大掃除のリスト作成は必須! 効率よくきれいにするコツや方法を紹介
大掃除はいつやるのがベスト?
大掃除はいつ行うと最も効果的なのでしょう? 大掃除をする時期に決まりはありませんが、早い人だと11月から大掃除の準備を始める人もいます。普段手が行き届いていない場所はたくさんあるので、早く始めるにしても余裕を持ってスケジュールを立てる必要があります。12月に入ったら掃除をする場所をピックアップして掃除に必要な道具を洗い出し、誰がどこを担当するかなどを決めていきましょう。
大掃除の事前準備は1週間前から
大掃除をする時は事前の準備が必要です。まずは大まかにスケジュールを立て、次に必要事項をリストアップしましょう。それぞれ解説します。
スケジュールを立てる
大掃除は当日いきなり始めるのでなく、1週間くらい前から計画的に進めます。まずは大まかにでも大掃除についてスケジュールを立てましょう。やるべきことを整理することで、効率よく大掃除を進められます。以下に大掃除のスケジュール例を挙げました。
- 持ち物を見直し不要な物を処分する
- 大掃除する場所をリストアップし順番を決める
- 必要な掃除道具を確認し揃える
- 大掃除当日
大掃除を始めると途中でどうしても不用品の処分に時間を取られます。選別していると物に対する思い出が浮かび、不用品の片付けに意識が向いてしまいます。これでは時間のロスになるので、掃除をする前にいる物・いらない物をあらかじめ分けて整理しておきましょう。
スムーズに大掃除を進めるため最初に必要な道具をすべて準備しておきます。途中で足りないものがあると作業を中断して買い物に行かなければならず、「せっかく張り切って始めたのに…」と気分も下がりかねません。使い古しの歯ブラシや爪楊枝、綿棒、割りばしに布を巻いた物などがあると細かい箇所の掃除に便利なので用意しておくといいでしょう。
大掃除リストを作る
大掃除をするには事前にやっておくべき事柄がたくさんあります。これらを効率的に進めるために、リスト化して家族で共有しましょう。
- 掃除をする日を決める
- 掃除する場所を洗い出す
- 担当する人を振り分ける
- 掃除用具など買い物リストを作る
- ゴミの日(燃えるゴミ・燃えないゴミ・年末年始の最終ゴミ収集日)を確認する
大掃除は大変なイメージがありますが、1つずつリスト化して考えると分かりやすくなります。「どこを掃除したらいいのか」「ここは誰にお願いしようか」と家族で相談してみましょう。大掃除リストはエクセルで作ったりアプリで管理したりすると、リストを一括管理できて家族間で共有できるので便利です。アプリは「スケジュール管理」「やることリスト」「タスク管理」などで検索するといいでしょう。
Androidアプリはこちら家事を見える化し買い物リストをその都度記入できるので買い忘れも防げます。掃除が終わった場所をチェックしてカレンダーで一括管理できるので、どこが終わっているのか一目瞭然です。
大掃除をスムーズに進めるコツ
大掃除ではキッチンやお風呂、トイレ、リビングのほか、子供部屋や玄関など多くの場所を掃除しなければいけません。これらの場所を効率よく掃除していくためのコツを3つ挙げました。
水回りから始める
キッチンなど水回りを掃除する時は汚れが飛び散りやすいので、最初に済ませます。
- 水回り
- リビングなど各部屋、廊下、階段
- 玄関
の順に大掃除を進めると効率よく進められます。来客の予定があるなら先に玄関を済ませてもいいでしょう。
掃除する順番は上から下、奥から手前
ホコリは上から下に落ちていくので掃除する時も上から下に向かって進めます。天井や壁など上から順に掃除をしつつ、ホコリを下に下ろしながら最後は掃除機で吸い取ればスムーズに終えられます。順序を間違えるとせっかく掃除した部分をまた汚してしまうかもしれません。
無理をしない
大掃除は普段見落としがちな箇所も掃除します。1年で溜まった汚れは簡単には落とせず、完全にきれいにするのは難しい場合もあるでしょう。無理して掃除を続けても汚れを落とし切れないうえ、ほかの場所にまで手が回らないなどの事態になりかねません。完璧に掃除しようと無理せず程々で終え、次の場所に取り掛かるのもポイントです。
大掃除の方法を場所別に解説!
大掃除のやり方を場所別に具体的に解説します。それぞれの汚れに合った洗剤を選び、効率よく進めていきましょう。
大掃除をする場所1:キッチン
キッチンといってもガス台や換気扇、シンクなどの水回り、冷蔵庫や電子レンジなどの家電、床や壁など掃除する箇所は多岐に渡ります。あまりに汚れがひどい場合は無理せず日程を分けて掃除してもいいでしょう。
【換気扇・レンジフード、コンロ周り】
油汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダなどアルカリ性の洗剤を使います。ガスコンロの五徳や換気扇・レンジフードのフィルターなど汚れがひどい時は熱めの湯に洗剤を溶かして1~2時間漬け置きすると効果的です。漬け置きしにくいパーツは重曹を少ない湯で溶かしてペーストを作り、古い歯ブラシなどで塗りつけてこするといいでしょう。
※重曹やセスキ炭酸ソーダなどアルカリ性の洗剤はアルミ製の物に使うと変色するので避けてください。
重曹の激落ちくん 粉末タイプ 1kg
重曹は天然にあるアルカリ性の洗剤で、キッチンの油汚れやお風呂場の皮脂汚れなど酸性の汚れを中和します。排水溝の詰まりや臭いなどにも効果があります。粉末タイプなので直接汚れに振りかけたり、水に溶かして重曹水にしたり、水を少量加えて重曹ペーストにしたりと、用途に合わせて使えます。重曹水にクエン酸を入れて発砲させて汚れを浮かせる方法もあります。
【シンク周り】
油や洗剤カスなどで配管が詰まりがちなので、重曹を多めに振りかけてお湯を注ぎ発泡させて配管の汚れを浮かせ、その後お湯で流します。シンクや水栓の水垢には酸性のクエン酸が有効です。クエン酸を適量のぬるま湯で溶かしてクエン酸水を作り、キッチンペーパーを漬して水垢が気になる部分を覆い上からラップし放置します。
【冷蔵庫・食器棚・パントリー】
野菜のクズが溜まったり調味料が垂れたりしているので、布巾や端切れできれいに拭き取り最後にアルコールで消毒します。ついでに冷蔵庫やパントリーにある期限切れの食材などを処分しましょう。冷蔵庫のコンセントのホコリもハンディモップなどでしっかり払い落とします。
【キッチン家電】
電子レンジやトースター焦げつきがあるなら重曹・セスキ炭酸ソーダで掃除します。アルカリ電解水を布巾に吹きつけて周りも拭き取りましょう。
ガンコな汚れのお掃除シート
リビングやキッチンなどを掃除する時に便利です。界面活性剤にクエン酸をプラスしているので汚れをスッキリ落せます。こちらのシートは使い捨てなので雑巾のように洗って乾かす手間もありません。たっぷり40枚入っているのであちこち使えます。
大掃除をする場所2:お風呂
お風呂は換気扇に排水溝、浴槽の配管など普段掃除が行き届いていない場所を中心に行います。浴槽の壁や床、ドアの取っ手、天井など大掃除の時は念入りに掃除しましょう。風呂桶やバスチェア、シャンプーボトルの底には水垢やぬめりが付着しているのできれいに洗い、シャワーヘッドや水栓などもクエン酸水をスプレーしてしばらく置いて水垢を落とします。カビがある時は市販のカビ取り剤や漂白剤を使いましょう。市販の浴槽用洗浄剤を使って追い炊きの配管も掃除します。
スクラビングバブル ジャバ 1つ穴用
お湯を貯めた浴槽に入れて追い炊きするだけで、浴槽の配管に発生する大腸菌やブドウ球菌などを99%除菌します。ジェット機能つき・24時間風呂などさまざまな1つ穴タイプの浴槽に対応します。2つ穴タイプ用もあります。
大掃除をする場所3:洗面所
洗面所もお風呂と同様に水垢や石鹸カス、ぬめり、カビなどが発生しやすいので、重曹やクエン酸で掃除します。歯ブラシやスキンケア用品などを収納している棚や引き出し、収納ケースなどの汚れが溜まるので、一度すべて取り出してきれいに拭きましょう。
コジット 排水管つまりスッキリパイプ職人3m
お風呂や洗面所など排水溝の大掃除に便利です。洗面台や浴室の排水溝に詰まった髪の毛などのゴミを根こそぎかき出してくれます。3mとロングタイプでS字パイプもスムーズに挿入できます。
大掃除をする場所4:トイレ
便座など定期的に掃除している人も、大掃除の時は便器のすき間など普段手が届かない部分のゴミやホコリも取り除きます。また換気扇や壁、窓、天井、床、タンクなども掃除しましょう。においが気になる時はクエン酸水をスプレーすると、原因となるアンモニアを分解できます。壁や天井にも尿が飛び散ってにおいを発生するので、クエン酸水でしっかり拭き取りましょう。
洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー
特製のノズルは狙いを定めやすく、モコモコした濃密な泡が出て掃除しにくい便器のフチ裏などにしっかり広がり密着し、きれいに洗浄します。使用後はツヤ出し効果もあります。
次は、リビングや玄関などの掃除方法や代行業者についてご紹介します!