生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と育児のポイント! 授乳間隔や睡眠、体重、予防接種の予定は?
生後2ヶ月の赤ちゃんの育児のポイント
生後2ヶ月の赤ちゃんは、お世話をする上でどんなことに気をつけるとよいのでしょうか。
予防接種を受ける
生後2ヶ月になった日より予防接種が受けられます。自治体より配布される予防接種カレンダーを確認しておきましょう。最初に受ける予防接種は、B型肝炎(1回目)、ロタウイルス(1回目)、ヒブ(1回目)、小児用肺炎球菌(1回目)の4種類です。すべて同時に受けることもできますが、心配な場合は分けて受けることもできるため、病院の医師と相談しましょう。0歳児が受けられる予防接種は全部で6~7種類あり、1種類につき複数回打つ必要があるので、全部で15回以上打つことになります。
生後2ヶ月 | |
---|---|
B型肝炎 | 1回目 |
ロタウイルス | 1回目 |
ヒブ | 1回目 |
小児用肺炎球菌 | 1回目 |
ロタウイルスのワクチンはこれまで自費による任意接種でしたが、2020年10月から定期接種になることが厚生労働省から発表されました。定期接種化の対象は2020年8月以降に産まれた赤ちゃんです。これまでロタウイルスの予防接種には合計30,000円ほど費用がかかっていましたが、定期接種化により原則無料でワクチンを接種できるようになるため、子育て世帯にはありがたいニュースですね。
赤ちゃんのスキンケアをする
赤ちゃんの肌は薄くてとてもデリケートです。肌の機能も未熟なため、しっかりとスキンケアをしてあげることが大切です。肌を清潔に保ち、お風呂上がりには必ず保湿をしましょう。肌が乾燥していると湿疹ができやすくなるため、保湿には伸びやすく、肌馴染みのいいベビーオイルがおすすめです。湿疹などの肌トラブルが出た場合は、病院で診てもらいましょう。
安全な部屋作りをする
生後2ヶ月の赤ちゃんはまだ自分で移動することはできませんが、手を伸ばしたり、足を伸ばしたりすることが多くなってきます。赤ちゃんが過ごす部屋が安全かどうかチェックし、赤ちゃんの周りから危険を取り除いてケガや事故を未然に防ぎましょう。転倒事故を防ぐために、赤ちゃんを寝かせたベビーベッドから離れる際は必ず柵を上げておきます。また、冬場にホットカーペットや電気毛布を使っている場合、低温やけどにも注意が必要です。赤ちゃんの肌は大人と比べて薄いため、短い時間でも低温やけどを起こす恐れがあります。
生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊び方
手遊び
手足を動かせるようになってくる生後2ヶ月の赤ちゃんは、手遊びが大好きです。「とんとんとんとんひげじいさん」「むすんでひらいて」などが有名ですが、そのほかにも「きゅうりができた」「ぞうきんのうた」「大きな山をのぼりましょう」など、寝ている赤ちゃんの足を動かしたり、体に触れたりしながらできる手遊びもあります。赤ちゃんはパパママに触れられることが大好きですので、体に触れながらコミュニケーションをとってあげましょう。
また、生後2ヶ月頃の赤ちゃんは「いないいないばあ」も大好きです。成長には個人差があるのであまり反応しない赤ちゃんもいるかもしれませんが、試してみてくださいね。
お馴染みの「とんとんとんとんひげじいさん」です。動画では「悲しく」「楽しく」「おもしろく」と、さまざまなバリエーションを繰り広げています。
赤ちゃんをきゅうりに見立て、赤ちゃんの足をゆらゆら揺らしたり、胸やお腹を優しくつついたり、さすったりして楽しむ手遊びです。親子でたくさん触れ合えるので、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。
おもちゃ&絵本
生後2ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃは、メリーやガラガラなどです。赤ちゃんは音が鳴るものや、動きのあるおもちゃに興味を示します。また赤ちゃん向けの絵本には、赤ちゃんが認識しやすい色鮮やかなイラストのもの、赤ちゃんの好きな繰り返しのフレーズが出てくるものが多く、パパママにも人気があります。おすすめは「あかあかくろくろ」「いないいないばあ」「じゃあじゃあびりびり」です。筆者は「がたん ごとん がたん ごとん」や「だるまさんが」を子供に読み聞かせていました。
まとめ
生後2ヶ月頃になるとパパママにも少し余裕ができ、赤ちゃんとの時間をさらに楽しめるようになってくる時期です。手遊び歌や絵本の読み聞かせなどで、赤ちゃんとたくさんコミュニケーションをとってみてください。いろいろな遊びやおもちゃがあるので、赤ちゃんの好みのものを見つけてあげてくださいね。