子供にストライダーがおすすめな理由とは? 何歳から何歳まで乗れるの? 自転車としても使える?
目次
ストライダーってどんな乗り物?
子供がストライダーを楽しんでいる姿をあちこちで見かけますが、ストライダーは2007年にアメリカで生まれた乗り物で、誕生してからまだ10年ほどしか経っていまない、新しい乗り物です。ストライダー社の創業者が、自分の息子のために作った軽くて、コンパクトで、カッコいい、1台のペダルのない自転車がストライダーのはじまりです。日本には2009年に紹介され、今では日本各地に専門店があり、ストライダーだけの子供たちのレースが行われたり、部品を交換して世界に1台だけのストライダーを作って遊ぶのも盛んになっています。
子供にストライダーがおすすめな理由とは? メリットと効果について
ストライダーは軽量でタフ、メンテナンスも簡単
2歳前後の子供がストライダーに乗ることができるのは、ストライダーは3kgほどと非常に軽量だから。小さな子供がストライダーを自分で起こして、またがるのは簡単です。それだけ軽量なのに何度も倒しても頑丈なパイプで作られたストライダーはまず壊れません。自転車のようにタイヤを交換することもなく、ブレーキもないので、整備しなければいけない箇所もほとんどありません。一度、購入してしまえば、よほどのことがない限り、整備や修理にお金がかからない乗り物です。
ストライダーなら小さなうちからバランス感覚を養うことができる
ペダルのない自転車、ストライダーは子供の成長にどんなメリットがあるのでしょうか。よく知られているのが、子供が小さいうちからバランス感覚を養えることでしょう。ストライダーで遊びながら養ったバランス感覚は自転車に乗るときに役立ちますし、大きくなって他のスポーツを始めるときにも役立つでしょう。
ストライダーは楽しみながら全身を使った運動ができる
自転車で同じ効果は得られないの? と思うかもしれません。自転車は平均すると5~6歳になってから乗るのが一般的で、ストライダーは後でもご紹介しますが、1歳半から乗ることができます。まだ子供が小さいうちからバランス感覚を養うことができるのです。また、ペダルがないことで、子供は自分の足で地面を蹴り、バランスを取りながら前に進みます。自転車と比較すると「ペダルがない」ため、ストライダーを前に進ませるのに全身を使う必要があります。ブレーキもないので、ストライダーを停車させるときは足を使う必要もあります。2歳前後の子供が全身を使いながら、ここまで遊べる乗り物はほかには見当たりません。
ストライダーは何歳から何歳まで乗るもの?
子供たちが公園で楽しそうに遊んでいるストライダーは、一体何歳から何歳まで乗れるのか気になるパパママも多いのではないでしょうか?
ストライダーの対象年齢は1歳半~5歳まで
ストライダーの対象年齢は「1歳半~5歳まで」です。対象年齢は、メーカーや種類によって異なるため、使用前に確認しましょう。ストライダーは補助輪やスタンドがなく不安定な乗り物。単体で自立できないため、歩き始めたばかりの子供には不向きです。自転車の中では比較的軽量(約3キロ)なので、1歳半くらいになるとコントロールできるようになります。ただし、まだ力のついていない小さな子供にスライダーを使わせるのには危険が伴います。転倒防止のために必ずヘルメットを被らせ、パパママはスライダーが倒れないように支えてあげましょう。
自転車への乗り換えを機に、ストライダーを卒業する子が多い
ストライダーは早くから利用できる乗り物ですが、子供が自転車へ乗り換えるタイミングで卒業する子が多いようです。理由は、自転車のペダルをこぐ練習ができないためです。成長と共に、ペダルをこいで進む動きを覚える必要があり、そのタイミングで卒業するケースが多くなっています。
ペダルを取り付けて自転車にできるストライダー「ストライダー14x」なら7歳まで楽しめる
通常のストライダーより少し大きく、重くなりますが、「ストライダー14x」というモデルなら最初は通常のストライダーとして、自転車に乗れそうな年齢になったらペダルを取り付けて、子供用自転車としても楽しむことができます。前後ブレーキも装備していて、公道走行も可能なモデルなので、ストライダーの卒業を考えているパパママはストライダー14xへの乗り換えを考えてもいいかもしれません。
ストライダーには何歳から乗せるのがベスト?
ストライダーの対象年齢は1歳半からと早いですが、そのくらいの年齢だと、まだ歩きはじめたばかりの子供もいることでしょう。対象年齢とは関係なく、ストライダーは何歳から乗せるのがよいのでしょうか。
ストライダーにしっかりと乗れるのは、2歳過ぎから
多くの子供は、2歳を過ぎてからストライダーに乗れています。2歳児といえば、ヨチヨチ歩きだった1歳ちょっとの頃と比べ、パパママが支えなくても1人でしっかり歩く姿が見られます。中には、走り回ったりジャンプしたりする子供もいますね。2歳を過ぎる頃には、少しずつ力がついてくるため、ストライダーも両手でしっかり支えられるようになるでしょう。2歳の誕生日プレゼントにストライダーを選ぶパパママもいます。
ストライダー公式オンラインショップでは名入れができる!
2020年7月~ストライダーの公式オンラインショップで車体を購入すると、オプション(有料:税込1100円)で「お名前シール貼付サービス」を注文することができます。お名前シールはストライダー本体にマッチする3種類のデザインから選べて、アルファベット8文字まで入れられます。公園などでは、まったく同じ車体に乗っている子供もいることがあるので、名前入りはうれしいですよね。 公式オンラインショップ限定のサービスなので、お誕生日プレゼントなどで検討しているパパママは要チェック!
お名前シール貼付サービス(ストライダー公式オンラインショップ)
子供自身が興味を持ったときが、ストライダーの始めどき!
ストライダーは無理に乗せる必要はありません。子供は好奇心旺盛なので、ストライダーの乗り方は自然と上達しますが、パパママが無理に乗せて転んでしまうとトラウマになって「乗らない」と拒否される可能性もあります。ストライダーは対象年齢に関係なく、子供が興味を持ち始めたときに乗せるのが最適のタイミングといえます。まずはストライダーを子供に見せて、自分から乗りたがるか様子を見てみましょう。子供がストライダーに乗りたい気持ちが強いようなら、パパママは転倒しないようにサポートしてあげるのがポイントです。
次のページではストライダーには何歳から乗せるべきか、へんしんバイクとの違いなど、よくある質問や、ストライダーの種類ごとの違い、おすすめ商品をご紹介します。