おすすめの幼児教室19選! スポーツ、英語、お受験など人気の教室を紹介!
目次
幼児教室とは?
幼児教室とは、未就学児である0歳から6歳の子供に「教育」を行う場所のことです。未就学の子供にとって長時間座ったまま一方的に知識を与えられるような環境では、楽しみながらとりくむのは難しいでしょう。そのため幼児教室全般の特徴は、遊びやコミュニケーションといった自然に学習内容に触れられるような形をとりながら教育を行っていることです。
幼児教室を選ぶときのポイントとは
せっかく幼児教室に通わせるなら、効果が高く子供も楽しんで通えるところがいいですよね。幼児教室を選ぶポイントとはどんなものがあるでしょうか。
幼児教室選びのポイント1:親が目指すところを明確にする
「幼児教室に通わせたい」と思った、その動機はなんでしょうか。人見知りだからお友達と触れあう機会を増やしたい、入園・入学にそなえて知識と社会性を身につけさせたい、パパママが子供のころ夢だったことをやらせてあげたい、など家庭によっていろいろですね。ここをはっきりさせておくと、教室選びもスムーズになります。
幼児教室選びのポイント2:子供と教室の相性を確かめる
「レッスン内容や口コミを聞いてここがいい!」と思っても実際に通うのは子供です。子供と教室との相性をみるためにもできれば体験教室に参加したり、見学したりしてから判断しましょう。この場合の相性とは、レッスン内容に興味がもてるかどうかはもちろんのこと、子供と先生、子供と同じクラスになる子供たち、パパママと先生、パパママと教室の保護者たち、といった人間関係も合わせてみておくとよいでしょう。
幼児教室選びのポイント3:続けられる月謝か
幼児教室に通うとなると、教室によっては月謝のほかに入会費や年会費、保険や教材費、合宿や発表会の積み立て金など予想外に出費がかさむこともあります。始める前には年間どのくらいかかるのか、学年が上がるとともに月謝が変わることがあるのかなどを調べ、見通しをつけておきましょう。
幼児教室選びのポイント4:子供の負担になりすぎないか
未就学児のうちは子供の発達には個人差が大きく、同年齢の他の子ができるからといって自分の子供もできるだろうと思い込むことは危険です。せっかく通ってもレッスン内容が理解できなかったり体力的に厳しかったりと精神的に負担になってしまうことのないように気をつけてあげましょう。
どんな幼児教室があるのか
0~6歳を対象とした幼児教室にはどのようなものがあるのかみていきましょう。
音楽教育に特化した幼児教室
音楽を主に教えてくれる教室には、リトミックのように音楽を手段として社会性や感受性を養うものと、楽器の演奏を目的としてピアノやエレクトーンなどの技術を教えてくれるものに大きく分かれます。どちらも小さいうちから音楽に触れることで、確かな音感やリズム感と豊かな感性を養えることでしょう。
スポーツに特化した幼児教室
丈夫な体を育て、礼儀作法などを身につけられるスポーツですが、個人競技と団体競技では得られる効果が少し変わってきます。器械体操や空手などの個人競技では、目標をもってがんばることで自信がもつことができ、積極性が増すでしょう。サッカーなどチームプレイが必要な団体競技なら、コミュニケーション能力や協調性によい効果が期待できます。
英語に特化した幼児教室
幼児を対象とした英語教室では、英語に親しむ、話せるようになる、読めるようになる、学校で困らないようしておくなどさまざまな目的があるので、教室が掲げる英語教育の狙いは何かということを確認しておきましょう。言語学習はテキストだけでなく、実際にたくさん聞いて話してみることが大切です。聞き取り能力と発音能力を育て、日本人が持ってしまいがちな英語への苦手意識を取り除いておくことができます。
小学校受験に特化した幼児教室
私立小学校への入学を目指した幼児教室というものもあります。受験が目標ではありますが、決して詰め込み教育をするのではなく、子供の個性を大事にしながら受験に必要な知識と自己表現力を育ててくれます。志望校がはっきりしていればその対策が得られますし、教育熱心な家庭との交流は親子ともに良い刺激となることでしょう。
言葉や計算などの学習に特化した幼児教室
昔から「読み・書き・そろばん」というように、勉強の基礎となるのが言葉と数の認識です。幼児のうちから勉強=楽しいことという経験を重ねることで、地道な努力を続けることの大切さを学び、小学校以降の学習習慣や自立心によい効果が得られます。
音楽教育に特化したおすすめの幼児教室
ヤマハ音楽教室
50年以上の歴史を持つヤマハでは、友達と一緒に「きく→うたう→ひく→よむ→つくる」というプロセスを通じて音楽そのものを楽しむ力を育てます。1~3歳向けには1回完結型で参加できるクラスもあるので、子供のペースに合わせて気軽に始めやすいですね。
島村楽器 音楽教室
島村楽器では、1歳半から習えるレッスンがあり、ピアノやキッズドラム、バイオリンが人気です。基礎音楽コースでは、講師とマンツーマンで体を使って音楽を感じたり歌ったりしながらワークに取り組むことで集中力を持続させ、音符の読み書きや正しい音程といった音楽の基礎が身につくよう工夫がされています。
EYS-Kids 音楽専科
EYS-Kidsの音楽専科には鍵盤楽器や弦楽器・打楽器のほか、珍しい民族楽器など47のコースがあり、対象の楽器をプレゼントしてもらってから始めることができるので、楽器の選び方がわからないときには助かりますね。また、会員からよせられた講師の評価を公開し、講師変更の依頼が毎回できるなど、生徒と講師の相性を重視した仕組みづくりをしています。
七田式音楽コース
子供の能力開発に着目した幼児教育で有名な七田式には0歳からの音楽コースがあります。リトミックやカードフラッシュを活用して右脳と耳の神経回路を強くし、音感やイメージ力、記憶力を育てます。音楽の歴史や音楽家についても触れるので、基礎知識がバランスよく身につきます。
桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」
「子供のための音楽教室」は世界的な音楽家を輩出してきた伝統ある音楽教室です。教室によって募集年齢やコースなどに違いがあり、講師の自宅での個人レッスンがあったり、桐朋学園大学の学生と交流があったりと特色があるので、ぜひお近くの教室をチェックしてみてください。
スポーツに特化したおすすめの幼児教室
忍者ナイン
忍者ナインでは子供の運動能力を科学的に「見える化」することで適性を診断できます。スポーツ科学に裏付けられた「9つの基本動作」を身につければ、将来どんな競技を選択してもいかすことができるでしょう。さらに他年齢の友達と一緒に活動することでリーダーシップや協調性が育つようプログラムされています。
コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」
「運動塾」には生後4ヶ月から募集しているベビースイミングや8ヶ月からできるベビー体操のほか、サッカーや空手、テニスといったコースがあります。成長を実感できる「進級システム」とがんばる力を伸ばす「ほめる型」の指導方法でどんな世界でも通用するチャレンジ精神を育てます。
biima sports(ビーマ・スポーツ)
biima sportsは3~10歳を対象に、早稲田大学スポーツ科学部と共同で開発した「総合スポーツプログラム」と幼児体育学会監修の「幼児教育学」が融合した独自のコンテンツを提供しています。例えば、チームで算数リレーや絵の伝言ゲームを楽しむことで身体能力と思考力を同時に高めていくプログラムなどがあります。
英語に特化したおすすめの幼児教室
ヤマハ英語教室
音楽教育で有名なヤマハですが、そのノウハウをいかして「聞ける耳」を育てる英語教室も展開しています。英語圏で古くから親しまれている童謡や英語特有のリズムを自然にとりいれて書き下ろされた楽曲を聴き、楽しく真似をすることで話す力の基礎を育てます。
ECCジュニア
ECCジュニアの教室は、全国で10,000以上あるので、きっとお住いの地域でもみつけやすいでしょう。対象は2歳からで、知育遊びや英語の歌でのダンスなどもとりいれて、飽きずに学べる工夫がされています。少人数制できめ細かい指導が受けられるのもよいですね。
ベネッセの英語教室 BE studio(ビースタジオ)
「しまじろう」「Mimi」といったキャラクターと一緒に学べるのがベネッセの英語教室BE studioの特長です。通信教育などで親しんでいるとより英語への興味につなげやすいですね。先生は日本人と外国人とがいて、それぞれの特性をいかしたレッスン内容なので、子供の個性とパパママの希望に合わせて選択できます。
七田式 幼児英語コース
七田式の幼児英語コースでは英語圏の子供が言葉を学ぶのと同じステップで英語を習得できるよう「聞き取る力」「読む力」「高い質の発音」「自分の考えを表現する力」の4つを総合的に育てることを目指しています。
小学校受験に特化したおすすめの幼児教室
理英会
志望校合格率90%以上を誇る理英会では、毎年受験生からフィードバックされる最新の情報をもとにオリジナルの教材を用意しています。実験や発表の機会を多くとりいれたカリキュラムで、私立・国立小学校受験に必要な能力とふるまいを身につけることができるよう研究されています。
こぐま会
こぐま会では独自の方針として「未測量・位置表象・数・図形・言語」の5つを教科前基礎教育とし、オリジナルの教材・教具を使って子供の思考力を高めます。ママ向けの家庭学習講座やパパ向けの土曜ゼミなどがあり、家族みんなで受験をサポートする体制をつくりやすいですね。
ジャック幼児教育研究所
関東でおよそ50年の歴史をもつジャック幼児教育研究所では、子供本人の「もっとやりたい」「勉強っておもしろい」という積極的な姿勢を引き出すことを目指しています。身についけたものを本番でも自信をもって発揮できるよう、考査を見据えた集団授業も大切にしています。
ICE幼児教室
ICE幼児教室ではモンテッソーリ教育のメソッドをとりいれて、子供の能力を総合的に育てていきます。受験テクニックだけでなく、いずれ大人になったときにこそ必要となる観察力や思考力、判断力、そして自律能力の基礎をしっかりと根付かせることを目標としています。
言葉や計算などの学習に特化したおすすめの幼児教室
小学館・ドラキッズ
ドラキッズの対象は満1歳からで、3歳ころを境にプレイフル・ラーニング期からアクティブ・ラーニング期へとステップアップしていきます。「ことば・かず」はもちろん、自然への興味、自立心・協調性を育てるといったテーマ学習があり、「もっと知りたい!」と主体的に学ぶ姿勢を身につけます。
七田式教室 幼児コース
子供の発達に合わせて脳の回路を刺激し、記憶力を高めることを重視している七田式教室では、4~5歳ころから「七田式百玉そろばん」を使って計算力も高めていきます。6歳ころには漢字カルタを使い、遊びを通して漢字好きな子供に育てていきます。
学習教室 ガウディア
ガウディアは大手進学塾の日能研と予備校で有名な河合塾が共同で作った幼児・小学生向け学習教室です。高校入試・大学入試の変化をいち早く感じ取り、これからは問題解決力や表現力が求められる時代だとして「考える力の土台」を作るのにふさわしい学習を提供しています。
まとめ
子供が通う幼児教育を選ぶのは、最終的には親の判断となりますが、実際に通うのは子供本人です。体力的・能力的に負担がかかりすぎないように質・量ともに慎重にコントロールしたいものです。本人の様子をみて、毎回楽しんでいるかどうか、過度な期待や負担をかけていないか常にチェックする必要があります。通わせているだけで親が満足してしまう、つい他の子供と比べて子供を萎縮させてしまう、といった落とし穴に気をつけてください。テストの点数や進級結果だけで子供を判断しないように長い目でみてあげましょう。