赤ちゃんのお風呂はいつから? ワンオペで赤ちゃんとお風呂に入る時のコツ!
目次
【応用編】赤ちゃんの月齢・発達に合わせたお風呂の入れ方
生後0ヶ月、1ヶ月、7ヶ月と赤ちゃんの様子はどんどん変化していきます。月齢・発達に合った入浴のポイントをご説明します。
生後0ヶ月の新生児
生後0ヶ月の新生児は抵抗力が弱く、細菌に感染するリスクが高いため大人と同じお風呂ではなく沐浴をします。赤ちゃんの生活リズムをつけるために、決まった時間帯に5分間の目安で行いましょう。入浴時間はあくまでも目安なので、慌てなくて大丈夫です。慣れるまでは洗い流しが不要な沐浴剤を使ったり、沐浴剤と石鹸の両方を使い分けたりするのも良いです。沐浴のタイミングは自由ですが、授乳前後は避けるようにしましょう。授乳前は空腹で赤ちゃんの機嫌が悪くなりやすく、授乳後は赤ちゃんの胃に負担がかかるためです。
生後1ヶ月〜4ヶ月の首すわり前の赤ちゃん
生後1ヶ月頃になるとおへそが乾き、湯船への入浴ができる時期になります。健診で入浴の許可が出たら、いよいよ入浴デビューです。しかし、1ヶ月経ってすぐに沐浴を卒業する必要はありません。ママの体調や、入浴への不安がなくなったら始めてみましょう。沐浴の場合は、新生児期よりも汗や汚れが増えてくるのでしっかり洗い流すようにしましょう。生後1ヶ月~4ヶ月の赤ちゃんの首座り前は、赤ちゃんの首をしっかり支えてあげてください。お湯に浸かるのは1分程度と、短めにしておきましょう。
生後7ヶ月頃の赤ちゃん
生後7ヶ月頃になったらベビーバスは卒業し、大人と一緒に入浴しましょう。この時期の赤ちゃんはよく動くので、赤ちゃんが石鹸で滑って落ちてしまわないよう十分注意をしてください。お座りをし始めたら、赤ちゃん用のお風呂で使うイスに座ってもらい、一緒に入浴することも可能になります。慣れてきたら、湯船に浸かっているとき遊べるおもちゃを用意して赤ちゃんが楽しめるお風呂の時間を作ってあげましょう。
パパママ1人しかいないときの赤ちゃんのお風呂の入れ方
1人で赤ちゃんをお風呂に入れるときは、事前の準備をしっかりしておくことで慌てずに対応することができます。冬場は脱衣所が冷えるので暖房器具で暖めておき、浴室もシャワーや湯船の蓋を開けて暖めておきましょう。
用意するもの
まず以下の8つを脱衣所に用意して入浴後の水分補給を部屋に準備してから入りましょう。
- バスマット1枚(赤ちゃんを待たせるときやお風呂上がりに使用)
- バスタオル1枚(赤ちゃんを拭くときに使用するので広げてバスマットの上に置く)
- ガーゼ1枚
- 赤ちゃんの着替え(すぐ着られるようにボタンを外し広げて置くと良い)
- オムツ
- スキンケア用品一式
- パパママ用のガウン(湯冷めしないよう、すぐに羽織れるもの)
- ママ用タオル(髪を洗った後にまとめる用)
1人で赤ちゃんの体を洗う手順
準備ができたら入浴です。脱衣所に用意したバスマットの上で服を着せたまま赤ちゃんを寝かせて以下の手順で進めていきましょう。
- パパママが先に頭や体を洗います。ドアを開けて、声掛けしながら洗うと赤ちゃんは安心です。
- 赤ちゃんの洋服とオムツを脱がし、首をしっかり支えた状態で抱っこして浴室へ行きます。
- バスマットの上に座り、太ももの上で赤ちゃんを仰向けの状態で抱えます。
- 優しく湯船のお湯をかけ、赤ちゃんの体を洗っていきます。両手が使えず少し大変ですが慌てず、顔から順に洗っていきましょう。
- 背中を洗うときは、赤ちゃんとママが向かい合い、赤ちゃんの後頭部から首の後ろを手でしっかり支えて洗います。お尻は、パパママの片腕を赤ちゃんの両脇の下に入れて抱えると洗いやすいです。
- 湯船のお湯を使ってお尻を洗うときの格好のまま、頭から優しくお湯をかけて流し、湯船に浸かります。
ここで赤ちゃんのスキンシップの時間を楽しみましょう。お風呂が終わったらすぐに赤ちゃんをバスタオルで包みます。パパママはバスローブをさっと羽織り、スキンケアをして洋服を着せてあげましょう。
あると便利な赤ちゃん用お風呂グッズ
2人でも1人でも、赤ちゃんをお風呂に入れるのは大変です。少しでも楽になるように、自宅にあると便利なグッズを3つ選びました。
ねんね期の赤ちゃんのお風呂に最適!ひんやりしないおふろマットR
サイズ(幅×奥行×高さ): 680×470×290
材料・成分: ポリプロピレン
重量: 862g
使用月齢: 0ヶ月~6ヶ月
参考価格:2,206円(税込)~
赤ちゃんを洗うときに、一時的に寝かせておくためのマットです。寒さや転倒などを防ぐのに適しています。パパママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れるときに待たせておくときにも使用できます。
お座りができたら楽になる!ふかふかベビーチェアR
サイズ:46x48x27H(cm)
対象月齢:7ヶ月~2才頃まで
参考価格:1,620円(税込)~
お座りができるようになったら、お風呂用ベビーチェアを使って赤ちゃんを待たせておくことができるようになります。ベビーチェアがあれば、赤ちゃんが座り姿勢で遊びながら待つことができるため、パパママも慌てずゆっくり入浴できるようになります。
手にはめるだけで、洗いにくいところもしっかり洗える「パパ洗って」
素材:ポリプロピレン95%、ポリウレタン5%、
参考価格:325円(税込)~
「タオルだと首や手足のシワなどが洗いにくい……」「ガーゼを持っていると、赤ちゃんを落としてしまいそう!」そんな不安を、この手袋型のスポンジが解消します。手にはめて指でなぞったり擦ったりするだけできれいに洗えるため、パパママの手元が安定します。
赤ちゃんをお風呂に入れる方法を動画で紹介!
赤ちゃんを初めてお風呂に入れるのを動画で確認したい、というパパママ向けにベビーカレンダーが公開している動画をご紹介します。皆さんのお子さんをお風呂に入れる際の参考にしてください。
まとめ
赤ちゃんにとってお風呂の時間は汗や汚れを流すだけではなく、心身の丁度よい運動や信頼できる家族とのリラックスタイムでもあります。声をかけてコミュニケーションやスキンシップをして、赤ちゃんとパパママにとって楽しいバスタイムを過ごしてください。