保育補助ってどんな仕事? メリット、勤務形態、給料、保育士や子育て支援員との違いを紹介

保育補助とは? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?

保育補助とは? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?
保育補助は、保育士の資格を持っていなくても、認可保育園・認可外保育園・小規模保育園で働くことができます。保育士の資格を取るためには学校に通ったり、試験を受けたりと時間もお金もかかってしまうので、挑戦しづらいですよね。保育補助であれば、保育士や幼稚園教員などの資格を持っていなくても大丈夫なので、「育児経験を活かして働きたい!」「子供と関わる仕事がしたい!」というママにもおすすめの職業です。

最近は、保育士不足による待機児童問題が深刻化しているため、保育補助の仕事はとてもニーズが高まっており、保育補助を募集している保育園はたくさんありますよ。

保育園の種類が知りたい! 認可、認可外、認証って何が違うの?
保育園の種類が知りたい! 認可、認可外、認証って何が違うの?
1人目の子どもの保活をスタートさせて初めて保育園にいろいろな種類があることを知り、それぞれの違いがわからず困っている人も多いのではないでしょうか? 保活をスタートさせる際に知っておくべき、保育園の種類について簡単にまとめてみたので、参考にしてください。
小規模保育って何? 一般の認可保育園と何が違う? メリット、デメリットは?
小規模保育って何? 一般の認可保育園と何が違う? メリット、デメリットは?
子供の保育園探しで「小規模保育」という保育園のことを聞いたことはありませんか? ピンとこないかもしれませんが、実は認可保育園の一種で、幼保無償化の対象です。駅近にあることが多く、共働き家庭には有難い小規模保育について、基本的なことからメリット、デメリットまでを紹介します。
待機児童問題の原因と対策 全国や東京23区での待機児童数は?
待機児童問題の原因と対策 全国や東京23区での待機児童数は?
待機児童問題は長い間、問題となってきたのに、今もなかなか改善されていません。出産後に働こうとしても、子供を保育園に預けることができないため、育休を延長しなければいけないママもいます。待機児童問題の原因とその対策についてわかりやすく説明していきます。

保育補助はどんな仕事?

保育補助はどんな仕事?
保育補助とは実際にはどんな仕事なのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

保育補助の仕事内容

保育補助の仕事内容は保育園によって多少異なりますが、基本的には保育士のサポート業務がメインです。保育園の掃除やお片付け、遊びの準備といった子供たちが安全に過ごすための環境づくりのほか、子供のおむつ替えや寝かしつけなどの直接的な保育業務もあります。

保育補助の勤務時間

保育補助の仕事はアルバイトやパートとして採用されるケースがほとんどなので、週休2日で1日8時間のフルタイム勤務のパートから、1日4時間などといった短時間勤務のパートまで、さまざまな働き方があります。パートやアルバイトであれば、勤務時間をライフスタイルに合わせやすいのもポイントです。

園によって、保育士が足りない時間帯(例えば夕方から閉園の時間帯のみなど)に保育補助を必要としている場合もあるため、勤務時間や勤務日数に希望がある場合は、事前に確認しておきましょう。

保育補助の勤務形態

保育補助のお仕事は基本的には保育士の手が足りない時に補助的に働くことが多いため、アルバイトやパートとしての需要がほとんどです。園によっては、まれに正社員として保育補助が採用されることもあります。もし保育補助として正社員で働きたい場合は、事前に園に相談し希望を伝えておきましょう。

保育補助の給料

2017年の統計によると、常勤で働く保育士の平均月収は約22.9万円、平均年収は約342.1万円です。それに対して、保育補助の時給は約900円~1500円です。保育補助の場合、シフトで働くことが多いため、勤務時間に応じてお給料がもらえますが、労働時間を制限する園も多いため、お給料がどれくらいになるかは園によって大きく異なります。

以下で、週5日、1日8時間のフルタイム勤務と、週3日、1日4時間勤務の時短勤務の月収を計算してみましたので、参考にしてみてください。

(例1)時給100円/週5日&1日8時間勤務の場合
1200円×8時間×22日=21万1200円

(例2)時給1200円/週3日&1日4時間勤務の場合
1200円×4時間×12日=5万7600円

保育補助になるための条件はあるの?

保育補助になるための条件はあるの?
保育補助になるための資格や経験は必要ありません。さらに保育補助には年齢制限もないため、学生からシニアまで幅広い年齢の方がチャレンジできる仕事です。育児経験者は優遇されることもあるので、ママでも挑戦しやすい職業ですよ。

保育補助は保育士のサポートという立ち位置ではありますが、子供の成長を支える大切な仕事なので、保育補助の仕事に就くには「子供が好き」「保育に関わりたい」という気持ちがあることが大前提になります。また、保育園では散歩や外遊びなどがあるため、ある程度体力も必要です。

保育補助のメリット・デメリットは?

保育補助のメリット・デメリットは?
保育補助のメリット・デメリットはどんな点があげられるでしょうか。

保育補助のメリット

保育補助の最大のメリットは資格なしでも保育の仕事ができる点です。保育士の資格を持っていなくても、「子育ての知識や経験を活かして仕事がしたい」というママにはぴったりの仕事ではないでしょうか。さらに、保育補助はシフト制が基本ですので、時間の融通が利きやすい点も魅力ですね。

保育士の仕事は子供と接するだけでなく連絡帳や保育園だよりなどの事務的な仕事も多いのですが、保育補助の仕事は純粋に子供のお世話に直結する部分を担当できる点もメリットの1つです

保育補助のデメリット

保育補助の仕事はあくまで保育士のサポート的な役割なので、お給料が少なかったり、手当や賞与の支給対象にならないことも多いです。園の方針によって、保育補助でも子供と関わる業務が少なかったり、自分の意見を言いづらいといった懸念点があります。「乳児クラスを担当したい」といった明確な希望がある場合や「直接的に保育に関わる仕事がしたい」という場合は事前に園に確認してみるといいですよ。

保育補助の求人の探し方や働くまでの流れ

保育補助の求人の探し方や働くまでの流れ
保育補助の仕事を探すなら、保育系の求人を多く掲載している求人サイトがおすすめです。保育系の求人サイトは、お給料や待遇なども詳細に掲載されていることが多いため、保育補助がどんな仕事かを把握するのにも役立ちます。

すでに働きたい園が決まっている場合は、私立の園であれば直接問い合わせることも可能です。働きたい園が公立の園であれば、その園の管轄である自治体の保育科に問い合わせてみてください。そのほか、ハローワークや福祉人材バンクに問い合わせてみるのも有効です。園によって選考プロセスは異なりますが、書類選考や面接に合格すれば保育補助として働くことができます。

おすすめの保育求人サイト1:保育士求人ナビ

36000件以上の求人のなかから、「都道府県」「職種」「キーワード」で求人が探せます。保育補助の求人を探すなら、「職種:保育士」「キーワード:無資格OK」を選択してみてくださいね。転職成功のノウハウページなどもあり、「まずは保育の現場や保育補助の仕事についてざっくり知りたい」という方におすすめです。

関連サイト

保育士求人ナビ

おすすめの保育求人サイト2:JobMedley

求人サイトで求人を検索する際、保育補助は「保育士」のカテゴリに含まれていることが多いのですが、JobMedleyでは「保育補助」のカテゴリが独自に設けられており、求人数も豊富にあります。「職場の環境」や「職員の声」など、とても丁寧に求人内容が記載されているため、園の特徴や実際に働いた時のイメージがしやすく、理想の園に出会えそうです。

関連サイト

JobMedley

おすすめの保育求人サイト3:ほいく畑

子育てとの両立やライフワークバランスを考える方向けの求人サイトですので、「短時間」「残業無し」などの条件から仕事探しが可能です。無資格の方向けの求人も多く、専任のコーディネーターが仕事探しをサポートしてくれるので、「仕事をするのが久しぶり…」という方も安心です。

関連サイト

ほいく畑

「子育て支援員」と「保育補助」の違いは?

「子育て支援員」と「保育補助」の違いは?
子育て支援員は、保育や子育て支援に関する仕事をする人を増やす目的で創設された資格です。子育て支援員とは、都道府県が実施する研修を修了ことで資格を所得でき、子育て支援に必要な知識や技術などを身につけた人と認定されることになります。

子育て支援員の資格を取ることで、無資格の保育補助では働くことができない「企業主導型保育所」「家庭的保育事業(保育ママ)」「小規模保育所(C型)」でも働くことができるので、活躍できる幅が広がりますね。子育て支援員は民間資格なので、あくまで保育士の補助として業務を行います。保育補助と仕事内容は変わりませんが、採用の際に資格があると採用の際にアピールポイントになりますよ。

企業主導型保育所とは? 認可園と同じくらい保育料が安いって本当? メリット・デメリットも紹介!
企業主導型保育所とは? 認可園と同じくらい保育料が安いって本当? メリット・デメリットも紹介!
ここ数年で全国で整備されてきた企業主導型保育所についてご存知でしょうか? しっかり運営されている企業主導型保育所はパパママの保活の選択肢になります。認可外なのに認可保育園と同じくらい保育料が安いなど、意外と知られていない企業主導型保育所のメリット、デメリットをご紹介します。
保育ママって何? 保育ママのメリット・デメリットを紹介
保育ママって何? 保育ママのメリット・デメリットを紹介
子供の保育園探しで情報収集をしたときに「保育ママ」という言葉を聞いたことはありませんか? 0~2歳の子供を預ける保育園に代わる施設として、保活の選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょう? どんなサービスなのかあまり知られていない保育ママのメリット、デメリットを紹介します。

子育て支援員の資格の条件やかかる費用は?

子育て支援員の資格を取るための条件として、特に必要な資格はなく、「保育にかかわる仕事がしたい!」という意欲があれば誰でも研修を受けることができます。

資格を取得する際は、テキスト代は実費でかかりますが、受講料は無料の自治体が多く、さらに研修も1週間程度のところが多いです

子育て支援員の資格取得の流れは自治体によって異なるため、各自治体のホームページで確認してみてください。ちなみに、子育て支援員の資格を取得すると全国で活用することができますので、パパの転勤などで頻繁に住まいが変わるママにもおすすめです。

子育て支援員ってどんな資格? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?
子育て支援員ってどんな資格? 保育士資格がなくても保育園で働けるって本当?
保育園では保育士の国家資格を持っていない人でも「保育補助」という役割で働くことができます。子育て支援員も保育補助スタッフの一種です。大切な子供を安心して預けるためには保育園には保育士以外にどんな職員がいるのか、パパママは気になりますよね。子育て支援員とはどのような資格を持つ職員なのか、わかりやすくご説明します。

保育補助以外の無資格でOKな子供と関わる仕事は?

保育補助以外の無資格でOKな子供と関わる仕事は?
保育補助以外で子供と関わる仕事がしたいなら、ベビーシッターや学童支援員、子供向けの英会話教師などもあります。どれも資格は必要ないため、「好き」や「得意」を活かすことができますよ。

ベビーシッターって子供が何歳まで利用できるの? 平均費用と他の家庭での利用例
ベビーシッターって子供が何歳まで利用できるの? 平均費用と他の家庭での利用例
ちょっとだけ子供を預かってもらいたいと思う時、ベビーシッターを利用してみたいと思った経験がある人も多いのではないでしょうか。ここでは気になる費用とママ達が実際にベビーシッターを利用している具体的な場面についてご紹介したいと思います。
子供の学童保育は月にいくらかかる? 学童にも待機児童問題があるの? 小1、小4の壁って?
子供の学童保育は月にいくらかかる? 学童にも待機児童問題があるの? 小1、小4の壁って?
共働き家庭の子供が小学校に入学するときにパパママを悩ませるのが学童保育問題です。学童保育にも「小1の壁」や「小4の壁」と呼ばれる待機児童問題があり、保活と同じような下調べと準備が必要です。子供の学童保育探しに失敗しないよう、子供の学童保育問題についてご紹介します。

まとめ

まとめ
「子供と関わる仕事」と聞くと「資格が必要な仕事」とイメージしてしまいがちですが、実は資格が無くても働ける仕事はたくさんあります。子育て経験のあるママは保育の現場で求められる存在です。もし「子供と関わる仕事がしたい」と考えているのであれば、保育補助も選択肢に入れてみてくださいね。