クエン酸は家中の掃除に使えて便利! 使える場所と基本的な使い方まとめ

クエン酸とは? どうして掃除に使えるの? どこで手に入る?

クエン酸とは
クエン酸は、柑橘類や梅干しなどにも含まれる、酸味を特徴とする成分です。食品添加物としてもごく一般的なものであり、薬品にも使われます。クエン酸の特性である酸性の性質は、化学反応によってアルカリ性の汚れを中和し落としやすくします。身近なところでは、シャンプー後のコンディショナー、洗濯後の柔軟剤仕上げなども、元々はアルカリを酸で中和する働きを利用したものです。お酢も同様の性質をもちますが、無臭のクエン酸のほうが使い勝手はいいですね。掃除などに使う工業用のクエン酸は通常やや粗めの粉末状で、薬局の他に100円ショップなどでも手軽に購入できます。

クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ 400g

粉タイプのクエン酸で、粉のままふりかけてこすったり、水に溶かしてスプレーにしたりして使えます。食洗機内や電気ポット内の洗浄、シンクまわりの水垢や石鹸カスの洗浄、トイレの黄ばみ落としやアンモニア臭の消臭など、さまざまな使いみちあります。

除菌率99.9% クエン酸の激落ちくん 泡スプレー 400ml

掃除にすぐ使えるスプレー式のクエン酸です。自分でクエン酸水のスプレーを作る手間がないのでとても便利ですね。汚れに貼り付く泡タイプのため、レンジフードなど掃除しづらい場所にも活躍します。除菌率99.9%なので、排水口やトイレブラシなどの除菌もできます。

クエン酸の掃除での基本的な使い方

クエン酸の基本的な使い方

クエン酸は、粉末のまま使う以外にも、溶かしてスプレーにするなどさまざまな使い方ができます。それぞれの作り方もあわせて確認しましょう。

■クエン酸をスプレーに入れて使う
クエン酸は水に溶かしてスプレーする方法が最も手軽です。濃度は用途によって調整できますが、おおむねスプレーボトル1本の水に対し小さじ1~2が目安です。水溶液は日持ちがあまりしなくなるので、1週間程度で使いきれる量にすると安心です。最近は100円ショップなどでもおしゃれな掃除用詰め替えボトルが出ていますので、デザインを選んだりラベルに凝るのも楽しいですね。

■漬け置き液としてクエン酸を使う
バケツなどに上記より少し濃いめに溶液を作り、細かい部品などを浸しておく使い方です。

■ペースト状にしてクエン酸を使う
少量の水で練るように混ぜ、固まってしまった汚れを擦ったりパックして使います。

■重曹と合わせて発泡剤としてクエン酸を使う
アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を水分のある状態で混ぜると、中和反応でブクブクと二酸化炭素の泡が発生します。この泡は中性なのでしつこい汚れを洗浄する力はありませんが、泡の力で汚れを浮かせる力はあります。ヌメリが気になる場所にこの泡を使えば、こすり洗いをしなくても汚れを浮き上がらせ、ヌメリをきれいにすることができます。使い方としては、掃除した箇所に粉の重曹をまぶし、そこにクエン酸スプレーを吹きかける方法が一般的です。

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クエン酸で落とすことができる汚れは?

クエン酸が使える場所
前述の通り、クエン酸が得意とするのはアルカリ性の汚れ。アルカリ性汚れの代表的なものには以下のような種類があります。

  • 水垢(カルキ)…水道水のミネラル分が水分蒸発後に残ったもの
  • 石けんカス…石けん成分が水道水のミネラル分と反応し蓄積したもの
  • 尿石…尿に含まれる成分がカルシウム化合物として固く付着したもの

つまり、クエン酸は水回りを中心に活躍するんです。こうした汚れはカビの温床にもなりますから、溜めずに綺麗を保ちたいですね。それでは、クエン酸を使って掃除できる場所を順番に見ていきましょう。

クエン酸を掃除に使える場所1:キッチン

キッチン
食品を扱うキッチンは特に衛生的に保ちたいところですが、食品の近くで強力な洗剤や除菌剤を使うのは抵抗を感じる人もいるでしょう。クエン酸なら安心して使えますね。

キッチンシンク

キッチンシンク
日に何度も使うシンクは、水垢によるくもりが目に付きやすいところです。こまめなお手入れでいつもピカピカのシンクを目指しましょう。クエン酸スプレーをまんべんなく吹きかけて10分程度放置し、スポンジで汚れを落とします。しっかり洗い流して、仕上げに乾いた布巾などで水気を拭き上げてあげるとリセット完了です。

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排水口

排水口

毎日の排水口掃除の仕上げにクエン酸スプレーをかけておくと、水垢の発生を防ぎ、生ゴミ臭を抑える効果も期待できます。水垢汚れを掃除するには、ゴミを取り除いた排水口にクエン酸をスプレーしてスポンジやブラシで擦ります。ヌメリが気になる場合には、クエン酸を重曹と合わせて発泡させ汚れを浮かせる使い方も便利です。なお、キッチンの排水口だけでなく、お風呂場や洗濯機などの排水口にも有効です。

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換気扇

換気扇
換気扇に多い油汚れには基本的に重曹などのアルカリ性洗剤がおすすめですが、頑固な汚れを浮かせるワザとして、重曹とクエン酸による発泡剤が役立ちます。

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ケトル・ポット

ケトル・ポット
満水の水量に対してクエン酸30gを溶かします。蓋をしめて沸騰させ、3時間ほど保温します。お湯を捨て、汚れに応じてスポンジで擦り、よくすすいで完了です。メーカーのwebサイトでは、汚れが気になったとき、もしくは2~3ヶ月ごとのお手入れが推奨されています。

コンロ

コンロ
換気扇と同様、油汚れが主となります。アルカリ性洗剤でも落ちにくいようなこびりついた汚れには、クエン酸を重曹と合わせた発泡剤で汚れを浮かせてから掃除をしてみてください。金属部分には、サビの原因となるのでクエン酸の成分が残らないよう注意してください。

水道の蛇口

水道の蛇口
普段からクエン酸スプレーして軽く磨くと、曇りのない蛇口周りを保つことができます。継ぎ目などで固まってしまった水垢汚れは、クエン酸パックをして柔らかくなってから、ブラシやプラスチック製カードのような薄く固い物でこそげるようにすれば取りやすいですよ。

食器洗浄機

食器洗浄機
クエン酸を粉末のまま洗剤投入口に入れて運転し、庫内を洗い上げます。専用の洗剤やお手入れ用の運転コースが指定されている製品もありますので、取り扱い説明書に従って行ってください。

製氷機

製氷機
製氷機は水分に触れ続けるところですから、雑菌や水垢汚れを寄せ付けず気持ちよく使いたいですね。パーツを外してクエン酸溶液に浸けておき、洗い流した後、食器用洗剤で洗うといいでしょう。冷蔵庫に付属した製氷機については、取扱説明書でお手入れ方法を確認してから行ってください。

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クエン酸を掃除に使える場所2:お風呂場

浴室
お風呂の主な汚れは水垢と石けんカス、まさにクエン酸の得意分野です。どちらも水分が乾いた後に残る成分が凝固した汚れなので、浴室の使用後に水気を切り、クエン酸でお手入れしておくと発生を防ぐことができて効果的です。

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浴槽

風呂釜
水垢や石けんカス汚れを防ぐため、普段の浴槽洗いにクエン酸スプレーを使用するのも効果的です。なお、皮脂汚れにはアルカリ性洗剤のほうが効果を発揮します。クエン酸だけで汚れ落ちが不足な場合は使い分けてみてください。

お風呂場の鏡に白くうろこ状の水垢が付いてしまうと、けっこう気になりますよね。この白いうろこ状の水垢の原因は、水道水に含まれるミネラル成分や石鹸カスです。鏡の水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸で掃除するときれいに落とすことができます。クエン酸スプレーを用意し、鏡全体に吹きかけます。その上にキッチンペーパーを貼り付けて、軽い汚れなら30分程度、ひどい汚れなら半日程度放置します。その後キッチンペーパーをはがして鏡を優しくこすり、水で流して最後に乾いたタオルでから拭きすれば完了です。

シャワーヘッド

シャワーヘッド
目に付きにくいですが意外と水垢で汚れているのがシャワーヘッドです。細かくて擦りにくいヘッド部分は、少し濃いめのクエン酸溶液に浸しておき汚れを浮かせる方法がおすすめです。

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椅子

椅子
お風呂椅子も気がつくと白い汚れがこびりついていますよね。クエン酸をスプレーしてしばらく置いた後、スポンジなどで擦ります。こびりついた頑固な水垢は、クエン酸ペーストで擦り洗いするといいでしょう。

床
普段から、浴室の使用後にクエン酸スプレーでお手入れする習慣をつけておくと、水垢が溜まりにくくて楽になります。隅の方など、水垢がこびりついてしまった箇所にはクエン酸パックがおすすめです。濃いめにクエン酸をスプレーするかペーストを塗った上に、キッチンペーパー・ラップの順で重ねて蒸発を防ぎ、汚れがゆるむまで置いて流します。

天井

天井
普段の掃除では盲点となりがちな天井も、日々水分にさらされています。溶剤が垂れてこないように、スプレーを直接噴霧することは避け、クエン酸溶液を染み込ませて固く絞った雑巾などで拭くといいでしょう。

次のページでは、トイレ・洗面台・リビング・家電などクエン酸で掃除できる場所や方法、セスキ炭酸ソーダとの使い分けなどを紹介します。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!