高野豆腐を取り入れてみましょう。
離乳中期頃までは、高野豆腐はおろし金ですりおろして使います。水分を含む料理にプラスすると、簡単に栄養価アップができるうえに、とろみがついて赤ちゃんが離乳食を食べやすくなります。すりおろした高野豆腐は、さらさらの状態のまま冷凍保存することができます。高野豆腐を冷凍した後は、1週間を目安に使い切りましょう。
■離乳後期:小さく刻む
高野豆腐を形のある状態で食べるのは離乳後期以降からです。高野豆腐は水で戻してから小さく刻みましょう。水で戻した刻んだ後に、水や出汁で煮るなどして加熱します。赤ちゃんが食感を気にすることもあるので、できるだけ柔らかく煮てあげましょう。
玉子豆腐
玉子豆腐は卵と出汁を合わせて蒸して固めたものです。豆腐状の形からの名前なので、絹ごし豆腐などのように大豆やにがりは使われていません。玉子豆腐には、小児期に多い食物アレルギーの1つである卵が使われているので、鶏卵アレルギーに注意する必要があります。
玉子豆腐を離乳食として与える際は、鶏卵アレルギーがないかがわかってからにしましょう。鶏卵アレルギーがなければ玉子豆腐を食べることができますが、市販の玉子豆腐は調味料や添加物が含まれることもあるので離乳完了期以降に与える方がいいでしょう。
■手作り玉子豆腐で安心安全
手作りの玉子豆腐であれば、添加物などの余分なものを含まないので離乳中期頃から与えられます。手作り玉子豆腐は意外と簡単に作れますよ。
【玉子豆腐の作り方】
- 卵と同量の出汁を混ぜて卵液を作る
- 卵液をこし器で裏ごしする
- 耐熱容器に卵液を流し入れ、表面に泡ができていたらすくう
- 耐熱容器にふんわりとラップをかける
- 500wで3~5分ほど加熱する
加熱時間などは容器のサイズや卵液の量にもよるので、短い時間で設定して様子を見ながら加熱時間を足しましょう。表面にスプーンで触れて、固まっているようならOKです。
まとめ
豆腐は栄養価が高くて赤ちゃんでも消化しやすい、離乳食で使い勝手のいい食材です。裏ごししたり粗くつぶしたりとアレンジの仕方も豊富なので、さまざまなメニューに豆腐をプラスしてみましょう。離乳中期になったら木綿豆腐やすりおろした高野豆腐、離乳後期になったら細かく刻んだ高野豆腐や冷凍豆腐など、レシピによって豆腐の種類を使い分けてみるのもおすすめです。豆腐があれば離乳食のアレンジの幅が一気に広がります。