抱っこ紐はいつからいつまで使う? 赤ちゃんの抱っこひもの選び方は? おすすめ抱っこ紐8選!
目次
抱っこ紐は育児には絶対に必要?
赤ちゃんとの生活では必ず必要な育児グッズ
毎日赤ちゃんを抱っこするパパママにとっては、抱っこ紐は絶対に必要な育児グッズです。生後間もない赤ちゃんの場合、体重が軽く首も座っていないため抱っこ紐の活躍は少ないかもしれません。しかし、生後2~3ヶ月頃からだんだんと体重が増えてきて、抱っこをしながらの家事が難しくなってきます。抱っこ紐を使えば両手が空き、抱っこしながら掃除や洗濯などの家事もこなすことができます。
赤ちゃんは抱っこしているとよく眠ってくれるので寝かしつけにも非常に役立ちます。また、少しのお散歩やお買い物など、抱っこ紐があれば赤ちゃんと一緒に出かけられる範囲がどんどん広がってきます。成長するにつれて長時間の抱っこも増えてくるので、そんな時にパパママの肩や腰の負担を軽くしてくれる強い味方が抱っこ紐です。抱っこ紐無しの育児は大変過ぎておすすめはできません。
抱っこ紐は赤ちゃんがいつからいつまで使うの?
抱っこ紐は生後間もない時期から使用できる
抱っこ紐メーカーによって対象年齢は違いますが、新生児~2歳頃まで抱っこ紐を使うパパママが多いでしょう。前述もしましたが、生後間もない赤ちゃんは首が座っておらず、この時期に抱っこ紐を使うには抱っこ紐に付属しているインサートと呼ばれる新生児用のクッションを使用するものが多いでしょう(インサート無しでも新生児の抱っこができる抱っこ紐もあります)。ただし、抱っこ紐によっては首が座る生後2~3ヶ月以降から使用するタイプもあるので、抱っこ紐の購入時に対象年齢や使用可能な体重を確認するようにしてください。
2歳頃になると抱っこ紐を使う機会は減ってくる
1歳頃に子供がよちよち歩きをするようになると、徐々に抱っこ紐を使う機会は減ってきます。お出かけ時に子供が自分で歩きたがることもありますし、遠くまでお出かけするときは荷物が多く、荷物をぶら下げられるベビーカーの方が便利になってきます。しかし、子供が歩き疲れてもベビーカーに乗るのを嫌がるときなど、抱っこ紐が活躍する機会もあるでしょう。小さい子供はパパやママに抱っこされると安心しますからね。
また、甘えん坊の子供の場合は2歳を過ぎても抱っこをおねだりしてくるかもしれません。2歳を過ぎると体重は10kg以上になっているでしょうから。力持ちのパパであっても長時間の抱っこは大変です。抱っこ紐によっては4歳頃まで使用できるタイプもあるので、不安な方はそういった抱っこ紐を購入すればいいでしょう。
抱っこ紐はどんな時に使うの?
抱っこ紐はどんなときに使用するのでしょうか? 実際にパパママが抱っこ紐を使用した例をご紹介しますので、これから赤ちゃんが生まれてくるパパママも、自分が抱っこ紐を使っている姿をイメージしてみてください。
抱っこ紐の利用例1:赤ちゃんをあやす時
赤ちゃんは、ママに抱っこしてもらうことでとても安心します。赤ちゃんがぐずっているとき、普通に抱っこしても泣き止まなかったのに、抱っこ紐で抱っこすると泣き止むこともあります。抱っこ紐を使用すると両手が空くので、体を揺らしながら背中を優しくポンポンしてあやすこともできます。赤ちゃんにとって、抱っこ紐で抱っこされればパパママと密着でき、居心地がよく、安心して眠ることができるのでしょう。
抱っこ紐の利用例2:赤ちゃんの寝かしつけ
赤ちゃんを寝かしつけるのは本当に大変です。なかには、すんなり寝てくれる赤ちゃんもいますが、ほとんどの赤ちゃんが寝かしつけに時間がかかるのではないでしょうか? ベットに寝かせるとすぐに泣いてしまう赤ちゃんを、抱っこで寝かしつける際にも抱っこ紐は活躍します。
抱っこ紐を使えば、両手で抱えておく必要がないのでパパママの体の負担を軽くしてくれます。ぐっすり眠った赤ちゃんを起こさないようベットにそっと下ろせる、着脱の簡単な抱っこ紐が寝かしつけの際は便利です。
抱っこ紐の利用例3:赤ちゃんとのおでかけ
赤ちゃんと近所にお散歩やスーパーに買い物などでお出かけする時に、抱っこ紐は重宝します。赤ちゃんとのお出かけで困るのが、階段やエスカレーター、段差などベビーカーでは移動しづらい場所がたくさんあることです。筆者も独身時代はあまり意識していませんでしたが、赤ちゃんと外出するようになり、あらゆる場所に障害物があることに気付きました。
ベビーカーだけでお出かけすると、片手に赤ちゃんを抱っこしたまま、もう一方の手でベビーカーを畳んで持ち、階段やエスカレーターの上り下り…パパママも大変ですが、周りの人にぶつかったり、転んでしまったりすると赤ちゃんにとっても危険です。赤ちゃんとのお出かけの際は、ベビーカーと抱っこ紐の両方を準備して、場所によってうまく使い分けるのをおすすめします。
抱っこ紐にはどんな種類があるの?
抱っこ紐の種類はたくさんありますが、大きく分けると横抱きタイプと縦抱きタイプ、さらに、おんぶができる抱っこ紐などがあります。縦抱きタイプは、対面抱っこタイプと前向き抱っこタイプの2種類にも分けられます。その他、多くの機能を備えた多機能タイプの抱っこ紐などがあり、こちらではそれぞれの特徴をご紹介します。
横抱きタイプと縦抱きタイプの抱っこ紐
抱っこ紐には、横抱きタイプと縦抱きタイプがあります。横抱きのタイプの抱っこ紐は、赤ちゃんが首がすわっていない時期に、横に寝かして抱っこするメリットがあります。横抱きなので、赤ちゃんの頭をどこかにぶつけないように注意しましょう。ただ、横抱きのタイプの抱っこ紐は家事や雑用がスムーズにできないデメリットがあります。
縦抱きの対面抱っこタイプは、赤ちゃんがパパママの顔を見ることができるので、赤ちゃんが安心してくれます。また、パパママにとっては、両手を自由に使うことができるメリットがあります。注意点は、家事や雑用などの時、前かがみになって赤ちゃんが落ちてしまわないようにすることです。しゃがむ時は、赤ちゃんを支えながら、なるべく腰を落としてしゃがむようにしましょう。
おんぶができる抱っこ紐もある
上記以外にもおんぶができる抱っこ紐もあります。赤ちゃんは成長してくると、対面抱っこでは満足できず、ぐずることもあります。その時は、おんぶができる抱っこ紐がおすすめです。筆者もおんぶのできる抱っこ紐を愛用していました。おんぶタイプの抱っこ紐は、家事雑用などをするときにはとても役立ちます。ただし、赤ちゃんの月齢が低いときはいいのですが、少し成長してくるといろいろなことに興味を持ち、手を出して周りの物を触ったりするので注意が必要です。
次のページでは赤ちゃんの抱っこ紐を選ぶポイントとおすすめの抱っこ紐、抱っこするときの注意点をご紹介します。