布おむつのメリットとデメリット。使い方に洗い方、選び方を徹底解説

布おむつのメリット

布おむつのメリット

赤ちゃんを迎え入れる準備をする際、まず悩むのが紙おむつか、それとも布おむつが良いのかという点です。

布おむつは江戸時代から使われるようになり、一反のさらしから6枚の布、湿布(しめし)が取れたことから、「しめし」が「おしめ」と呼ばれるようになり、「おむつ」に語源が変わっていきました。

そんな古くから使われてきた布おむつですが、どんなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ゴミが出ない

布おむつを使用するメリットと言えば、紙おむつが使い捨てなのに対して布おむつは繰り返し使用できるためゴミが出ません

おむつ替えの頻度はというと、生まれてから生後6ヶ月までは下記が平均的な回数になります。

  • 新生児:10回から13回程度
  • 生後3ヶ月:8回から10回程度
  • 生後6ヶ月:8回程度

上記の回数のゴミが出ると考えると、ゴミの問題は深刻なものですよね。しかも、ゴミを出す曜日が決まっているので、次の可燃ごみの回収までを考えるとゴミが出ないというのは大きなメリットなのではないでしょうか。

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経済的

布おむつは洗濯して繰り返し使えることから、ゴミが出ませんし子どもの成長に応じて紙おむつを買う手間がかかりません。さらに、自治体によっては指定のゴミ袋を購入しなければいけないケースもあるため、紙おむつ以外の費用も抑えることができるのです。

子育てはお金がかかるので、少しでも節約できるというのは嬉しいポイントなのではないでしょうか。

買い置きの手間がかからない

布おむつのメリットはまだまだあります。使い捨ての紙おむつは常にストックしておかなければいけません。メーカーによって枚数の違いはあるものの、70枚から80枚前後の紙おむつがセットになっているので、かさばり収納する場所も悩むものです。

買いに行くタイミングや、保管場所の問題を考えると、布おむつは洗って使えて経済的!
いつも同じ状態のおむつセットで赤ちゃんの管理ができるのは育児の時短にもつながるかもしれません。

おむつ外れが早くなる傾向がある

布おむつは、直接布を肌にあてるので、おしっこやうんちをすると、赤ちゃんはすぐに反応して教えてくれます。「この泣き方はおしっこかな?」と気づくほど、赤ちゃんの状態を把握することが可能に。

反応をすぐに表現できるので、不快感からおむつ外れが早くなるという傾向も期待できます。おしっこやうんちを教えてくれた後は、きれいにしてあげると嬉しい表情を見せてくれるので、その姿を見るとお世話しているママも嬉しいのではないでしょうか。

スキンシップを図る機会が増える

直接肌に触れるものなので、その分赤ちゃんとスキンシップを取る時間も増えます。

おしりをきれいに拭いてあげたら、お腹をなでなでしてたくさんスキンシップを取ってあげましょう。肌と肌とのふれあいは親子の絆を深めてくれ、子どもの笑顔に親も癒される総情効果も。

小さいうちだからこそできる、親子の大事な時間になります。

布おむつのデメリット

布おむつのデメリット

布おむつにはさまざまなメリットがあることが分かりました。ここからは気になるデメリットについてどんなものがあるのか見ていきたいと思います。

初期費用がかかる

布おむつはゴミが出ず経済的である反面、最初に初期費用がかかります。実際に必要なものの一例は以下の4つです。

  1. 布おむつ(輪形おむつまたは成形タイプ)
  2. 布おむつカバー
  3. おむつライナー
  4. 着け置き用バケツ

布おむつは、布が輪になっているタイプと、そのままの形で使える成形タイプがあります。洗い替えや不測の事態を考えて多めに準備しておく必要があります。

さらに、布おむつを固定する布おむつカバーと、汚れを軽減できるおむつライナーがあると便利。家族の洗濯ものと一緒に洗う前にさっと汚れを落とす着け置き用のバケツも必須となります。

洗濯する手間がかかる

布おむつで一番手間がかかるのが、洗濯しなければいけないという点です。紙おむつは使い捨てなので、おしりをきれいにしたらそのままゴミ箱へ捨てればOKですが、布おむつは洗って乾かしてまた使うというサイクルがあるので、洗濯しなければいけません

おむつ以外にも肌着やスタイなど毎日大量の洗濯ものと格闘する中、布おむつと布おむつカバーもプラスされるとなると、洗濯機を回す回数も必然的に増えるのではないでしょうか。

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交換回数が増える

布おむつは、肌に直接触れるので不快感を泣くことで表現することができますが、その分交換する回数が増えるというデメリットがあります。

夜寝る時や外出する時など、紙おむつと併用すると交換回数も抑えることが可能です。

うんちの洗濯が大変

赤ちゃんは体調によってうんちの種類も変わってくるものです。硬いうんちもあれば、柔らかいケースも。硬いならトイレに流して布おむつに残らず洗濯もスムーズですが、柔らかいとバケツにつけて手洗いが必要になります。

紙おむつならそのままゴミ箱に捨てられますが、布おむつはうんちの処理に手間がかかるのが難点かもしれません

外出時には荷物がかさばる

赤ちゃんと一緒にお出かけする時には、気づくとマザーズバッグがぱんぱんになってしまうものです。外出は赤ちゃんにとっていろいろな刺激を受けるチャンスなので、お散歩や買い物など機会を増やしたいものですが、布おむつは荷物がかさばってしまうというデメリットもあります

少しでも荷物を減らしたいという場合は、外出時には紙おむつと併用する方法で荷物の負担を減らすことができます。

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布おむつの使い方

布おむつの使い方

布おむつにはさまざまなメリットとデメリットがあることが分かりました。それらを踏まえた上で、一度使ってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。

ここからは、布おむつの使い方についてご紹介していきましょう。

布おむつを使う時に必要なもの

実際に布おむつを使う場合には、布おむつと布おむつカバーそして、布おむつライナーが必要になります。さらに詳しく見ていきましょう。

布おむつ

赤ちゃんの肌に直接触れて、おしっこやうんちを吸収してくれる役割を担ってくれます。輪形と呼ばれるさらしタイプと、そのまま使用できる成形タイプがあります。

布おむつカバー

おしっこやうんちを吸収してくれる布おむつを覆ってくれるのが布おむつカバーです。布おむつというと、白をイメージする人も多いかもしれませんが、カラーバリエーションが豊富でデザインで楽しめるおむつカバーも多く販売されています。

紙おむつは、白をベースにキャラクターがプリントされているのに対して、布おむつカバーはさまざまなバリエーションがあるので、デザインで選ぶのも楽しいのではないでしょうか

布おむつライナー

布おむつを使いたいけど、洗濯の手間を少し減らしたいという時におすすめなのが、布おむつライナーです。布おむつの上に一枚敷いて使います。
便利な使い捨てタイプと、洗って使うタイプの2種類があります。おしっこの時には洗って、うんちの時には使い捨てなど、用途に応じて使い分けも可能です。

布おむつは何枚必要?

布おむつは何枚必要?

布おむつのことが少しずつ分かってきた所で、上記のアイテムを何枚くらい用意したらいいのでしょうか。おむつ替えの頻度を元に当てはめてみると、予備も含めると下記の枚数が目安になります。

おむつライナーは、使い捨てとして使うか、洗濯して使うかで変わってきますが、使い捨て用と洗濯用で10枚程度準備して赤ちゃんの体調を見ながら使い分けてみましょう。

月齢ごとに必要な枚数はこちらを参考にしてみてください。

月齢

交換頻度

布おむつの目安

布おむつカバーの目安

新生児

10回から13回程度

15枚+予備10枚 計25枚

朝昼晩3回+予備+3枚 計6枚

生後3ヶ月

8回から10回程度

10枚+予備10枚 計20枚

生後6ヶ月

8回程度

8枚+予備10枚 計18枚

布おむつの洗い方

布おむつの洗い方

次は、布おむつの洗い方についてです。汚れがひどい場合には、着け置き用のバケツに重曹や赤ちゃん用の洗剤を入れて汚れやにおいを取ります

汚れが気になる場所は手で汚れを落とし、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い全体が乾くように広げて干せばOKです。

布おむつカバーは、布おむつの汚れをキャッチできるよう撥水加工が施されているので、着け置きせずに洗濯ネットに入れて洗濯機に入れて洗います。

布おむつが数枚溜まったらまとめて洗ってもいいですし、その都度洗う、という方法もあるので、実際に使いながらあなたに合った方法を見つけていきましょう。

布おむつの選び方

布おむつの選び方

メリットとデメリット、そして必要なものや洗い方などが分かったところで、次は布おむつの選び方についてです。どのような点に注意して選んだらいいのでしょうか。

布おむつの素材

布おむつは直接肌に触れるものなので、素材選びが重要です。
布おむつに使われている主な素材は、コットン(綿)・ドビー織り・麻などがあります。
コットン(綿)は、乾きやすく洗濯に強いという特徴がある反面、手ぬぐいのような質感なので肌触りはドビーより劣ります。ドビー織りは、コットン(綿)よりも吸水性は高いですが、しわになりやすいという点があり、どの素材にもメリットとデメリットが存在します。

そして麻はというと、夏は涼しく冬は暖かいので赤ちゃんの肌に優しいですが、値段は高め。それぞれの特徴や赤ちゃんの肌の状態、そして予算も考えながら選ばなければいけません。

布おむつカバーの種類

布おむつの素材に種類があるように、布おむつカバーの素材にも種類があります。具体的におすすめしたい種類はメッシュと布、ガーゼにポリエステルです

普段洋服を選ぶ時と同じように、季節や赤ちゃんの肌の状態に合わせて素材を選んでみてはいかがでしょうか。

サイズ

最後は布おむつカバーのサイズについてです。
大きすぎても小さすぎても赤ちゃんの負担になってしまうので、JISで定めている規格を参考に、月齢に合ったものを選ぶようにしましょう。

【JIS規格サイズ】

  • 新生児:50
  • 3ヶ月前後:60
  • 6ヶ月前後:70
  • 12ヶ月前後:75

布おむつは交換する頻度が多いので、おむつカバーをつけた時に成長したことを実感できるのも魅力かもしれません。

これからはじめるならスターターセット

布おむつのメリットを見て、使ってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。でも、意外と準備するものや選ぶポイントが多いことが分かります。

そこで、これから布おむつを選ぶなら、全部セットになっているスターターセットがおすすめです。

おすすめのスターターセット3選を下記でご紹介しますので参考にしてください。

布おむつスターターセット

布おむつスターターセット

セット内容:布おむつカバー1枚、100%コットン成型おむつ5枚、オムニウッティバケツL、つけ置き洗剤
参考価格:10,584円(税込)
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シンクビー男の子におすすめ布おむつセット

シンクビー 布おむつセット

セット内容:綿100%おむつカバー3枚、成形股おむつ10枚、おむつネット5枚
参考価格:8,900円(税込)
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女の子 布おむつ育児スターターセット(60cm)

シンクビー 布おむつセット

セット内容:綿100%おむつカバー3枚、成形股おむつ10枚、おむつネット5枚
参考価格:8,900円(税込)
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まとめ:布おむつお紙おむつを併用して使い分けよう

はじめての育児は右も左も分からないものです。でも、気になったことは試してみると、育児がより楽しくなるかもしれません。布おむつの良い所と紙おむつの良い所を良いところ取りをして併用するのもおすすめですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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