いないいないばあの絵本おすすめ10選 有名・人気のいないいないばあ絵本を紹介
「いないいないばあ」は赤ちゃんの絵本の読み聞かせにぴったり!
「いないないばあ」の遊びを題材にした絵本は、お話をまだ理解出来ない赤ちゃんでも楽しめるので、初めての読み聞かせにぴったりです。
松谷みよ子さん作の「いないいないばあ」が大人気
「いないないばあ」の絵本といえば、松谷みよ子さんの作品が有名ですね。1967年に出版されていますから、今の子育て世代のパパママも、子供の時に読んでもらったかもしれませんね。松谷みよ子さんの「いないないばあ」は動物などが登場し、顔を隠しては、顔を出すを繰り返すシンプルな内容の絵本となっています。
しかけ絵本やキャラクターが描かれた「いないいないばあ」の絵本も
いないいないばあの絵本には、しかけ絵本タイプも多く、手を動かして「いないないばあ」させたり、キャラクターが飛び出したりと、ただ見るだけでなく赤ちゃんが手を使って楽しめる要素もあり人気です。また海外絵本の「いないないばあ」も翻訳され出版されています。「いないないばあ」という遊びは日本だけではなく、世界共通の親子コミュニケーションとして親しまれているのですね。
「いないいないばあ」絵本を読み聞かせするメリットは?
赤ちゃんに「いないいないばあ」の絵本を読み聞かせるメリットをご紹介します。
赤ちゃんが笑ってくれる
「いないいないばあ」の絵本を読み聞かせたら赤ちゃんが笑ってくれた! というママの体験談はよく聞きますよね。「いないないばあ」の動作に反応して、赤ちゃんが笑うようになるのは、赤ちゃんにもよりますが生後4ヶ月頃から生後6ヶ月頃の時期です。
視力と記憶力が発達した生後4ヶ月頃になると、赤ちゃんの脳は自分以外の他者の存在を認識するようになり、短期記憶ができるようになります。そうすると、いつもお世話してくれるパパママの顔が「いないないばあ」の声の後に見えなくなっても、赤ちゃんはすぐパパママが出てくることを記憶、予想し「いないないばあ」の遊びで笑い喜ぶようになるのです。
ずっと赤ちゃんが泣いているより、笑ってくれる方がお世話をしているパパママは嬉しいですし、一日中グズられるより精神的に楽ですよね。赤ちゃんが笑うことは、学習力や記憶力アップにつながる脳機能のシナプスを増やすメリットもありますよ。
まだ「いないいないばあ」で笑うことができない月齢の赤ちゃんでも、「いないいないばあ」の繰り返しやリズム、色やイラストなどで読み聞かせを楽しむことができますよ。
脳の発達を促す効果があると言われている
「いないないばあ」の遊びは、赤ちゃんの短期記憶に関係する前頭前野の働きを活性化させます。同じ刺激を何度も繰り返しても、その度に前頭前野は活性化されるので、「いないないばあ」を何度も繰り返せば、その度に赤ちゃんの脳は刺激受け活性化されるメリットがありますね。
絵本の読み聞かせをしながら赤ちゃんとコミュニケーションが取れる
「いないないばあ」を題材にした絵本は、他の絵本に比べて読み聞かせをしながら、赤ちゃんとコミュニケーションが取れるメリットがあります。
「いないないばあ」の絵本は、ストーリーがないものが多く、登場するキャラクターの顔が隠れたり現れたりの繰り返しのものが多いです。低月齢の赤ちゃんでストーリーが理解できなくても、絵を見るだけで赤ちゃんが楽しむことができますよ。読み聞かせをするパパママも赤ちゃんの反応があるので、読んでいて赤ちゃんの様子を観察してみるのも楽しいですね。
赤ちゃん・子供におすすめの「いないいないばあ」絵本10選
「いないいないばあ」の絵本でも、イラストや色遣い、しかけ絵本など、さまざまな種類が販売されています。「いないいないばあ」の絵本のおすすめをご紹介します。
1.いないいないばあ(著:松谷みよ子、絵:瀬川康男)
「いないないばあ」の絵本の中で一番有名な作品です。くまやねこなどの動物達が登場し、手で顔を隠しては顔を出す「いないないばあ」を繰り返します。
2.いないいないばああそび(木村裕一)
あそびえほんシリーズの1つ「いないないばあ」のあそびえほんです。しかけ絵本で、登場キャラクターの手の部分を動かして「いないないばあ」を楽しめます。子供が触って楽しめるのが嬉しいですね。
3.いろいろばあ(荒井洋行)
さまざまな色の絵の具が、チューブから飛び出して「いないないばあ」する絵本です。白と黒の絵の具が飛び出して、灰色など色の変わる不思議さも楽しめます。わが家の2歳の娘が気に入っていました。1歳、2歳ぐらいの色を認識するようになった子におすすめです。
4.ノンタンいないいなーい (キヨノサチコ)
パパママ世代にもお馴染みのノンタンの「いないないばあ」絵本です。ノンタンのキャラクター達が登場する楽しい作品になっています。
5.パタパタあそぼう いない いない ばあ(ジュリアーノ・フェリー)
優しい絵柄の「いないないばあ」しかけ絵本になります。動物達の手を動かして遊べます。鏡がついているので赤ちゃんが、自分で「いないないばあ」をして楽しめる1冊です。
6.いない いない ばあ!(まつお りかこ)
低月齢の赤ちゃんでも楽しみやすいしかけ絵本です。「いないないばあ」をしている動物のページを下にめくると、顔を出した動物が登場します。下めくる動作だけなので、低月齢の赤ちゃんも自分で「いないないばあ」がしやすいです。かわいらしいイラストで、一緒に読んでいるママも癒やされますよ。
7.ばぁ!(やなせたかし)
子供が大好きなアンパンマンの「いないないばあ」の絵本になります。子供の手でもめくりやすい厚めの紙でできており、赤ちゃんの「自分でめくりたい!」を叶えてくれますよ。赤ちゃんが持ちやすい小さいサイズなので、ママのかばんに入れて持ち運びやすいのも嬉しいですね。
8.いない いない ばあ(いもとようこ)
登場するキャラクターは和紙のちぎり絵の技法を用いて丁寧に描かれています。優しくかわいらしい絵は、赤ちゃんだけでなく大人も魅了してくれますよ。分厚い厚紙絵本なので、赤ちゃんが成長して自分でページをめくるようになっても破れにくいです。
9.みんなみんな いないないばあ(著:いまむらあしこ 絵:さいとうたかお)
楽譜付の歌って楽しめる「いないないばあ」の絵本になります。登場する動物はかえる、ねずみ、ふくろう、ぞうの一風変わった「いないないばあ」を楽しみたい方におすすめです。
10.『いないいないばぁ』布絵本
お出かけ用におすすめな「いないないばあ」の布絵本です。4種類の動物が、自分の手や耳で顔を隠したり、出したりと動かして楽しめます。しっぽの形で、何のどうぶつか当てっこ遊びもできます。ベビーカーに付けられるので外出時にも「いないないばあ」で遊べますよ。
まとめ
「いないないばあ」は赤ちゃんの脳や親子のコミュニケーションにぴったりな遊びです。「いないないばあ」を題材にした絵本も多く出版されているので、赤ちゃんの初めての読み聞かせを楽しんでみてはいかがでしょうか。