コンビ肌着って何? 短肌着や長肌着との違い、コンビ肌着の選び方やおすすめ8選を紹介
目次
コンビ肌着ってどんなもの?
上下がセットになった、丈の長い赤ちゃん用の肌着です。コンビ肌着は、上下が繋がっている丈が長い赤ちゃん用の肌着で、2つに分かれた裾からそれぞれ足を出すことができるのが特徴です。コンビ肌着の股下部分についているスナップボタンを留めることで、左右の足を分けることができます。コンビ肌着はM字に開く赤ちゃんの足にもフィットし、足をばたばた動かしてもはだけにくい作りになっているのです。
コンビ肌着は、半袖のものが多く、着物のように前を合わせて紐で結ぶものが一般的です。コンビ肌着には汗取りや冷え防止の役割があり、お家で過ごす時はコンビ肌着1枚で部屋着として、おでかけ時にはロンパースやカバーオールなどの下に着ることができます。
コンビ肌着と短肌着、長肌着、ロンパース・カバーオール型の肌着の違い
コンビ肌着とほかの肌着にはどんな違いがあるのでしょう。ここでは、コンビ肌着は紹介せず、短肌着、長肌着、ロンパース、カバーオールの特徴を簡単にまとめていきます。
赤ちゃんの肌着の種類1:短肌着
短肌着は、赤ちゃんのお腹から腰あたりまでの丈で作られています。袖は半袖のものが多く、着物のように前を合わせて紐で結ぶものが一般的です。コンビ肌着や長肌着の下に着せて使います。
西松屋 新生児肌着10点セット
新生児用の肌着セットを用意しておくと便利です。
赤ちゃんの肌着の種類2:長肌着
短肌着の裾を長くしたもので、ワンピースのような形をしています。まだ動きが少ない生後間もない赤ちゃんに着せてあげると、オムツ交換がしやすく便利です。
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オーガニックコットンの長肌着の2枚セットです。
赤ちゃんの肌着の種類3:ロンパース型の肌着
ロンパース型の肌着は、赤ちゃんのお尻を覆うような形で、股下にスナップボタンがついています。コンビ肌着は赤ちゃんの太ももを覆いますが、ロンパース型の肌着は脚の付け根からつま先まで全て露出されます。ロンパース型の肌着には前開きのものと、頭から被るデザインのものがあり、赤ちゃんの首が据わるまでは前開きのタイプが着せやすいですよ。ロンパース型の肌着はボディー肌着と呼ぶこともあります。
ロンパース 肌着
通気性・吸湿性が優れているかわいいデザインのロンパース肌着。
赤ちゃんの肌着の種類4:カバーオール型の肌着
カバーオール型の肌着は、上下がつながった、つなぎのような形をしています。ロンパース型の肌着は股下までの丈ですが、カバーオール型の肌着はズボンのように裾がついたようなイメージです。カバーオール型の肌着は股下までボタンで留めれられるのでお腹の冷えを防止でき、洋服にも見える肌着なので、暑すぎず寒すぎない気候のちょっとした外出には、カバーオール型の肌着1枚でも大丈夫でしょう。
カバーオール 肌着
赤ちゃんの汗をしっかりと吸収してくれるコットン素材。スナップボタンタイプです。
コンビ肌着はいつからいつまで着せるの?
コンビ肌着は、新生児から着せることができます。生後1ヶ月頃から赤ちゃんの足の動きが活発になると、はだけにくいコンビ肌着が便利です。サイズ展開は50cm~70cmサイズが一般的で、サイズアウトするまで着せることができます。赤ちゃんが寝返りやお座りができるようになる生後6ヶ月~生後7ヶ月頃は、コンビ肌着の前合わせの紐を結ぶのが難しくなるので、そのタイミングでロンパースやボディー肌着に変えてもいいですね。
iikuru コンビ肌着
紐で結ぶタイプのため、お着替えやおむつ替えもスムーズに行えます。
コンビ肌着を選ぶ時のポイント
コンビ肌着を選ぶ時のポイントを、必要枚数、素材や生地の違い、サイズについてご紹介します。
生まれる季節によって必要な枚数をチェック
春夏生まれの赤ちゃんは、コンビ肌着1枚や、「短肌着+コンビ肌着」のように部屋着として着せる機会が多いでしょう。筆者の娘は夏生まれのため、産院に入院しているときから夏の終わりまでコンビ肌着1枚で過ごさせることが多かったですよ。赤ちゃんは汗や吐き戻しでお着替えをさせることもあるので、コンビ肌着を4枚~5枚ほど用意すると洗い替えにも便利です。
秋冬生まれの赤ちゃんには、「短肌着+コンビ肌着+ベビードレス」という組み合わせで着せることが多く、寒い冬はさらにベストなどを着せて体温調整をします。秋冬生まれの赤ちゃんにはコンビ肌着を2枚~3枚以上は用意すると良いでしょう。
素材は赤ちゃんの肌に優しい綿100%を選ぶ
コンビ肌着を選ぶ際にまずこだわってほしいのは、素材です。綿素材の肌着は通気性や肌触りに優れているので、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心して着せることができます。同じ綿素材でも生地の種類がいくつかあるので、季節に応じたものを選んであげましょう。
コンビ肌着の生地についても選び方のポイントがあるのですが、長くなるので次のページでおすすめ製品と一緒にご紹介します。