子供の寝かしつけにおすすめな方法 上手に寝かせるコツとは?
子供がなかなか寝てくれない原因と対策?
子供を寝かしつけようとお布団に連れていっても、まだ寝たくないと嫌がったり、ずーっとなにかおしゃべりをしていたり、なかなか寝入ってくれないことがありますよね。パパママは子供が寝たあとにやることが沢山あるのに、いつの間にか時間だけが過ぎてしまい、段々とイライラが募り「早く寝なさい! 」と怒ってしまったパパママも多いのではないでしょうか。まずは、なぜ子供がなかなか寝てくれないのか、考えられるいくつかの原因と対策をご紹介します。今の生活の中で当てはまるものがないかどうか、チェックしてみてくださいね。
子供が寝ない理由:お昼寝のし過ぎ、お昼寝時間が遅い
まだ体力が少ない子供にとって、お昼寝は夜の睡眠を補うためにとても重要です。しかし、お昼寝をたくさんし過ぎてしまったり、お昼寝の時間が遅くなってしまったりすると夜寝られなくなります。子供がお昼寝をしている間は、ママもやりたいことができて家事もはかどるので、ついついできるだけ長く寝かせたいと思ってしまいますよね。しかし、あまりに長くお昼寝をさせてないよう注意してください。あらかじめ寝る時間を決めておき、時間になったら優しく起こしてあげましょう。また、お昼ご飯を食べたあとに子供がお昼寝ができるよう習慣付けることをオススメします。多くの保育園でもそのようなスケジュールになっています。遅くても午後3時くらいまでには起きるようにお昼寝の時間を調整してあげるといいでしょう。
子供が寝ない理由:運動不足で子供の体力がありあまっている
日中にあまり体を動かさず、子供の体力がありあまっていると、体が疲れておらず、夜になかなか寝付けない原因の1つとなります。可能であれば1時間でもいいので外に連れて行き、思いっきり遊ばせてあげましょう。
真夏は紫外線や熱中症が心配だったり、真冬は寒すぎたりと、長時間外で遊ぶこともできないこともあるでしょう。そんな時は室内の遊び場にいったり、水遊びをしたりと、いろいろと工夫してみてください。自治体が管理している児童館や子育て広場などはお金もかからないことが多いのでおすすめですよ。また、子供が大きくなれば部屋の片付けや雑巾がけ・お風呂掃除などを手伝ってもらうのもオススメです。
子供が寝ない理由:不規則な生活で生活リズムが崩れている
朝起きる時間・夜寝る時間が毎日バラバラで不規則な生活が続くと、子供の生活リズムが崩れ、夜になかなか寝付けなくなってしまいます。厳密に管理する必要はありませんが、だいたいの起きる時間と寝る時間を決めて、毎日規則正しい生活を送れるようにしましょう。また、寝る前に「入眠儀式」を行うことも効果的です。毎日同じ時間、例えば寝る1時間前にはおもちゃを片付けて寝る部屋へ行き、10分前には絵本を読んでから寝るという入眠儀式を行うことによって、もうすぐ寝る時間なんだなと子供に理解してもらうことができます。習慣化することで、決まった時間になると自然と眠くなるようになるでしょう。
子供が寝ない理由:寝る直前に遊んで子供が興奮している
寝る直前までテレビを観ていたり、ゲームをしていたり、家の中を走り回るような激しい遊びをしていると、子供は興奮し、すぐに寝ることができなくなります。また、寝る時間にパパが仕事から帰ってくると、遊びたくなって目がさえてしまうこともあるでしょう。我が家でも、パパの帰宅が子供が寝る時間にギリギリ間に合いそうな時は、ついパパを待ってあげたくなります。そこは心を鬼にしていつも通りの入眠儀式に入りましょう。
夜ご飯を食べてお風呂に入ったあとは、もうテレビをつけないなど、寝る前は落ち着いた時間を過ごすようにしましょう。また、見落としがちなのが、つい子供の前でも触ってしまうスマートフォンです。電子機器のブルーライトは脳を刺激して興奮状態にしてしまい、寝付きが悪くなる原因となります。大人でも、寝る直前までスマートフォンを見ていると目がさえてしまいますよね。寝る時間が近づいてきたら、パパママもスマートフォンを触るのはしばらく我慢して、子供と触れ合うようにしましょう。
子供を寝かしつけるためのおすすめテクニック
子供が夜に寝てくれない原因と、その対策をご紹介ました。普段の生活を見直してみて、思い当たる原因はありましたか? こちらではプラスアルファで実践できる、子供を寝かしつけるためのおすすめのテクニックをご紹介します。どの方法もすぐに試せる簡単なものなので、ぜひお試しください。
子供の寝かしつけテクニック:毎日同じ時間に寝かせる
子供の生活リズムを整えてあげることはとても重要です。まずは毎日同じ時間に寝かせるようにしましょう。理想は20時まで、難しければ遅くとも21時までにはお布団に入るようにしてみてください。先ほど、入眠儀式のお話をしましたが、寝る前の生活サイクルも毎日同じパターンにすることが大切です。「絵本を読んだら」、「歯磨きをしたら」、「ママと今日の出来事を話したら」など、寝る前にすることを決めて毎日繰り返すことで、眠りにつくまでの習慣ができあがっていきます。
子供の寝かしつけテクニック:寝る部屋を暗くする
昼と夜のメリハリをきちんとつけてあげるためにも、子供が寝る部屋は暗くするようにしましょう。夜寝に限らず、お昼寝の時も同様です。保育園でもお昼寝の時は電気を消して暗くします。そうすることで、途中で目が覚めてしまっても、まだ部屋が真っ暗なので起きる時間ではないんだと子供が理解することができます。ずっと電気が点いたままだと、混乱を招く原因にもなってしまいますよ。
子供の寝かしつけテクニック:寝る部屋、枕、寝具は同じものを使う
旅行に行って寝る場所の環境が変わったり、枕や寝具が変わると、大人でもよく寝られないということがありますよね。子供にとっても同じです。いつも同じ部屋で、同じ枕や寝具で寝ることが大きな安心感に繋がります。なるべく毎日同じ環境で寝ることができるようにパパママが気をつけてあげてください。旅行先に子供がいつも寝る時に使っているタオルケットを持っていくと、よく寝てくれるという話もあります。それほどに使い慣れた寝具は大事なのですね。
子供の寝かしつけテクニック:音楽や絵本読み聞かせて気持ちを落ち着かせる
寝る前もまだ子供が興奮してしまっているようなら、音楽や絵本を使って気持ちを落ち着かせてあげましょう。音楽については、筆者も「寝かしつけ、音楽」でYouTubeを検索したり無料のアプリをダウンロードしたりといろいろ試しました。オルゴール調のものや、心を和ませてくれるゆったりとした音楽を流すことでリラックスした雰囲気をつくることができます。
また、子守唄を歌ってあげるのもオススメです。大好きなママの声でささやくように歌ってあげることで安心して眠ることができます。絵本の読み聞かせも同様で、ママをより近くに感じることができるので効果的ですね。お布団のそばにお気に入りの絵本を用意しておいたり、毎日寝る前に本棚から一緒に今日読む絵本を選んで寝室に移動すると良いでしょう。
子供の寝かしつけテクニック:添い寝して、体をトントンする
添い寝して、体をトントンとやさしく叩いてあげてみてください。添い寝をすることによってママのぬくもりを近くで感じることができます。トントンと一定のリズムで叩いてあげることによって、単調なリズムにだんだんと眠気を感じてくれたり、スキンシップの効果で眠気を誘うこともあります。トントンする場所は子供の背中でも、胸でもお尻でも大丈夫。
子供の様子をみて良さそうな場所を探してみてください。私の子供は太ももの付け根あたりをトントンしてあげると気持ちよさそうにしていました。もう寝たかな? と思ってトントンをやめてしまうと、「トントン続けて! 」と言わんばかりに私の手を引っ張ってくることもあります。
子供の寝かしつけテクニック:パパママどちらでも寝かしつけできるようにする
パパママのどちらか片方が寝かしつけを担当すると、なかなか寝てくれなくてイライラが募ってしまうことも。これまでにご紹介した対策やテクニックを使って、パパママがどちらでも子供を寝かしつけられるようにしておくこともとても大切です。パパが平日はお仕事で遅い家庭は、休日はパパに寝かしつけを担当してもらいましょう。そうすることで、ママもリフレッシュできますよ。とはいえ、「ママがいい! 」と子供に泣きつかれてしまう時もあると思います。そんな時は家族みんなで寝室に入ってみると絆も深まりますね。
子供の寝かしつけにおすすめな入眠グッズ
子供の寝かしつけテクニックなどを紹介してきましたが、子供の寝かしつけに効果抜群な入眠グッズを購入することができます。簡単なものだとおしゃぶりや眠気を誘う絵本、アプリなどがあります。本格的なものでは、家庭用プラネタリウムを使い、ベッドルームの天井に星空を投影することも可能です。詳しくは下記記事で紹介していますのでご覧ください。
まとめ:寝てくれない場合はいさぎよく諦め、遊んであげるのもOK!
普段なかなか子供が寝てくれず、寝かしつけが憂鬱だったパパママの皆さん、寝付きが悪くなりやすい生活習慣に心当たりはありましたか? まだ試したことがない寝かしつけのテクニックは見つかりましたか? いろいろとご紹介しましたが、何をやっても寝てくれない時は、あきらめて一緒に遊んであげるのもいいでしょう。早く寝てくれなくて焦ったりイライラしていると、子供にも伝わってより悪循環に陥ってしまうこともあります。パパママもリラックスして、子供が眠たくなるまで付き合ってあげてみてくださいね。