エルゴの抱っこ紐が人気の理由とは?新生児から使えるおすすめのエルゴベビー4選!
目次
エルゴベビーを開発したエルゴはどんなブランドなの?
街中で赤ちゃんを抱っこしている人をよく見ると、エルゴベビーを使っているパパママが多い事に気づくと思います。エルゴベビーは抱っこひもの人気ブランドです。
ハワイ生まれ、世界中で評価が高い抱っこひもブランド
エルゴベビーの「ベビーキャリア」は2003年にハワイ・マウイ島で生まれた抱っこひもです。抱っこする人と赤ちゃんの動きやすさや快適性を求めた機能性とデザインの良さから、たくさんのパパママに愛され、世界50ヶ国以上で販売されています。「赤ちゃんをずっと抱っこをしていたい」という母親の思いを「ベビーウェアリング」、赤ちゃんと一体になるというコンセプトで製品化し、パパママが無理なく赤ちゃんを抱っこできる工夫が施されているのが、エルゴの抱っこひもの特長です。
エルゴの抱っこひもが人気の理由とは?
では、エルゴの抱っこひもが人気の理由は何でしょうか? 世界中のパパママからエルゴの抱っこひもが支持される理由をご紹介しましょう。
エルゴの抱っこひもは自然な姿勢で抱っこでき、赤ちゃんが快適
赤ちゃんの背中はゆるやかにカーブをしていて、脚を曲げている姿勢が自然で、もっともリラックスできます。エルゴベビーで抱っこすると、赤ちゃんを「自然な姿勢」のまま抱くことができます。おしりが下に沈み自然に左右に脚が開き、太ももを支えながら股関節と膝が曲がって開く姿勢をM字型姿勢と言います。股関節の発達を促すには、股関節を押さえつけることがないM字型姿勢を赤ちゃんが取ることができるのが重要で、エルゴベビーはその姿勢が自然に取れるよう作られています。
エルゴの抱っこひもは素手で抱っこするのと同じように、おしりから膝の裏まで全体的に支えてくれるので、赤ちゃんの上半身が安定しつつ押さえつけられることがありません。また、エルゴの抱っこひもは呼吸もしやすく、手や膝下を動かすことができるので、赤ちゃんは快適でストレスにはなりません。
エルゴの抱っこひもは新生児から3歳ごろ(20kg)まで使える
エルゴの抱っこひもは新生児から3歳頃まで使えますし、非常に丈夫にできているので買い替えの必要がなく、とても経済的です。例えば、エルゴの抱っこひもの「OMNI 360」は成長に合わせて形を変え、前向き抱きにも対応していながら、新生児から3歳頃まで使える最上級モデルです。同じくエルゴの抱っこひもシリーズの「ADAPT」も新生児から使えます。他にもエルゴの抱っこひもにはさまざまなシリーズがあります。
また、エルゴの抱っこひもを大事に使い、2人目、3人目の子供にも使っているママも多いですが、ほぼ毎日使ってもなかなか壊れない丈夫さがわかるエピソードですね。エルゴの抱っこひもはリサイクルショップなどでも人気ですが、便利さだけではなく、長く使えるタフさも人気の理由の1つと言えるでしょう。
エルゴの抱っこひもには首がすわる前の新生児用のインサートも用意されている
新生児対応の抱っこひもでない場合も「インファント インサート」という新生児用パッドが販売されています。インファント インサートを取り付けると、新生児の頭部とまだすわっていない首を支え、胎児と同じようなカーブの背骨を優しく包み込みんでくれ、新生児からエルゴの抱っこひもが使えるようになります。インファントインサートは使い方が分かりやすくて、簡単に正しく装着できるので初めて使うパパママも安心です。また、首がすわり、体がインファントインサートを取り外して3歳頃(20kg)まで同じ抱っこひもを使い続けられるので、エルゴの抱っこひもは経済的なのです。
エルゴの抱っこひもの安全性と使いやすさ
今、売られているエルゴの抱っこひもには、「ベビーウエストベルト」が付いています。ベビーウエストベルトとは、赤ちゃんを抱っこひもの内部で固定して、赤ちゃんの落下を防ぐためのものです。ベビーウエストベルトは、エルゴベビーの抱っこひもの全シリーズに対応し、すべての抱き方で使用することができます。
もちろん、新生児の時に使用する「インファントインサート」でもベビーウエストベルトで赤ちゃんを優しく、しっかりと固定することができます。ベビーウエストベルトは単品での販売もされているので、お下がりで貰ったものなどベビーウエストベルトが付属していない時代のエルゴを使う予定のパパママは買い足すといいでしょう。
エルゴベビー ベビーウエストベルト/ブラック
エルゴの抱っこひもでパパママの負担を軽減できる
エルゴの抱っこひもは長時間の抱っこでも疲れにくいのも人気の理由の1つです。エルゴの抱っこひもには赤ちゃんの体重がパパママの肩・背中に掛かるのを分散してくれる、パッド入り肩ストラップが採用されています。同じくパッド入りで幅広のウエストベルトも腰全体に体重を分散してくれて、長時間の抱っこでも疲れづらい工夫が施されています。例えば、電車でお出かけするときに、「ベビーカーとエルゴの抱っこひも、どちらを持っていくか? 」考えたときに筆者は迷わずエルゴで赤ちゃんを抱っこして出かけていました。赤ちゃんがぴったりくっついてくれる安心感があり、電車でもぐずらなくて快適でした。
エルゴベビーのパパママの負担軽減については、東京大学先端科学技術研究センターで科学的な調査も行われています。エルゴの抱っこひもを利用した親子の快適性を検証したところ、快適性を使用者(パパママ)にかかる圧力で比較してみると、一般的な腰ベルト付き抱っこひもを100%とした場合、エルゴベビーはわずかその15%程度、つまり負担が極めて少ない、という調査結果となったとエルゴの抱っこひもの公式サイトで紹介されています。また、抱っこした赤ちゃんが自然に中央にくるような立体設計により、バランス良い姿勢で居られるので赤ちゃんも疲れにくいのもエルゴの抱っこひもの特長です。
エルゴの抱っこひもは4通りの抱き方に対応
エルゴの抱っこひもは対面抱き、腰抱き、対面抱き、おんぶと4通りの抱き方ができます。子供の成長に合わせて、育児の状況に合った使い方がエルゴの抱っこひもなら可能なので非常に便利です。では、エルゴの抱っこひもで可能な4通りの抱っこの仕方についてご紹介しましょう。
対面抱き(後ろ向き抱っこ)
ママの顔が見えていないと不安で泣き出してしまう、赤ちゃんにおすすめな抱っこ方法です。エルゴの抱っこひもで対面抱きをする場合、新生児に未対応の抱っこひもでも別売りのインファントインサートを使用すれば対面抱きが可能です。新生児対応モデルはインファントインサートなしで対面抱きができます。
前抱き(前向き抱っこ)
赤ちゃんの首がすわり、両脚を広げて対面抱っこができるようになる生後5ヶ月頃から前抱きができます。前向きで抱っこできるようになると、赤ちゃんは周囲の景色を見ることができ、景色からのいろいろな刺激を受けて成長することができます。ただ、前抱きができるのはエルゴの抱っこひもの「360」のシリーズのみになります。
おんぶ
赤ちゃんの首が完全に据わり、脚を広げて抱っこする人のおなかを挟むことができる、生後6ヶ月ごろになったらおんぶができます。おんぶだと赤ちゃんの顔が見えない不安がありますが、お掃除や洗濯など家事をしながら赤ちゃんを抱っこするにはおんぶが一番楽な抱っこ方法です。
腰抱き
赤ちゃんの首が完全に据わり、脚を広げて抱っこする人のおなかを挟むことができる、6ヶ月ごろになったら腰抱きができます。腰抱きはおんぶと同様、家事などの手作業がしやすく、赤ちゃんの抱きおろしがしやすいメリットがあります。また、対面抱きに比べて、赤ちゃんの視界が広いため前抱きと同じように周囲の景色を楽しむことができます。前抱きができないエルゴの抱っこひもを使っているパパママは、一度、腰抱きにチャレンジしてみてください。
エルゴの抱っこひもの豊富な商品ラインナップとデザインの良さ
エルゴの抱っこひもには用途に合わせて7つの商品ラインナップがあります。「OMNI 360」や「360」、「ADAPT」、「オリジナル」、「オーガニック」、「デザイナー」、「 ヴェントス」など使い道によっていろいろなシリーズの中から抱っこひもを選べたり、いろいろなブランドとコラボしたモデルがあったりと、おしゃれなデザインばかりで選ぶのも使うのも楽しめます。
エルゴの抱っこひもの充実の保証:最長2年の保証で修理や交換が可能
エルゴの抱っこひもの購入時に保証カードが入っていれば2年間保証が受けられます。入っていなければ1年間の保証ですが、エルゴの抱っこひものユーザー登録をすれば2年間保証になりますので、忘れずに登録しておきましょう。保証期間中であれば、無償・有償で抱っこひもの交換や修理が可能になります。購入時の保証書やレシートはいざという時に必要ですので保管しておきましょう。いくらタフなエルゴの抱っこひもとはいえ、2年くらい使うと「バックルが割れてしまった」というケースもあります。バックルの割れの部品交換には3000円ほどかかるので、2年間の保証はパパママには嬉しいですね。
エルゴの抱っこひもを新生児から使うときの注意点
エルゴの抱っこひも新生児に使用するには注意が必要ですので改めてご説明しますね。
エルゴの抱っこひもの利用開始は体重が3.2kgになってから
エルゴの抱っこひもを新生児に使う場合は体重が3.2Kg以上になってからにしてください。
首がすわるまではインファントインサートを使う
首がすわる前の新生児を抱っこするときには「インファントインサート」を使いましょう。ただし、「OMNI360」と「ADAPT」はインファントインサート無しで新生児に使うことができます。
なお、インファントインサートを取り外していいのは下記のすべてを満たしてからになります。
- 赤ちゃんの首が完全にすわった
- 生後4ヶ月以上
- 体重5.5Kg以上
- 両膝がベビーキャリアから出る
新生児は必ず対面で抱っこする
新生児は必ず対面で抱っこしてください。また、製品の指定された対象年齢(特に月齢の指定がある場合)を守って使うようにしましょう。首がすわる前に使い方を間違えて事故になったケースもあります。首がぐらぐら動いてしまったり、抱っこひものサイズが大きく隙間ができたりすると、安全に抱っこすることができません。
エルゴの抱っこひもを購入する時の注意点
次にエルゴの抱っこひもを買うときの注意点をご紹介します。
エルゴの抱っこひもの偽物に注意! 正規店から購入するのが安心
エルゴの抱っこひもは世界で大人気なので、残念ながら偽物も多く出回っています。偽物は安全性の保証がありません。生地が薄かったり、バックルのかみ合わせが悪かったり、使用中に緩んだりと、安全に使用するのに大きな問題や事故につながる危険性があります。抱っこひもは赤ちゃんの命を守る大事なもの。安全な正規品を買うようにしましょう。正規品とうたって販売されているエルゴの抱っこひもでも、新品なのにあまりにも安い場合は偽物の可能性を疑った方がいいでしょう。
エルゴの抱っこひも おすすめ4選
エルゴの抱っこひもの特徴についてはおわかりいただけたでしょうか。それではエルゴの抱っこひものラインナップをご紹介しましょう。
エルゴの抱っこひも おすすめ製品1:エルゴベビー ADAPT クールエア
インサートなしで新生児から4歳頃まで使える大人気の抱っこひもです! 股幅、お座り姿勢、首と頭を支えるヘッドサポートの調整ができ、子供の成長に合わせてカタチを変えることができます。更に「エルゴクールエア」はメッシュ製なので、夏でも快適に使うことができるのが特徴です。「対面抱っこ」「腰抱き」「おんぶ」の3通りの抱っこに対応しており、良いとこ取りの抱っこひもですね。洗濯機洗うことができるので、お手入れも簡単です。
エルゴの抱っこひも おすすめ製品2:エルゴベビー ADAPT スターダスト
前に紹介した「クールエア」とは素材が異なり、綿100%で作られています。日本限定のデザインで、首と頭を支えるヘッドサポートと抱っこひもの内側に小さな星がちりばめられています。抱っこひも本体の色はブルーグレーでスタイリッシュなデザインなので、おしゃれなパパママにおすすめの抱っこひもです。「クールエア」のように子供の成長に合わせて抱っこひもの調整が可能で、肩ひもとウエストベルトに子供の体重が分散されるので、子供もパパママも負担が少なく快適に使うことができます。
エルゴの抱っこひも おすすめ製品3:エルゴ OMNI 360 クールエア
エルゴの抱っこひもの中で1番多機能な抱っこひもです。「OMNI 360」は、「対面抱き」「腰抱き」「おんぶ」に加え、赤ちゃんがママと同じ方向を向く「前向き抱っこ」も可能です。前向き抱っこは赤ちゃんが外の景色を見ることができるので、おでかけも楽しくなりますね。抱っこひもがメッシュ製なので、夏でも快適に使うことができるのもうれしいポイントです。
エルゴの抱っこひも おすすめ製品4:エルゴ デザイナー Lee
デニムのブランド「Lee」とエルゴがコラボした日本限定の抱っこひもです。本場「岡山産のJELT DENIM」を使用しており、使いこむことで子供と過ごした時間を色落ちで刻み、世界にたったひとつの思い出の抱っこひもにできるのがステキですね! 首が座った生後4ヶ月から使用できますが、別売りのインファートインサントを使用することで、新生児(3.2Kg以上)から使うことができます。
まとめ:安全・快適な抱っこひもで赤ちゃんと過ごそう
エルゴの抱っこひもは他社製品を比較してとても使いやすく、安全な抱っこひもです。機能性はもちろん、デザイン性でも十分に満足できるものになります。付属のスリーピングフードを使うと、赤ちゃんが寝てしまった時の首カックンの防止にも使えますし、気になる日差しを遮ってもくれます。安全で快適な抱っこひもを選んで、心地よい赤ちゃんとの時間を過ごしてくださいね。