赤ちゃん返りとは? イライラしないで上手く対処する方法は? 体験談も紹介
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先輩ママの「赤ちゃん返り」体験談
お兄ちゃん・お姉ちゃんだけではなく、一人っ子や末っ子でもさまざまなきっかけで起こる赤ちゃん返り。忙しいときほど駄々をこねられ、困ってしまいますよね。ママたちは、どうやってこの困難を乗り越えてきたのでしょうか? エピソードを交えてご紹介します!
赤ちゃん返りをいったりきたり
うちの5歳の長男は保育園では自分でお弁当を食べたりお友達におもちゃを譲ったりしているようなのですが、家では「構って」「やって」のオンパレード! 「ママに甘えたいんだな…」と思ってなるべく上の子を優先するようにしました。そうしたらだんだんと家でもお兄ちゃんモードになって、弟におもちゃを譲ってあげたり、一緒に遊んであげたりする時間が増えてきました。まだ赤ちゃんのように振る舞うこともありますが、「赤ちゃん返りを繰り返して成長しているのかな」と気長に構えています。
とことん、赤ちゃん扱いしています
下に弟ができたのがきっかけで、3歳頃から娘の赤ちゃん返りがはじまりました。「今まで一人でできていたでしょ!」「もうお姉ちゃんなんだからしっかりしようね?」と怒ったりなだめたりしても、ギャン泣きされるだけ。2人目育児で手一杯でしたが、腹を括りとことん娘の赤ちゃん返りに付き合うことにしました。「○○は赤ちゃんだもんね! かわいいでちゅね〜!!」と大げさに小芝居をうっていたら、寂しい気持ちが満たされたのか少しずつ収まってきました。
末っ子でも赤ちゃん返り…?
3人兄弟の末っ子で、ママの愛情を一身に受けてきた2歳半の息子。赤ちゃん返りはないだろうと安心していたのですが、友人宅に赤ちゃんが産まれ、息子を連れて遊びに行ったときに赤ちゃん返りを起こしました。友人の赤ちゃんを抱っこさせてもらい、「かわいい、かわいい!」と私が連呼していたら、「抱っこ〜」と急に甘えた声でしがみ付いてきてびっくり。友人宅のマット式メリーも独占し、仰向けになってゴロゴロしたり、ハイハイしたり。帰宅すれば収まるかと思いましたが、結局2ヶ月ほど続きました。
一人っ子のライバルは猫
我が家に猫がやってきたことがきっかけで3歳の娘の赤ちゃん返りが発動! 猫の可愛さに私も夫もメロメロになっていたらヤキモチを焼いたのか、急にわがままになったり、猫の真似をして「にゃーにゃー」と鳴いたり、「私と猫ちゃんどっちがかわいいでちゅか…?」と赤ちゃん言葉で聞いてきたり。「もちろん○○ちゃんの方がかわいいよー!」とたくさんフォローしていたら、娘も猫をかわいがってくれるように。思わずくすりと笑ってしまう赤ちゃん返りでした。
赤ちゃん返りをしないケースも!
二人目を妊娠したため、「4歳の娘の赤ちゃん返りに備えなければ」と先輩ママに相談。アドバイスをもとに、妊婦の頃から「赤ちゃんが生まれたらもっと楽しくなるよ!」「一緒にたくさん遊ぼうね!」と、赤ちゃんとの生活をポジティブに娘に伝えていました。そして出産後の産院でも、赤ちゃんは夫に任せて私はひたすら娘に構っていました。そのせいかどうかはわかりませんが、赤ちゃん返りはしませんでした。
まとめ
赤ちゃん返りは健全な「SOS」であり、子供は親に甘えやわがままを受け入れてもらうことで自分への愛情を再確認し、自己肯定感を養っていきます。イヤイヤ期に戻ったかのような赤ちゃん返りに、ママは本当に大変な思いをしていると思います。ですがいずれ構ってほしくてもそっぽを向かれてしまうときがやってきます。最近ではファミリーサポートやベビーシッターなどのサービスも増えていますので、うまく活用しながら今しかない赤ちゃん返りに向き合っていきたいですね。