抱き枕は妊婦さんのお助けアイテム! 選び方やおすすめ11選を紹介
目次
妊婦に抱き枕がおすすめな理由とは?
妊娠中のママは体の変化によって睡眠の悩みを抱える人が少なくありません。妊娠初期にはつわりが辛くて寝つきが悪くなったり、妊娠中期からは夜中に胎動を感じたり、こむら返りを起こして目が覚めたりということもあります。妊娠後期には骨盤が変化することで腰痛に悩まされ、お腹の重みで仰向けに眠れなくなる人も多いです。
このような睡眠中の悩み対策には、抱き枕を使って横向きでも安定した体勢をとりやすくすることがおすすめです。特に妊娠中にリラックスしやすいポーズとして知られているのが「シムスの体位」です。シムスの体位については、記事の後半で詳しく紹介しています。抱き枕を使ってシムスの体位をとり、短い時間でもぐっすりと睡眠をとることができれば、ママと赤ちゃんの健康につながりますね。抱き枕は妊娠中に必ず使うべきアイテムというわけではありませんが、抱き枕で睡眠への悩みを解消できたというママもたくさんいます。
抱き枕の選び方のポイントは?
抱き枕を選ぶ時には、自分がどんな姿勢で寝るのが好みなのか、産後も授乳用クッションとして使いたいかどうかなど、ママの考えによってさまざまな選択肢があります。選び方の4つのポイントについて詳しく解説します。
抱き枕の選び方|形状
妊娠中におすすめの寝姿勢「シムスの体位」がとりやすくなる抱き枕は、マタニティ用抱き枕としていろいろな形のものが販売されています。シムスの体位以外でも、ママの寝心地の良い体勢をとりたい時にフレキシブルにつかえるかどうか検証しておけば、一生モノの抱き枕に出会えるでしょう。
枕はいつものものを使って体だけを支えたいのか、頭を支える部分まで一体型の方がよいのかによっても選ぶ形状は変わってきます。U字型で左右どちらに寝返りを打っても体を支えてくれるというものもありますが、大型の抱き枕の場合はベッドサイズとも併せて考えたいですね。
コストパフォーマンスを重視するママには、抱き枕を授乳クッションや赤ちゃんのお座りサポートクッションに変化させ、2way・3wayと使いまわせるタイプがおすすめです。
抱き枕の選び方|素材
抱き枕は顔や肌が密着するものなので、快適な睡眠のためにも肌触りがよく吸湿性にすぐれた素材がおすすめです。特に妊娠中は肌がデリケートになりやすいので、綿100%やオーガニックコットンのカバーが選べると安心です。産後に授乳クッションとして使うことを考えると、赤ちゃんにもやさしい素材を選びたいですね。
抱き枕の選び方|中綿
体全体を支えてくれる抱き枕はクッション性が大切です。足でぎゅっと挟んで使ったり、産後に授乳クッションとして赤ちゃんを支えるのなら、へたりにくいものを選びたいですね。もしへたってしまっても、クッション袋を開けて中綿を整えたり補充できるタイプなら長く使えますよ。
衛生面が気になるママは抗菌素材や丸洗いのできる中綿がおすすめです。もっちりした感触が好みならビーズクッションや低反発素材など、機能と好みにこだわって選びましょう。長期間使用した先輩ママのクチコミがチェックできると安心ですね。
抱き枕の選び方|お手入れ
毎日使うものですから、抱き枕のお手入れ方法も確認しておきましょう。カバーを簡単に取り外せて、洗濯機で洗えるものがおすすめです。授乳クッションとしても使えるタイプを選ぶなら、赤ちゃんのよだれやミルクの吐き戻しで汚れることもあるので、本体も丸洗いできると清潔に保てますね。
抱き枕のおすすめ【抱き枕専用タイプ3選】
ここからは、ママの睡眠を助けてくれる抱き枕をタイプ別に紹介します。まずは「抱き枕専用タイプ」です。抱き枕専用品のメリットは、なんといっても睡眠に特化したつくりで寝心地が追求されていることです。妊娠中に限らず、産後のちょっとお昼寝したい時や体調がすぐれない時にも、ママ自身にぴったりの抱き枕があれば体も気持ちもほぐれることでしょう。
抱き枕専用タイプのおすすめ1:テンピュール ロングハグピロー
枕やマットレスがよく知られているテンピュールの抱き枕です。シンプルな形状ですが、低反発素材が体重や体温を感じてゆっくりと沈み込み、使う人に合った形状を保ってくれます。子供が成長して添い寝する時には、2人用の枕としても使えますね。
カバー素材 | 綿75%・ポリエステル25% 洗濯可 |
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本体素材 | テンピュール(抗菌素材) 洗濯不可 |
抱き枕専用タイプのおすすめ2:ダッキー 横向き寝がしやすい抱き枕
抜群のフィット感が特徴のマイクロビーズがつまった抱き枕です。顔をうずめても丸窓から呼吸が楽にでき、睡眠中に姿勢を変えても中身が流動的に動くので眠りを妨げません。変形させてクッションとしても使え、1日中手放せないアイテムになりそうですね。
カバー素材 | 綿95%・ポリウレタン5% 洗濯可 |
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本体素材 | 発泡ポリスチレンビーズ 洗濯不可 |
抱き枕専用タイプのおすすめ3:AngQi 抱き枕 柔らかい 7型
数字の7のような独特の形状は首周りをしっかりサポートしてくれ、包み込まれるような安心感で熟睡できると人気です。足のむくみが気になる時は上下逆にして使うのもおすすめです。
カバー素材 | 水晶マイクロファイバー生地 洗濯可 |
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本体素材 | ポリエステル綿 洗濯不可 |
抱き枕のおすすめ【授乳クッション兼用タイプ2選】
妊娠中はママの抱き枕、産後は赤ちゃんの授乳クッションにも使える兼用タイプをご紹介します。授乳は赤ちゃんを支える手が疲れたり、長時間前屈みになることで全身が凝ってしまったりと、ママの体に負担をかけることがあります。授乳クッションがあると思いのほか助かりますよ。
授乳クッション兼用タイプのおすすめ1:メイズ 抱き枕 授乳クッション C型
C型の抱き枕はシムスの体位で休む時に背中から腰にかけてもサポートしてくれるので、まさに360度・全方位からママの体をケアしてくれる形です。とぐろを巻くように形を整えれば、背もたれや足枕としても活躍します。
カバー素材 | コットン95%・スパンデックス5% 洗濯可 |
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本体素材 | ポリエステル100% 洗濯不可 |
授乳クッション兼用タイプのおすすめ2:LcFun 抱き枕 U型
縦140cm・幅70cmと大き目のU型抱き枕です。左右どちらに寝返りを打っても、包み込まれるような安心感があります。ある程度形を変えられるので、背もたれや腰枕、足枕や授乳クッションなど、アイデア次第で自由な使い方ができます。
カバー素材 | 綿 洗濯可能 |
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本体素材 | ポリエステル綿 洗濯不可 |
次のページでは、マルチタイプの抱き枕おすすめ6選とシムスの体位についてご紹介します!