赤ちゃんの首すわりはいつから始まるの? 首すわり前後の注意点や先輩ママの体験談を紹介
目次
赤ちゃんの首すわりって?
生まれたばかりの赤ちゃんはとても柔らかく、特に首はグラグラしていて不安定です。大人がしっかりと頭を手で支えてあげる必要があります。赤ちゃんの首は次第にしっかりしてきて、自分でしっかりと安定するようになります。このことを首すわりといい、赤ちゃんの運動機能の発達を確認する目安になります。
赤ちゃんの首すわりが始まる時期、完成する時期は?
抱っこをするとき、いつも首を支えて持ち上げなければいけない月齢の低い時期の赤ちゃん。首がグラグラする不安定な状態がしっかりとしてくるのは、どのくらいの時期なのでしょうか。赤ちゃんの成長には個人差がありますが、一般的な成長過程をご紹介します。
生後2ヶ月頃から5ヶ月頃が平均的
生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんをうつ伏せにしたとき、少し顎をあげる仕草を見せるようになります。抱っこをすると少しの間なら頭の位置を保てるようになり、少しずつしっかりしてきます。生後3ヶ月頃になると約5割、そして生後4ヶ月頃になると約9割の赤ちゃんの首が座ります。
赤ちゃんが首すわりをする前後の注意点は?
首すわりが見られ始めた前後は、まだ完全ではないため、首がガクンと大きく動きがちです。ガクンとなった後に泣き出すと「痛いのではないか」「脳に影響があるのではないか」と心配になりますが、赤ちゃんの体は柔軟性があります。何度も揺さぶられた場合は危険ですが、1度動いた程度であればあまり過度に心配する必要はありません。もし、何度も動かしてしまった場合は、まず赤ちゃんを安静にし、普段と違った様子がないかを確認しましょう。異常が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
首がすわる前と後で赤ちゃんの抱っこの仕方は変わる?
ふにゃふにゃと柔らかい生まれたての赤ちゃんは抱っこをするのも大変です。首が座ってくると自分で支えられる部位が増えるため、抱っこの仕方も変わってきます。首すわり前と首すわり後での抱っこの方法をご紹介します。
首すわり前
まだ運動機能が発達していない生まれたての赤ちゃんは、体全体を支てあげなければいけません。横抱きで、少し頭を高くする状態がベストです。抱っこ紐などを使う場合に縦抱きにすることもあるかもしれませんが、首が座っていない場合は首が苦しそうになっていないかをこまめに確認し、長時間縦抱きにすることは避けましょう。
赤ちゃんの首すわり後
健診で首すわりが確認された後でも、ときどき首がガクンと動いてしまうことがあります。縦抱きをはじめたばかりの頃は、手で支えながら様子を見るようにしましょう。生後4ヶ月を過ぎるといろいろなものに興味を持ち始めるので、縦抱きでなければ嫌がる赤ちゃんも出てきます。また、おんぶもできるようになるため、寝かしつけや家事もしやすくなるでしょう。
次のページでは、他の家庭では生後何ヶ月頃に首が座ったのかといった体験談をご紹介します。