子供のお小遣いの平均額はいくら? お小遣いの使い道やあげるときのポイント
目次
子供にお小遣いをあげるときのポイント
はじめて子供にお小遣いをあげるときは、いくつかポイントがあります。子供がお小遣いを適切に使えるように、パパママが導いてあげましょう。
ルールを決める
まずは事前にルールを決めましょう。お小遣いをあげるにあたり、「前借りはなし」や「友達との貸し借りはなし」など、パパママと子供でよく話し合ってください。はじめのうちは、「お小遣いで何を買うのか」と、使い道を明確にしておくことも良いでしょう。
お小遣い帳などを使って自分でお金の管理をさせる
お小遣いは子供に金銭感覚を身につけさせるいい機会です。子供が使いやすいお小遣い帳を選んで、パパママが計画・振り返りを一緒にするなど、サポートしながらお小遣いの管理をさせてみましょう。また、お小遣い帳を使うことで、計画的にお小遣いの管理ができたり、算数が学べたりなど、子供にとってのメリットもたくさんあります。目標へ向けて楽しみながら、お小遣い帳を活用していきましょう。
使い方・管理は基本的には子供に任せる
お小遣いの使い道や管理の仕方は、基本的に子供に任せるようにしてください。ときには失敗することも大切。子供は失敗や成功を重ねて、少しずつ成長していくからです。パパママはあれこれ口出しをしないように気をつけ、子供の自立心を育んでいきましょう。
ママたちに聞いた「我が家のお小遣い事情」
各家庭により、お小遣い事情はさまざまです。ここからはママたちに聞いた実際のお小遣い事情をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
子供が小学校へ入り、お小遣いを始めました
子供が小学校に入ったと同時にお小遣い制度を始め、毎月1000円を渡しています。自分で自由に買い物ができるうれしさからか、好きなお菓子や安いおもちゃを買い、すぐにお小遣いを使い果たしています。内心、使い方がもったいないなあと感じていますが、自分で欲求をコントロールできるようになればと、今はグッと堪えています。(30代・主婦)
うちのお小遣いはお手伝いやご褒美制度です
我が家は近くにコンビニやスーパーなどのお店がないので、お小遣いを渡してもあまり使う機会がありません。子供に欲しいものがあったら私のお金で買うようにしています。けれど、お手伝いや何かを頑張ったときの達成感につながればと思い、小学校入学前からご褒美制度を設けてみました。洗濯物を畳むと50円、勉強や習い事をよく頑張っていたら100円など、コツコツ貯めたお小遣いを眺めて喜んでいます。(20代・パート)
お小遣い制度は中学生になったら考えます
うちには小学5年生の息子がいます。お小遣いは友達と映画を見に行くときや、ファーストフードを食べに行くなど、必要なときに1000円くらいのお小遣いを渡すようにしています。余ったお金はそのままお小遣いとし、ときどきお菓子やマンガを買ったり、ゲームセンターで遊んだりしているようです。まだ毎月渡す必要もないので、中学生くらいに毎月定額のお小遣いを始めようかなと考えています。(30代・会社員)
お小遣いは年齢×100円
娘が小学校2年生くらいのときに、「欲しい文房具がある」と言われたのをきっかけにお小遣いをスタートしました。子供が成長するに連れて、お小遣いの使い道も増えていくだろうと思い、年齢×100円を渡しています。他にも、お手伝いひとつにつき10円制度も実施。娘が積極的に家事を手伝うようになってくれたので、とても助かっていますよ。(20代・会社員)
お小遣い帳を使い計画的になりました
我が家では子供が小学校3年生になって活動範囲が広がったこともあり、毎月定額のお小遣いを渡すようになりました。最初は欲しいものを買うというより、お金があるから買うというような様子が見られ、少し心配に…。「何か良い方法はないか?」と、パパと相談した結果、お小遣い帳を買い与えてみることにしました。すると使い道が明確になり、目標のために貯金ややりくりをするなど、上手にコントロールができるようになりました。(30代・主婦)
まとめ
今回は子供の平均なお小遣いや、使い道などを紹介しました。お小遣い制度は子供に金銭感覚を身につけさせるために有効な手段ですが、正しく使えるように事前に話し合いやルールを決めることも大切です。将来、お金のことでトラブルがおきないように、パパママは子供をしっかりサポートし、お金の価値観や使い方を一緒に学んでいきましょう。