赤ちゃんの真冬のお出かけは足つきカバーオールが便利! 体温調節の仕方とおすすめ商品を紹介
目次
赤ちゃんの冬の防寒着にピッタリ! 足つきカバーオール
カバーオールとは、赤ちゃんの全身を包み込むように上下がつながったつなぎ型のウェアです。赤ちゃんが冷えを感じないように袖や裾部分にゴムが入っていて、スナップボタンやファスナーでウェアを止めるようになっているのが特長です。
寒くなってくると、赤ちゃんの足が冷たくないか心配になることもありますよね。そんなときには足つきのカバーオールが便利です。
カバーオール・ボディオール・ロンパースの違いは?
カバーオール・ボディオール・ロンパースと赤ちゃんの服には様々な名称がありますが、見た目が似ているため、戸惑うママも少なくないのではないでしょうか。
実はメーカーによって呼び名が違うだけで、明確な線引きはされていません。一般的な特長は下記の通りです。
カバーオール
- 袖と裾にゴムが入っている
- 寒い時期のウェアに多く、足つきの商品がある
ボディオール
- 袖と裾にゴムが入っていない
- インナーとして扱う場合もある
ロンパース
赤ちゃんの冬のお散歩にカバーオールが欠かせないわけ
寒さが厳しくなってくると、赤ちゃんとのお出かけには気を使いますよね。きょうだいがいると、やむを得ず公園などの屋外で長い時間を過ごすこともあるでしょう。
そんなときに活用したいのが足つきの冬用カバーオールです。足つきカバーオールはタイツのように赤ちゃんのつま先まで包み込むので肌が露出することがなく、赤ちゃんの足が外気にさらされることがありません。
赤ちゃんにケープをかぶせるよりも密閉性が高いので、より高い保温効果が期待できます。
ただしケープのようにすぐに脱ぎ着ができないのが難点。お散歩や公園遊びなど長時間屋外にいる場合に使用することをおすすめします。
カバーオールは何ヶ月ごろから着られるの?
カバーオールは新生児の頃から着ることができます。首すわり前の赤ちゃんには、寝かせたままでも着替えさせやすい前開きタイプのものがおすすめです。
おむつ替えの回数が多い時期には、おむつ替えしやすいスナップタイプのものを選ぶといいですね。
5~6ヶ月以降に首と腰がすわってくると、かぶりタイプの着用も無理なくできるようになりますよ。
冬のカバーオールの下はどんな服装がいいの?
冬の赤ちゃんの服装について、頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。薄着すぎると赤ちゃんが寒いかもしれないし、あまりにたくさん着せると室内では逆に暑いかもしれないし、難しいですね。
そんなママのために、赤ちゃんの冬の服装についてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
冬の首すわり前の室内着
首すわり前の赤ちゃんは自分で体温調節ができないので、体が冷えないように肌着を2枚重ねにするのが基本です。
短肌着(もしくはボディスーツ)と長肌着(もしくはコンビ肌着)の上に、綿など柔らかい素材のカバ-オールを着せてあげるといいでしょう。ただし暖房の効いた室内で過ごす場合には、肌着や上着を1枚減らす、足つきタイプは足を出してあげるなどして体温を調節してあげてください。
冬の首すわり前の外出着
首すわり前の赤ちゃんと外出する際には、室内着の上に厚手の外出用カバーオール(ジャンプスーツ・バギーオール)を着せてあげましょう。
赤ちゃんの手足は外気にさらされるとすぐに冷えてしまうので、足つきのカバーオールがおすすめです。
冬の首すわり後の室内着
首がすわるとかぶりタイプのカバーオールやセパレートタイプの服が着られるようになります。
この頃になると赤ちゃんはよく動いて体温も上がるので、肌着を1枚減らしてあげましょう。
短肌着(ボディスーツもしくはコンビ肌着)の上に、カバーオールもしくはセパレートタイプの服を着せてあげてください。
腰がすわり、寝がえりやハイハイをよくするようになれば、足が動かしやすいボディスーツの肌着がおすすめです。はいはいやつかまり立ちをするようになったら、足つきカバーオールは足元が滑りやすいため、向きません。
冬の首すわり後の外出着
室内着の上に厚手の外出用カバーオールを着せてあげましょう。
抱っこ紐やベビーカーで移動するのであれば足つきのカバーオールがおすすめですが、つたい歩きができるようになった赤ちゃんであれば、カバーオールは足首までのタイプにして靴下をはかせてあげましょう。
肌の露出が気になるのであれば、タイツやスパッツをはかせると保温効果がアップしますよ。
赤ちゃんの足はカバーオールから出しておいた方がいい?
赤ちゃんは手足で体温調節をするので、保育園や児童館では、赤ちゃんを裸足で過ごさせていることも多いですね。ただし、室温が低い環境や外出時に足を外気にさらしていると、足が冷えて血行が悪くなり皮膚が紫色になることがあります。そのため気温が低い環境では、靴下や足つきのカバーオールなどでしっかり保温する必要があるのです。ただし、赤ちゃんは大人よりも体温が高めです。赤ちゃんが暑がっていないか、顔色を見たり体を触って確かめましょう。足つきカバーオールは足先をかぶせるタイプなど、さっと調節できるタイプがいいでしょう。
寝るときは足つきカバーオールは避けて
赤ちゃんは布団に寝かせてもバタバタと足を動かすので、寒い冬でも気づくと布団がかかっていないことも…。そんなときに足つきカバーオールがあれば、足元まで冷えずに安心と思いますよね。しかし、赤ちゃんが突然亡くなる「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の原因として、赤ちゃんや子供の「温めすぎ」が挙げられています。
SIDSの原因ははっきりと特定されていませんが、夏季よりも冬季に多く、発見された時に体温が異常に高くなっている子がいたために、温めすぎがSIDSを誘因するのではないかと推察されています。とくに体調不良時は体温が上がりがち。足つきカバーオールを寝るときに着せると、体温調節がしづらく温めすぎの原因になります。本来、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、寝冷えの心配はあまりいりませんが、寒さが気になるときは室温を調節するほうがいいでしょう。
冬用カバーオールのタイプ別おすすめ10選
冬用の厚手のカバーオールはメーカーによって呼び名が違いますが、赤ちゃんをベビーカーに乗せたり、抱っこ紐で外出する際に着用する外出着をバギーオール、バギーオールより厚手でダウン素材などが使用されているものをジャンプスーツと呼ぶことも多いです。
ここからは編集部おすすめの、薄手の足つきカバーオールと防寒用カバーオールをご紹介しましょう。
足つきカバーオール1|メイドインアース ブランケットカバーオール
ふわふわのオーガニックコットンが、赤ちゃんの頭からつま先まで優しく包み込んでくれます。やわらかい綿毛布の肌触りが気持ちよく、肌寒い時期のちょっとしたお出かけに着せていくのにも便利です。
足つきカバーオール2|カーターズ カバーオール
ポップなデザインとカラフルな色使いが人気のカーターズのカバーオールは、見た目も可愛く足先までしっかりカバーしてくれます。足先の刺繍が特徴で、赤ちゃんが足を動かす姿が大変愛らしいですよ。
足つきカバーオール3|ファーストドレス 襟・足つきロンパース
小さめの丸襟がフォーマルな印象を与えるカバーオールです。この商品は足先を出すこともできる2Way仕様になっており、室内・屋外でも体温調節がしやすく、赤ちゃんがいつも快適に過ごせるようなつくりになっていますよ。
足つきカバーオール4|ラルフローレン カバーオール
ラルフローレンのおなじみポニーの刺繍が胸元に入った足つきカバーオール。コットン製で肌触りもよく、清潔感のあるデザインはプレゼントや寒い日のお出かけにもぴったりです。足つきカバーオール5|ベビーギャップ カバーオール
おしゃれなデザインと鮮やかな色使いで人気のブランド「ベビーギャップ」の足つきカバーオールです。かぶりタイプなので、赤ちゃんが動いても、ボタンが外れることがないのが嬉しいポイントですね。
防寒用の足つきカバーオール1|Sweet Mommy くまちゃん うさちゃん ジャンプスーツ
マシュマロボアのとろける肌触りと、くまやうさぎの愛らしいデザインが大人気のカバーオールです。70・80サイズはブーティータイプ、歩くことができるようになってくる90サイズ以降は必要な時に足が出るパンツタイプと使い分けができるのがポイントですよ。
防寒用の足つきカバーオール2|mrcos ふわふわ カバーオール
着ぐるみ感がとても可愛い、贈り物にも人気の商品です。着心地はとても軽いですが、厚めの生地が冷たい外気から赤ちゃんをしっかり守ってくれますよ。もこもこの毛足がぬいぐるみのようで、思わず抱きしめたくなりますね。
防寒用の足つきカバーオール3|カーターズ もこもこ カバーオール
カーターズの防寒用カバーオールは、暖かいふわふわの素材が毎年人気の商品です。2019年の新作は従来の足先カバーだけではなく、袖に指先カバーもつきました。赤ちゃんは指先も冷たくなりがちなので、寒い時期のお出かけもより快適になりますね。
防寒用の足つきカバーオール4|iCasso ふわふわ カバーオール
ふわふわ軽い着心地ながらも、しっかり暖かいカバーオールです。小さく揺れるくまの耳が大変愛らしいですね。肌触りが気持ちよく、まるでブランケットに包まれているようです。
防寒用の足つきカバーオール5|Kanodan ジャンプスーツ
ダウン素材が使用されている上に裏起毛なので、寒さが厳しい日や寒い地域でも安心です。足つきであるだけではなく袖口にリブがついていて冷たい空気の侵入を防いでくれるので、屋外でも赤ちゃんが快適に過ごすことができますよ。
まとめ
冬は風邪やインフルエンザの流行も気になりますし、なるべく外出は控えたいですよね。
しかし時には赤ちゃんに外の空気を吸わせることも必要ですし、きょうだいがいる場合であれば上の子の外遊びに付き合わなければならないこともあるでしょう。筆者の場合も、上の子供の幼稚園のお迎えや公園遊びなどでしばらく屋外で過ごさなければならないとき、カバーオールは大活躍でしたよ。ぜひ活用してみてくださいね。