ノンカフェインの飲み物の基礎知識と妊婦さんにおすすめのギフト5選! デカフェ、カフェインレスとの違いは?

ノンカフェインの飲み物とは?

ノンカフェインとは
カフェインには、覚醒作用や利尿作用など薬にも使われるほどの効能がありますが、摂り過ぎると身体に害を及ぼす恐れがあります。特に子供や妊娠中の方はカフェインの刺激をより強く受けるため、過剰摂取を避けなくてはなりません。カフェインを避けつつ嗜好飲料を飲みたいときに便利なのがノンカフェインの飲み物です。ノンカフェインとは文字通りカフェインを含まないことを言います。

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カフェインが含まれている飲み物

カフェインが含まれている飲み物

農林水産省がカフェインについて発表した情報では、カフェインを含む飲み物として下記が挙げられています。

エナジードリンク又は眠気覚まし用飲料

興奮作用・疲労回復などのためにカフェインを添加した飲料です。製品により異なりますが、小さな瓶や缶1本でコーヒー2杯分のカフェインを含むものもあるので注意が必要です。

コーヒー

原料のコーヒー豆にカフェインを豊富に含みます。

紅茶・せん茶・ほうじ茶・ウーロン茶

発酵・焙煎など製法が異なりますが、原材料は同じ「茶の樹」で、いずれもカフェインを含みます。製法や抽出方法により、カフェイン量に若干の差異があります。

玄米茶

茶葉に炒った米を加えて作るので、他のお茶と比較して緑茶の割合が減る分、カフェイン量が抑えられます。

上記の他、コーラ飲料やココアなどにもカフェインが含まれています。

  • 参考:農林水産省-カフェインの過剰摂取について

    飲み物へのカフェインの含有量はどのくらい?

    カフェインの含有量
    一般的な飲み物の中に含まれるカフェインの量を見てみましょう。単位あたりの含有量が低くても、ペットボトルなど1度に飲む量が多くなると、それだけ多くのカフェインを摂取してしまうことになります。下記数値はあくまで参考であり、商品、または使う茶葉の量や抽出方法などによって濃さが変わります。

    飲み物

    カフェイン量(推定)

    (参考)算出基準

    カフェインを多く添加した清涼飲料水(エナジードリンク、眠気覚まし用飲料)

    3615mg/製品1

    32300mg/100 mL

    コーヒー(浸出液)

    12mg
    /
    マグカップ1(200mL)

    6mg/100 mL

    インスタントコーヒー(粉末)

    8mg
    /1
    杯分(2g)

    400mg/100 g

    紅茶

    6mg

    /マグカップ1(200mL)

    3mg/100 mL

    せん茶・ほうじ茶

    4mg
    /
    湯呑み1(150mL)

    2mg/100 mL

    ウーロン茶

    1mg
    /
    ペットボトル1(500mL)

    2mg/100 mL

    玄米茶

    2mg
    /
    湯呑み1(150mL)

    1m g/100 mL

    (参考)コーラ飲料

    45mg/製品1本(470ml

    45mg/470ml※メーカーによる公表値

    身近な飲み物に含まれるカフェインの量についてイメージできたでしょうか。単位あたりの含有量が低くても、ペットボトルなど1度に飲む量が多くなればトータルで多くのカフェインを摂取することになります。

  • 参考:農林水産省-カフェインの過剰摂取について
  • 参考:コカコーラ・プラスのカフェイン含有量

    カフェインの過剰摂取の妊婦、胎児への影響とは?

    カフェインの過剰摂取による影響
    カフェイン飲料を飲んで、気分がすっきりするなどの効果の反面、胃腸に負担をおぼえたり、寝付けなくなったりした経験はないでしょうか。エナジードリンクによるカフェイン中毒死の報道を受け、農林水産省・厚生労働省がカフェイン過剰摂取への注意喚起を出しました。

    カフェインの過剰摂取により中枢神経系が刺激され、「めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらす」可能性が記載されています。人によってはカフェインの長期摂取による高血圧のリスクも指摘されています。

    また、カフェインの妊婦・胎児への影響についても触れられており、高濃度カフェインによる自然流産のリスク、出生時低体重による将来的な健康リスクなどが挙げられています。ただし、一般的に普段飲むような量のカフェインであればまず心配はありません。極端な摂取量にならないこと、身体への影響が出やすい妊婦さんや子供には特に気をつけてあげることを、心に留めておきましょう。摂取量の目安として、健康な成人であれば体重1kgあたり3mg程度まではカフェインの健康リスクは増大しないとされています。

    飲み物のデカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違いとは?

    デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い
    デカフェ、カフェインレスの飲み物はともにカフェインを除去する処理を施したという意味で、カフェインが0になっているわけではありません。例えば「カフェインレスコーヒー」は公正競争規約において「カフェインを90%以上除去したコーヒー」と定義されています(公正競争規約=公正取引委員会および消費者庁が認定した業界団体の自主ルール)。

    身近なカフェチェーンでの「デカフェ」は、スターバックス「99%以上」・タリーズコーヒー「95%以上」のカフェインを除去したものと記載があります。一方、ノンカフェインとは、もともとカフェインを含まない原材料を使った食品に用いられる言葉で、カフェインは0と考えてよいでしょう。

    妊娠中のママにギフトを贈るならノンカフェイン

    ギフトを贈るならノンカフェイン
    ギフトにノンカフェインの飲み物を贈り、相手にリラックスした時間を過ごしてもらうのはいかがでしょうか。妊娠・授乳中の方、お子さんがいる家庭にはもちろんのこと、健康志向のお相手にもおすすめです。

    おすすめのノンカフェイン・カフェインレスのギフト

    おすすめのノンカフェイン・カフェインレスのギフト
    ノンカフェインとして定番のハーブティーなどの他、コーヒーや紅茶も豊富なデカフェ商品が出ています。貰って嬉しいノンカフェイン・カフェインレスのギフトを探してみました。

    コーヒー:辻元珈琲 デカフェ 3種30杯分

    ドリップパックタイプのコーヒー3種の詰め合わせ。化学薬品を使わない製法でカフェインを99%以上除去しています。

    紅茶:紅茶の国のアリス カフェインレス紅茶

    見た目の可愛らしさもギフトに最適な、カフェインレス紅茶のセットです。

    ティーバッグ:ノンカフェイン茶ギフトセット

    プレママや授乳中のママに人気のたんぽぽコーヒーなど、試してみたいノンカフェインのお茶の詰め合わせです。手軽に淹れることができるティーバッグは、日常使いに嬉しいですね。

    ルイボスティー:マリアージュフレール マルコポーロ・ルージュ

    ビタミンCや抗酸化作用で美容効果も期待されるルイボスティー。英国の老舗紅茶店の人気商品に、ルイボスティーバージョンがありました。貰って嬉しい高級感ある缶入りです。

    ハーブティー:気力体力リフレッシュハーブ3種セット

    種類によってさまざまな効能があるハーブティー。カフェインに頼らず気分をすっきりさせたいときに重宝しそうな、爽やかな3種のセットです。

    自宅用におすすめのノンカフェインセット

    自宅用におすすめのノンカフェインセット
    自宅でもノンカフェイン飲料を楽しみたいという方にぴったりの、人気のお茶をご紹介します。

    国太楼有機麦茶

    家族みんなが安心して飲める麦茶は、夏場に常備している家庭も多いのではないでしょうか。こちらは安心の有機栽培で、味のよさをオススメする口コミが目立ちます。

    国太楼ルイボスティー

    グレードの高い茶葉を使用した人気のルイボスティー。糸なしのティーバッグで、マイボトルにも使いやすいタイプです。

    ルピシア福袋

  • 参考:LUPICIA

    人気の紅茶店ルピシアで毎回好評の福袋には、ノンカフェイン・ローカフェインのコースもあります。カフェインが0ではない商品も含まれますが、価格の2倍相当の商品が入っていますのでとてもお得ですよ。例年、年始と夏の年2回販売されています。

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    「妊婦はカフェインを控えた方がいい」と聞いたことがある方もいるかと思いますが、どんな飲み物なら飲んでもいいのでしょうか? 今回は妊娠中のママや小さい子供が安心して飲めるノンカフェインのお茶を紹介します。

    まとめ


    妊産婦の方への贈り物にノンカフェインの飲み物は最適ですが、自分の身体のためにも時にはカフェインを控えてみるのもよいかもしれません。ノンカフェインのハーブティーなどにはいろいろな種類があり、いつものコーヒー・紅茶とは違った美味しさや効能も楽しめます。とはいえ、普段のカフェイン飲料も、飲み過ぎに注意すればあまり神経質になる必要はありません。ゆったりと、豊かなティータイムを楽しんでくださいね。

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  • はいチーズ!クリップ編集部

    はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!