赤ちゃんの名前に悩んでいるママへ 名付けにおすすめの名前辞典や名付け本を紹介
目次
赤ちゃんの名付けは名前辞典・名付け本を!
赤ちゃんに付ける名前は、パパとママからの最初のプレゼントでもありますよね。子供が一生つき合っていくものなので、とっておきの名前を贈りたいと思うのが親心だと思います。そこで役に立つのが「名前辞典」や「名付け本」です。何千・何万もの名前の候補が一冊にまとまっており、名付けにおすすめの漢字をはじめ、誕生月や季節に合った名前、漢字の意味や成り立ち、画数、イメージなど、様々なアプローチから候補を探せます。
赤ちゃんの名前辞典・名付け本を購入するメリットは? ネット検索ではダメ?
最近では、インターネットでの名前検索サイトも充実しており、その手軽さからネットで赤ちゃんの名前を探すパパママも多いかもしれません。ですが名前辞典や名付け本にはネット検索では得られないメリットがいくつかあります。
名付けの基礎知識・ルールがわかる
意外に知られていませんが、名付けには基本的な知識やルールがあります。名前辞典・名付け本であれば、それらの詳細を知ることができるので、安心して名前を付けられます。
名前には使えない文字がある
名前に使用できる漢字は文部科学省と法務省によって決められており、以下の漢字は名前には使えません。出生届けの際に受け付けてもらえないということが無いように気を付けてくださいね。
- 常用漢字(2136字体)や人名用漢字(861)に含まれていない漢字
- 「A」「a」などの外国の文字
- 「Ⅰ」「Ⅱ」などの漢字以外の数字
- 「☆」「♪」「π」などの全ての記号
名前にふさわしくない漢字がわかる
「悪」や「罰」などは名前にふさわしくないとすぐに分かりますよね。ですが中にはわかりづらい漢字もあります。たとえば「海月」。一見するとロマンチックですがこれは「くらげ」と読むため、名付けにはおすすめできません。こうしたイメージにひかれて名前に使ってしまいそうな漢字も、名前辞典では取り上げているので安心です。
読みづらい漢字や難しすぎる漢字は控えた方が良い
名前は社会生活の中で使われるもの。なるべくなら読みづらい名前や画数の多すぎる漢字は付けない方が良いとされています。
思い出に残せる
かたちに残せるのも書籍である名前辞典・名付け本の良いところ。気になるページを折っておいたり、付箋を貼ったり、マーカーを引いたり…赤ちゃんのためにしたこと全てが大切な思い出になります。将来子供が自分の名前の由来を知りたがることがあるかもしれません。そんな時に名付けに使った本を開きながら、どんな気持ちで名前を考えたかなどを語ってあげたら、子供との絆がさらに深まるのではないでしょうか。場所を取るから保管が難しいという方は名付けのヒントにした言葉や漢字のページを写真に取ってデータ化しておくという方法もありますよ。
たくさんの名前の候補が掲載されている
何千・何万という名前の候補が掲載されている名前辞典や名付け本。webサイトでは気になる「漢字」や「発音」をピンポイントで検索していかなくてはなりませんが、名前辞典や名付け本であれば数多くの名前を探せます。また全てのページに目を通す時間がなくても、ページをめくって何となく気になる漢字や目に飛び込んできた語をチェックしておき、名付けの候補にしていくという方法もできます。
自分では思いつかなかった名前と出会える
名前辞典や名付け本は、「生まれた月」「季節」「漢字の意味」「語の響き」「字の印象」「姓名判断」など、様々なアプローチで名前の候補を考えられるようになっています。そのため自分では思いつかなかったような名前にも出会えます。また数多くの名付け候補に触れることで、名前のイメージもどんどん広がっていくでしょう。
赤ちゃんの名前辞典・名付け本の選び方は?
名前辞典や名付け本には様々なタイプがあります。どの本にしようか迷ったら、タイプごとに比較し検討しましょう。
こだわるポイントを決める
読み方や音の響きに特化したもの、漢字の種類や意味が豊富なもの、海外でも使いやすい名前を多く紹介したものなどがあります。使いたい漢字がある、付けたい読み方がある、世界で活躍できる子にしたいなど、名前を付ける上でのこだわりポイントがあれば、それに合った名前辞典や名付け本を選ぶといいでしょう。
性別で選ぶ
赤ちゃんが男の子か女の子かがすでにわかっている場合は、その性別の名前辞典・名付け本を選ぶのがおすすめです。音の響きや漢字など、男女それぞれにふさわしいものがありますし、名前の発音も力強い印象を与えるものや、優しいイメージを与えるものなどがあります。どちらの性別にも対応した名前辞典や名付け本もありますが、男女それぞれの候補が載っているため、片方だけのものよりもどうしても例が少なくなってしまいます。赤ちゃんの性別がどちらか生まれるまで楽しみにとっておきたいという方は、男女共有のものがいいでしょう。
赤ちゃんの名前辞典・名付け本のおすすめ8選
赤ちゃんの名づけの際に参考になるおすすめの名前辞典をご紹介します。
書籍名 | 対象性別 | 名前リスト | 付録 | 発売年 |
---|---|---|---|---|
輝く未来へはばたく赤ちゃんの名前事典 | 男女 | 2万3900例 | ・名付けシート ・字画チェックシート |
2019年 |
たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典2019~2020年版 | 男女 | − | ・姓名判断のweb鑑定サービス | 2018年 |
最新! 赤ちゃんの名づけ新百科 (ベネッセムック たまひよブックスたまひよ新百科シリーズ) | 男女 | − | ・姓名判断のweb鑑定サービス ・漢字リスト ・最終チェックポイント&メモ |
2018年 |
たまひよ男の子のしあわせ名前事典 | 男の子 | − | ・姓名判断のweb鑑定サービス | 2018年 |
たまひよ女の子のしあわせ名前事典 | 女の子 | − | ・姓名判断のweb鑑定サービス | 2018年 |
はじめての贈りもの 赤ちゃんの幸せ名前事典 | 男女 | 3万6000例 | ・姓名判断のweb鑑定サービス | 2017年 |
コピーライターが教える 子どもを幸せにする名づけのコツ | 男女 | − | ・別冊ワークシート | 2016年 |
赤ちゃんの名前ハッピー漢字事典 | 男女 | 2万8000例 | ・オリジナル命名書 ・名前ストック & チェックシート |
2014年 |
輝く未来へはばたく赤ちゃんの名前事典
2万3900もの名前リストと読みやすさが人気の名前辞典。新装版では誕生月別のキーワードが追加されてさらにパワーアップしています。思い通りの名前にたどり着くスペシャル名付けシートと、書き込んでシミュレーションができる字画チェックシートの2大特典も付いています。
たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典2019~2020年版
名づけの基礎知識から音、画数、イメージなど、あらゆる確度から名付けをサポートする名前辞典。また、1年間使えるweb鑑定が付いており、気になった名前をすぐに姓名判断できます。その他にも気になる漢字や読み、イメージで候補の名前を検索できます。書籍とwebサービスの併用がおすすめですよ。
最新! 赤ちゃんの名づけ新百科(ベネッセムック たまひよブックスたまひよ新百科シリーズ)
様々な名付けのヒントを網羅。さらに1年間使い放題の「web鑑定サービス」も付いており、「読み」「イメージ」「漢字」の3つのポイントから姓名判断が可能です。巻末には名前に使える漢字リストや、最終チェックポイント & メモもありますよ。
たまひよ男の子のしあわせ名前事典
大人気シリーズ「たまひよ 男の子の名前事典」の改訂版です。漢字一つひとつの意味や、「リーダーシップを発揮してほしい」「たくましい男性になってほしい」といった、男の子の名前に込めたい願いにぴったりの漢字がわかる一冊。もちろん、数多くの名前リストも掲載されています。
たまひよ女の子のしあわせ名前事典
こちらはたまひよシリーズの女の子に特化した名前辞典。「優しい子に育ってほしい」「皆に愛される子になってほしい」といった、女の子の名前に込めたい願いにぴったりの漢字がわかる一冊です。「また「イメージ」「音」「画数」といったポイント別に名前候補を探すことも可能です。
はじめての贈りもの 赤ちゃんの幸せ名前事典
漢字研究の第一人者と語感研究のパイオニアが監修した名前辞典。「音・響き」「イメージ・願い」「漢字」「開運」など、様々な観点から名づけのヒントを紹介しています。名前リストは3万6000件以上掲載。カラーページも豊富で、読み物としても楽しめます。web姓名判断が付いている点もポイントです。
コピーライターが教える 子どもを幸せにする名づけのコツ
コピーライターは、言葉が人の気持ちに届くかどうかを考えるプロ。そのプロたちが赤ちゃんの名前をどのように考えたのか、そしてどのように名付けを実践したのかを学び、ワークシートを使って実践できる一冊。コピーライター137人へのアンケートも付いています。
赤ちゃんの名前ハッピー漢字事典
名付けに特化した漢字事典。「読み」「意味」「成り立ち」「イメージ」「画数」「筆順」「願い & イメージ」「使用のポイント」など、名前を付ける上で知っておきたい漢字の詳細を徹底的に解説しています。あらゆる角度から気になった漢字を探せますし、その漢字について深く知ることができます。
赤ちゃんの名前辞典・名付け本を参考にしたエピソード
名前辞典や名付け本を参考にして赤ちゃんの名前を付けた、先輩パパママたちのエピソードをご紹介します!
名前辞典が無ければ大ケンカに発展していたかも?
漢字を2文字にするか3文字にするかで夫とプチケンカ。候補をそれぞれ3つずつあげて、あとは画数や音、名字とのバランスを名前辞典で調べて決めました。名前辞典が無かったらなかなか名前が決まらず、大げんかになっていたかも…。
親の想いも大切にしました
夫婦二人で名前を考えたのですが、「少し読みづらいのでは?」と実母に反対されてしまいました。確かに名前辞典にもシンプルで読みやすい漢字が好ましいと書かれてあったため悩みました。ですが赤ちゃんが元気に育って欲しいという想いを込めて一生懸命考えた名前。そのことを伝えたら快く了承してもらえました。名前辞典を参考にしつつも、最後は親の想いを大切にしたいなと思いました。
読み物としても面白い
赤ちゃんを妊娠していることがわかってすぐに名前辞典を購入。最初は子供の名前候補ばかり考えていましたが、次第に自分や夫、家族、知り合いの名前の意味を調べるように。漢字の意味や与えるイメージなど、様々なことが紹介されていて読み物としても楽しめました。
漢字辞典と併用しています
漢字辞典とネットで名前候補を探していましたが、調べていくうちに名前のあれこれをもっと知りたいと思うようになり名前辞典を購入しました。漢字の意味はもちろん、名付けへの考え方や配慮などが書かれており、さすがだなと思いました。候補リストからもイメージが膨らみ、買って良かったです。
漢字の勉強に!
名前辞典を通して夫婦で漢字の魅力にはまりました! 漢字に隠された様々な意味を知ることができて勉強にもなりましたし、夫は冗談なのか本気なのか名付けを機会に漢字検定を受けるとまで言っています。
まとめ
一生を共にするものなので、赤ちゃんの名前は慎重に決めたいですよね。名前辞典・名付け本は情報量がネットで探すのとは格段に違います。誕生月や季節にまつわる漢字、縁起の良い語、響きの良い仮名文字など、名付けに関する様々な知識に触れることでイメージがどんどん広がっていくでしょう。また名前辞典・名付け本を参考にすれば、名前に使用できない漢字を使って出生届の際に受理されないという失敗も防げます。ぜひ名前辞典や名付け本を参考にして、最高の名前を赤ちゃんに付けてあげてくださいね。