【助産師監修】新生児の赤ちゃんが手足をバタバタする理由は?寝ない・泣き止まない時の対処法を紹介!
目次
監修者紹介
赤ちゃんの手足バタバタとは? いつまで続く?
生後2、3週間頃~自分で体を動かせるようになるまで
赤ちゃんが泣きながら手足をバタバタさせていると「どこか痛いの?」「何か異常があるのでは…?」と不安を感じてしまうパパママもいるでしょう。泣いていない時でも、赤ちゃんが激しく手足をバタバタさせていると心配になってしまいますよね。赤ちゃんが手足をバタバタさせる行為は、赤ちゃんの成長に欠かせない行動の1つなので、落ち着いて対応してあげてくださいね。
赤ちゃんの手足バタバタはママのお腹の中にいる頃からすでに始まっていると言われており、生後2週間~3週間頃から多く見られるようになります。赤ちゃんの手足バタバタが見られなくなる時期には個人差がありますが、生後6,7ヶ月頃に赤ちゃんがハイハイするようになったり、自分の意思で自由に手足が動かせるようになると、だんだん手足をバタバタさせる動きは見られなくなります。
新生児の赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由
新生児の赤ちゃんはどんな時に手足をバタバタさせているのでしょうか。赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由を見ていきましょう。
赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由1:運動機能のトレーニング
生まれたばかりの赤ちゃんは、中枢神経や運動能力が未発達で、まだ体を自由に動かすことができません。赤ちゃんは手足をバタバタさせながら筋力を鍛え、脳と体のトレーニングをしているのです。赤ちゃんが「こうすると腕が動くんだな」と考えていると思うとなんとも可愛いですね。赤ちゃんが泣いていないなら見守ってあげましょう。
赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由2:遊んでいる
赤ちゃんは手足をバタバタさせて遊んでいることがあります。赤ちゃんの手足が布団にぶつかる「バタバタ」という音や、赤ちゃんの動きに反応したパパママの声が嬉しいのかもしれません。赤ちゃんは手足をバタバタさせて遊びながら、触覚や聴覚など、いろいろな感覚を養っています。赤ちゃんが手足をバタバタさせて遊んでいるなと思ったら、パパママも赤ちゃんにたくさん声をかけてあげるといいですね。
赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由3:不快感を訴えている
赤ちゃんが泣きながら手足をバタバタさせている場合は、お腹が空いた、おむつが濡れていて気持ちが悪いなど、何か不満や不快感を訴えている可能性があります。時間が経つにつれて赤ちゃんが泣いている理由が変わることもあるので、1度試したことでも根気よく試してみましょう。
よくあるケースは、始めは仰向けに飽きて泣き出す→抱っこされたら泣き止める場合もあるが、泣いているうちにどんどん暑くなり、最終的には涼しい廊下に出る、クーラーで涼しいところにいくと泣き止めたりすることが多いです。
次のページでは赤ちゃんが手足をバタバタさせて泣いたり寝ない時の対処法について、赤ちゃんを落ち着かせてくれる手遊び歌の動画などをご紹介します。