
赤ちゃんのベビーベッドはいつまで使う? 買うかレンタルかで迷うママ向けのアドバイス!
目次
赤ちゃんのベビーベッドのサイズはどのくらい?
ベビーベッドは長さ90cmと120cmの2種類が一般的
ベビーベッドとは、その名の通り赤ちゃん用のベッドですが、サイズが決まっているのをご存知ですか?一般的にベビーベッドのサイズは2種類展開されており、そのサイズは以下のようになります。
- 標準サイズ:120cm×70cm
- ミニサイズ:90cm×60cm
ベビーベッドのサイズは2種類なら、サイズで選べばいいのかというとそうではありません。サイズ以外に注意すべき点があるので、まずはベビーベッドが使えなくなるケースについて見ていきましょう。
ベビーベッドが使えなくなるケースとは
「ベビーベッドを買ったけど、あっという間に使えなくなってしまった」ということがないように、ベビーベッドが使えなくなる場面について確認しておく必要があります。
赤ちゃんが柵を乗り越えるようになった
赤ちゃんがねんねから寝返り、そしてハイハイからつかまり立ちができるようになると成長を感じるものです。しかし、赤ちゃんがベビーベッドの柵を乗り越えてしまったという経験をしたパパママも少なくありません。赤ちゃんの成長には個人差はありますが、つかまり立ちができるようになる生後11ヶ月の前後には柵を乗り越えるかどうかに注意した方がいいでしょう。そのくらいの時期に安全面を考えて、ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせるかどうかについて考えてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんが一人で寝るのを怖がる
赤ちゃんがつかまり立ちから後追い、そしてつたい歩きや立っちができるようになると行動範囲も広がっていくものです。赤ちゃんはいろんなことをパパやママと一緒に経験していくので、親子の絆もさらに深まっていくものです。
それに伴い、パパママと一緒にいたいという気持ちが高まったり、絵本で目にした生き物に恐怖を感じ一人で寝るのを嫌がることも出てくるでしょう。そんな時には子供の気持ちを受け入れ、一緒に添い寝してあげましょう。一人で寝るのを嫌がる時がきたら、ベビーベッドも卒業にさしかかっているのかもしれません。
ベッドが狭く感じる
最後は、赤ちゃんの成長に伴い、ベッドが狭くなるという物理的なものです。ベビーベッドはミニサイズが90cm×60cmとなっています。下記記事で紹介している1歳までの月齢ごとの赤ちゃんの平均身長を確認すると、1歳の子供の平均身長が72cm~74cmほどです。ミニサイズのベビーベッドだと1歳頃までならサイズ的には問題なく使用できるでしょう。
標準サイズのベビーベッドは120cm×70cmで対象年齢が24ヶ月、体重20kgを想定して作られています。ベッドが小さくなってきたら、次のステージとして子供用のベッドにするか布団にするかを考えるようにしましょう。
赤ちゃんがベビーベッドを卒業するタイミングとは
せっかくベビーベッドを設置するならできれば長く使って欲しいと思うものですが、いろいろな理由から使えなくなるケースがあることが分かりました。でも、すべての子供が上で紹介したことに該当するかというとそうではありません。
なんのトラブルもなく、使い続けることもできますが、いつかはベビーベッドを卒業して、子供用の布団やベッドで寝る日がきます。
では、次のステップに進むタイミングはどう見極めたらいいのでしょうか。
ベビーベッドの卒業タイミング1:つかまり立ちができるようになる生後11ヶ月前後
生後8ヶ月ヶ月頃になると、赤ちゃんはハイハイをするようになり。生後11ヶ月前後にはつかまり立ちをするようになるでしょう。つかまり立ちをするようになると、赤ちゃんがベビーベッドから転落する心配もありますが、それがパパママが寝ている時にも起こる可能性も考えなくてはいけません。赤ちゃんがつかまり立ちができるようになったら、転落防止も含めてベビーベッドの卒業も視野に入れましょう。
ベビーベッドの卒業タイミング2:記載されている使用年齢に達したら
何のトラブルや問題もなく、使い続けたとしても、ベビーベッドを使う想定年齢、もしくは想定体重を超えたら卒業を考える時期になります。ベビーベッドの想定年齢は標準サイズで生後24ヶ月、想定体重は20㎏なので、一つの目安として頭に入れておきましょう。
ベビーベッドが使えなくなるケースと、卒業のタイミングが分かった所で、次はベビーベッドの購入手段についてです。ベビーベッドをそろえるには、買う・借りるの他に、中古のベビーベッドを買うという方法があります。それぞれのメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。
ベビーベッドを購入するメリットとデメリット
ベビーベッドを買うメリットと言えば、ズバリ新品を使用できるという点です。新品なので衛生面を気にしなくて済みますが、自分で組み立てをする手間がかかるというデメリットも。赤ちゃんによっては、想定よりも早く使えなくなるケースも出てくるかもしれません。新品という点は捨てがたいですが、実際に使ってみないとどれくらい使い続けられるかは分かりません。このいつまで使えるかというのが、買うかどうか迷う点なのではないでしょうか。
ベビーベッド買った場合の費用
ベビーベッドを新品買う時の値段は気になりますよね。そこで、Amazonの人気のベビーベッドランキングのトップ3を見てみましょう。以下のようなベビーベッドがパパママに人気があります。
人気のベビーベッド上位3つを見てみると25,000円~30,000円前後であることが分かります。ベビーベッドを新品で購入する際の目安として考えてみましょう。
ベビーベッドをレンタルするメリットとデメリット
次は、ベビーベッドを借りるという選択肢についてです。ベビーベッドレンタルの最大のメリットは、期間を決めて借りるので、契約期間が終わったら返却するので、使わなくなった後の置き場所に困りません。ベビーベッドはせっかく買ってもいつの間にかおむつ置き場になっているケースも多いので、早めに卒業する場合、返却すれば部屋の中を有効活用することができます。買うか借りるか迷っている場合、試せるというのも大きな魅力なのではないでしょうか。
ベビーベッドをレンタルした場合の費用
育児関連のレンタル商品は、期間や費用の設定が会社によって違います。そこで、ベビー用品大手の株式会社ベビーリースが運営するナイスベビーの価格を参考に見ていきましょう。ナイスベビーのレンタルベビーベッドの中で人気NO1の商品はこちら
[標準型]らくらくダブルドアー ナチュラル
期間 | レンタル料金(税込) | 1日あたりの金額 |
2週間 | 7,668円 | 548円 |
1ヶ月 | 8,856円 | 295円 |
2ヶ月 | 9,612円 | 160円 |
3ヶ月 | 10,152円 | 113円 |
6ヶ月 | 12,204円 | 68円 |
以後1ヶ月ごとの延長料金:2,160円
お試しとして2週間借りてその後延長するのもいいですし、半年で契約すれば一日あたりの単価100円以下に抑えることができます。ちなみに筆者は赤ちゃんのベビーベッドはレンタルしました。1ヶ月ごとに延長していき、3ヶ月の期間でレンタルしました。ベビーベッドが届いたときの組み立て、ベビーベッドの引き取りの際の解体までスタッフがやってくれて非常に便利でした。
中古でベビーベッを購入するメリットとデメリット
最後は中古でベビーベッドを購入することについてです。中古のベビーベッドは、新品よりも安く買うことができるのが最大のメリットですが、使用感や衛生面が気になります。また、新品よりも選択肢が少ないため、デザインやカラーなど部屋の雰囲気と合わせるのが難しいというデメリットもあります。
中古のベビーベッドを使用する費用
中古のベビーベッドの値段ですが、数ヶ月で手放されたベビーベッドや、兄弟姉妹で長く使われたものなど、状態がそれぞれ違うため販売価格もまちまちです。安ければ数千円で購入できるベビーベッドもありますが、状態が良いものだと10,000円ほどになることもあるでしょう。中古で買う場合には状態の確認は必要不可欠になります。
ベビーベッドを選ぶ際のポイント
ベビーベッドは買う、借りるにしても選ぶポイントがあります。どんな点に注意したらいいのか詳しく見ていきましょう。
ベビーベッドを置き場所とサイズ
ベビーベッドを置く場所を決めてサイズを測ります。そして、そのサイズに合ったものを選ばなければいけません。部屋のどこに置くのか、授乳やおむつ替えの動線なども考えながら置く場所を確定させる必要があります。
高さ調節可能なベビーベッドかどうか
ベビーベッドに寝ている赤ちゃんをお世話する時には、立ったままおむつ替えができるベビーベッドと、パパママが中腰や立ち膝にならなければいけないタイプもあります。パパママの腰への負担などを考慮して、高さ調節が可能なものを選ぶといいでしょう。赤ちゃんの成長に伴い、どの位置にすると楽な姿勢でおむつ替えができるかが違ってきます。1日に何回も変えるおむつ替えは、ママの負担を減らすことも考えて選ぶのがポイントです。
第2子、第3子を希望するかどうか
ベビーベッドはいつか卒業する日がくるものです。ベビーベッドが不要になった後のことも視野に入れて選ぶようにしましょう。限られたスペースを有効に使いたいなら、レンタルという方法もありますし、第2子、第3子を希望するなら、長く使い続けられるものを選ぶのもおすすめです。それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で、上手に活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:ベビーベッドは新品、レンタル、中古を賢く利用しましょう
子育てにはさまざまなグッズが必要になります。ベビーベッドに限らず、使うアイテムに応じて、買う、借りる、中古でまかなうなど上手に活用してみてはいかがでしょうか。買うことを選択したら、次は商品選びが待っています。あれこれ見ていくと「こんな便利なものもあったんだ」と新しい発見ができるかもしれません。ぜひ楽しみながら探してみてくださいね。