母乳の搾乳方法は? 保存期間は? おすすめ商品も手動・電動別に解説!

搾乳器の種類とおすすめ商品

搾乳器の種類とそのメリット・デメリット
搾乳器には、手動と電動の2種類があります。それぞれメリットとデメリットについて説明します。

手動の搾乳器とそのメリット・デメリット

手動の搾乳器は、経済的に使える点がメリットになります。初めに搾乳器を購入すれば、あとの維持費はほとんどかかりません。搾乳器自体も電動搾乳器より安いため、経済面を重視するママにおすすめです。手動の搾乳器のデメリットは、電動搾乳器よりも時間がかかるため手が疲れることです。3時間ごとに搾乳する必要があるので、手が腱鞘炎になってしまう可能性があります。

おすすめの手動搾乳器1:ピジョン 母乳アシスト 手動タイプ

哺乳瓶などでおなじみのピジョンの搾乳器です。搾乳準備モードと搾乳モードをプレートの位置で簡単に切り替えられるため使いやすく、パーツが少なくお手入れしやすいなど、手動の搾乳器の中では不動の人気となっています。

おすすめの手動搾乳器2:メデラ 小型搾乳器 ハーモニー

メデラ独自の技術により、赤ちゃんが母乳を飲むのと同じように自然なリズムで搾乳できます。左右どちらの手でも使え、握りやすく疲れにくい工夫をしています。小型でバッグの中でも場所を取らないため、外出先で搾乳するママにも便利です。パーツが少ないため洗う手間が少なく、煮沸消毒や電子レンジ消毒もできます。

おすすめの手動搾乳器3:カネソン さく乳ポンプ エトカ

付属のパーツがなく本体のみの設計なので、パーツを1つ1つ組み立てたり分解して洗ったりする手間がありません。搾乳カップはシリコン素材のかわいらしいフラワー型で、乳房に優しくフィットします。価格が手頃なので、「試しに搾乳器を使ってみたい」「持ち歩き用にもう1つほしい」などと考えるママにもおすすめです。

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電動の搾乳器とメリット・デメリット

電動の搾乳器のメリットは、なんといっても速さです。乳房に当てれば自動で搾乳してくれるので、赤ちゃんのお世話や家事で忙しいママにはとても助かります。電動の搾乳器には、乳房を両方同時に搾乳できる商品もあるので、より早く搾乳できて便利ですよ。デメリットとして、作動音が出て寝ている赤ちゃんを起こしてしまう可能性があります。赤ちゃんがいない部屋で搾乳をしなければならないので、少し不便かもしれませんね。また手動タイプの搾乳器より高額になります。

おすすめの電動搾乳器1:ピジョン 母乳アシスト 電動タイプ 哺乳瓶付き

電動搾乳器は重くなりがちですが、こちらはママが使いやすいよう非常に軽く作られています。ピジョン独自の「赤ちゃんここちリズム」で、赤ちゃんが母乳を飲むようにママの乳房の状態に合わせて自然に搾乳できます。吸引圧を7段階に設定できたり、付属の乳首を使えばそのまま哺乳瓶として使えたりできます。毎日搾乳するママから絶大な指示を受けている商品です。

おすすめの電動搾乳器2:メデラ スイング・マキシ電動さく乳器

両胸を一度に搾乳でき、別売りの搾乳ブラを使えば両手を使わずに搾乳できます。9段階に圧力を調節できるので、その日のママの体調に合わせて搾乳できます。電源アダプター以外に乾電池も使えるので、場所を選ばず便利です。少し高額ですが、1日に何度も搾乳する必要があり手間に感じているママに特におすすめです。

おすすめの電動搾乳器3:Bellababy 搾乳器 ダブルポンプ

搾った母乳を哺乳瓶でなく、アダプターを使って直接母乳保存バッグに入れます。保存バッグも10個付くので、別途買い揃えておく必要ありません。操作部には大きなLEDディスプレイを採用し、夜間でも見やすく設計しています。作動音は普通に会話するレベルの大きさで、赤ちゃんが寝ていても気兼ねなく使えるでしょう。高機能でコストパフォーマンスがいいと口コミでも評判です。

搾乳しても母乳が出てこない時は?

搾乳しても母乳が出てこない…。
手動や電動の搾乳器を使っても、うまく母乳が出てこない場合があります。その場合はどうすればいいのか、対処法を説明します。

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乳房を温めて血行を促進する

温かいタオルを乳房に当てて温めると、母乳が通る管が拡張し母乳が出やすくなります。タオルで温めたあとに乳房をマッサージをするとより効果的です。これは助産院や産婦人科でも行われている方法です。ただしカイロなどで温めると低温やけどを起こす可能性があるので、カイロを直接乳房に当てないよう注意してください。乳房の血行が悪くならないよう、ブラジャーも締め付けにくいものを選びましょう。

母乳をつかさどる「オキシトシン」の分泌を促す

オキシトシンは母乳の分泌を促すホルモンです。オキシトシンの分泌を促進するために、赤ちゃんの泣き声を聞く、赤ちゃんの写真を見ながら赤ちゃんのことを考える、赤ちゃんが生まれた時のことを想像して周囲の人と話すなどをすると効果的で、搾乳する時に母乳が出やすくなります。オキシトシンはママに幸福感や恍惚感を与える力があり、「幸せホルモン」と呼ばれています。

リラックスしながら温かい飲み物を飲む

ハーブティーでリラックス
授乳の前後や赤ちゃんが寝静まったあとなどに、温かい物を飲みましょう。暑い時期なら常温にし、冷たい飲み物は体を冷やすのでなるべく避けてください。母乳は血液で作られているため、体が冷えて新陳代謝が悪くなったり血行が悪くなったりすると、母乳が作られにくくなります
またできるだけリラックスすることを心がけてください。お気に入りの音楽を聴いたり、パパと一緒に赤ちゃんの話をしたり、赤ちゃんの安全を確認してから庭やベランダに出て外の空気を吸ったりすれば、力も抜けてよりリラックスできるでしょう。

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まとめ:搾乳の間隔や保存方法、保管期限を知って母乳育児を楽しもう

搾乳の間隔、保存方法や保管期限を知って母乳育児を楽しもう
母乳は栄養満点で赤ちゃんの成長に大切な役割を果たしています。しかし、母乳育児をしていると赤ちゃんに吸われることで乳首が痛くなったり、母乳が詰まり硬くなったりすることもあります。正しい搾乳間隔や母乳の保存方法、保管期限を知っておくと、直接授乳ができない時でも赤ちゃんに母乳を与えられるので、もっと気軽に母乳育児を楽しめるでしょう。

母乳が出る・出ないに関わらず、赤ちゃんと過ごす時間は貴重で大切なものです。もしかしたら、祖父母やその世代の人など周囲から母乳育児についてプレッシャーに感じることを言われるかもしれません。しかし母乳についてもそれ以外でも、育児に「絶対にこうしなければならない!」などと正解はありません。搾乳器など便利な育児用品の力を借りて、自分らしく気楽に育児をしていきましょう。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!