七五三の初穂料とは? 金額、のし袋の書き方、渡し方など注意点も紹介!
目次
七五三の初穂料 こんな時どうする?
七五三の初穂料に関する疑問をまとめました。こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
お札は新札でないとだめ?
お札は新札がベストですが、新札以外は必ずしもダメというわけではありません。多少折れ目が入ったお札などでも、問題はありません。しかし、あまりにしわくちゃだったり破れていたりするものは避けましょう。
新札を用意し忘れてしまった場合は、低温のアイロンでしわを伸ばす方法もあります。その際、必ず低温で行うこと、お札の表面左下にある偽造防止のホログラムにはアイロンをかけないこと、を注意してくださいね。
5千円を千円札5枚で包んでもいい?
5千円を包む場合は、5千円札を使うほうが金額が一目でわかるため間違いが少なくて済みます。しかし、5千円札がない場合は、千円札5枚でも大丈夫です。
封筒に入れるお金の向きは?
封筒に入れるお札の向きは、封筒の表面にお札の人物が来るようにします。さらに、お札を入れる部分を上にした時に人物が上部にくるように入れましょう。
七五三の初穂料 渡す時のポイントは?
七五三の初穂料はいつどこで渡すのでしょうか? また、渡す時のポイントや気をつけるべきマナーはあるのでしょうか?
申し込み・受付の際に渡す
神社やお寺にはご祈祷の受付をする社務所や寺務所があります。申し込み用紙に記入をし、用紙と一緒に初穂料を納めてください。その時「お供えください」と一言添えるとより丁寧でしょう。
袱紗(ふくさ)を使うのがマナー
初穂料を持っていく時は、袱紗に入れるのがマナーです。袱紗は水引の形が崩れたり、のし袋がよれたりするのを防ぐことができるだけでなく、お祝いをする真摯な気持ちが伝わり格調高くなるでしょう。七五三は慶事なので赤、ピンク、オレンジ、ゴールドといった暖色系の色がおすすめです。参考までに、弔事の場合は青、グレーといった寒色系が主になります。慶事にも弔辞にもどちらも使用できる色としては、紫があります。薄いものだと弔事寄りになってしまうので、濃紫を選ぶとよいでしょう。ものによっては、裏表で色が違うリバーシブルタイプもありますよ。袱紗にはのし袋を巻いて包む「風呂敷タイプ」と出し入れに便利な「金封タイプ」があります。お好みで選んでみてくださいね。
風呂敷タイプ
フォーマルで格調高い風呂敷タイプの袱紗です。中には台紙が入っているので、しっかりとのし袋を包めます。台座はリバーシブルになっていて、慶事には朱色を、弔事には緑色を表にして使用できます。
金封タイプ
出し入れが便利な金封タイプで、ワンポイントの柄が入ったおしゃれな袱紗です。パパママどちらが持ってもしっくりくるデザインですよ。赤色と紺色のセットなど、全部で5種類あるのでお好みのものを選んでください。
七五三の初穂料は前もって準備しよう
七五三の初穂料を入れるのし袋は、100均やコンビニなどで簡単に手に入ります。だからといって、七五三の当日に準備するとバタバタして思わぬ間違いが起きてしまうかもしれません。
書き損じる、当日に必要なお札が用意できていない、筆ペンがないなどのトラブルが起きて焦らないように、初穂料は前もって用意しておきましょう。
まとめ
七五三の初穂料は神社によってさまざまです。神社やお寺でご祈祷を受ける機会は少ないため、知らなかったことも多いかもしれませんね。当日スムーズにご祈祷を受けるために、初穂料は前日までに用意しておきましょう。