乳児・幼児も楽しめる手遊び歌を教えます! 0歳からママと歌を楽しもう
目次
0歳からの手遊び歌―お座りで楽しめる中級編
赤ちゃんは生後5ヶ月から腰がすわりはじめ、生後8ヶ月頃にはひとりで長くお座りができるようになっているでしょう。この頃から向かい合ってふりつけをしたり、本格的に手遊び歌が楽しめるようになってきます。
腰がすわってきた赤ちゃんなら、パパママのひざ上などにしっかりと抱え、ひとりで座れる赤ちゃんでも万が一倒れても大丈夫なように周りに柔らかいクッションを用意するなど、安全に気をつけておこなってくださいね。また、赤ちゃんの発達には個人差が大きいので、月齢を目安にするよりも赤ちゃん自身の様子を観察して、できる範囲で楽しみましょう。
0歳からの手遊び歌―中級編1. 「とんとんとんとん ひげじいさん」
簡単な手の形でさまざまな人物に変身できる楽しい歌です。アンパンマンやディズニーのキャラクターが登場する替え歌もよく知られているので、保育園や子育てセンターのイベントなどで聞いたことのある方もいるかもしれません。まずはパパママがやってみせてあげたり、ひざ上に抱っこしてあげて鏡の前でやってみたりするのもいいですね。
0歳からの手遊び歌―中級編2. 「ミックスジュース」
顔のパーツをフルーツにみたてたかわいい歌です。フルーツの絵本などを目にする機会を増やしてから歌ってあげると理解が早まるかもしれません。「ちゅっ」のところも恥ずかしがらずにおもいっきり楽しくやってみせましょう。子供が真似してくれたらうれしいですね。
0歳からの手遊び歌―中級編3. 「むすんでひらいて」
グーとパーだけでできるふりつけなので、小さなうちから楽しめますね。「むすんで」がピンとこないようなら「ぎゅーして」「グーにして」と言い換えてもいいでしょう。歌の最後を「その手を、お腹に~」「頭に~」と替え歌にして、お互いの体に触れ合う遊びにするのも楽しいですよ。
0歳からの手遊び歌―たっちで楽しめる上級編
たっちができるようになると、体全体を使うような手遊び歌が楽しくなってきますね。歌詞と連動したふりつけをすることで、名詞や動詞など、言葉への理解が高まることも期待できます。リズムをとるのが楽しくて、ふりつけをしてくれなかったり、音楽に聞き入ってじっと動かなかったりすることもあるかもしれませんが、それも子供それぞれの楽しみ方です。子供の成長に合わせて、興味がありそうなテーマの手遊び歌を選ぶなど、親子で楽しい時間にしましょう。
0歳からの手遊び歌―上級編1. 「あたま・かた・ひざ・ポン」
ねんねの頃から楽しんでいた歌がたっちでできるようになってきましたね。この頃には自発的にできるようになっている子供もいるのではないでしょうか。パパママと向かい合って、始めはゆっくり、だんだんスピードをあげていくと、ふりつけが追い付かなくなってきて、ハチャメチャな踊りになって楽しいですよ。パパママも本気でやってみせてくださいね。
0歳からの手遊び歌―上級編2. 「はじまるよはじまるよ」
楽しく歌った最後には手をひざにおいて集中する姿勢がとれるので、読み聞かせイベントの冒頭やプレスクールで歌われることがある手遊び歌です。おうちでパパママと一緒に遊んで知っておけば子供もより楽しめますね。細部のバリエーションはさまざま歌い継がれているので、触れることの多いバージョンで覚えておきましょう。
0歳からの手遊び歌―上級編3. 「いわしのひらき」
この歌は1番の「いわし」から「にしん」「さんま」「しゃけ」「くじら」と1本ずつ指を増やしていく手遊び歌なので、手指のよい運動になります。3本指などがまだ難しいなら、ずっと1本指またはずっと5本指でも楽しく遊べますので、ふりつけにはこだわらず、独特のリズムを楽しみましょう。
お手本通りにやらなくても良い。大切なのは親子の時間を楽しむこと
手遊び歌にはふりつけがあるので、きちんと覚えてほしいからと教えることに一生懸命になってしまうことがあります。しかし、赤ちゃんのうちはふりつけにこだわらず、コミュニケーションの時間ととらえて、親子で笑顔が交わせるように楽しみましょう。名前を入れた替え歌や、赤ちゃんのできることに合わせたオリジナルバージョンも楽しいものです。成長の度合いでできることが変わっていくので、動画をとっておいてもよい思い出になりますね。
また、歌とふりつけを知っていればオモチャがなくてもどこでも楽しめるのが手遊び歌のよいところです。電車の移動時間や病院の待ち時間など、赤ちゃんの機嫌が悪くなりそうな時にお気に入りの手遊び歌を口ずさめば、笑顔になってくれるかもしれません。いくつか覚えておいて、親子一緒に笑顔の時間を増やしましょう。
まとめ
ねんねの頃からたっちができるようになった子供と一緒に楽しめる手遊び歌をご紹介しました。歌とふりつけを知ることで、手足の運動になり、心身の発達を促す効果が期待できる手遊び歌を赤ちゃんとの生活に取り入れて、ぜひ親子で楽しんでくださいね。