母乳育児の頻回授乳が正直つらい…混合育児にすべき? 授乳間隔をあけるコツは?

母乳育児がつらいときの対処法!授乳間隔を伸ばすには

母乳育児がつらいときの対処法!授乳間隔を伸ばすには
頻回授乳から解放されるためには、授乳量を増やして赤ちゃんに満腹感を与えることが必要です。どんな方法で改善ができるのか、授乳間隔を伸ばす2つの方法をご紹介します。

赤ちゃんにしっかり飲んでもらえるよう授乳や生活を工夫する

しっかり飲んでもらえるよう授乳や生活を工夫する
母乳を飲むときに口からこぼれてしまうときは、授乳前に少しだけ搾乳して母乳の出を調整しましょう。母乳が出すぎると赤ちゃんはしっかり飲めず、外へこぼしてしまう量が増えます。赤ちゃんが吸っている様子からしっかり飲んでいるように見えても、実は十分に飲めていない可能性もあります

また、母乳と一緒に空気も吸い込んでしまい、お腹がいっぱいになるケースもあります。母乳を吐き戻してしまうときは、赤ちゃんの体を起こしてゲップをさせましょう。背中を軽くトントンするほか、背中を上下に優しくさするだけでもゲップがでます。そのほかにも、赤ちゃんがお腹いっぱい母乳が飲めるように、ママは毎日お水をたくさん飲みましょう。母乳の約90%は水分です。授乳期の1日の水分摂取目安は3リットルとされています。また、栄養バランスのいい食事メニューにするなどの工夫も大切です。

赤ちゃんの吸いだこの原因や対処法は? 痛みはないの?
赤ちゃんの吸いだこの原因や対処法は? 痛みはないの?
生後間もない赤ちゃんの唇にできる水ぶくれのような「吸いだこ」。吸いだこはなぜできるのでしょうか? いつ治るのでしょうか? 赤ちゃんに吸いだこができたら何かしてあげた方がいいの? 痛みは感じていないの?など気になる赤ちゃんの吸いだこについて解説します。
赤ちゃんのゲップ出しはいつまで必要? 出し方や出ない時の対処方法
赤ちゃんのゲップ出しはいつまで必要? 出し方や出ない時の対処方法
赤ちゃんが自分でゲップできるまでは、ママのサポートが必要です。しかし、やってみると意外と難しく、出ないと心配にもなります。そこでゲップの出し方のコツを分かりやすく紹介します。必要な時期や、万が一吐き戻しをし時の対処法も知っておきましょう。

ミルクと母乳の混合栄養にしてみる

ミルクと母乳の混合栄養にしてみる
ミルクに頼らず母乳育児だけで育てたいと願うママも多いですよね。ただ、母乳の出方には個人差があるため、赤ちゃんに合わせて授乳スタイルを考えるのがベストです。母乳が足りないときは、ミルクを少しだけ足して様子を見ることも大切。ミルクを足すときは、母乳を飲ませた後に足りない分だけカバーしましょう。不足分の量は、病院を退院するときに医師や助産師からアドバイスされた分を目安にしてください。病院によりますが、生後半月の新生児なら、1回に100~120ml追加が理想的です

母乳とミルクを併用する混合育児のメリット・デメリットは? 授乳の量とタイミングは?
母乳とミルクを併用する混合育児のメリット・デメリットは? 授乳の量とタイミングは?
赤ちゃんの授乳に母乳とミルクを併用する混合育児(混合栄養)は、母乳とミルクのいいとこ取りができる方法といえますね。実際はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 授乳の量とタイミングについても解説します。
どのくらいのママが完全母乳育児で赤ちゃんを育てている? 粉ミルクでの育児にデメリットはあるの?
どのくらいのママが完全母乳育児で赤ちゃんを育てている? 粉ミルクでの育児にデメリットはあるの?
赤ちゃんは母乳で育てた方がいいというのはどのママも聞いたことがあるでしょう。では、どのくらいのママが実際に母乳育児をしているのでしょうか? 母乳に粉ミルクを混ぜて赤ちゃんに飲ませたり、ミルクで育児をするのはダメなのでしょうか? いろいろな事情を持つママのために母乳育児、混合育児、ミルク育児について調べてみました。
粉ミルクは何を基準に選んだらいいの?注意点と選ぶポイント
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粉ミルクは月齢や赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんに合ったものを選ぶ必要があります。でも種類が多すぎてどれを選んだらいいのか迷うものですよね。そこで、粉ミルクの種類や選ぶ時の注意点、そして選ぶポイントについてご紹介したいと思います。
子供のかかりつけ医、小児科医はどう選ぶ? 信頼できる小児科の選び方を紹介
子供のかかりつけ医、小児科医はどう選ぶ? 信頼できる小児科の選び方を紹介
赤ちゃんは熱や予防接種などで小児科に行く機会が多いですよね。初めて受診した小児科では医師の対応に不安になることも珍しくありません。信用できる医師を見つけることができれば、子供のことも安心して任せることができます。かかりつけ医の選び方をご紹介します。

赤ちゃんへの頻回授乳のここがつらい! どう乗り越える?

頻回授乳のここがつらい! どう乗り越える?
終わりの見えない頻回授乳、朝晩関係なく赤ちゃんが泣き続ける毎日で疲れが取れないママも多いのではないでしょうか。授乳しているのに泣き止まない、おまけに乳首が切れて痛いなど、授乳期はトラブルが続きます。頻回授乳によくあるトラブルを、先輩ママたちの体験談を元にした対策方法で一緒に乗り越えていきませんか?

授乳しても赤ちゃんが泣き止まないときは?

授乳しても赤ちゃんが泣き止まない
授乳しているのに赤ちゃんが泣き続ける……この場合、赤ちゃんは別の理由で泣いている可能性があります。

・赤ちゃんの体重が1日30~40gずつづえている
・おしっこの回数は一日5~8回
・授乳時にゴクゴクと母乳を飲む音が聞こえる

上記が確認できれば、母乳不足の心配はありません。泣いたらおっぱいを与える、という習慣を見直してみましょう。前回の授乳から時間経っていないときは、おむつの確認や抱っこなどして様子を見てくださいね。

赤ちゃんへの頻回授乳のしすぎで、乳首が痛いときは?

乳首が痛いときは?
頻回授乳によって乳首が切れて、チクチク痛みが続いてしまうケースは珍しくありません。母乳育児で乳首が傷ついてしまうのは、授乳時の姿勢が不安定なために、赤ちゃんが乳頭の先だけ加えてしまう浅飲みが原因です。また、乳首が硬くなっていることも原因になります。授乳するときは、事前に乳頭をマッサージして柔らかくしましょう。そして、赤ちゃんが乳首をしっかり咥えれる姿勢で抱っこして、ママもリラックスできる体勢で授乳するのがポイントです。

夜も休めない…頻回授乳に正直疲れたときは?

夜も休めない…頻回授乳に正直疲れたときは?
頻回授乳で一番大変なのが夜間です。赤ちゃんが生まれてから、昼夜問わず授乳に追われ、しっかり眠れていないママも多いでしょう。授乳時間を安定させるためには、ママがゆっくり眠りホルモンの分泌量を高める必要があります。また、ストレスもホルモンバランスを乱す原因につながるため、疲れたときは「添い乳」を取り入れてみましょう

添い乳はママと赤ちゃんが横になった状態のまま授乳するスタイルで、夜中に起き上がったり抱っこする必要がありません。布団の中で眠りながら授乳できるため、頻回授乳を乗り越える方法のひとつとして知られています。しかし、赤ちゃんの顔を布団や洋服で覆ってしまい呼吸ができなくなる恐れもあります。添い乳をするときは、くれぐれも赤ちゃんにとって無理のない姿勢でおこないましょう。

添い乳は危険? 安全なやり方やメリット・デメリット、注意点を紹介!
添い乳は危険? 安全なやり方やメリット・デメリット、注意点を紹介!
産後の育児の悩みで多いのが赤ちゃんの授乳に関することです。添い乳は危険性やデメリットも指摘されるものの、ママの体に負担が少ないためつい繰り返す人もいるでしょう。添い乳をする時の注意点や添い乳のメリット・デメリットをまとめました。

赤ちゃんが泣いてばかり、家事が進まないときは?

赤ちゃんが泣いてばかり、家事が進まないときは?
赤ちゃんの授乳時間が定まるまでは「料理が作れない」「掃除や洗濯ができない」などの悩みが増え続けます。家族のために動きたいのに、それができないのはストレスですよね。多くのママは頻回授乳の間だけ、次のような方法で乗り越えています。

掃除はまとめてする

頻回授乳の時期に、いちばん困ったのはトイレとお風呂の掃除。それまでは毎日掃除を欠かさず、できなくなったときは衛生面が気になりました。掃除ができない分、ハイターなど漬け置きできる商品を購入し、念入りな掃除は家族がいるときにやりました。掃除は例え毎日やらなくても命に関わることはない…だから大丈夫!という気持ちで過ごしましたよ。

時短調理器具や代行サービス活用

スイッチひとつで煮込み料理が作れる無水調理器を購入しました。思いの外便利で、子供が1歳過ぎた今も大活躍中です。頻回授乳でボロボロだったときは、家事代行サービスを週1回頼んでいだこともあります。お金はかかりますが、ゆっくり休めるので心からリラックスできました。

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実は料理・洗濯・掃除といった家事はかなりの重労働。疲れた時はぜひ家事代行サービスを利用してみませんか? 家事代行は今や特別なものではなく、日常的に取り入れているママも増えています。「使ってよかった!」の声が多い、おすすめの家事代行サービスを紹介します!
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毎日の献立を考えるのが大変、忙しくてスーパーに行く時間がない、そんなママにはミールキット(食材宅配)がおすすめです!使用するメリットやデメリット、人気各社の商品比較などミールキットの魅力に迫ります。上手に利用して家事を楽にしてみましょう。

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まとめ:がんばりすぎは禁物!上手に手を抜いて、新生児期を乗り越えよう
生後すぐの赤ちゃんは、母乳を吸う力が弱く、母乳量も不十分なため、授乳の悩みが増えます。授乳ペースは赤ちゃんの体質やママの体調なども大きく関係するもの。どうしてもつらいときはミルクを少しだけ足して、ママが休むことも必要です。ストレスは母乳の分泌量を悪くするため、家事や育児などの負担を軽くして、リラックスした気持ちで過ごすことが大切ですよ。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!