子供用お弁当箱の選び方とおすすめ15選! アルミ、木製、プラスチックなど素材別で紹介
目次
子供用お弁当箱の素材別のメリット・デメリット
アルミ製のお弁当箱
メリット
- 軽くて丈夫
- 汚れがつきにくく落ちやすい
- 熱伝導率の良さ
- 子供向けのデザインも豊富
昔ながらのアルミのお弁当箱ですが、今でもおしゃれなデザインも販売されています。キャラクターアイテムも揃っているので、子供向けのデザインも豊富です。幼稚園にお弁当を持って行く場合は保温庫に入れて温めておくところもありますよね。その際は熱伝導のいいアルミ製のお弁当箱を指定されることが多いです。
アルミのお弁当箱は使い勝手もいいので、人気があります。丈夫なので長く使えることや、油汚れに強くミートソースなどの色移り、油汚れが残ってしまう、などのストレスもありません。アルマイトという加工で、めったなことではサビない点もアルミのお弁当箱のポイントです。
デメリット
- 電子レンジを使えないことが多い
- 食洗器が使えない
- 汁気の多いもの、梅干しなど中身に気を付ける必要がある
アルミ製のお弁当箱は基本電子レンジで温めることができないですが、フタを取れば電子レンジでの温めが可能なものもあります。また食洗器に対応していないため手洗いをしなければいけません。アルミ製のお弁当箱に梅干しを入れると、腐食してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
プラスチック製のお弁当箱
メリット
- デザインの種類が豊富
- 比較的安く手に入る
- 電子レンジや食洗器が使えることが多い
子供のお弁当箱と言えばプラスチック製をイメージするパパママは多いでしょうか。プラスチック製のお弁当箱は、豊富なデザインが特徴です。子供が好きなキャラクターのものを選ぶことができるでしょう。1段や2段、丸や四角などお弁当箱のタイプも、プラスチック製は豊富です。
子供用のプラスチック製のお弁当箱なら、1000~2000円ほどで手に入るものがほとんどで、100均でも購入することができます。電子レンジや食洗器に対応していると、パパママも便利ですよ。
デメリット
- 壊れやすく劣化が早い
- 色やにおいが移る
プラスチック製のお弁当箱は衝撃に弱く、フタは特に落とすと壊れやすいです。かわいいイラストも長年使うとプリントが剥げてしまうこともあります。比較的安価で購入できるので、子供の成長に合わせて買い変えたい人はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。プラスチック製のお弁当箱は、色移りや匂い移りしやすい点がデメリットです。
木製のお弁当箱
メリット
- 中身の美味しさを保てる
- 温かみがある
木は湿気を程よく吸うので、お弁当の水分量を調整し料理をおいしく保つ役割を果たします。ご飯がべたつくことがないので、初めて使った人はびっくりするかもしれません。木の温かみがあり、お弁当の中身をおいしく見せてくれるので、SNSでもよく見かけますよね。
デメリット
- 値段が高い
- 密閉性が低い
- 食洗器や電子レンジが使えない
- カビが生えないようにお手入れが必要
木製のお弁当箱は平均2500円~3000円弱とプラスチック製のお弁当箱に比べると高いです。その分、お弁当をおいしく保ってくれると考えれば気にならないでしょうか。木製のお弁当箱はパッキンがついていないので、汁気の多いおかずは不向きです。電子レンジや食洗器を使いたい場合も向いていません。洗ったらしっかりと乾燥させ、カビ対策も必要です。
ステンレス製のお弁当箱
メリット
- 丈夫で長持ちする
- 汚れや匂いがつきにくい
ステンレス製のお弁当箱はアルミ製より丈夫なので、買ってから10年以上使っている人もいるほどです。子供の食べる量が増えたら、デザート用、おかず用、と買い足していく方法もありますよ。光沢があり高級感があるのも特徴です。またステンレスは合金で、その特性上表面に被膜を作っているためとてもサビにくいのが最大のメリットです。食洗器対応であれば、お手入れも簡単です!
デメリット
- 重量がある
- シンプルなデザインが多い
- 電子レンジが使えない
- 値段が高い
アルミよりも多少重いため、子供にとっては扱いにくいこともあるでしょう。もしステンレスのお弁当箱を選ぶのであれば、子供の力で持ち運びや開閉が難なくできるかどうかを試してからにするのがおすすめです。シンプルなデザインが多いので、キャラクターものが好きな年齢の子供には向いていないでしょう。ステンレス製のお弁当箱は丈夫な分、価格も安くもありません。
子供用のお弁当箱の選び方
遠足や運動会など行事があれば、必要になってくるのが子供用のお弁当です。幼稚園では、毎日お弁当が必要なところも多いですよね。どんな中身を詰めてあげようか、どんなお弁当箱を用意してあげようか、と悩むパパママは多いでしょうか。子供のお弁当箱選びの参考になる情報をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
容量(年齢や食べる量)
子供のお弁当箱を選ぶ時に、最初に当たる壁が大きさでしょうか。子供が「これ!」と選んだものを使わせてあげたいけれど、大きすぎたり足りなかったりしないか、気になりますよね。
お弁当箱の容量を選ぶ時は、子供の年齢や食べる量を基準に決めましょう。子供の年齢でお弁当箱の容量を決める場合は、以下の表を参考にしてみてください。
1歳~2歳 | 300~320ml |
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3歳~6歳 | 420~450ml |
小学生(低学年) | 480~580ml |
小学生(中学年) | 570~700ml |
小学生(高学年) | 700~840ml |
お弁当箱の容量は、摂取カロリーとイコールになっています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書に記載されている年齢ごとの1日あたりの平均必要摂取カロリーを3(1日3食)で割ると、子供の年齢に必要な1食分のカロリーが計算できます。幼稚園・保育園に通う3~6歳の子供であれば280~450kcal程度、小学校低学年であれば450~500kcal、中学年で500~600kcal、高学年で600~850kcalです。もちろん個人差があるので、子供の食べられる量を見越して、小食さんであれば小さめのお弁当箱を、たくさん食べる子供なら大き目のお弁当箱を選んであげるようにしましょう。
お弁当の時間は決められていることが多いものです。お弁当を食べることにまだ慣れていない入園したての年少さんであれば、あえて小さめのお弁当箱を選び、まずは「時間内に全部食べ切れた!」という自信をつけてあげてもいいですね。
詰め方(2段、仕切り付き、小分けのランチケース)
どんな詰め方をしたいかによって、お弁当箱を選ぶこともできます。2段タイプ、仕切り付き、小分けのランチケースの3タイプについて紹介します。
2段タイプ
大きく2つに分かれているため、おかずとご飯の味移りを心配する必要がないのがメリットです。膝の上に乗せて食べるのが少し難しいのですが、ピクニックマットや机の上など、お弁当箱を広げるスペースがある場合は特に問題にはなりません。ただ、小さな子であれば子供自身がお弁当の全体量を把握しにくく、おかずばかりを先に食べてしまったりすることもあるでしょう。
仕切り付き
1段で、仕切りがついているタイプです。お弁当箱一面をキャンバスに見立ててお弁当を作れるので、キャラ弁や可愛らしいお弁当をよく作る場合は1段タイプで取り外せる仕切り付きの方が使い勝手がいいでしょう。また、仕切りを移動させることによっておかずとご飯の量を変えることができるので、食べる量に合わせて調整することができるのも便利です。
小分けのランチケース
数個セットで売っていることの多い、入れ子式になっているランチケースです。ごはん、おかず、デザートを別々のケースに入れることになるため、おかずの汁気がデザートについたりすることがありません。また、お弁当箱として使わない時は保存用ケースとしても活用できます。
フタのタイプ(シール式、ロック式、かぶせるタイプ)
お弁当箱のフタのタイプはさまざまです。主にシール式、ロック式、かぶせるタイプの三つに分かれます。この点にも気を配ってお弁当箱を選びましょう。
シール式・ロック式
樹脂製のフタをぴっちり被せるのがシール式で、プラスチックや金具のパーツによってロックをするのがロック式です。どちらも密閉ができるため汁気があってもこぼれにくいのがメリットですが、年少さんなど小さな子供には扱いが難しいこともあります。こちらのタイプを購入する場合は、子供に扱えるかどうかを実際に触らせて確認しましょう。
かぶせるタイプ
上からフタをかぶせて、ゴムバンドなどで留めるタイプです。小さな子供でも自分で開け閉めがしやすいところが最大のメリットと言えます。反面、汁気があるものがこぼれやすいというデメリットがあります。心配な場合はフタにパッキンのついているタイプを選びましょう。
保温効果の高さ(ランチジャー)
幼稚園・保育園に保温庫がない場合や、冬場の行事等でお弁当を持たせる時も温かいものを食べさせてあげたい…そんな時は保温効果の高いランチジャーを用意してもよいでしょう。多少お値段は張りますが、温かいままのカレーや麺類、丼ものをお弁当にすることができます。中身をこまごま用意する必要もなく、時短にもなりますよ。
アルミのお弁当箱おすすめ4選
サンリオ マイメロディ アルミランチケースS
容量が少なめなので、小食の子供にはちょうどいい量が入ります。幼稚園でアルミのお弁当箱と指定がある場合にもおすすめです。お弁当箱のフタを取れば電子レンジであたためもできる点がポイントです。マイメロディのプリントも可愛いですね。
容量 | 260ml |
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電子レンジ | フタを取れば可 |
食洗器 | 不可 |
スケーター アルミ弁当箱 キャラクター(トミカ)
四角い形のアルミ製お弁当箱です。トミカのデザインの他にも、キャラクターものなどの絵柄が豊富なので、お気に入りを選ぶことができますよ。かぶせるフタは小さい子供でも開閉も簡単だった、という口コミもありました。
容量 | 370ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
こどもと暮らしオリジナル 名入れお弁当箱 たべもじシリーズ
手書き風文字と名入れできる点がポイントです。アルミの上に、パステルカラーの文字がプリントさえていておしゃれですね。子供の名前を入れることで愛着がわき、特別感もでます。お弁当箱には仕切りも付いており、お弁当作りも便利ですよ。
容量 | 300ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
大一アルミニウム製作所 アルミ弁当箱・小判型S
イラストのないシンプルな作りが特徴です。キャラクターものが苦手な人や、長く使えるお弁当箱が欲しい人におすすめです。日本製で安心感もあり、品質の良さにも定評があります。
容量 | 300ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
プラスチックのお弁当箱おすすめ4選
スケーター 子供用弁当箱 ふわっとタイプ
フタがふんわりと閉められるので、中身が崩れにくくキャラ弁向きのお弁当箱です。フタに少し高さがある分、ご飯やおかずを潰しすぎずに済むので、食べる時も見栄えのいいお弁当を持っていけますね。お弁当箱のフタの開閉は小さい子供でもできるかたさです。
容量 | 360ml |
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電子レンジ | フタを取れば可 |
食洗器 | 不可 |
学研ステイフル はらぺこあおむし 4ピースランチ
大きさの違うランチケースが4つセットになっているので、食べる量やメニューによって組み合わせることができます。シールタイプのフタが苦手な子供でも、慣れたら大丈夫、との口コミもありました。デザートやおやつを入れるケースにしたりと、使い勝手もいいでしょう。はらぺこあおむしのデザインがかわいいですね。
容量 | 480ml、300ml、180ml、100ml |
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電子レンジ | フタを取れば可 |
食洗器 | 不可 |
waabbitオリジナル 選べる10柄×選べるフォントおなまえ弁当箱
カラーもデザインも自由に選べて、かわいい文字で名前を入れることができます。人と被らないデザインがいい人におすすめです。1段でも2段でも使えるので、子供が食べる量に合わせて使うことができますね。
容量 | 上段180ml、下段230ml |
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電子レンジ | 可(中フタは不可) |
食洗器 | 可(フタ・中フタは不可) |
COLORFUL CANDY STYLE ランチボックス 出発進行スーパーエクスプレス
JR許諾のリアルなスーパーエクスプレス柄が男の子には魅力的ですよね。3歳児でもフタの開閉がしやすいとの口コミがありました。入れ子が付いており、お弁当を詰めるのにも便利です。
容量 | 360ml |
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電子レンジ | フタを取れば可 |
食洗器 | 可 |
木製のお弁当箱のおすすめ4選
祭りのええもん 曲げわっぱ 小判(中)
シンプルな木製のまげわっぱです。お手頃価格なので、まげわっぱに挑戦したい人、試してみたい人におすすめです。
容量 | 470ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
プライムナカムラ アニマルウッド くりぬき 弁当箱
ブナ材をくりぬいて作られた贅沢仕様なお弁当箱です。フタが動物の顔になっていてかわいいですね。仕切りが付いているので、ご飯やおかずを詰めやすい点もポイントでしょう。お弁当箱の肌触りはつるつるしているのも特徴です。
容量 | 300ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
三好漆器 まげワッパくんお弁当箱
ニコニコ顔で、昔ながらのまげわっぱにどこか新鮮なかわいさを感じるお弁当箱です。子供も喜びそうなデザインですね。こちらのお弁当箱にはウレタン塗装がされており、汁気の多いおかずを入れてもお弁当箱にしみない点も嬉しいポイントですよね。
容量 | 500ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
漆器かりん本舗 お弁当箱曲げわっぱ まめ型 1段
こちらのまげわっぱは、ビーンズ型がとってもかわいいですね。楽天ではネーム入りも販売されています。素材の木の香りを子供に感じてもらえるお弁当箱です。
容量 | 500ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
ステンレスのお弁当箱おすすめ3選
工房アイザワ ランチボックス 丸型 1段
お弁当箱にパッキンがついているので、汁漏れの心配がありません。パッキンを取り外して洗うことができるので、清潔に使うことができます。口コミを見ると10年以上も使っている人もいましたよ。シルバーでシンプルなデザインも素敵です。
容量 | 400ml |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 不可 |
ゼブラ ステンレス ランチボックス トレイ付き 12cm
直火にかけることができるので、アウトドアが好きな人にもおすすめなお弁当箱です。インナートレーが付いており、ご飯とおかずを分けて詰めることができます。他のお弁当箱に比べると少し思いですが、機能性やデザインが優れていますよね。
容量 | 記載なし(中皿300ml) |
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電子レンジ | 不可 |
食洗器 | 記載なし |
スケーター 保温ランチジャー 丼型
ランチジャーの本体だけでなくフタも二重構造になっているため、中身の温かさをしっかり保つことができます。汁漏れしにくい点にも定評があります。寒い季節でもほんのり温かいお弁当を食べることができると、嬉しいですよね。
容量 | 本体280ml、中容器200ml |
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電子レンジ | 中容器のみフタを取れば可 |
食洗器 | 記載なし |
ダイソーやセリアなど100均でもお弁当箱が手に入る!
ダイソーやセリアなどの100均にも、たくさんのお弁当箱が並んでいます。ほとんどがプラスチック製ですが、シールタイプの保存容器や小判型、おにぎりケースなど、形もデザインも豊富です。使い捨てのお弁当箱も充実していますから、園の行事等で必要になった時はぜひ100均のお弁当グッズ売り場をのぞいてみてください。
まとめ
お弁当箱には色々なタイプがあり、素材も多岐にわたります。子供がどの程度食べられるのか、そして幼稚園・保育園での使用頻度や、保温庫のありなしを考えてお弁当箱をチョイスするようにしましょう。使うのは子供ですから、子供の意見もしっかり取り入れてお気に入りのお弁当箱を見つけてくださいね。