赤ちゃんが喃語を話すのはいつからいつまで? クーイングとの違いや喃語が出ないときの関わり方を紹介

赤ちゃんの喃語(なんご)って?

赤ちゃんの喃語(なんご)って?
喃語とは、生後5ヶ月頃の赤ちゃんが発する「アーアー」や「アウアウ」や「ウーウー」など二つ以上の声のことです。生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉を話すための声道が未発達。喃語を話すことで赤ちゃんは声帯や口角、横隔膜の使い方を学び、言葉を話せるようになっていきます。

最初は決まった音のみの発音ですが、成長するにつれ「ぱ行」や「ば行」などの破裂音や濁音も発声するように。さらに肺から出る空気のコントロールができるようになると、喃語の発音もはっきりしてきますよ。

生後5ヶ月の赤ちゃんの成長と発達の特徴! 離乳食や夜泣き対策は?
生後5ヶ月の赤ちゃんの成長と発達の特徴! 離乳食や夜泣き対策は?
赤ちゃんが生後5ヶ月になると離乳食の準備や夜泣きの始まりなど、今までと違った悩みが一気に増えませんか? 赤ちゃんのお世話をするパパママは、毎日睡眠不足が続くことは珍しくありません。今回は生後5ヶ月の成長と発達、離乳食を始めるタイミングや夜泣き対策など解説します!
赤ちゃんが言葉を理解して話すのはいつ頃から? 月齢別の発達目安を解説
赤ちゃんが言葉を理解して話すのはいつ頃から? 月齢別の発達目安を解説
「あー」「うー」と赤ちゃんがしゃべる声はとってもかわいくて、癒されますよね。この喃語はいつ頃から「言葉」に変わっていくのでしょうか。赤ちゃんの言葉の発達と、言葉を伸ばすコミュニケーションのポイントを紹介していきます。

赤ちゃんの「喃語」と「クーイング」の違いは?

赤ちゃんの「喃語」と「クーイング」の違いは?
生後1〜2ヶ月頃の赤ちゃんが発する「アー」や「ウー」「エッ」などの声をクーイングと言い、喃語の前に始まります。クーイングは赤ちゃんにとって喃語を話す前段階になります。この頃の赤ちゃんはママに何かを伝えたい訳ではなく、機嫌よく音を出すことを楽しんでいます。

喃語とクーイングは似ていますが、いくつかの母音がつながっているのが喃語。唇や舌を自由に動かせないクーイングは母音だけになり、それぞれ別の言葉として考えられています。ですが、時期が重なったり移り変わったりしていくため、はっきり区別がつかないこともあるでしょう。喃語なのかクーイングなのか判断がつかない場合は、上記を参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの喃語はいつからいつまで?

赤ちゃんの喃語はいつからいつまで?

赤ちゃんは生後5ヶ月頃から1歳頃まで喃語を話す

喃語は生後5〜7ヶ月から始まり1歳くらいまで続きます。生後4ヶ月頃は喃語とクーイングの見極めが難しい時期ですが、機嫌がいいときに笑い声と一緒に「アウー」など母音だけの声を出すこともあるんです。生後5ヶ月頃になると「バー」や「ブー」など子音を含んだ喃語に変わり、生後6ヶ月頃になると「タアタア」や「アウアウ」など喃語だとわかるようになってきます。

なかには「7ヶ月を過ぎてもなかなか喃語が出てこない…」「途中で喃語が出なくなった」「1歳頃に喃語が出てきたけど、何か成長に問題があるの?」「話す喃語の種類が少ない」などと、不安になるママもいるかと思いますが、赤ちゃんの成長には個人差があるので、あくまでも目安としてみてください。

赤ちゃんの3ヶ月健診・4ヶ月健診の目的や診察項目を紹介!
赤ちゃんの3ヶ月健診・4ヶ月健診の目的や診察項目を紹介!
生後3ヶ月健診・生後4ヶ月健診は、生後1ヶ月健診では見つけることができなかった病気や発達の遅れを見つけるきっかけになります。体重の増加・視力など、早期発見で良くなる症状もありますよ。生後3ヶ月健診・生後4ヶ月健診の診察内容をご紹介します。
6ヶ月健診・7ヶ月健診の検査項目を紹介! 寝返り、お座りができていなくても平気?
6ヶ月健診・7ヶ月健診の検査項目を紹介! 寝返り、お座りができていなくても平気?
自治体によって6ヶ月健診・7ヶ月健診を受けるように通知が来るところもあります。お医者さんに赤ちゃんの発達、健康状態を診てもらうことができ、育児の相談をすることもできますよ。6ヶ月健診・7ヶ月健診でチェックされるポイントをご紹介します。
赤ちゃんの生後9ヶ月・10ヶ月健診の検査項目は? 質問内容や要観察になる基準とは?
赤ちゃんの生後9ヶ月・10ヶ月健診の検査項目は? 質問内容や要観察になる基準とは?
赤ちゃんが生後9ヶ月~10ヶ月頃になると、自治体によっては9ヶ月・10ヶ月健診があります。赤ちゃんの成長が楽しみな反面「もし引っかかったらどうしよう」など少し不安な面もありますよね。生後9ヶ月・10ヶ月健診でどのような質問や検査があるのかをご紹介します。

喃語が出ない赤ちゃん 理由はあるの?

喃語が出ない赤ちゃん 理由はあるの?
それでもなかなか喃語が出ない赤ちゃんには、何らかの理由があるかもしれません。ママがきちんと理由を知っておくことで、赤ちゃんの様子が分かり対処できますよね。それぞれとても大事な理由なので、知っておきましょう。

体の成長が追いついていない

赤ちゃんが喃語を話さない理由のひとつに、体の成長が追いついていない可能性があります。通常、私たちが声を発するためには咽頭部という喉の部位が必要なのですが、赤ちゃんの喉や下顎を包んでいる骨格が未成熟だと咽頭部の空間が狭く、喃語を話すのが難しくなってくるのです。同様に、赤ちゃんが声門をすばやく開いたり閉じたり、唇や舌の筋肉をうまく動かせない場合も、喃語を話すことが難しくなります。

聴覚の問題

喃語は周りの声や音、自分の出した声を聞いて促されます。喃語が出ない赤ちゃんは、聴覚に問題があるかも知れません。赤ちゃんの聴覚に問題があると感じた場合、新生児聴覚スクリーニング検査を受けてみることをおすすめします。新生児聴覚スクリーニング検査とは、生後まもない赤ちゃんの聴覚に問題がないか機械で確認する検査のこと。新生児聴覚スクリーニングを受けることで、赤ちゃんの言語の発達を助けられるのです。

検査は生まれてすぐ行うことが可能ですが、生後しばらくたってから行う場合は、耳鼻科に行き検査を受けてください。検査は寝ている赤ちゃんに音を聞かせ、内耳や脳が正常に反応するかを確認するというもの。検査を受けて問題がなければOK。それでも気になるようであれば、小児科や地域の子育て支援センター、児童相談所(子供相談所)や保健センターの乳児検診などで相談してみてください。

子育て支援センターとは? どんなときに頼りになる施設なの?
子育て支援センターとは? どんなときに頼りになる施設なの?
子育て支援センターは乳幼児の子供とそのパパやママが利用でき、保育士や看護師に育児についての不安や悩みの相談ができたり、同じくらいの子供を持つ親同士が交流できる施設です。子育て支援センターのサービス内容についてはパパママにあまり知られていません。上手く利用できれば非常に役立つ施設なので、こちらでご紹介させていただきますね。

喃語が出ない赤ちゃんとの関わり方は?

喃語が出ない赤ちゃんとの関わり方は?
喃語が出ない赤ちゃんとどう関わっていけばいいのか、悩むママもいるかと思います。実際にどんな関わり方をすればいいのか、赤ちゃんとの関わり方をみていきましょう。

たくさん話しかける

喃語が出ない赤ちゃんに、たくさん話しかけてあげることはとても大事なこと。赤ちゃんにたくさん話しかけることで、脳が活性化され、喃語が出やすくなるんです。例えば、赤ちゃんが「ウー」や「アー」「ター」などクーイングでおしゃべりしているときに一緒になって真似したり、喃語で答えてあげたり、意味のある内容の言葉を返してあげたり、たくさん反応をしてあげてください。その際は、口を大きく開けて赤ちゃんと目を合わせながら、少し高めの声でゆっくりと話しかけましょうね。また、生後まもない赤ちゃんは視力が弱いため、顔を近づけてはっきりと話しかけることも大事ですよ。

赤ちゃんの目はいつからどのくらい見えているの? 視力の発達や目の病気について紹介
赤ちゃんの目はいつからどのくらい見えているの? 視力の発達や目の病気について紹介
生まれたばかりの赤ちゃんの視力はほとんどないと聞きますが、赤ちゃんはいつ、どのくらい目が見えるようになるのでしょうか。赤ちゃんは今こんな風に見えているんだ、とパパママが理解していれば、赤ちゃんとの遊び方や接し方も工夫できますね。赤ちゃんの視力の発達や気になる目の病気についてもご紹介します。

コミュニケーションをとる

コミュニケーションをとる
喃語が出ない赤ちゃんにとってママとのコミュニケーションは欠かせません。赤ちゃんに笑顔で接するのはもちろん、赤ちゃんが笑ったときや喜んだとき。声を出したときはほっぺをツンツンしたり、抱っこをしたりたくさんコミュニケーションをとりましょう。コミュニケーションをとることで相手と通じ合っているという喜びを体験して、赤ちゃんにママと関わりたいという気持ちが生まれ、喃語を発しやすくなります。

乳児・幼児も楽しめる手遊び歌を教えます! 0歳からママと歌を楽しもう
乳児・幼児も楽しめる手遊び歌を教えます! 0歳からママと歌を楽しもう
手遊び歌ならまだ言葉を話せない赤ちゃんでも楽しむことができます。ママは赤ちゃんに話しかけるとともに手遊び歌も覚えるといいでしょう。ママの記憶にあるような昔からある手遊び歌から平成になってできた手遊び歌までバリエーション豊かに紹介していきます。

あやして笑わせる

喃語を話すときは、喉の奥の空間を広げたり、息を吐き出したりするコントロールが必要。赤ちゃんが「ハッハッハ」や「キャッキャ」と笑うことによって体が成長するため、あやして笑わせることが大切です。赤ちゃんをくすぐる、いないいないばあをする、変顔をするなど赤ちゃんが喜びそうなことを試してみてくださいね。

赤ちゃんはいつから笑う? 笑顔を引き出す方法や笑ってくれる人気の動画を紹介
赤ちゃんはいつから笑う? 笑顔を引き出す方法や笑ってくれる人気の動画を紹介
泣いているか寝ているかミルクを飲んでいるかの赤ちゃんがふと笑うと、パパママも幸せな気持ちになりますよね。赤ちゃんの笑いの種類や笑顔を引き出す方法、笑ってくれる動画などをご紹介します。

絵本を読み聞かせる

絵本を読み聞かせることも喃語が出ない赤ちゃんにとって効果的です。さまざまな色や形が描かれている絵本を読むことで赤ちゃんの脳を刺激し、言葉の発達を促してくれます。読むときは心地よいリズムのある声で、赤ちゃんに話しかけるように繰り返し読んであげてください。

絵本の読み聞かせの教育効果とは? 年齢別の絵本の読み聞かせ方法も紹介!
絵本の読み聞かせの教育効果とは? 年齢別の絵本の読み聞かせ方法も紹介!
絵本の読み聞かせが子供の成長にプラスになるのはみなさんご存知でしょう。では、具体的にどんな効果があるのでしょう。成長に合わせて、年齢ごとに読み聞かせのコツもあるんですよ。子供の想像力や集中力、国語力を育てる絵本読み聞かせの基本についてご紹介します。
0歳の赤ちゃんが喜ぶおすすめ絵本 定番から知育にぴったりなしかけ絵本まで
0歳の赤ちゃんが喜ぶおすすめ絵本 定番から知育にぴったりなしかけ絵本まで
「いつから読み聞かせをしたらいいのだろう?」こんな悩みを抱いたことがありませんか? 本に触れるのに「早い」ということはありません。0歳の赤ちゃんも絵本を通してたくさんの刺激を受け成長します。プレゼントにもおすすめの0歳児向け絵本を紹介します。

赤ちゃんの喃語にまつわるエピソード

喃語にまつわるエピソードを紹介!
赤ちゃんによって喃語は違うもの。ここからは実際に先輩パパママが体験した喃語にまつわるエピソードをご紹介します!

生後5ヶ月で喋った?

娘が5ヶ月の頃、いきなり「マンマ〜」と言ったのでびっくり! もう言葉が喋れるようになったのかと驚きましたが、どうやら喃語だったみたいです(笑)

喃語にも個人差があるんだと実感

上の子はとにかく喃語を話すのが遅くて…。生後9ヶ月頃に初めて喃語を話したときは感動ものでした。その2年後に下の子が生まれ、上の子みたいに喃語を話すのが遅いんじゃないかと心配だったのですが、なんと生後4ヶ月で喃語が! 喃語を話す時期は人それぞれ個人差があるんだな〜と思いました。

喃語の聞き間違いにほっこり

携帯のSiriが起動しているときに息子が「ブパァ〜マンマンッ」と喃語を発したところ、「豚まん」とSiriが聞き取ったみたいで、思わず夫婦そろって笑ってしまいました!

喃語が出なくて心配したけれど…

1歳をすぎても喃語が出なかった娘がある日突然「ママ、いない?」と意味のある言葉を話したんです。これにはびっくり。そのことをママ友に話したら、知り合いの赤ちゃんもうちと全く同じだったみたいで。こんなことってあるんですね!

まとめ

まとめ
喃語とクーイングは似ているため同じものだと思ってしまいますが、それぞれ別の言葉。赤ちゃんが喃語を話したときは反応したり、相づちをうったり、一緒に話したりときちんと対応してあげましょう。また、赤ちゃんが喃語を話す時期には個人差があります。なかなか喃語を話さない場合は、名前を読んだり、たくさん話しかけたり、笑わせてあげたり、絵本を読んだりして、たくさんコミュニケーションをとってみてください。喃語を話すときはひとときです。赤ちゃんの気持ちに寄り添いながらこの貴重な時間を一緒に楽しみましょうね。

ウチの子供は言葉が遅い? 言葉が遅い子の特徴と言葉を引き出すトレーニング方法
ウチの子供は言葉が遅い? 言葉が遅い子の特徴と言葉を引き出すトレーニング方法
「うちの子供は言葉が遅いかも」と言葉の発達に悩むママは少なくありません。同年代のおともだちが上手におしゃべりしていると、どうしても心配になりますよね。言葉が遅い原因や、「言葉が遅れていた子供がどう成長したか」先輩ママの体験談も紹介します。
赤ちゃんは1歳までにどのくらい成長するの? 月齢ごとの平均身長と平均体重、発育ペースは?
赤ちゃんは1歳までにどのくらい成長するの? 月齢ごとの平均身長と平均体重、発育ペースは?
赤ちゃんが生まれたばかりの新生児から1歳頃までは、人生で一番成長する時期です。この時期の赤ちゃんの成長はパパママにとっても心配なはず。そこで、赤ちゃんの月齢ごとの平均身長や平均体重、月齢ごとにどのように発育していくのかについてご紹介します。

はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Facebook、Twiiterなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!