年子とは? 年子育児は大変? 保育園やお風呂の問題、メリットを紹介
目次
年子育児にはメリットもいっぱい!
年子育児で大変なことばかりを紹介してきましたが、メリットもたくさんあります。年子育児のいい点も見ていきましょう。
年子育児のメリット1:大変な時期が一気に終わる
子育てで大変な乳幼児期が重なる分、3~4年で壮絶な子育て期間を一気に終えられます。年齢差があるきょうだいの場合、子育てが一段落したタイミングでもう一巡回ってくるので、大変な期間も長くなります。育児は「下の子が3歳になると楽になる」と言われているため、「大変な期間は今だけ!」と割り切りましょう。
年子育児のメリット2:一緒に遊んでくれる
下の子が2歳を過ぎるときょうだいで一緒に遊ぶようになります。ごっこ遊びに付き合わされず子供同士で遊んでくれると、パパママは楽になるでしょう。また、年齢差があまりないので興味の対象も似ていて、おもちゃも同じもので遊べます。年齢が近いのでテーマパークや映画館などでも同じものを楽しめます。
トイレトレーニングやしつけなど、「特に下の子に教えなくても上の子と一緒に練習していて気づいたら終わっていた! 」という話もあります。きょうだい一緒にしつけられるのでパパママは助かりますね。
年子育児のメリット3:上の子の赤ちゃん返りがない
2歳差、3歳差のきょうだいでは上の子が赤ちゃん返りをする話をよく聞きます。赤ちゃん返りは2~3歳ごろに起きやすいとされるため、年子だと上の子の赤ちゃん返りがあまりないようです。赤ちゃん返りがないのはママの負担をだいぶ軽くしてくれますね。
年子育児のメリット4:上の子と同じ保育園に入りやすい
保育園の入園審査は、両親の就業状況や家庭状況のポイントの合計で決まります。上の子がいるとポイントが高くなるため(きょうだい加算)、希望の保育園に入りやすくなります。また、年子だと保育園に一緒に通う期間が長くなります。小学校と保育園と分かれるよりも安心と期間が長く、メリットと感じるパパママもいます。
年子育児のメリット5:ベビーグッズ・ベビー服をすぐに使い回せる
上の子の出産時期に使ったベビーグッズや新生児期のベビー服も、年子なら下の子にすぐに使い回せます。サイズアウトして使い切れなかったオムツや残った粉ミルクなども、下の子に使えて助かるようです。さらに上の子のママ友から下の子用のお下がりをもらえると、タイミングよくベビー服を使い回せるでしょう。年齢が近く同じおもちゃで遊べることも多いので、おもちゃも管理しやすくなります。
年子育児の楽しみ方
年子育児はいいところもたくさんありますが、その分日々の育児は忙しくて大変です。また「年子はかわいそう」「デメリットが多いのでは」などと偏見の目を向けられた経験を持つママも少なからずいるようです。そんな大変さも吹き飛ばしてくれる年子育児の楽しみ方を見てみましょう。年子でないとわからない楽しみもあるはずです。実際に年子を育てているママの声を集めました。
- 1年前を懐かしみ、1年後を想像する喜び
- きょうだいのやり取りを見てほのぼの
- お揃いコーデで楽しめる
どのママも1年前と現在の子供の様子を比較して「成長したな」「去年はまだ〇〇できなくてかわいかった」と振り返ることがあるでしょう。年子のママは2人のきょうだいをセットで見るため、1年前・1年後の様子を日常に感じやすいようです。
きょうだい仲よく遊んでいたり、上の子が赤ちゃんをあやす様子を見たりすると、年子に限らずついつい微笑ましくなります。上の子が下の子に優しくできると、「下の子をあやすのに慣れてくれた」「優しくしてくれるなぁ」とママも穏やかな気持ちになることでしょう。年子だとなおさら、つたない動作で上の子が下の子をかわいがっている様子を見るとたまりませんね。
同姓のきょうだいだと洋服をお揃いにして楽しむパパママも多くいます。年が離れているとどちらかがもう一方の好みに合わせなくてはならず、上の子が「この服は自分にはもう赤ちゃんぽい」と不満に感じるケースもあります。年子なら好みが似ることもあり、2人ともご機嫌になってくれるでしょう。
まとめ:年子育児を工夫して楽しもう
年子育児は大変な部分も多いですが、メリットや年子育児ならではの楽しみ方もたくさんあります。年子のきょうだいがいることで、お互いによきライバルになるなど子供にいい刺激になり、ママも大きな成長に繋がります。いろいろ工夫して楽しく年子育児を乗り切りましょう!