【保存版】新生児からの粉ミルクおすすめ7選! 安心・使いやすい・コスパ良しな粉ミルクはどれ? 賞味期限は?
粉ミルクの種類
粉ミルクは以下の3種類に分けられます。
- 育児用ミルク(新生児~)
- アレルギー対応ミルク(アレルギーのある新生児~)
- フォローアップミルク(生後9ヶ月頃~)
3種類の粉ミルクの違いについてご紹介していきますね。
育児用ミルク(新生児~)
育児用ミルクは母乳に近い成分で作られているため、母乳の代わりとして飲ませるミルクです。育児用ミルクの成分は厚生労働省の基準で定められているため、メーカーによる大きな違いはありません。しかし、粉ミルクの味はメーカーによって異なります。粉ミルクの味によって赤ちゃんが飲んでくれないこともあるので、赤ちゃんの好みの味を選びましょう。入院中に産院で使われている粉ミルクをしっかり飲んでくれているのであれば、退院後も同じメーカーのミルクを使ってみるといいですよ。
アレルギー対応ミルク(アレルギーのある新生児~)
アレルギー対応ミルクは、育児用ミルクでアレルギー反応が出てしまう赤ちゃんも飲める粉ミルクです。牛乳に含まれる「カゼイン」というたんぱく質にアレルギー反応を起こしてしまう赤ちゃんもいるため、その場合は医療機関を受診し赤ちゃんに合ったアレルギー対応ミルクを選びましょう。
フォローアップミルク(生後9ヶ月頃~)
フォローアップミルクは、離乳食では十分に摂りにくい栄養を補うために飲む粉ミルクです。フォローアップミルクにはカルシウムやミネラルなど、生後9ヶ月頃から不足しがちな栄養素が含まれています。離乳食の食べが悪かったり、栄養が足りていないと感じたりした時などに、赤ちゃんに飲ませます。離乳食メニューに混ぜて活用する方法もありますよ。
粉ミルクは「缶・詰め替え・スティック・キューブタイプ」どれがいい?
粉ミルクのパッケージには、いくつかタイプがあります。初めての育児では、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。お家用、お出かけ用など、シーンに合わせて使うのもおすすめです。それぞれの特徴についてご紹介しますね。
缶
粉ミルク缶は大容量でコスパもよく、メーカーの種類も豊富です。粉ミルク缶は、外出時など持ち運びには向いていません。外出の際は、粉ミルクを別の小さい容器に移すなどひと手間が必要です。粉ミルク缶を自宅用で使う分には経済的でおすすめです。
詰め替えタイプ(プラスチックケース)
粉ミルクにはプラスチックケースの詰め替えタイプを展開しているメーカーがあります。粉ミルク缶は処分するのが大変だったり、大きな空き缶がかさばるなどのデメリットがあります。しかし、詰め替えタイプの粉ミルクはプラスチックケースに、粉ミルクが入ったパッケージをセットするだけ。捨てる際も空になったパッケージをくるくると丸めてコンパクトに捨てることができます。価格は粉ミルク缶に比べると割高です。また、密閉性は缶タイプに劣るので、夏場は缶タイプ、冬場は詰め替えタイプのプラスチックケースを使うと便利という声もありました。
スティック
スティックタイプは、粉ミルクが個包装されています。外出時は個包装されているパッケージを持って行けばいいのでかさばらず、空になったパッケージは外出先で処分でき便利です。個包装になっているので旅行や非常用にも使えます。赤ちゃんの粉ミルクを飲む量が少ない場合は計量する手間ができてしまいます。
初めての粉ミルク選びで迷ってしまう場合は、スティックタイプでお試しするのもおすすめです。飲んでくれるようであれば、粉ミルク缶に以降してもいいですね。
キューブ
キューブタイプの粉ミルクは、ミルク作りが簡単にできます。粉ミルクがキューブ状になっており、哺乳瓶に何個いれたかすぐに把握することができるため、軽量も簡単です。1つのキューブで40mlのミルクが作れるので、120mlのミルクを作る場合キューブを3つ哺乳瓶に入れてお湯をそそぐだけ。外出時の持ち運びにも便利です。コスパはあまりよくないので、母乳育児だけどたまに粉ミルクをあげる場合や外出時など持ち運び用として使うのがおすすめです。
【新生児から飲める】おすすめの粉ミルク7選!
コスパ第1位!「雪印メグミルク ぴゅあ」
粉ミルク1gあたりの価格が約2円と、とにかくコスパがいい商品です。安いので品質に不安を感じる人もいるかもしれませんね。「雪印メグミルクぴゅあ」は病産院での広告宣伝費用を抑えているので、低価格での販売が実現しました。厚生労働省に定められた基準に基づき、赤ちゃんの成長に必要な成分はちゃんと含まれています。赤ちゃんも味を気に入ってくれるのであれば、コスパも良く、経済的にも嬉しい粉ミルクですよ。
1gあたりの価格 | 約2円 |
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パッケージの種類 | 大缶(820g)、スティック(13g×10本) |
口コミ | ・粉ミルクを飲んでくれないので悩んでいたが「ぴゅあ」に変えたらごくごく飲んでくれるようになった。 ・コスパがいいので気に入っています。 ・病産院の広告費を抑えて安く販売してくれる点が好印象です。 |
母乳に近い成分でコスパもいい「和光堂 レーベンスミルク はいはい」
タンパク質のバランスを母乳に近づけ、母乳に含まれるガラクトオリゴ糖を配合しています。粉ミルクが苦手な赤ちゃんでもミルクの甘さでごくごく飲んでくれるかもしれませんね。大缶、小缶、スティックタイプと、赤ちゃんの飲み具合や育児の状況に合わせてサイズを調整できるのも親切です。
1gあたりの価格 | 約2.3円 |
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パッケージの種類 | 大缶(810g)、小缶(300g)、スティック(13g×10本) |
口コミ | ・母乳が出なくなってしまったので粉ミルクに以降しました。他のメーカーも試しましたが1番よく飲んでくれました。 ・アラキドン酸やラクトフェリンなどが含まれていて、さらに安いので嬉しいです。 |
香りや色も母乳に近づけた「アイクレオのバランスミルク」
アイクレオのバランスミルクは母乳の香りや色を母乳に近づけています。母乳と粉ミルクの混合育児の赤ちゃんでも、抵抗なく飲んでくれそうですね。ヌクレオチドという赤ちゃんの成長に必要な成分を日本の粉ミルクメーカーで初めて粉ミルクに配合しています。
1gあたりの価格 | 約3.8円 |
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パッケージの種類 | 大缶(810g)、小缶(300g)、スティック(12.7g×10本) |
口コミ | ・他の粉ミルクメーカーと比べるとうんちが臭くない気がします。 ・大人が舐めても味がおいしく、値段が高いのも納得です。 ・アイクレオに変えたらごくごく飲んでくれるようになった。 |
詰め替えタイプも展開!「森永はぐくみ」
赤ちゃんがおいしいと感じる甘さでごくごく飲んでくれると定評のある粉ミルクです。森永はぐくみは、プラスチックケースに詰め替えできるエコらくパックも展開しています。粉ミルク缶だと少なくなった粉ミルクをすくうために、手を缶の奥に入れなければいけないので、衛生面が気になります。しかし、エコらくパックはパッケージの奥に手を入れなくても最後まですくえるので衛生的です。密閉性は缶タイプの方が優れているので、夏場は缶タイプ、冬場はエコらくパックと使い分けているママもいました。
1gあたりの価格 | 約3.1円 |
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パッケージの種類 | 大缶(810g)、小缶(300g)、スティック(13g×10本)、エコらくパック(400g×2) |
口コミ | ・エコらくパックに変えたら、粉ミルク作りから処分まですごく楽になりました。 ・他メーカーに比べると溶けやすいと感じました。 |
安心できる甘さ!「雪印ビーンスタークすこやかM1」
溶けやすさに定評があります。溶かす際に回しても泡立ちにくい点もママが嬉しいと思う点です。甘すぎないので、赤ちゃんにも安心して飲ませることができますね。産院で使っていたのでそのまま使い続けているというママも多いようでした。
1gあたりの価格 | 約3.1円 |
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パッケージの種類 | 大缶(800g)、小缶(300g)、スティック(13g×18本) |
口コミ | ・付属のスプーンが使いやすいです。 ・産院で使っていたのでそのまま使い続けています。 |
粉っぽくなく軽量もしやすい「明治ほほえみ」
缶タイプは蓋とすりきりが一体化しているので、使いやすいと定評があります。溶けやすく粉っぽさが残らない点もポイント。口当たりがなめらかだと赤ちゃんも飲みやすいですよね。キューブタイプも展開しており、外出時や非常用として使い分けたりストックしておくのもおすすめです。
1gあたりの価格 | 約3.2円 |
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パッケージの種類 | 大缶(800g)、キューブタイプ(21.5g×5袋) |
口コミ | ・キューブタイプは軽量の手間がないので、とても楽。はかり間違いもないので便利です。 ・溶けやすいので赤ちゃんにも安心して飲ませられます。 |
豆乳に近い味に好き嫌いが分かれる「森永乳業E赤ちゃん」
甘すぎないので糖分は気になりませんが、大人が飲むとあまりおいしくないと感じるようです。溶けやすく、パッケージ展開も豊富なので、赤ちゃんが気に入ってくれれば飲ませ続けることができるでしょう。
1gあたりの価格 | 約3.8円 |
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パッケージの種類 | 大缶(800g)、小缶(300g)、スティック(13g×10本)、エコらくパック(400g×2) |
口コミ | ・うんちの回数や食いつきも問題なく子供との相性いいように感じました。 ・産院で紹介されてから長年愛用しています。 |
粉ミルクの賞味期限は?
一般的な粉ミルクの賞味期限は開封後1ヶ月です。粉ミルクのパッケージに記載されている賞味期限は開封前の状態でのことなので、開封したら賞味期限は1ヶ月となります。開封すると、粉ミルクの味や栄養素の劣化が始まってしまいます。また、粉ミルクのパッケージには「直射日光の当たらない暗闇保存してください」と記載されています。温度や湿度の変化で、粉ミルクの品質が落ちてしまうので、推奨されている保存方法や賞味期限は守りましょう。
まとめ
粉ミルクはメーカーによって味も価格もさまざまです。粉ミルクの栄養素は厚生労働省の基準で定められているので、大きな違いはありません。日本で販売されている粉ミルクであれば、赤ちゃんに安心して飲ませることができますよ。コスパや赤ちゃんが飲んでくれるかで選んでみましょう。産院で飲んでいた粉ミルクを継続して飲ませ続けるママもいますよ。
初めて飲ませる粉ミルクの味を赤ちゃんが気に入ってくれるかわからない場合は、スティックタイプやキューブタイプなど少量のパッケージで試してみるのもおすすめです。産院や赤ちゃん用品店で粉ミルクのサンプルをもらえることも多いですよ。赤ちゃんがしっかり飲んでくれて、パパママも使い勝手のいい粉ミルクを見つけられるといいですね。