おくるみは生後何ヶ月から何歳まで使えるの? 赤ちゃんにおくるみは必要? おすすめ10選!
目次
おくるみとは? 赤ちゃんの育児に絶対に必要?
おくるみはいろいろな用途に使えるので、あると非常に便利
赤ちゃんの出産予定日が近づくと、ベビーカーや抱っこひも、哺乳瓶などいろいろと準備するものが多いなかで何が絶対に必要なものなのか悩んでしまうママも多いはず。そんななか、おくるみも出産準備品の一つとしてよく耳にしますよね。おくるみはどんなもので、どんな時に必要なものか知っていますか? おくるみは、赤ちゃんを包む大きな布のことをいいます。赤ちゃんをおくるみで包むことでママのお腹の中にいたような感覚になるので、赤ちゃんが安心するという効果があります。実はおくるみは赤ちゃんを包むだけでなく、授乳ケープやひざ掛けとしても使えるのでとても便利な育児グッズです。
筆者も出産お祝いでおくるみをいただき、夏には冷房や日焼け対策に、冬には防寒対策としても使用し、1年中使用しておくるみがボロボロになりました。ただ、おくるみは育児に絶対に必要というわけではありません。すでに持っているバスタオルやタオルケットなどで代用しても大丈夫ですよ。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、肌に優しい素材のものを使用することをおすすめします。
おくるみは赤ちゃんが何ヶ月から何歳まで使う?
赤ちゃんを包んでおくるみを使うのは生後3、4ヶ月頃まで
おくるみは実際にいつからいつまで使うことができるのでしょうか。おくるみを用意するか迷っているママは気になるポイントですよね。おくるみを使う時期に、特に決まりはありません。赤ちゃんをおくるみで包むのは、新生児からモロー反射(※)が起きにくくなる生後3、4ヶ月ごろまでが一般的となります。
おくるみは調度いいサイズ、肌触りなので、子供が何歳になっても使う用途がある
生後3、4ヶ月以降は赤ちゃんがよく動くようになるので、おくるみで包むのではなく下に敷いたり、ひざ掛けやバスタオルとして使うこともあるでしょう。筆者の娘は2歳になりますが、おくるみを布団に敷いています。ベッドシーツとして使ったり、少し肌寒い日はブランケットのように体にかけてあげたりしていますね。外出の時もクーラーが効きすぎた室内で体にかけてあげたり、ベビーカーに乗るときに日よけとして使うこともあります。このように、おくるみは月齢や年齢によって使い方は変えながら、長く使うことができるのです。洗濯しても乾きやすいというのも使い勝手がいいポイントです。赤ちゃんの肌に優しい素材で作られていて、ちょうどいいサイズなので、おくるみがボロボロになるまでは捨てずにいろいろなことに使っていくでしょう。
※モロー反射:赤ちゃんが急にビクっとして両手を広げる動作。母体につかまろうとする本能的な動作と考えられています。
おくるみのメリット
最初にお伝えしたように、おくるみは育児の必須アイテムではないですが、とても便利なものです。具体的にどんなメリットがあるのかご紹介しますね。
おくるみのメリット1:赤ちゃんを抱っこしやすくなる
月齢が低い、生後3、4ヶ月頃までの赤ちゃんは、首や腰が据わっていないのでふにゃふにゃです。しっかりと首を支えながら優しく抱っこするのは育児をはじめたばかりの頃は緊張してしまうでしょう。そんな時は赤ちゃんをおくるみでくるんでみると、安定して抱っこがしやすくなるのです。 まだ、抱っこに慣れていないパパもおくるみで赤ちゃんを包んで抱っこするのを教えてあげると、安心して抱っこできるでしょう。
おくるみのメリット2:モロー反射を防ぎ赤ちゃんが安心して眠ることができる
生後4ヶ月ごろまでの赤ちゃんは、寝ていると急にびくっとなるモロー反射を起こすことがあります。せっかくママが苦労して寝かしつけに成功して、物音をたてずに静かに過ごしていたのに、このモロー反射で赤ちゃんが起きてしまうことがあるのです。こんな苦い経験のあるママも多いのではないでしょうか。筆者も何度モロー反射にやられたか…赤ちゃんをおくるみでくるんでいれば、びくっという反動で起きることを防げるので、赤ちゃんも安心して眠ることができます。赤ちゃんの寝かしつけに悩んでいるママにはおすすめなので、赤ちゃんをおくるみで包んで寝かすのを是非試してみてください。
おくるみのメリット3:赤ちゃんの体温調整を助ける
赤ちゃんは、大人のように上手に体温を調整することができません。夏は暑い外から冷房のきいた室内へ、冬は暖かい室内から寒い外へでるときなど、気温差が激しい環境を移動するときにはおくるみをつかって体温調整をサポートしてあげるとよいでしょう。家の中でもおでかけの時でも、いつも1枚用意していると安心です。
おくるみの選び方
おくるみと一言でいっても、素材や形、大きさなどさまざまで迷ってしまいますよね。こちらでは、どのようにしておくるみを選ぶといいかをご紹介します。出産お祝いにおくるみをいただいたというママも多いので、周りに出産予定のプレママがいる方も参考にしてみてくださいね。
おくるみの選び方1:季節や赤ちゃんの肌にあった素材を選ぶ
まずはおくるみの素材の選び方です。おくるみの素材は季節や赤ちゃんの肌にあったものを選ぶことをおすすめします。おくるみの素材には、綿やガーゼ・パイル・タオル地・コットン・フリースなどがあります。
春・秋は心地よい気温の日が比較的多いので、通気性のよいコットン素材のものがよいでしょう。夏はクーラーの効いた部屋にいたり、外出先でも室内は寒いくらいの気温のことが多いため、タオル地や綿のものがおすすめです。タオル地であれば、ゆくゆくバスタオルとしても使えて便利ですよ。冬は寒いのであたたかいフリース素材がよいです。暑い室内ではコートなどと一緒に脱いでいればOKです。肌触りも重要なので、気になる方はお店でいろいろと触らせてもらうとよいですよ。
おくるみの選び方2:おくるみの形、紐やマジックテープでとめるか
実はおくるみにはいろいろな種類があります。形は正方形が一般的で、赤ちゃんをくるみやすい形になります。他には可愛い星型や、長方形、寝袋型、フード付きのものなどがあります。
くるみかたもさまざまで、紐で結べるタイプ、マジックテープで簡単にとめられるタイプ、足付きで足を入れるだけのタイプなどがあります。赤ちゃんを包むのが苦手なママはマジックテープなどがついていると便利ですし、違う用途でも長く使いたいママは正方形のシンプルな形がおすすめです。
おくるみのおすすめ10選!
おすすめのおくるみ1:エイデンアネイ おくるみ
エイデンアネイのおくるみは、モスリンコットンは使えば使うほど肌になじみ、赤ちゃんの肌にも優しい素材でできています。軽くてかさばらないので、お出かけ時にも持ち運びに便利です。大判サイズなのも特徴です。赤ちゃんをおくるみで包むことで、赤ちゃんが寝ている間に顔をこすったり引っ掻いたするのも防ぐこともできます。デザインもたくさんあるので、色や柄を選ぶのも楽しいですね。出産祝いにも人気です。
おすすめのおくるみ2:スワドルミー おくるみ
スワドルミーのおくるみはアメリカの小児科医も推奨しており、伸縮性のある柔らかいコットン素材で、赤ちゃんに体に程よくフィットします。こちらのおくるみは、面テープをとめるだけで赤ちゃんを包むことができます。おくるみの布で赤ちゃんの口を塞いでしまう危険性がなく、股関節を締め付けない作りになっています。おくるみで赤ちゃんをくるんだ状態で足の部分がめくれるので、くるんだままおむつ替えができるので便利ですね。サイズはS〜Lサイズがあるので、赤ちゃんのサイズにあったものを選びましょう。
おすすめのおくるみ3:フェイラー バスタオル おくるみ
こちらのフェイラーのおくるみは、パイル地なのでバスタオルとしても使うことができます。フード付きなので、赤ちゃんをすっぽり包み込むことができます。赤ちゃんがフードを被っている姿はなんとも可愛いですよね。フェイラーの代表的なクマの絵柄が可愛いです。
おすすめのおくるみ4:Tuppence&Crumble 星型アフガン おくるみ
星型のおくるみで赤ちゃんをすっぽり包むことができます。フリース素材なので、寒い冬にぴったりのおくるみです。おくるみで赤ちゃんをくるんだ時に、星の形になるのがとても可愛くてパパママも癒されるはず! サイズは「生後0ヶ月〜生後4ヶ月」「生後4ヶ月〜生後10ヶ月」「生後11ヶ月〜18ヶ月」の3種類あるので、赤ちゃんのサイズによって選ぶことができます。カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの色を選ぶのも楽しいですね。
おすすめのおくるみ5:フカフカ クマさん おくるみ
ふわふわの手触りが気持ちいおくるみです。バスタオル、おくるみ、ブランケットなど1年中使える仕様になっています。夏のプール時期にも活躍しそう! パステルカラーが赤ちゃんっぽく、フードがクマさんになっているのが可愛いですね。
まとめ:おくるみが2~3枚あるといろいろな育児に役立って便利
おくるみは出産準備品として必須アイテムではないものの、とても実用的な育児グッズです。おくるみは赤ちゃんを包む以外にも使えるので、おくるみは2~3枚は用意しておくととても便利ですよ。おくるみの種類は沢山あって迷ってしまうと思いますが、洗い替え用を考えて2枚以上用意するなら、違う素材や形のものを選んでみるといいですよ。色やデザインも可愛いものやおしゃれなものが沢山あるのでいろいろと見比べてみてくださいね。