生後4ヶ月の赤ちゃんの成長目安は? 特徴や育児のポイント
生後4ヶ月の赤ちゃんの育児のポイント
生後4ヶ月の赤ちゃんは、どのようにお世話をしたらいいのでしょうか? 赤ちゃんのお世話の仕方や注意点をお伝えしていきます。
離乳食に向けてスプーンの練習
離乳食は、生後5~6ヶ月から始まります。離乳食がスムーズに進められるよう、生後4ヶ月のうちからスプーンにの練習をしておくといいでしょう。
練習の方法は、はじめに赤ちゃんがスプーンに慣れることからスタート。イスに座らせてスプーンを渡し、自由に触らせてあげてください。ママが「あーん」と口を開けて食べるマネをするのもいいですね。慣れてきたら湯冷ましやミルクをスプーンですくい、赤ちゃんの口元へ持っていきましょう。上手にゴックンできるようになればパーフェクト。スプーンの練習は赤ちゃんの機嫌がいいときをねらって、チャレンジしてみてくださいね。
リッチェル 離乳食スプーンセット
離乳食初期から使える育児スプーンと、スープなどを飲ませる時に便利な離乳食スプーンのセットです。外出時にも使えるお出かけケース付きです。
フォーディングスプーン(ペースト用・スープ用)、ベビースプーン、ベビーフォークの4本セットなので、離乳食開始から、赤ちゃんがスプーン・フォークの練習をするまで長く使えますね。いずれも、赤ちゃんの口に入れやすい形状になっています。
誤飲に気をつける
生後4ヶ月頃になると、赤ちゃんはおもちゃを手で持てるようになるため誤飲に気つける必要があります。赤ちゃんの近くに小さく飲み込んでしまうものを置かないようにしましょう。また、ティッシュペーパーや紙などは、口に入れると溶けて、喉に詰まるリスクもあるので注意してください。赤ちゃんが遊ぶおもちゃは、口に入れても飲み込まないようなサイズを選び、安心して遊べるものを与えましょう。
予防接種スケジュールの確認
日本小児科学会が推奨する予防接種のスケジュールでは、生後4ヶ月目に「ヒブと小児用肺炎球菌の3回目、4種混合2回目、ポリオの2回目」を受けるようにと呼びかけています。ワクチンの種類によってはロタウイルスなどの摂取も必要になります。予防接種は間隔を空けて接種する必要があるので、なるべく早めにかかりつけの小児科で接種をし、次の接種のスケジュールを立てるようにしましょう。
インフルエンザのような感染症が流行っている時期は、電車やバスといった公共機関、人混みなどできる限り避けてください。パパママは赤ちゃんに必要な免疫を的確なタイミングでつけて、危険なウイルスや病気から守れるよう、心がけてくださいね。
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2020年1月)
生後4ヶ月の赤ちゃんとの遊び方
初めての赤ちゃんだと、パパママはどうやって遊んであげればいいかわからないことも多いですよね。生後4ヶ月の赤ちゃんと楽しく触れ合える遊び方を見ていきましょう。
コミュニケーションを取る
生後4ヶ月の赤ちゃんは引き続き、「あーあー」「うーうー」などの言葉を発したり、声を出して笑ったりするので、パパママが真似をしてコミュニケーションを取ること大切です。すると、赤ちゃんは自分の発信に対して「パパママが答えてくれている!」と喜び、さらに言葉や笑い声を引き出すきっかけになります。
最初のうちは赤ちゃんによって、反応が薄いこともありますが、徐々に手足を動かしたり、表情が緩んだりしてくるでしょう。こうした経験を積み重ねながら、赤ちゃんは日々成長し、変化していくのです。コミュニケーションを積極的に取って、赤ちゃんの反応を楽しみながら、パパママとの絆を深めていきましょう。
五感で楽しめる手遊び歌
赤ちゃんは歌や音楽が大好き! スキンシップができる手遊び歌で、赤ちゃんと一緒に遊んでみましょう。
「きゅうりができた」は、赤ちゃんをきゅうりに見立てて身体をトントン、板ずりキュッキュ、最後にパクパクしてくすぐる手遊び歌です。他にも、「フランスパン」「きらきらぼし」など、さまざまな手遊び歌があります。遊びを通して赤ちゃんの五感を刺激し、豊かな心を育てましょう。
まとめ
赤ちゃんが生後4ヶ月になると、首がすわり、おもちゃも握れるようになってきて、中には寝返りの練習を始める子も出てきます。発達に個人差が見られる時期でもあるので、パパママは周囲と比べずに、赤ちゃんのペースに合わせて見守りましょう。今回紹介した赤ちゃんのお世話の仕方やおすすめの遊び方を参考に、日々の子育てに役立ててくださいね。