【管理栄養士監修】赤ちゃんの離乳食にヨーグルトはいつからOK？ おすすめ商品やアレンジレシピも紹介
ヨーグルトは赤ちゃんにとって必要なカルシウムが豊富で、ぜひ離乳食に取り入れたい食材です。ただし、赤ちゃんに食べさせるときはいくつか注意しなければいけないポイントがあります。ヨーグルトの選び方や食べさせ方とあわせて紹介していきます。
目次
赤ちゃんにおすすめヨーグルト5選
赤ちゃんも安心して食べられる、おすすめのヨーグルトを紹介します。ヨーグルトはメーカーによってさまざまな特徴があるので、ぜひ参考にしてください。
小岩井乳業 生乳100％ヨーグルト 400g
生乳100％タイプのヨーグルトです。酸味が控えめでとてもクリーミー。使用されているビフィズス菌「BB-12」は、ほかのビフィズス菌に比べて腸管細胞への付着性が高いことが特徴です。お腹の調子を整える、免疫力を高める、などの効果が期待できます。
高千穂牧場 プレーンヨーグルト
高千穂牧場のプレーンヨーグルトは酸味が少なくマイルドな味わいなので、赤ちゃんにも食べやすいです。添加物がほかのメーカーに比べると少ないのも特徴。スーパーでも購入でき、家族でおいしく食べることができるヨーグルトです。
木次乳業 プレーンヨーグルト
パスチャライズ製法の生乳で作ったヨーグルトです。日本の大手メーカーが主流としている超高温(120℃以上で1～3秒間)による短時間殺菌と異なり、低温でゆっくり殺菌するパスチャライズ製法で作られています。そのため栄養分は損なわず、生乳本来のコクや美味しさが楽しめるヨーグルトです。新鮮であるがゆえに、メーカーによっては賞味期限が一般的なヨーグルトより短い商品もあります。早めに食べきるようにしましょう。
プレーンヨーグルト商品ページ/木次乳業オンラインショップ公式
マルサン 豆乳グルト
赤ちゃんが乳製品アレルギーだと、牛乳からできたヨーグルトは食べることができません。豆乳グルトは乳成分不使用なので、乳製品アレルギーの赤ちゃんでも食べることができますよ。砂糖不使用なので甘さも加減でき離乳食でも使いやすいでしょう。
ダノン ベビーダノン 緑の野菜10
ほうれん草、グリーンピース、トマト、キャベツ、小松菜など10種類の野菜ソースが入ったヨーグルトです。緑の野菜のほかに、かぼちゃやさつまいもなど黄色の野菜が10種類入ったシリーズもあります。野菜嫌いな子供でも食べやすく、美味しく栄養を摂ることができますよ。
ヨーグルトを使ったアレンジレシピ！
そのまま食べてもおいしいヨーグルトですが、ほかの食材を加えてアレンジするのもおすすめです。アレンジすることで、ヨーグルトには含まれていない栄養も補うことができます。赤ちゃんの味覚の発達や食欲増進にもつながるので、ぜひ作ってみましょう。
定番アレンジ バナナヨーグルト
荒くすりつぶしたバナナをヨーグルトで和えるだけで、あっという間に出来上がり。バナナの優しい甘みが加わるので、ヨーグルトの酸味が苦手な赤ちゃんでも食べやすくなりますよ。
cookpad 【離乳食】バナナヨーグルト
手づかみ食べに さつまいものヨーグルトボール
茹でてつぶしたさつまいもとヨーグルトを混ぜて、コロコロとボールの形に丸めるだけ。見た目もかわいいので、赤ちゃんも喜んでくれそうですね。手づかみ食べにもおすすめです。
記念日におすすめ！ ヨーグルトケーキ
ヨーグルトと食パン、いちご、ボーロがあれば赤ちゃんでも食べられるケーキができます！ 1歳の誕生日には手作りのケーキをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
余ったヨーグルトは冷凍保存できる？
甘みの入っていないプレーンヨーグルトは、冷凍すると水分が分離してしまい、解凍しても元の状態には戻りません。また、風味や食感も損なわれています。そのため、赤ちゃんには冷蔵で保存した新鮮なものを食べさせるようにしましょう。大人用に冷凍する場合は、しっかり加糖した上で保存してください。
まとめ
ヨーグルトにはカルシウムやビタミン類など、赤ちゃんに摂取してほしい栄養が入っています。おすすめで紹介した木次乳業のヨーグルトのように、パスチャライズ製法など殺菌方法でも違いがありましたね。生乳100％でできているか、生乳本来の栄養がちゃんと摂れるかなど、ぜひチェックしてください。ヨーグルトはそのまま食べても美味しく、アレンジも自由自在にできる離乳食に便利な食材です。おやつやデザートなど、幅広くヨーグルトを活用してくださいね。
