バースプランとは? どんな内容を書くの? 書き方例・内容を紹介
目次
先輩ママが伝授! バースデープランの書き方を紹介
具体的にはどのように書いたらいいのか悩んでしまうママもいるでしょう。ここでは、先輩ママが実際に書いたバースプラン記入例をみていきます。ママごとにポイントも解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
バースプラン書き方例:里帰り出産のママ
里帰り出産の場合、お産のどのタイミングでパパを呼ぶのかがポイント。立ち会い出産を希望するのであれば、立ち会う可能性のある人を書いておくようにしましょう。
- 陣痛中パパが到着するまでは実母につき添ってほしい
- パパに立ち会ってほしい
- パパが病院に駆けつけるための時間が必要なので、お産がどのくらい進んでいるのか教えてほしい
- パパが立ち会えないので、助産師にしっかりとサポートしてほしい
バースプラン書き方例:立会い出産のママ
立ち会い出産を希望する場合、誰に立ち会ってもらいたいのか、どのタイミングで立ち会ってほしいのかを明確にしておきましょう。立ち会った人にしてほしいことも書いておくといいですね。
- パパに立ち会ってほしい
- パパにサポート方法を伝えてほしい
- パパには頭側にいてほしい
- 出産後親子3人での写真を撮りたい
- 1番最初の抱っこはパパにしてほしい
- 産まれる時だけパパを呼んでほしい
- パパが間に合わない時は実母に立ち会ってほしい
バースプラン書き方例:初産のママ
初めてのお産は不安や緊張でいっぱいです。事前に気になることや希望をしっかりと記入し、少しでもリラックスした状態でお産に臨めるようにしましょう。
- 進み具合を逐一教えてほしい
- 厳しい言葉ではなく、優しく声かけしてほしい
- 呼吸法やおすすめの体勢などたくさんアドバイスがほしい
- ひとりは不安なので、なるべくだれかにいてほしい
- 尿意や便意があった場合どうしたらいいのか、トイレに行くタイミングを教えてほしい
- なるべく会陰切開はしないでほしい
- 授乳方法など細かく指導してほしい
バースプラン書き方例:経産婦のママ
前回のお産を踏まえて希望することやしたくないことなど具体的に記入するといいでしょう。上の子をお産にどう関わらせるかがポイント。出産時だけでなく産前産後を踏まえて計画しましょう。
- 上の子の長期休暇に合わせて計画分娩にしたい
- 上の子を出産に立ち会わせたい
- 前回帝王切開だったが、今回は経腟分娩したい
- 出産後すぐに家族で写真を撮りたい
- 上の子も宿泊させたい
- 1人目は母乳の出が悪かったので、母乳育児を無理にすすめないでほしい
- なるべく早めに退院したい
バースプラン書き方例:帝王切開のママ
帝王切開は妊娠過程で突然決まることもあります。お産に絶対はありません。帝王切開になることも視野に入れてバースプランを立てておきましょう。
- 赤ちゃんが産まれてくる様子を教えてほしい
- パパにつき添ってほしい
- どこが痛むのかなど産後の状態をあらかじめ教えてほしい
- 出産後、家族3人での写真を撮りたい
- 産後、痛み止めを積極的に使いたい
- 手術室で音楽をかけたい
- 横に切開してほしい
- なるべくすぐに母乳をあげたい
- 分娩費用について教えてほしい
バースプランの注意点と書き方のコツ
バースプランはあくまでも希望やお願いを医師や助産師に伝えるものです。バースプランを産院に提出し、受けつけてくれたとしても、必ずしもその通りになるわけではありません。あくまでも出産においては母体と赤ちゃんの安全が優先されます。
お産はケースバイケースのため、要望通りにいかないこともあるということを頭に入れておきましょう。また、バースプランに優先順位をつけておくのもおすすめ。希望が多い場合は全てかなうとは限らないので、最優先事項を共有しておくといいですね。
バースプランを書いて赤ちゃんを笑顔で迎えよう
お産は一生に数回しかない大切な瞬間です。「こうしたかった」という後悔が残らないよう、前もってどのようなお産にしたいのかを考えてみましょう。希望することがすべてかなうわけではありませんが、出産に向き合う時間はとても貴重なもの。ぜひお産に対する考えや思いをバースプランに書いてみてくださいね。
文/野口