紙おむつの選び方と人気のおむつ比較! サイズアップのタイミング、おむつはずしの時期は?
目次
紙おむつ選びの5つのポイント
紙おむつの選び方について、5つのポイントをご紹介します。
1.吸収性や通気性が良く、蒸れにくいかどうか
赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートです。そのため、おしっこやうんちなどの水分でおむつの中が蒸れてしまうと、すぐに肌がふやけて傷がつきやすくなり、おむつかぶれの原因となります。そこで、しっかりとおしっこやうんちを吸収してくれて、蒸れにくい吸収性や通気性の良い紙おむつを選ぶことで、漏れを防ぐだけでなく赤ちゃんのおしりを綺麗な状態に保つことができます。
2.素材がやわらかく赤ちゃんの肌へ負担が少ないもの
紙おむつは赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、赤ちゃんが心地よく履いてくれるものが良いでしょう。実際にパパママが触ってみて、肌触りや足回りのギャザーがゴワゴワしていないかなどを確認してください。おむつは消耗品のためコストが気になると思いますが、新生児の赤ちゃんは特に肌がデリケートなので、なるべく品質を優先して選ぶのがおすすめです。
3.パパママが紙おむつを着脱しやすいか
紙おむつはパパママが着脱しやすいかどうかも重要です。テープタイプの紙おむつであれば、テープの貼りやすさや剥がしやすさ、伸縮性などで使い勝手が異なります。赤ちゃんが寝返りやハイハイをするようになると、テープタイプよりもパンツタイプが履かせやすいです。おむつ替えの間、赤ちゃんはなかなかじっとしてくれないため、着脱がしやすくておむつ替えがスムーズにできるとパパママの負担が少なくなります。
4.おむつ漏れしにくいか
母乳やミルクしか飲んでいない時期はうんちがゆるいため、背中や足周りからうんちが漏れることがあります。うんちが漏れると洋服やシーツを洗わなければいけないため、なるべくおむつ漏れをしない紙おむつを選ぶと良いでしょう。メーカーによってはうんちポケットが付いており、ゆるいうんちをキャッチしてくれるので漏れにくくなります。腰周りや足周りに隙間があったり、おむつが小さすぎたりすることもおむつ漏れの原因になるため、赤ちゃんの体型やサイズにあった紙おむつを選ぶことが重要です。
5.赤ちゃんの体型にあったサイズを選ぶ
おむつメーカーによってSMLの同じサイズでも、対象となる体重や形、大きさが少しずつ異なります。また、同じ体重の赤ちゃんでもお腹周りや足周りのサイズが異なります。各メーカーの紙おむつを試してみて、緩すぎずきつすぎず、赤ちゃんの体にフィットする紙おむつを選ぶようにしましょう。
紙おむつのサイズアップのタイミング
出生時の体重や成長は赤ちゃんによって異なるため一概には言えませんが、例えば新生児用のおむつは赤ちゃんが5kgになる生後1ヶ月〜2ヶ月頃を目安に使うのが一般的です。おむつのパッケージに記載されている規定の体重を目安にするだけでなく、おむつがきつそうだったり、おむつ漏れが頻繁に起こるようになったりしたら、サイズアップのタイミングです。
テープタイプとパンツタイプの紙おむつの違い
テープタイプとパンツタイプの紙おむつにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
テープタイプの紙おむつ
テープタイプの紙おむつには、新生児用の小さめ(出生時に体が小さい赤ちゃん用)、新生児用、S、M、Lサイズがあります。テープタイプの紙おむつのメリットはテープを貼る位置で腰周りや足周りのサイズを調整できることです。また、テープタイプはパンツタイプよりも価格が安いです。一方、テープタイプの紙おむつはズレる可能性があるので漏れやすく、赤ちゃんが活発に動くようになるとおむつ替えがしづらいです。
パンツタイプの紙おむつ
パンツタイプの紙おむつは、S、M、L、ビッグサイズがあります。パンツと同じように赤ちゃんにすっと履かせることができ、脱がせる時はおむつのサイドを破るだけで簡単に着脱ができます。そのため、赤ちゃんがハイハイや立っている時でもおむつ替えがしやすいのがメリットです。また、パンツタイプはズレにくく漏れにくいのも良いところです。月齢が上がると赤ちゃんが自分でもおむつを脱げるようになるので、トイレトレーニングにも役立ちます。一方、パンツタイプはテープタイプより価格が高く、サイズの微調整ができないことがデメリットです。
テープタイプからパンツタイプの紙おむつに切り替える時期
テープタイプからパンツタイプに切り替える時期は悩みますよね。月齢に関係なくおむつのサイズが合えば、テープタイプでもパンツタイプでも問題ありません。目安として、赤ちゃんが寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどをするようになり、寝ながらのおむつ替えが難しくなったらパンツタイプの紙おむつが便利になります。寝ている時やおとなしい時はテープタイプ、動き回っている時はパンツタイプと使い分けても良いですよ。
使用済みおむつを捨てる時に嫌なにおいを防ぐ方法
新生児や月齢が低い時はうんちの回数も多くゆるいうんちのため、通常のゴミと一緒にゴミ箱に捨てるとに嫌なにおいがします。そんな時は、おむつ専用のゴミ箱や防臭ゴミ袋があると、しっかりと防臭や防菌をしてくれるのでとても便利です。月齢が上がり離乳食を始めると固形のうんちが出るようになるので、その場合はうんちをトイレに流してからおむつを捨てましょう。
おすすめの紙おむつ5選
はいチーズ!clip編集部がおすすめする紙おむつをご紹介。いろいろな種類の紙おむつを試してみて、子供の肌に合うものを選んでみてくださいね。
P&G パンパース(Pampers)
パンパース独自の「3つのマジック吸収体」が、おしっこをすばやく分散してすぐに吸収。おしっこを閉じ込めてくれるため、お肌はさらさらなのがうれしいですよね。コットンのような肌ざわりのシートで、赤ちゃんの肌を優しく包んでくれます。
エリエール グーン(GOO.N)
吸水スポットでおしっこをしっかり吸収。おむつの外側に「スピード通気シート」を採用しているため、蒸れにくいのもポイントです。また、でこぼこ加工を採用しており、ゆるいウンチもキャッチしてくれるので安心です。
ユニ・チャーム ムーニーマン(moonyman)
「ふんわりぴたりギャザー」と「あんしんロングガード」があるので、動き回る赤ちゃんの隙間漏れを防いでくれます。ウエストはゴムを使用せずに、伸縮するタイプになっているため、赤ちゃんも快適に過ごせます。
花王 メリーズ(merries)
ウエストギャザーに「空気トンネル」を採用しているため、ムレを追い出してくれます。ウエストはふんわりフィットですが、腰はきゅっと支えてくれるので、ずりおちにくいです。また、凸凹表面シートでうんちをキャッチしてくれるため、うんち漏れを防止してくれます。
ユニ・チャーム マミーポコパンツ(mammypoko)
最大12時間の「吸収ジェル吸収体」が、おしっこをすばやく、しっかり吸収。サポートギャザーを搭載したしっかりフィット構造が、赤ちゃんの体にフィットするので漏れを防いでくれます。長時間のおでかけや夜用にもおすすめです。
人気の紙おむつ5種類を比較してみました
価格 | 1枚あたり価格 | サイズ展開 | |
---|---|---|---|
P&G パンパース(Pampers) | 5,000円(222枚) | 22.5円 | 新生児小さめ、新生児、S、M、L、ビッグ、ビッグより大きい、卒業パンツ |
エリエール グーン(GOO.N) | 1,545円(76枚) | 20.3円 | 新生児小さめ、新生児、S、M、L、ビッグ、ビッグより大きい、スーパービッグ |
ユニ・チャーム ムーニーマン(moonyman) | 1,490円(70枚) | 21.2円 | S、M(おすわり・はいはい),M(たっち)、L、ビッグ、ビッグより大きい |
花王 メリーズ(merries) | 3,348円(148枚) | 22.6円 | S、M、L、ビッグ、ビッグより大きい |
ユニ・チャーム マミーポコパンツ(mammypoko) | 2,573円(168枚) | 15.3円 | M、L、ビッグ、ビッグより大きい |
コスト面で選ぶなら、1枚あたり15.3円のマミーポコパンツ。サイズ展開が豊富なのはパンパース、グーンになりました。ムーニーマンのMサイズは「おすわり・はいはい」と「たっち」の二種類あるので、子供の成長に合わせて選んでくださいね。
布おむつやおむつなし育児って?
布おむつは赤ちゃんの肌に優しく、繰り返し使えるので経済的というメリットがあります。さらに、赤ちゃんがおしっこやうんちをした時に不快感を感じるため、おむつが外れるのも早いと言われています。しかし、おむつ替え後は捨てるだけで良い紙おむつと違い、毎回洗濯をしなければいけないことが大変です。
また、おむつなし育児とは、おむつを一切しない訳ではなく、パパママが赤ちゃんの排泄のタイミングにトイレに連れて行ったり、おむつやパンツ以外で排泄する機会を作る方法のことです。短期的にみると手間がかかりますが、布おむつと同様におむつが外れるのが早い傾向があります。
まとめ
紙おむつは毎日使うものです。赤ちゃんの肌に優しいものや、おむつ替えをするパパママが使いやすいものを選んでくださいね。試供品を使ったり、違うメーカーのおむつを使っている友達と交換したりして、ほかの種類の紙おむつも試してくださいね。