赤ちゃんへの絵本の読み聞かせはいつから? 新生児から楽しめるおすすめ絵本も紹介
目次
赤ちゃんが泣き止むおもしろ絵本3選
おっぱいやミルク以外でも赤ちゃんを泣き止ませたい! ママたちの願いを絵本に助けてもらいましょう。
もいもい
作:市原 淳、監修:開 一夫
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
「東京大学 赤ちゃんラボ」が開発した絵本です。泣いている赤ちゃんの視線をも釘付けにするイラストと言葉がつぎつぎに出てきます。5000人を超えるママと赤ちゃんの評価が良い表現を取り入れているので、安心して手に取ることができる絵本です。
いないいないばああそび
作:木村裕一
出版社:偕成社
絵本を縦長に使うと、横の時より大きく見えて迫力が出ます。これは人や動物の顔が出てくるしかけ絵本でもあるので、赤ちゃんの気を引くのには十分な効果があります。「いないいないーばあ!」の言葉のリズムと共にきっと赤ちゃんの涙も引っ込んでしまいますよ。
おひさま あはは
作:前川 かずお
出版社:こぐま社
大きく口をあけて笑う登場人物がたくさん出てきます。顔があるとじっと見てしまう赤ちゃん。みんな笑って「あはは」の声と重なって、泣いていた事を忘れてしまうかもしれません。絵本の横には「あはは」と読んでいるパパママの笑顔が見えたら、赤ちゃんもつられてにっこり笑うでしょう。
ママたちのお悩みQ&A
もともとあまり読書をしなかったり、赤ちゃんの絵本は全く分からなかったりするパパママもいると思います。図書館の赤ちゃん用絵本を借りたけど、実際読み聞かせたらいろいろ疑問が出てきた、ということはありませんか。よく出てくるパパママの質問に答えてみました。
赤ちゃんへの読み聞かせはいつから?
赤ちゃんへのアプローチは生まれた瞬間からできます。実際には出産から一週間は産院にいるので自宅に戻った瞬間から絵本の読み聞かせをしても問題ありません。しかし、産後はママの体の調子を整えたり、赤ちゃんとの新しい生活に慣れていかなければならなかったりで、ママの心と体の準備ができていないもの。パパママの心と生活に余裕ができたら、絵本を取り入れた赤ちゃんとの生活を始めてみてくださいね。
絵本を食べたりかじったりしちゃう…
さて、赤ちゃんとの絵本生活を無事始めたものの、首が座り手を動かせるようになったら今度は新しい問題が発生します。赤ちゃんが絵本を見ずに口の中に入れちゃうのです。手の感覚より口の感覚の方が鋭く分かりやすいので、赤ちゃんはいろいろな物を噛んだりなめたりしてしまいます。この時期に突入したら、借りるよりも絵本を買ってあげるといいでしょう。噛むだけではなく投げたり破ったりをするかもしれません。他のおもちゃと同じ扱いをしているだけなのですが、パパママが絵本の扱いを丁寧にしたり、絵本用の本棚を用意して特別感を演出したりすれば、成長とともに赤ちゃんもパパママの真似をして乱暴な扱いはしなくなりますよ。
まとめ
生まれたての赤ちゃんとの絵本生活の始まりは絵本以外でも大丈夫です。ママがいつも読んでいるファッション誌やパパが読む週刊誌を赤ちゃんのそばで読む時があれば、かしゃかしゃと紙の音を聞かせてあげましょう。赤ちゃんの顔の前でページをペラペラめくり、紙の匂いの風にふれさせてみましょう。赤ちゃんに向かって「おもしろいね。」「いい匂いだね。」と語りかけたら、それは立派な「読み聞かせ」になっていますよ。