ベビーチェアを買うなら憧れのブランドが欲しい。種類や選び方、おすすめブランド4選
目次
ベビーチェアとは?
ベビーチェアとは、赤ちゃんや小さな子供が一人でも座れるようサポート機能のついた椅子のことです。ベルトやガードが付いた落下防止設計になっており、安全性に特化した乳幼児専用の椅子を一般的にベビーチェアと言います。まだお座りの安定しない赤ちゃんでも安全に座っていられるため、食事や遊びの際だけでなく、どうしても手が離せないときなどにも使えます。
ベビーチェアの種類
一口にベビーチェアと言っても、種類がいくつか存在しています。座面が低いものや、テーブルなどでも使える脚長タイプなど、用途やお部屋によって使い分けられるラインナップとなっています。それでは、各タイプについてご紹介します。
ベビーチェアの種類1:ローチェア
名前の通り、座面が低く脚が短いタイプのベビーチェアです。低重心のため安定感があり、ベビーチェアデビューにも安心です。ローテーブルやこたつ、和室での使用に向いています。
ベビーチェアの種類2:ハイチェア
座面が床から高い部分にあるベビーチェアのことを指します。高さがあるため、ダイニングテーブルでの使用に適しています。座面や足置きの高さが調節でき、ベルトやガードが付いているものが多くみられます。
ベビーチェアの種類3:テーブル付き
ローチェアにもハイチェアにも、製品によってテーブルが付いているものが存在します。一体型と、取り外し可能なタイプがありますが、基本的な構造はほとんど変わりません。食事中の動作がまだ制御できず、大人と一緒のテーブルを使用するのに問題がある場合に便利です。
ベビーチェアの選び方
これだけ特徴の異なるベビーチェアが複数存在すると、どのタイプを選ぶと適切なのか迷いますよね。使用する場面や安全性など、さまざまな角度から検討することが大切です。それではベビーチェアの選び方のポイントについてご紹介します。
ベビーチェアの選び方1:安全性
特に重視したいのは、やはり安全性ですよね。ベビーチェアが初めてだったり、お座りが安定していなかったりする場合は、より安全性の高いものを選ぶようにしましょう。具体的には、ベルトの付いているもの、ベルトの構造が厳重なもの、腰あたりまで支えてくれるガードがついているものなどが挙げられます。また、脚の安定性もチェックしておきたいポイントです。小さな子供は不意な動きすることが多いため、ぐらつかない構造のものを選ぶと安心です。
ベビーチェアの選び方2:素材
意外と重要なのが素材です。食事に使用することを想定している場合、掃除のしやすさも考慮する必要があります。シートごと丸洗いしたいという場合は布製、都度拭き取りたいという場合はプラスチック製が良いでしょう。ぬくもり感を重視している場合は木製に勝るものはありませんし、座り心地優先という場合は座面のクッション性が良く、肌当たりが良いものを探しましょう。
ベビーチェアの選び方3:テーブルありなし
テーブルの有無も考慮するポイントのひとつです。テーブル付きであれば、食べこぼしの影響を低減させることができますし、大人の食器を触ったり倒したりする事態も避けられます。しかし、テーブルが付くとどうしても場所を取りますし、重さも増します。スペースや持ち運びの可能性も考えて選ぶ必要がありますね。テーブルなしの場合、食事を与えやすいというメリットがあります。場所を取らないのでスペースに悩むことも少なく、軽くて持ち上げやすいといった利点もあります。ただ、じっとしていられない子供にとっては、すぐに抜け出せる状態にあるため、落ち着いて食事ができないという現象も起こり得ます。使用状況に適した方を見極めたいですね。
ベビーチェアの選び方4:テーブルが取り外せるかどうか
テーブルのありなしについてお伝えしましたが、テーブル付きの中には取り外しが可能な種類も存在します。標準装備としてテーブルは付いているけれどすぐに取り外せるものや、後から買い足して付けられるものなど、選択肢が増えていますので状況が変わっても対応できるものを選ぶと良いですね。
ベビーチェアの選び方5:折りたたみができるか
ベビーチェアには折りたたんでコンパクトに収納できるタイプも存在します。常に出しておくのか、都度収納しておきたいのかによって、チョイスが変わってくるでしょう。家の中であちこちに持ち運ぶ機会が多そうな場合や、スペースが気になる方は折りたたみ式がおすすめです。
月齢によってベビーチェア用ベルトもおすすめ
自立する椅子タイプばかりがベビーチェアというわけではありません。ベビーチェア用ベルトというアイテムも存在します。形は椅子状ではないのですが、大人の椅子や、付属ベルトのないベビーチェアに取り付けて使用する赤ちゃん固定用のアイテムで、月齢によってはとても便利です。
シンプルに赤ちゃんと椅子の背もたれを固定するだけのタイプや、パンツのように足を通した状態で背もたれに被せ固定するタイプなど、種類もいくつか存在します。椅子に取り付けるアイテムなので、それ自体に固くて重い骨組みなどはなく、持ち運びやすいのが特徴です。外食時にとても重宝します。腰が座り始めたころから使用できるので、月齢が低いうちはこういったタイプでも十分でしょう。逆に、歩けるようになってくる1歳前後になると、自分で抜け出せてしまうため通常のベビーチェアへ移行する人が多いと言われています。
使用期間が短いのならベビーチェアのレンタルもおすすめ
ベビーチェアにはレンタルという選択肢もあります。すぐに大きくなってしまう子供のアイテムはレンタルを上手く活用することで費用をグッと抑えることが可能です。長く使える良いものを購入したいと考えている場合、費用がかかりますので、失敗を防ぐために低価格のレンタルで先に試すという使い方もあります。安いものでは、100日借りても2000円程度が相場ですので、検討の余地は大いにありますよ。
ベビーチェアおすすめの人気ブランドとおすすめ製品
具体的にどんなブランドや商品があるのでしょうか。人気のあるブランドをピックアップし、それぞれについてご紹介します。
リエンダー
ハイチェアの人気が抜群に高いブランドです。洗練された北欧系デザインが特徴で、おしゃれなインテリアにも馴染むものづくりを謳っています。長く使える品質の良さも魅力です。
リエンダーの代名詞とも言えるハイチェア。無駄のないシンプルなデザインながら、曲線の使い方がとてもスタイリッシュです。部屋の雰囲気を壊さないおしゃれさが大人気となっています。大人も座れる設計で、長い間使用可能なのが特徴です。
リッチェル
ベビー用品販売で有名な日本のブランドです。ベビーチェアも種類が豊富で、リーズナブルなため人気があります。全国的に取り扱い店舗が多く、手に入りやすいのも魅力です。
ロータイプの中でも非常に人気のシリーズです。床置きの使用はもちろん、椅子に取り付けても使えるため場所を選びません。テーブルの取り外しも可能で高さ調節もできる優れもの。汚れてもさっと拭けるのも特徴です。
カトージ
カトージも多くのベビー用品を販売する日本のブランドで、トイザらスなどで多く取り扱われています。海外製品のようなポップな色使いのものが多いのが特徴です。バリエーション豊富で、比較的低価格なものが多いブランドと言えます。
色展開が多く、性能もしっかりしているため安定的な評判を集めています。海外製ベビーチェアにも引けを取らないおしゃれな木目調がポイントです。海外人気ブランドの木目調チェアに匹敵するおしゃれさなのに、機能充実で低価格なため特に人気のアイテムです。
カトージプレミアム
カトージが展開する、ワンランク上のハイクオリティラインです。デザイン・品質ともにこだわり抜いた製品ばかりで、その分価格はやや高めですが、おしゃれさと性能の高さが魅力です。大人っぽいインテリアに馴染むデザインが特徴です。
前述のハイチェアをより高品質にした美しいベビーチェアです。他のハイチェアと大きく違う点は、座面がクッションになっているという点でしょう。低反発素材を使用した座面で、座り心地が最高に良いと人気を呼んでいます。お手入れや調節も簡単で、且つ機能的です。
Bome
bomeもカトージが繰り広げるブランドのひとつで、海外のデザインチームが手掛けています。日本にはない個性的なデザインが一番の特徴と言えるでしょう。スタイリッシュなデザインや、温かみのあるカラーバリエーションで、コアなファンも多いブランドです。細部までこだわりぬいた一生もののチェアが手に入ります。
曲木のシルエットが人気のチェアです。背中に沿うラインが美しいだけでなく快適さも抜群。脚が末広がりで安定感も格別です。
子供の成長に合わせて手作り
素敵なベビーチェアはたくさん存在しますが、好みのデザインがなかったり価格がネックだったりと、なかなか欲しいものが見つからないこともありますよね。そういった場合に、成長過程に合わせて手作りするという方法もあります。難しそうに感じますが、特にベビーチェア用ベルトは大袈裟な材料も必要なく、布やマジックテープだけで簡単に作ることが可能ですよ。
またロータイプの椅子も、材料を購入しなくても牛乳パックなどを活用して作ることができます。そのため費用を気にする必要もありませんし、特殊な技術も不要で手軽に作ることができますよ。
お風呂用にはバスチェアがおすすめ
お風呂での使用に特化したベビーチェアもあります。バス用ベビーチェア・バスチェアなどと呼ばれ、素材も形状も浴室向きになっています。新生児期は沐浴用バスで洗っていましたが、一緒に浴槽に入れるようになると新たに工夫が必要ですよね。パパママが自分の体を洗っているときはどうするのか、ずっと抱っこしていると腕に負担がかかる、といった悩みを解決してくれるのがベビーバスチェアです。
大きく分けて2つのタイプがあります。赤ちゃんを寝かせて使用することも可能なリクライニングタイプと、お座りで使用するタイプ。リクライニングタイプには、生後2ヶ月から使えるものも存在するので、浴室デビューにもぴったりですね。お座りタイプには浴室以外でも使用できるようなものも存在します。リクライニングタイプはほとんどがプラスチック製ですが、お座りタイプはビニール製や発泡素材など種類も豊富です。素材や形状、お風呂のスペースから総合的に判断して選びましょう。
ベビーチェアバスを他のモノで代用するとしたら?
お風呂のためだけに専用の椅子を用意するのは気が進まないという人や、スペースが確保できないという家庭の場合、代用品で対応することも可能です。純粋にバスチェアとしての代用品であれば、おすすめは「洗濯かご」です。最近主流のプラスチック製の洗濯かごを使えば、手軽にベビーバス・ベビーチェアとして活用できます。本体に加工のないシンプルなバケツ状の洗濯かごは多いですよね。100均やホームセンターでも手に入ります。ベビーバスよりコンパクトで、お湯の量も少なくて済むためスペースがネックだった人にもおすすめです。他にもいくつか代用のアイディアがありますので、ご紹介します。
バスチェアの代わりになるアイテム1:ベビーバス
沐浴時に使っていたベビーバスをバスチェアとしても使用するという方法です。小さめのベビーバスや、空気を入れるタイプのバスであれば、バスチェアのように一緒に浴室に入り使用することも可能です。子供から目を離さないことが大前提ですが、ストッパーがついているものや、中が段差になっているものであれば、支えていなくても赤ちゃんが固定されるので、パパママが自分を洗っているときも入れておけて便利です。
バスチェアの代わりになるアイテム2:衣装ケース
長い期間使うものではないので、ベビーバスやベビーチェアを購入せずに衣装ケースで代用する人も多いと言われています。衣装ケースであれば、ベビーバスより大きいものも多いので、体が大きくなってきても使えるというメリットもあります。またベビーバスは、ベビーバスとしての用途しかありませんが、衣装ケースであれば、役目を終えたら正規の衣装ケースとしての用途もありますので、無駄がありません。
バスチェアの代わりになるアイテム3:洗面台
最近の住宅は洗面台にも充分な幅が設けられていることが多いので、洗面台自体を赤ちゃんのお風呂として使用するのもおすすめです。洗面台にセットして使えるマットも販売されているので、子供を側面にぶつける心配もなく、お湯の操作も手元でできるので便利ですよ。
まとめ
用途やデザイン、素材によってさまざまな選択肢のあるベビーチェア。パパママも子供も快適で楽しく使えるものが一番ですよね。レンタルや手作り、購入と取り入れ方も選べるので、何を重要視するのかを一度見直してみると良いでしょう。どんな場面で使いたいのか、お部屋の雰囲気に合うものはあるか、何歳頃まで使う予定なのかをよく考えて、家族全員が気に入るベビーチェアを是非見つけてくださいね。