赤ちゃんが喃語(なんご)を話すのはいつから? 話さない場合の対処法
目次
喃語が出ない赤ちゃんへのかかわり方は?
喃語が出ない赤ちゃんとどう関わっていけばいいのか、悩むママもいるかと思います。実際にどんな関わり方をすればいいのか、赤ちゃんとの関わり方をみていきましょう。
たくさん話しかける
喃語が出ない赤ちゃんに、たくさん話しかけてあげることはとても大事なことです。赤ちゃんにたくさん話しかけることで、脳が活性化され、喃語が出やすくなります。例えば、赤ちゃんが「ウー」や「アー」「ター」などクーイングでおしゃべりしている時に一緒になって真似したり、喃語で答えてあげたり、意味のある内容の言葉を返してあげたり、たくさん反応をしてみましょう。その際は、口を大きく開けて赤ちゃんと目を合わせながら、少し高めの声でゆっくりと話しかけるといいでしょう。
コミュニケーションをとる
喃語が出ない赤ちゃんにとってママとのコミュニケーションは欠かせません。赤ちゃんに笑顔で接するのはもちろん、赤ちゃんが笑った時や喜んだ時、声を出した時はほっぺをツンツンしたり、抱っこをしたりしてたくさんコミュニケーションをとりましょう。パパママとコミュニケーションをとることで相手と通じ合っているという喜びを体験して、赤ちゃんにパパママと関わりたいという気持ちが生まれ、喃語を発しやすくなります。
あやして笑わせる
赤ちゃんが喃語を話す時は、喉の奥の空間を広げたり、息を吐き出したりするコントロールが必要です。赤ちゃんが「ハッハッハ」や「キャッキャ」と笑うことによって体が成長するため、あやして笑わせることが大切です。赤ちゃんをくすぐる、いないいないばあをする、変顔をするなど赤ちゃんが喜びそうなことを試してみてくださいね。
絵本を読み聞かせる
絵本を読み聞かせることも喃語が出ない赤ちゃんにとって効果的です。さまざまな色や形が描かれている絵本を読むことで赤ちゃんの脳を刺激し、言葉の発達を促してくれます。読むときは心地よいリズムのある声で、赤ちゃんに話しかけるように繰り返し読んであげてください。
じゃあじゃあびりびり
「じどうしゃ、ぶーぶーぶー」「いぬ、わんわんわん」など、物の名前と音が描かれた絵本です。視力が弱い赤ちゃんでも物や色を認識しやすいカラフルな色使いが特徴で、赤ちゃんが夢中になって繰り返し見たがる1冊です。
しましまぐるぐる
コントラストの強い鮮やかな色使い、しましま・ぐるぐる模様、目や口のある顔の絵など、赤ちゃんが興味をひかれるものがつまった絵本です。生後6ヶ月未満のまだ視力のよくない赤ちゃんでも、しっかりと興味を引きつけることができますよ。
赤ちゃんの喃語にまつわるエピソード
赤ちゃんによって喃語は違うもの。実際に先輩パパママが体験した喃語にまつわるエピソードを見てみましょう。
生後5ヶ月で喋った?
娘が5ヶ月の頃、いきなり「マンマ〜」と言ったのでびっくり! もう言葉が喋れるようになったのかと驚きましたが、どうやら喃語だったみたいです(笑)
喃語にも個人差があるんだと実感
上の子はとにかく喃語を話すのが遅くて…。生後9ヶ月頃に初めて喃語を話した時は感動ものでした。その2年後に下の子が生まれ、上の子みたいに喃語を話すのが遅いんじゃないかと心配だったのですが、なんと生後4ヶ月で喃語が! 喃語を話す時期は人それぞれ個人差があるんだな〜と思いました。
喃語の聞き間違いにほっこり
携帯のSiriが起動している時に息子が「ブパァ〜マンマンッ」と喃語を発したところ、「豚まん」とSiriが聞き取ったみたいで、思わず夫婦そろって笑ってしまいました!
喃語が出なくて心配したけれど…
1歳をすぎても喃語が出なかった娘がある日突然「ママ、いない?」と意味のある言葉を話したんです。これにはびっくり。そのことをママ友に話したら、知り合いの赤ちゃんもうちと全く同じだったみたいで。こんなことってあるんですね!
まとめ
喃語とクーイングは似ているため同じものだと思ってしまいますが、それぞれ別の言葉です。赤ちゃんが喃語を話した時は反応したり、相づちをうったり、一緒に話したり時ちんと対応してあげましょう。また、赤ちゃんが喃語を話す時期には個人差があります。なかなか喃語を話さない場合は、名前を読んだり、たくさん話しかけたり、笑わせてあげたり、絵本を読んだりして、たくさんコミュニケーションをとってみてください。赤ちゃんが喃語を話すのはひとときです。赤ちゃんの気持ちに寄り添いながらこの貴重な時間を一緒に楽しみましょうね。